【設定集】破典聖杯戦争 ~黒髭エドワード・ティーチがオタ落ちした日~ 作:若槻 風亜
原作:Fate/
タグ:オリ主 オリジナル聖杯戦争 エドワード・ティーチ 黒髭(Fate) オリジナルサーヴァント オリジナルマスター シリアス マタ・ハリ
本編および本編後の聖杯戦争のネタバレあり。
・主人公(中原 健人)
年齢 : 19歳
職業 : 引きこもり
サーヴァント : ライダー(エドワード・ティーチ)
詳細 :
小学生の頃のいじめがきっかけで引きこもりになってしまったオタク青年。
バーサーカーのマスターがSNSに投稿した召喚陣を遊び気分で実施た結果、実は魔術師だった亡母から受け継いだ魔力回路と魔力が適応し運良く(悪く)サーヴァントの召喚に成功。予期せず聖杯戦争に巻き込まれてしまう。
母が遺してくれた小さな家が実は隠蔽に優れた魔術工房として機能して
いたため、召喚後も引きこもり続けた。その間に、当時まだオタクでは
なかった黒髭に創作物の存在を教えてしまった。黒髭オタク化の戦犯。
健人が黒髭に怯える部分は多々あるが、比較的良好な関係性。
母がイギリス人のハーフで、当人はクォーター(いじめの原因)。
生きていたら恐らく父親との和解を果たし引きこもりをやめていた
・ライダー(エドワード・ティーチ)
詳細 :
お馴染み黒髭だが、実はまだオタクじゃなかった頃の黒髭。
最初は創作物に興味はなかったが、漁夫の利狙いで待ちの一手を選択してしまった結果暇すぎたので手を出した。
――それが
アニメから始まり順調にオタク文化に染まっていき、順調に健人とも仲良くなっていった。ライダー組最初で最後の戦いに巻き込まれる前頃には対戦ゲームで盛り上がれる仲に。
オタク文化とそれによって得た心の充足をしっかり座に刻んだところ今の黒髭になった。
本編にも語られているが、健人がティーチを召喚出来たのは家(魔術工房)の守りの一端を担っていた媒介にティーチが生前最後に使った銃が使われていたから
・バーサーカーのマスター(西園寺 エルト)
年齢 : 24歳
職業 : 日本の魔術師
サーヴァント : バーサーカー(マルグリット・ド・ヴァロワ)
詳細 :
聖杯を研究していた日本の魔術師一族のひとり。
ある時一族の研究を乗っ取り、一族(使用人に至るまで)と周辺の村民の命全部を使って歪んだ聖杯を作成し、今作の聖杯戦争・破典聖杯戦争を開催。サーヴァントが戦い落ちるたびに聖杯の濁りは増し、最後に叶う願望はこの男が願った「世界がめちゃくちゃになりますように」という最悪な願いだけ。明るく快活な人物に見えるサイコパス。
着けているサングラスは魔力の流れを視ることが出来る魔術道具で、これで魔術師を見極めていた。なおこれを作成したのは聖杯戦争開催前に攫われていたアーチャーのマスターの兄であり、作成後はもれなく聖杯起動の餌食にされた。
アサシン、ライダー、セイバー、アーチャーと削り取ってもう一歩まで進むが、最終的に決死の覚悟のキャスター組に聖杯を解体され、当人もバーサーカー共々ランサー組に撃破され死亡。「ざぁんねん」と笑顔を残して死ぬ、最期まで変わらぬ狂人
・バーサーカー(マルグリット・ド・ヴァロワ)
詳細 :
史実ではフランス王家・ヴァロワ家の王女であり、政略と流血に翻弄された女性。
ただし本作に登場する彼女は「淫蕩の王妃」というイメージ像で現れており、魅了をデフォルトで扱う。一方で、「慈しみ合える家族が欲しい」という本来の願いも胸にあるため、美しいものを愛でたいと思う心と壊したいという狂気がバランスよく同居する。本人的には理論に合っているが周りからしたら理解出来ないので、敵として相対すると「狂っている」という感想しか出ない。
