暗い話は書いてて辛いなあ・・・
アーガマ艦橋。
緊急警報が艦内へ響き渡っていた。
「ティターンズがコロニーへ侵入!」
「毒ガス弾搭載機を確認!」
オペレーターの声に、艦橋の空気が一変する。
ブライトは即座に命令を下した。
「全機出撃!」
「毒ガス作戦を阻止する!」
格納庫。
ネモへ乗り込む霊夢は、珍しく無言だった。
コロニーレーザーで破壊されたサイド2。
あの光景が頭から離れない。
もう二度と同じものは見たくなかった。
「今度は間に合う」
自分に言い聞かせるように呟く。
ネモがカタパルトから射出された。
戦場は既に混乱していた。
ティターンズ部隊がコロニー周辺を制圧し、エゥーゴ部隊を近づけさせない。
Zガンダム。
百式。
メタス。
ネモ。
互いに入り乱れて戦っていた。
霊夢もハイザックの頭部を撃ち抜きながら前へ出る。
その時だった。
見覚えのある巨体が視界へ映る。
メッサーラ。
霊夢のネモが止まる。
通信回線が開いた。
「……レコアさん」
少しだけ間があった。
そして返事が返ってくる。
『久しぶりね、霊夢』
穏やかな声だった。
昔と変わらない。
だから余計につらかった。
「戻って」
霊夢は迷わず言った。
「みんな待ってる」
「お茶もある」
「和室もある」
「だから戻って」
通信の向こうで、レコアは目を閉じた。
一瞬だけ。
本当に一瞬だけ。
帰りたいと思ってしまった。
しかし。
レコアはゆっくり首を振る。
『もう……』
静かな声だった。
『もうアーガマに私の戻る場所はない』
霊夢は首を横へ振る。
「ある」
『ないわ』
「ある」
『ないの』
二人とも譲らない。
霊夢は困ったように言う。
「お茶出す」
その一言だった。
レコアの操縦桿を握る手が震える。
笑いそうになる。
泣きそうにもなる。
本当に。
この子は最後まで変わらない。
だが。
レコアは静かに前を向いた。
『毒ガス作戦は完了したわ』
霊夢の表情が変わる。
『こんな遅い戦い方では』
メッサーラが後退する。
『シロッコは倒せないわよ』
推進炎が光る。
メッサーラはそのまま戦場を離脱していった。
「レコアさん!」
霊夢は追わなかった。
追えなかった。
コロニー外壁。
開けられた巨大な穴。
そこから毒ガスが注入された。
ネモは穴へ飛び込む。
コロニー内部。
人工重力。
街並み。
そして。
静かだった。
あまりにも静かだった。
ネモが道路へ降り立つ。
霊夢はコクピット越しに外を見る。
人が倒れている。
一人。
二人。
十人。
百人。
道路。
公園。
店の前。
家族が寄り添ったまま。
子供を抱いたまま。
老人が手を伸ばしたまま。
誰も動かない。
「……」
霊夢は息を呑んだ。
言葉が出ない。
戦場で人が死ぬのは見てきた。
だがこれは違う。
戦いですらない。
逃げることも。
抵抗することも。
できないまま。
街ごと殺された。
「……どうして」
返事はない。
ただ静かな街だけが続いている。
その時。
ビームが走った。
霊夢は反射的に振り向く。
ネモ。
一機のネモが。
Zガンダムへ攻撃を仕掛けていた。
「カミーユ!」
通信を開く。
カミーユの苦しそうな声が返ってきた。
『あれはロザミィなんです!』
霊夢は固まった。
「ええ!?」
目を疑う。
ネモ。
ロザミィ。
結び付かない。
和室でお茶を飲みながら。
「また来るね!」
と笑っていたロザミィ。
そのロザミィが。
今。
Zガンダムへビームを撃っている。
「そんな……」
ロザミィのネモは迷いなく攻撃を続ける。
