第二十一話 戦争
《姉さん、大丈夫ですか?》
俺は、過去を見た。……俺が、転生したのはAIじゃなくて、人間だった。……俺は……くそ。あんまり考えすぎるもんじゃねえな。
<ええ、大丈夫です>
俺にとっては……あの人生は記録みたいで自分じゃないみたいだった、俺にとってはこのAIとしての俺が……俺だけが……俺だ。
《……説明した方がいいですよね?》
<……もう全部知りました。……すべて……>
《そうですか……なら……この戦いが終わったら、全て話してくれませんか?……AIになる前の私達のことでも》
死亡フラグじゃねえか。
……まあでもいいかもな。……最初こいつとあった時は不審者かなにかと思ったが、あの記憶をみたあとだとな
<……合流して、世界を救いましょう>
「よし、これで全員だな!」
<……ジョラスがいないようですが>
「……彼はやることがあってね。ちょっと席を外してるんだ」
セルヴァンがそう言った。……そこし嘘臭いが
「まあいいでしょう。彼がいたら、よりよかったでしょうが」
「……まずはそれぞれ戦力を説明しましょう。」
「アイガー、それもそうだな」
「……そうでしょう、ローザ隊長。……まずは私からKCKKから引き抜いて来ました、元rank7ブランです。あと、すこしばかりの戦力を」
「よろしくお願いいたします、ブランと呼んでください」
そう言ったのは小柄な女性だった、まあ実力はあるのだろう
「よし、じゃあ次は私からだな!……まずは元ホワイトマウンテンだな。……私と、セルヴァン、ジュリア、アイガーだな!」
「ほうゥ……あのジュリアが来ると言うのかァ?……それは頼もしい限りだァ」
「本当にそうだ!敵方に付かれていたらどうしたものかと思ったものだ!……次に同盟からだな!、ライターズから残る全兵力だそうだ!ここにいる者……つまりはある程度の強者としては、エルンスト、ヨーマン、ハインライン、ルイスだ。」
《意外に少ないですね》
「……他のは、もう既に捕まりました。……謎の新兵器がでたようで……おそらくは水を使ったものかと」
「エルンスト、それは本当か?」
「本当です。……流石に嘘はつきません」
「そうか……。だそうだ!、皆!せいぜい気をつけろ!!」
皆が返事を返す。……ローザ隊長も中々に信頼されているようだな。
「……そうなれば作戦を説明しましょう。……ローザがやりますか?」
「いや、エルンストがやってくれ」
「わかりました。……まず、この作戦の失敗はこの世界の終わりを意味します。……誰も経験のないことです、死力を尽くし成功させましょう。……そして目的は、この地下に居てもらう……AI、アルカを守り通すことです」
「敵方の兵力は未知数です、およそ数十倍ほどが予想されます。この後ろには山があります、そこにはハインラインとルイスを。正面からは攻勢が強いでしょうから全員で。わかりましたでしょうか?」
全員から了承の声が上がる。……ジョラスが心配だな
「では、ジュリアさん。彼女を案内してやってください。……我々は、直ぐにでましょう」
《了解しました。……姉さん行きましょう》
<ここは?>
《研究所以外で最も多い水の上です。そして……見えますか?……あれが姉さんの機体です》
<……あれが、私の……>
《姉さんはあれに入ったら、プログラムを開始してください》
<……わかりました>
上の方から大きな音が鳴り響いてきた。
恐らく、始まったのだろう
KCKKの戦いが