宇宙世紀でリアル弾幕ごっこ   作:わさびの食べ方にうるさい人

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時系列としては、『機動戦士Ζガンダム』第49話「命散って」に入ります。

原作では、ここから主要人物が次々と戦死していきます。

カツはともかく、ジェリドやレコア、ヘンケン艦長の最期にも疑問が残りますが、特に理解できないのが、エマ中尉の最期です。

エマ中尉は、レコアの搭乗するパラス・アテネを撃破した後、なぜかコックピットの外に出てしまいます。その結果、ヤザンによって破壊されたパラス・アテネの残骸に巻き込まれて重傷を負い、最後はカミーユに看取られて息を引き取ります。

エマ中尉がなぜ戦闘中にコックピットから出たのか?
あまりにも無防備で、自殺行為に近い行動に見えるのですが、この最期をどう解釈すればよいのか、いまだに全く分かりません。


挟撃の宇宙

宇宙世紀0088年2月20日。

 

グリプス2周辺宙域。

ティターンズ艦隊とエゥーゴ艦隊の間で、激しい戦闘が続いていた。

両軍の戦艦からメガ粒子砲が放たれ、無数の閃光が宇宙空間を飛び交っている。

 

その戦場へ。

新たな艦隊が接近していた。

アクシズ艦隊である。

 

 

ラーディッシュ。

艦橋。

 

「艦長!」

 

オペレーターが声を上げた。

 

「アクシズ艦隊、グリプス2の戦闘空域に侵入しました!」

 

「何?」

 

ヘンケンがモニターを見る。

 

ティターンズ艦隊。

エゥーゴ艦隊。

その外側に、新たな艦隊の反応が表示されていた。

 

「アクシズか……。」

 

ヘンケンは腕を組む。

 

「どう行動するつもりなのか……。」

 

アクシズは、エゥーゴとティターンズのどちらにとっても敵となり得る存在だった。

現時点では、どちらを攻撃するつもりなのか分からない。

 

ヘンケンはモニターを見つめた。

 

「アクシズ艦隊の動きを監視しろ。」

 

「了解!」

 

その間にも、ティターンズ艦隊からの砲撃が続いている。

メガ粒子砲が艦の近くを通過した。

 

「こちらも撃ち返せ!」

 

「主砲、発射!」

 

ラーディッシュの主砲が火を噴いた。

 

その時。

 

「艦長!」

 

オペレーターが再び声を上げた。

 

「アクシズ艦隊、こちらに向かっております!」

 

「何!」

 

ヘンケンがモニターに目を向ける。

アクシズ艦隊の進路は、明らかにエゥーゴ艦隊へ向いていた。

 

「こちらを攻撃するつもりなのか!」

 

「このままでは挟撃されます!」

 

オペレーターの声が艦橋に響く。

 

ヘンケンは即座に判断した。

 

「全艦、挟撃されない位置まで後退する!」

 

「了解!」

 

「発光信号を上げろ!」

 

「後退信号、発信します!」

 

ラーディッシュから発光信号が放たれる。

周囲のエゥーゴ艦艇が、それを確認した。

 

「艦長!」

 

別のオペレーターが尋ねる。

 

「コロニーレーザーの破壊は?」

 

「まだだ!」

 

ヘンケンが答える。

 

「もうすぐアーガマが来る!」

 

モニターには、ティターンズ艦隊とアクシズ艦隊の位置が表示されている。

このままでは、両軍に挟まれる。

 

しかし。

グリプス2を破壊するには、まだ早かった。

 

「各艦に通達!」

 

ヘンケンが続ける。

 

「敵の追撃を警戒しつつ、後退しろ!」

 

「了解!」

 

エゥーゴ艦隊が動き始めた。

 

 

グリプス2周辺宙域。

 

エマのガンダムMk-Ⅲと、カツのガンダムMk-Ⅱは、敵MS部隊との戦闘を続けていた。

 

「カツ!」

 

エマが叫ぶ。

 

「右から来るわ!」

 

「はい!」

 

カツが機体を動かす。

マラサイのビームが、ガンダムMk-Ⅱの横を通過した。

 

エマがビームライフルを構える。

 

「そこ!」

 

ビームが放たれる。

 

マラサイが爆発した。

 

「ありがとうございます!」

 

「この調子よ。」

 

その時。

カツの視界に、ラーディッシュからの発光信号が入った。

 

「……?」

 

カツが目を向ける。

 

「後退命令?」

 

エマも信号を確認した。

 

「……!」

 

即座に状況を理解する。

 

「アクシズが動いたわ。」

 

「え?」

 

「それも、最悪の形でね。」

 

カツが周囲を見渡す。

 

「アクシズが?」

 

「私たちを攻撃するつもりよ。」

 

エマが答える。

 

「このままでは、ティターンズとアクシズに挟まれる。」

 

「そんな!」

 

「下がるわよ!」

 

「了解です!」

 

ガンダムMk-Ⅲが方向を変える。

ガンダムMk-Ⅱもそれに続いた。

周囲のネモ隊も、次々と後退を始める。

 