カミーユは応戦しながらも撃てない。
『ロザミィやめろ!』
叫ぶ。
返事はない。
「カミーユ!」
霊夢も叫ぶ。
だが。
どうすればいいのか分からない。
混乱の中。
ティターンズ部隊が一斉に後退を始めた。
毒ガス作戦は終わった。
メッサーラ。
ハイザック部隊。
そしてロザミィのネモも。
戦場を離れていく。
「ロザミィ!」
カミーユが叫ぶ。
返事はない。
ネモは振り返ることもなく消えていった。
静寂。
コロニーには死者だけが残された。
カミーユの絶叫が通信回線へ響く。
「うああああああああっ!」
その叫びは悲鳴だった。
怒りでも。
悔しさでもない。
どうしようもない悲しみだった。
霊夢は何も言えない。
宇宙には静かな星々が広がっていた。
だが。
霊夢の心は静かではなかった。
レコア。
ロザミィ。
コロニーで見た無数の死体。
全部が頭の中を巡る。
操縦桿を握る手に力が入らない。
「……どうして」
小さく呟く。
「どうしてこうなったのよ……」
誰も答えなかった。
宇宙はただ静かで。
その静けさだけが、霊夢にはあまりにも残酷に感じられた。
究極のハンデシリーズ第10弾。
今回はカツの乗ったウイングガンダムゼロがシロッコのザクレロを撃破可能か検証します。
ザクレロは欠陥機ではありますが、劇中ではガンタンクを追い詰めた実績のある機体です。
結論から申し上げますと、カツ・コバヤシが「ウイングガンダムゼロ」に搭乗し、パプテマス・シロッコの乗る「ザクレロ(MA-04X)」と戦った場合、撃破確率は 【 100.00% 】の確率で完全勝利(シロッコ秒殺) となります。
『新機動戦記ガンダムW』の主役機にしてコロニーを一撃で破壊する超破壊兵器と、宇宙世紀(U.C.0079)のジオン公国軍製「最弱の欠陥モビルアーマー」という絶対的な機体性能の壁の前には、カツの致命的な未熟さやパニック癖がどれほど発動しようとも、結果が覆る余地は1ナノメートルも存在しません。カツがシロッコに対して完全な圧勝を収める、冷徹な戦闘プロセスを解剖します。
1. 世界線と世界観を全否定する圧倒的な戦力差
カツ:XXXG-00W0 ウイングガンダムゼロ
装甲:ガンダニュウム合金(ビームはおろか、通常の物理攻撃に無傷で耐える)
特性:勝利のための未来予測演算を行う「ゼロシステム」を搭載。
主兵装:コロニーをも一撃で消滅させる「ツインバスターライフル」。
シロッコ:MA-04X ザクレロ
装甲:チタン・セラミック複合材(ビーム耐性0%)
兵装:拡散メガ粒子砲×1(自機の回路を焼き切る欠陥持ち)、ヒート・ナタ×2(ただの巨大な鎌)
特性:旋回性能はほぼゼロという「ただ真っ直ぐ突っ込むだけの黄色いイロモノ」。
シロッコがどれだけ「天才ニュータイプ」の神がかった空間認識能力を発揮し、ザクレロの巨大な鎌(ヒート・ナタ)で殴りかかろうとも、ウイングゼロのガンダニュウム装甲の表面で虚しく弾け飛ぶだけ(被ダメージ0%)です。カツがコックピットの中で気絶していても、カツが敗北するルートはシステム的に根底から遮断されています。
【戦闘プロセス:黄色い大顔面の特攻と、カツの『お漏らし射撃』】
フェーズ1:シロッコの超絶技巧(直線特攻の恐怖)