マスターの方針には無邪気に従いつつも、本質的にマスターの命運そのものにはこだわりがないので、死んだら死んだで「あら死んでしまったのマスター?」くらいの感覚で終わる。今回のサーヴァントの中ではアサシンがお気に入り。
一度アーチャーにそれなりのダメージを食らうが落ちず、最終的にランサー戦で敗北。「次は、あのアサシンともっとゆっくり話したいわね」と呟いて退去。
・アサシンのマスター(三原 雪菜)
年齢 : 16歳
職業 : 高校生
サーヴァント : アサシン(マタ・ハリ)
詳細 :
父方の家系に魔術師出身の者がいて、細々と魔術回路と魔力が引き継がれていた。しかし一切使われずに引き継がれてきたものなので、今回の召喚に成功したのは奇跡的なレベル。
エルトのフォロワーで、「面白そう」というノリで今回の召喚に手を出した。アサシン召喚後は楽しくショッピングをしたりして「優しくて美人なお友達が出来た」くらいの気持ちだった。
バーサーカーに襲われて以降魔術の世界とは関わりたくない、と、今回の件の記憶を逃げ込んだ先の教会(聖堂教会の所属)に消してもらった。
アサシンの記憶だけは最後まで悩んでいたが、個別に残すことは出来ないと言われ断腸の思いで手放す。一緒に買ったアクセサリーを見て、何も思い出せないまま泣いてしまった。しばらく教会で保護され、その後は今まで通りの生活に戻った。
バーサーカー組・セイバー組以外と最初に出会えていたら恐らく運命はもう少し違っていた
・アサシン(マタ・ハリ)
詳細 :
召喚されて早々自分の今回の勝ち筋は一切ないことを悟り、せめて殺し合いにならないように魅了で逃げ切る気でいた。だが、自分より魅了の能力も戦闘力も高いバーサーカー組に当たってしまったので、せめて主人だけでもと雪菜を逃がした。今聖杯戦争で唯一宝具を使った相手はその時のマスターのみ。
雪菜のことはとても可愛いお友達と思っているので死んでほしくなかった。バーサーカーに追いかける気がなかったため無事に逃がせたことに安堵して退去した。
・キャスターのマスター(シャーロット・ヴァイス)
年齢 : 20歳
職業 : アトラス院の錬金術師(オーストリア支部→ロンドン支部)
サーヴァント : キャスター(フランツ・アントン・メスメル)
詳細 :
アトラス院からこの聖杯戦争を止めるために派遣された赤髪そばかすの少女。
錬金術師家系としての歴史は古い(ハイブリッジ家より)。感情起伏は乏しいが冷静で心優しく真面目な性分。なお今回の聖杯戦争では驚かされることばかりだったため、特にライダー組と会った後はしばらく表情筋にダメージを負った。
戦闘ではなく対話を試みるため主人公に接触。接触の仕方が悪かったためティーチから戦闘を仕掛けられてしまうが、そこは先に接触して聖杯戦争の事情を知った健人が令呪を持って止めた。アウロラに健人が殺されかけた際最後まで救おうとした。メスメルとの仲は良好。
物語の最後、メスメルは霊基の全てを焼き尽くし、シャーロットは魔力回路を全て焼き切りつつも壊れた聖杯を解体した。ギリギリ生存はしたが錬金術師としては死んだことになり、体にも障害が残った。それでも生きている事実を噛み締め、前を向いて生きている
・キャスター(フランツ・アントン・メスメル)
詳細 :
18世紀フランスの医師・占星術師。動物磁気を用いた治療(いわゆる催眠術)で名を馳せた科学者だが、今回はキャスターとして召喚。お喋りが好きで、一度喋り出すとシャーロットに止められるまで喋り続ける。
見た目は紳士で中身は飄々とした人物のため人好きされる性分。ティーチとは腹の探り合いが行われた。
「アルモニカ」と呼ばれる楽器を用いることで催眠術をかけられ、作中では健人の隣人から情報を得たり、健人自身を催眠術にかけて連れ出したりした。
口調は軽いが信義の厚い人物で、シャーロットとは非常に相性がいい。