しかし。

ティターンズのMS部隊は、追撃を続けていた。

 

 

ジュピトリス。

艦橋。

 

「司令!」

 

オペレーターが報告する。

 

「エゥーゴ艦隊の発光信号を確認!」

「エゥーゴ艦隊、後退を開始しました!」

 

シロッコが顔を上げる。

 

「ほう。」

 

モニターを見る。

エゥーゴ艦隊が後退を始めている。

 

「ハマーンめ。」

 

シロッコが呟く。

 

「高みの見物ではなく、積極的に介入するつもりか。」

 

副官が尋ねる。

 

「司令、いかがいたしますか?」

 

シロッコは答えなかった。

暫く、モニターを見つめている。

 

アクシズ艦隊は、ティターンズではなくエゥーゴへ向かっている。

ハマーンにとって、エゥーゴがグリプス2を保持し続けることは望ましくない。

 

しかし。

ティターンズが勝利することも、アクシズにとって利益になるとは限らない。

 

「……。」

 

シロッコの目が細くなる。

 

「ハマーンめ……。」

 

少し間を置く。

 

「そういうことか。」

 

副官が顔を上げる。

 

「司令?」

 

シロッコはそれ以上説明しなかった。

 

「よし。」

 

モニターから目を離す。

 

「エゥーゴ艦隊への追撃の手を緩めるな!」

 

「了解!」

 

「全艦隊へ通達!」

「エゥーゴ艦隊への追撃を継続せよ!」

 

命令が各艦へ伝達される。

ティターンズ艦隊は、後退するエゥーゴ艦隊への攻撃を続けた。

 

 

アクシズ艦隊。

グワンバン。

艦橋。

 

「ハマーン様!」

 

オペレーターが報告する。

 

「エゥーゴ艦隊の発光信号を確認!」

「エゥーゴ艦隊、後退を開始しました!」

 

ハマーンがモニターを見る。

 

「そうか。」

 

エゥーゴ艦隊は、アクシズとティターンズの間から逃れようとしていた。

 

「逃がすな。」

 

ハマーンが命令する。

 

「艦隊はそのまま進軍を続けろ。」

 

「はっ!」

 

「ただし。」

 

ハマーンが続ける。

 

「MS隊はまだ出すな。」

 

参謀が頷く。

 

「了解しました!」

 

アクシズ艦隊は進軍を続ける。

エゥーゴ艦隊との距離が、少しずつ縮まっていく。

 

ハマーンはモニターを見つめていた。

 

「……。」

 

ティターンズはエゥーゴを追撃している。

エゥーゴは挟撃を避けるために後退している。

戦況は、アクシズの介入によって変化していた。

 

「さて。」

 

ハマーンが小さく呟く。

 

「どこまで持ちこたえられるかな。」

 

 

グリプス2周辺宙域。

 

エゥーゴのMS部隊が後退を始めていた。

 

だが。

その後方から、三機のMSが接近していた。

ハンブラビ。

 

三機は互いの位置を保ちながら、エゥーゴのMS部隊へ迫っていた。

 

「隊長!」

「敵が後退を始めています!」

 

「見りゃ分かる!」

 

ヤザンが答える。

 

「逃がすかよ!」

 

ハンブラビが加速する。

前方には、後退中のネモがいた。

 

「そこだ!」

 

ヤザンがビーム砲を発射する。

ネモが回避しようとする。

 

しかし。

その進路には、僚機の2機のハンブラビが回り込んでいた。

 

拘束兵器海ヘビが同時に射出され、ネモの両腕に巻き付き、高圧電流が流される。

ネモは機能不全に陥り、身動きが取れない。

 

「もらった!」

 

ヤザンのハンブラビのビームがネモの胴体を貫く。

 

爆発。

 

「はははっ!」

 

ヤザンが笑う。

 

「いいぞ!」

 

三機のハンブラビが、さらに加速する。

 

別のネモがビームライフルを発射した。

ヤザンは機体を横に滑らせる。

 

「そんなもんが当たるか!」

 

反撃。

ネモの右腕が吹き飛ぶ。

 

僚機が追撃する。

 

ビームが命中。

ネモが爆散した。

 

「次だ!」

 

ヤザンが叫ぶ。

 

「エゥーゴの艦隊まで突っ込むぞ!」

 

三機のハンブラビが、後退するエゥーゴのMS部隊を追いかける。

 

その先には。

ラーディッシュを中心としたエゥーゴ艦隊がいた。

 

ティターンズ艦隊の追撃。

アクシズ艦隊の接近。

そして、ハンブラビ隊によるMS部隊への攻撃。

 

エゥーゴ艦隊は、次第に追い詰められつつあった。

 




不朽の名作「銀河英雄伝説」のカツに匹敵するやらかし&愛されキャラのフォーク准将について、Rim Worldのシステムに沿った検証を開始します。

まず、能力面について作中の実績から推測します。

アンドリュー・フォーク准将 RimWorldステータス
スキル 数値  備考
射撃 2  実戦経験皆無
格闘 1  体格貧弱・白兵戦論外
知力(研究)  8(情熱) 士官学校首席の頭脳
社交 10(情熱) +2(口八丁) 実質12。最大の武器
医術 1  皆無
建築 1  皆無
採掘 1  皆無
栽培 1  皆無
料理 2  最低限
工芸 1  皆無
芸術 3  演説に付随する表現力
動物 1  皆無