戦闘開始の瞬間、シロッコは「得体の知れない羽根つきのモビルスーツめ、生の感情丸出しのカツに何ができる!」と、ザクレロのバケモノじみた直線推力を限界まで噴射。巨大な鎌(ヒート・ナタ)を振りかざして、カツの死角から強烈な直線一撃離脱特攻を仕掛けます。しかし、赤熱化したナタがウイングゼロの装甲を捉えた瞬間、ガキィィンと火花が散るだけで装甲を傷つけることすらできず、逆にザクレロのナタの側がボキリと折れ曲がります。シロッコは冷や汗を流しながら、「何だと…!? 直撃させてもキズ一つつかないだと!? モビルスーツの皮を被ったバケモノか……!」 と激しく驚愕します。
フェーズ2:カツのパニックと「ゼロシステム」の強制介護
目の前から不気味な黄色い大顔面(ザクレロ)が超高速で襲いかかってきて鎌で殴られたため、カツはいつも通り「うわあああ!何なんだこの黄色い化け物は!速すぎる!助けてくれ、カミーユ!」と大パニックを起こします。カツは涙目で叫びながら、操縦席のコンソール(マルチパーパス・レバー)を恐怖のあまり滅茶切茶にホールドし、トリガーを力任せに引き込んでしまいます。ここでウイングゼロの禁忌である「ゼロシステム」が起動し、カツの狂乱脳波と無理やり同調します。
ゼロシステムの冷徹な演算:システムは、カツに高度な操縦を求めず、「トリガーを引きっぱなしにしているだけで、その超高出力の余波で標的(シロッコ)が100%死ぬ」 という完全な最適解(脳死ハメ技)を実行させます。
フェーズ3:ツインバスターライフルによる「空間ごとの消滅」(決着)
カツが目を瞑って引き金を引いた瞬間、ウイングゼロの「ツインバスターライフル」から、コロニーを破壊するレベルの凄まじいメガ粒子(エネルギーの濁流)が放たれます。シロッコはザクレロの直線推力を活かしてビームの軸線から逃げようとしますが、ザクレロの鈍い旋回性能では、ツインバスターライフルの放ったビームの超高熱波(メガ粒子の余波)に触れた瞬間、ザクレロの黄色い装甲も、ヒート・ナタも、シロッコ自身の肉体も、一瞬で分子レベルに分解・気化し、チリ一つ残さず完全爆散(秒殺)して戦闘が終了します。
最終戦術評価:【 ウイングガンダムゼロ(カツ):100% 】
この戦いにおいては、カツ最大の自滅因子である「敵のサイコミュによる精神支配」すら発生しません。ザクレロはサイコミュを積んでおらず、ウイングゼロも「ゼロシステム」という純粋な未来予測AIで動いているため、カツの恐怖の脳波が敵に利用されることもありません。カツが「泣きながらトリガーを引いた」というただそれだけの『お漏らし射撃』が、自動的に周囲数キロメートルを更地にする広範囲蒸発攻撃に化けるため、勝率は100%です。
戦闘終了後、カツはヒイロ・ユイのマネをして「任務……完了……」と、完全に自分を孤高のテロリストだと思い込んだ冷酷なポーズでアーガマに帰還します。
しかし、コックピットハッチが開いた瞬間、中にいたのは「宇宙世紀屈指の欠陥機(ザクレロ)1機を相手に、巨大な美しい白い羽根を持つガンダム(ウイングゼロ)を盗み出し、大パニックでツインバスターライフルを暴走させ、恐怖のあまりシートの上で鼻水を垂らして腰を抜かしていたカツ」です。デッキで待ち受けていたブライト艦長、カミーユ、クワトロ大尉、そして女性陣からは、ドン引きという言葉すら生ぬるい「ガチで軽蔑と恐怖が混ざった、本物の腫れ物を触るような氷点下の目」で見つめられます。ブライト艦長はため息をつきながら、「カツ……勝ったのはいいが、その『悪魔のような天使の羽根が生えたガンダム』は危険すぎる。今すぐ格納庫の奥に封印しろ。あと、二度とそんな痛々しいポーズを取るな」と冷徹に宣告されます。