最後の戦いでマスターと共に聖杯の解体に臨んだ。霊核に傷がついて退去するギリギリまで聖杯に相対し、最期にはシャーロットに「最高のマスターだったとも!」と言葉を残し退去
・セイバーのマスター(アウロラ・ハイブリッジ)
年齢 : 21歳
職業 : 時計塔・降霊科の魔術師
サーヴァント : セイバー(コンホヴァル・マク・ネサ)
詳細 :
魔術協会から派遣された金髪の美しい少女。時計塔・降霊科の魔術師家系としての歴史はそれなりに古く実績もある。なお、力量は非常に優秀だが性格は非常に終わっており、魔術師以外を虫けらのように思っている傲慢思考。
セイバーに対しても道具・使い魔程度にしか思っておらず、最初の令呪で絶対服従を命じている。
非魔術師との協力をよく思っておらず、キャスター戦後で油断していた健人の腕(令呪)をコンホヴァルに切り落とさせた後、強制励起の魔術で黒髭への令呪を乗っ取った。結局彼の奇策に乗ってしまい令呪を無駄遣いしそのまま退場されてしまう。
元々はお父さんっ子だったが、自分以外の誰かを助けるために死んだこと、死後に漫画本が大量に見つかり祖父の覚えが悪くなったことですっかり父を毛嫌いするように。今の性格は他人を蹴落とす行動を取ったら祖父が喜んでくれたので、繰り返す内に根付いてしまった。
本作では最期が最も悲惨な人物で、道具扱いしまくったコンホヴァルから裏切られバーサーカー組に敗北。その後エルトの使い魔(口から胃に入り、寄生主の魔力を吸い取ってまた口から出てくるタイプ)の苗床とされる。
最終的には憐れんだアーチャーのマスター(リアム)によって介錯され死亡。
最期に彼女が呼んだのは、祖父でも母でもなく毛嫌いしているはずの父だった
・セイバー(コンホヴァル・マク・ネサ)
詳細 :
ケルトの王。クーフーリンの伯父。召喚早々アウロラから絶対服従を定められ、苦々しい思いをしながら彼女に付き従っている。本来であれば豪快に笑う快活な男だが、主への怒りと憎しみから眉根に寄った皺が取れない状態になってしまった。それでも聖杯の解体には責務を感じており耐え忍んでいた。
ある時アウロラがアーチャーのマスターが邪魔だからあいつの腕も奪おうと言い出し、納得出来ないが反論も出来ない状態のため鬱々としていたところにバーサーカー組が現れる。エルトは「次の邂逅でバーサーカーの魅了にわざとかかってくれたら君のそのいや~な縁、切ってあげるよ」と甘言を囁かれた。
結果、コンホヴァルは次の戦闘で敢えて耐魔力の能力を下げ、マルグリットの魅了にかかった。その後エルトの手先として魔力が尽きるその時までアーチャー組と戦闘。アーチャーと引き分けて退去。最期まで報われなかった哀しいセイバー。健人辺り召喚されていたらもうちょっと変わっていたと思う
-----未登場組(名前のみ登場)
・アーチャーのマスター(リアム・アシュフォード)
年齢 : 22歳
職業 : 時計塔・創造科の魔術師
サーヴァント : アーチャー(ヴァルター・テル)
詳細 :
魔術協会から派遣された元気な魔術師。時計塔・創造科の魔術師家系だが、まだ歴史は浅い(ウェイバー君のご実家より2~3代古いぐらい)。
今回はアウロラ・シャーロットの補助として選抜された。兄がエルトに殺されているため気合は十分。シャーロットとは所属違いだが、愛想がいい(当人)+対話優先(シャーロット)という組み合わせのためちゃんと仲良くはやれている。
一方アウロラとはお互いにすこぶる相性が悪い。初顔合わせの際に握手を求めたところ、「片手で足りる程度の歴史しかない魔術師がわたくしの手に触れるつもり? 身の程を弁えなさいな」と言われたのを皮切りに互いに皮肉の応酬をした結果、互いに不干渉ということで決着を付けた。
スマホなどの現代製品もちゃんと使いこなせるタイプ。ネットワーク系の知識もあるため、エルトがSNSに出した情報を頑張って消して回っているのも彼。