精神・能力面特性
転換性ヒステリー:精神的弱さ+20% 極度のストレスで突発的に気絶
精神不安定:精神的弱さ+15% アムリッツァ後に心身失調・予備役編入
ノイローゼ持ち:作業速度+40%・精神的弱さ+14% 常に焦燥感を抱えながら猛烈に働く
うぬぼれ屋:身に着けやすさ+75%・精神的弱さ+12% 自分が最も優れていると信じて疑わない
夢想家:身に着けやすさ+100%・心情-10・精神的弱さ+15% 「大軍を持って帝国領奥深くへなだれ込む」という非現実的な作戦案
嫉妬深い:優れた他者を見ると心情大幅低下 ヤン・ウェンリーへの嫉妬が全行動の根源
責任転嫁:失敗時に他者への敵意増大・精神的弱さ+8% 作戦失敗後にヤンへの憎悪が増大
傲慢:社交ペナルティ・優れた相手への態度に問題 上官ヤンに礼節を欠いた態度を取り続けた
弁舌家:社交+20%・演説の説得力が増す 実際の能力がゼロなのに作戦を通せた唯一の理由
口八丁:社交+2・コネと演説で上層部を動かす 部下・同輩からの信頼はない
野心家:常時心情+5・昇進・功績への執着が強い 「いずれは元帥にまで昇りつめる」という強烈な上昇志向

環境・対人面の特性
特性
欲張り:豪華な寝室がないと心情低下 出世欲・物質的な豊かさへの執着
気に障る声:他人から嫌われやすい 作中で誰からも嫌われた。声優にも嫌われた
デリケート:受けるダメージ×115% 体格貧弱・精神的にも肉体的にも脆弱
貧弱な肉体:受けるダメージ×120% 前線に立ったことがない文官体型

職業的制約
作戦参謀:全ての作業・戦闘をしない

精神的弱さの最終計算
転換性ヒステリー:+20%
精神不安定:+15%
ノイローゼ持ち:+14%
うぬぼれ屋:+12%
夢想家:+15%
責任転嫁:+8%

合計:+84%

カツの+23%と比較して——3.6倍以上の精神的弱さです。

この設定が意味すること
「作戦参謀なので全ての作業・戦闘をしない」という制約の意味
これは表向きには「何もしない」という制約ですが、RimWorldのコロニー運営において何もしないキャラクターは純粋な消費者として機能します。

食料を消費する。
寝室を占有する(欲張りの特性上、最も豪華な寝室を要求する)。
しかし生産活動は一切しない。

唯一の例外が——社交10+口八丁による交易・外交・勧誘です。
しかしここに「気に障る声」という特性が致命的に機能します。

交易商人との交渉で社交12の能力を発揮しようとするフォークを、商人が嫌う。難民のスカウトで弁舌を振るうフォークを、難民が嫌う。囚人の改心でフォークが話しかけるたびに、囚人の態度が悪化する。
社交12という数値が「気に障る声」によって実質的にゼロ以下になる可能性があります。

ノイローゼ持ちのプラス効果という罠
「作業速度+40%」というプラス効果がありますが——全ての作業・戦闘をしないという制約と組み合わさると、この効果は完全に死にます。
作業速度が40%上がっても、何もしなければゼロのままです。
ノイローゼ持ちは「常に焦燥感を抱えている」という描写として機能しており、作業速度のプラスは全て無効化されながら、精神的弱さ+14%というデメリットだけが機能し続けます。

精神的弱さ+84%の現実
カツの+23%でさえ「デバフ合計マイナス100の環境では開幕から数日でメンタルブレイクが確定する」という結論でした。
フォークの+84%は——
平和なコロニーでも、豪華な寝室がなければ即座に心情が崩壊します。

欲張り(豪華な寝室なしで心情低下)+夢想家(常時心情-10)+嫉妬深い(霊夢という優れた存在を見るたびに心情低下)——
これらが重なった状態での精神的弱さ+84%は、弾幕ごっこの最後の15日どころか、コロニー設立初日からメンタルブレイクが発動する数値です。

カツとフォークの最終比較
項目 カツ        フォーク
射撃 5           2
格闘 3           1
社交 2          12(実質)
知力 2          8(情熱)
精神的弱さ合計+23%   +84%
作業・戦闘 一応する    一切しない
最大の武器 なし      社交・知力(ただし気に障る声で無効化)
最大の問題 恐慌乱射     転換性ヒステリー+精神的弱さ+84%
破滅の速度 瞬間的      即日
破滅の種類 善意が凶器    無能が毒
影響範囲 コロニー(瞬間)   コロニー(初日から)

これは酷い(笑)

では、次回はカツに代わってフォークを4人目のメンバーに加えた場合、霊夢・魔理沙・禰豆子の3人は脱出に成功するかについて検証します。
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