企業AI「AI転生って転生なのだろうか?」   作:酔生槿花

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ここ最近、短いのばかりで申し訳ございません


第七話 会議

KCKK社本部のある一室、隊長室にホワイトマウンテンの隊員三人が集まっていた。椅子にすわっているのがrank1ローザ、右側のソファに座っているのがrank4セルヴァン、左側に座っているのがrank5アイガー。彼らは今後について話しあっていた。

 

「セルヴァン、議会はどういう方針なんだ?」

 

「ローザ隊長、それはどういう意味ですかな?」

 

「古代技術についてだ。これは勘だが、何かおかしい」

 

「そうです、セルヴァン。手のひらまで出てきては何かないと言う方が不自然です」

 

「ふむ、そうは言われてもね……議会の方針は今までと同じだよ。……だが一つだけ変わったことが有ったか」

 

「変わったことか?」

 

「ええ、それは予算をかなりこちらに回してきたことだよ。金の亡者の議会にしては珍しかったが……」

 

「なるほど……ローザ隊長、これはめんどくさいことになりそうですね」

 

「ああ、だが私も考えてみたんだが……ある一つの考えに至ったんだ」

 

「それはどういう……?」

 

「現在私達KCKK社と敵対するのはアカンサス社がトップに立つ対KCKK社同盟だ。だがこの同盟の目的がいまいちわからない」

 

「侵略に対抗するためではないのですか?」

 

「アイガー君、私も考えてみたがそう考えるとおかしいんだ。それは要塞の位置だ。」

 

「セルヴァンはわかったようだな。最近新設された要塞の位置をみるとその殆どが同盟企業の支配下の中にある。そしてその位置は……」

 

「要塞ムーサイオンが古代技術調査地点Cの、要塞ペルガモンが地点Bの、要塞セラペウムが地点Aの近く。重なるにしては不自然だ。ましてや要塞とは何か守るためにあるものだ、つまりは……」

 

「古代技術を守るため……?」

 

「そうだろうね、アイガー君」 

 

「しかもあのAI、いや(A R C A)プログラムのこともある。その古代技術が危険だと言う証拠が多すぎるな」

 

「ふむ、ローザ隊長。もっと言うならあの要塞の位置的にはもっといい土地もあった。なのにそこに作るとなればもう確定だろう」

 

「ですが、セルヴァン、隊長。もしかしたら同盟がそこに作ったのは、研究のためという可能性はありませんか?」

 

「アイガー、それがあってだな。あまり口が出せんのだ」

 

「では、その危険性を証明すれば良いのだよ。……要塞セラペウムの砲台破壊作戦が昨日の議会で決定されたよ……つまりは地点Aの調査を行おうとしているみたいだ」

 

「なるほどな……議会は焦っているようだな。3日間ではそんな調べることもできないだろうに」

 

「セルヴァン、その作戦は誰が行うのですか?」

 

「確か、レッドロックだったはずだよ。それがどうかしたのかい?」

 

「いや、あの要塞は確か、中々に守備が固かったことを思いだしまして……」

 

「そう考えると不利かな……レッドロックはあまり守備の固いところだとかは得意としないから……ムーサイオンの時は兵が少なかったようだしね」

 

「私に一つ考えがある。ジョラスとAIのコンビはどうだ?」

 

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