ランサーのマスター(颯真)に令呪をもらいに行ったが、自分よりだいぶ強いのが分かったのでそのまま仲間に引き入れた。
苗床状態のアウロラを憐れみアーチャーに殺してもらった(本人に一撃で命を絶てるだけの能力がなかったので)。嫌いだったが死んでほしかったわけではないのでちょっと複雑だった。
アーチャーが自暴自棄気味セイバーと相討ちでやられた後も泣きたい気持ちをぐっと堪えてキャスター組・ランサー組のサポートに回った。
最後まで生存しており、派遣組の中では唯一致命傷的な意味では無傷だった。
聖杯戦争後は時計塔に戻って自身の研究を続けつつ颯真のサポートをする
・アーチャー(ヴァルター・テル)
詳細 :
スイスの若き射手。ウィリアム・テルの息子。かつての少年が青年へと
成長を遂げた姿。サーヴァントとしてはあまり能力が高い方ではないが、それを自覚しているので行動は慎重。
リアムとの仲は良好で、お互いに「相棒」と呼び合う仲。
最終戦で自暴自棄気味セイバーとの一騎討ちで霊核に傷をつけられ退去が始まってしまったが、
「思い出せ……あの日の弓を。あの日の父さんの目を……! 俺はあの背中を、ずっと追いかけてきたはずだ。努力してきたはずだ。だから届く。絶対に――だって俺は……俺は、あのウィリアム・テルの息子なんだから!!」
と奮起し宝具を発射→セイバーを見事討ち取る。
その後駆け寄ってきたリアムに手をガシッと握られ、「最高だったぜ! 相棒!」と、涙を滲ませながらそれでも誇らしげな笑顔に見送られ退去。
ちなみに宝具は「父の代わりに矢を射つ者(シュッツェ・デス・ファター)」。かつての父の姿が目と心に焼き付いているため、「父の代わり」というのは彼の誇り。
・ランサーのマスター(片桐 颯真)
年齢 : 20歳
職業 : 大学生
サーヴァント : ランサー(真田 幸村)
詳細 :
日本で細々と続く魔術師家系。野良魔術師。
学校の友人がエルトが流した陣を試して失敗した話を聞き、それを印刷したものをもらって実際に自分で調整しつつ試してみたところ成功してランサーを召喚。気付いた家族に相当怒られた。ともあれ、殺し合いの可能性があることに我が子だけ放り出すことも出来ず、そのまま実家が拠点となる。
最初は殺し合いに不安を感じていたが、アーチャーのマスターから状況を聞き、「ヒーローになれるチャンスかも」という俗物的な功名心+承認欲求から協力に応じた。
その後の戦闘で怖い思いをして後悔しつつも最後まで戦い抜き、聖杯がキャスター組によって解体された後最後に残った悪意の澱を倒して一応聖杯戦争の勝者となる。この時ランサーがバーサーカーを破ると同時に最後の抵抗を試みようとしたエルトを殴りつけており、術の完成を阻止。
実は彼が「ヒーロー」になった一番の瞬間だったが、本人はただ必死だった。
戦いの後シャーロットとアーチャーのマスターの推薦で時計塔に入った
・ランサー(真田 幸村)
詳細 :
ご存じ日の本一の兵。エミ村ではない。今回の聖杯戦争では片桐家に真田幸村の鉢巻があったため召喚された。颯真が素人だと一目で理解しつつも、「戦えるならいっか」という若干狂化が入っていそうな思考回路で颯真のヒーロー願望を肯定した。
アーチャー戦をノリノリで戦い、その強さゆえに引き抜きを受けることになった。一度バーサーカー組と邂逅した際には少々調子に乗りすぎ負けかけたところをアーチャー組に助けられた。これを機にヴァルターとも仲良くなり、かつ負けられない戦だと気合を入れなおした。
最終のバーサーカー戦では非常に苦労させられたが、地形の利を活かし、戦術を練り、ギリギリだがバーサーカーを撃破した。
この時点で聖杯の解体は始まっていたので、退去が始まっていた。最後に颯真に「楽しかった」と笑いかけ、拳を打ち合い退去