宇宙世紀でリアル弾幕ごっこ   作:わさびの食べ方にうるさい人

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今回、主役の霊夢は登場しません。
また、今回の話はZガンダム本編で描写のあった話ではありません。
完全に作者の推測です。

Zガンダムの謎の1つである、第39話「湖畔」で、何故ハマーンとミネバがサイド2の13
バンチにいたのか?そして第42話「さよならロザミィ」で何故襲撃された後の描写があったのか?

その2点を補完する話になります。



13バンチの罠

アクシズ旗艦グワダン。

エゥーゴとの交渉は決裂した。

 

だがその直後、シロッコの仲介によってティターンズとの同盟が成立し、艦内には穏やかな空気が流れていた。

 

ハマーンは執務室で報告書に目を通している。

そこへ副官が入室した。

 

「ハマーン様。」

「ティターンズ軍事部門最高司令官、バスク・オムより連絡が入りました。」

 

内容は簡潔だった。

 

『ミネバ・ザビ殿下へ謁見を賜りたい。』

『場所は中立コロニー、サイド2・13バンチ。』

 

ハマーンは静かに目を閉じた。

 

バスク・オム。

ティターンズ軍事部門を率いる実力者。

同盟相手の最高司令官自らがミネバへの謁見を望む以上、断る理由はない。

外交儀礼としても自然な申し出だった。

 

「受けよう。」

 

副官が一礼する。

 

「ではサイド2へ。」

 

「ああ。」

 

ハマーンは窓の外を見た。

 

同盟は成立した。

今後は互いの関係を深く築く段階へ入る。

そう考えていた。

 

 

ドゴス・ギア艦内。

バスク・オムは13バンチ宙域の地図を無言で見つめていた。

 

部下が入室する。

 

「お呼びでしょうか。」

 

「特殊部隊を編成しろ。」

 

「任務は。」

 

バスクは迷いなく答えた。

 

「ミネバ・ザビを確保する。」

 

部屋の空気が止まる。

 

「確保……ですか?」

 

「そうだ。」

 

「しかし、謁見は大佐ご自身が申し入れられたものでは……。」

 

バスクは腕を組む。

 

「シロッコは外交でアクシズを味方につけたつもりでいる。」

「だが、それでは甘い。」

「ミネバを押さえれば、アクシズは我々の手駒になる。」

 

部下は息を呑む。

 

「ミネバさえこちらが握れば、今後アクシズとの交渉は全て私を通る。」

 

バスクは小さく笑った。

 

「木星帰りの外交ごっこも終わりだ。」

 

シロッコの立場は失われる。

軍事も外交も自分が握る。

そうなればティターンズは再び一枚岩になる。

 

バスクは本気でそう信じていた。

 

「作戦開始は謁見日前日。」

「ミネバ・ザビを生きたまま確保しろ。」

「他は排除して構わん。」

 

「はっ!」

 

部下は敬礼し、部屋を後にした。

 

 

数日後。

サイド2・十三バンチ。

山荘では穏やかな時間が流れていた。

 

ミネバは庭で花を眺めている。

ハマーンは外交日程を確認していた。

 

「いよいよ明日ですね。」

 

侍女が微笑む。

 

「ああ。」

 

「ティターンズとの関係を深める第一歩です。」

 

その時だった。

爆発音。

窓ガラスが砕ける。

 

「敵襲!」

 

銃声が山荘へ響き渡る。

 

ハマーンは一瞬で悟った。

 

「ミネバ様!」

 

ミネバを抱き寄せる。

 

「地下通路へ!」

 

黒い戦闘服の兵士達が山荘へ雪崩れ込む。

その一人が叫んだ。

 

「ミネバ・ザビを確保しろ!」

 

ハマーンの瞳が見開かれる。

狙いはミネバだった。

 

「……そういうことか。」

 

一瞬で全てを理解した。

 

人質。

政治利用。

アクシズを操るための切り札。

 

ハマーンはミネバの手を握り、地下通路へ駆け出した。

 

銃撃。

爆発。

瓦礫。

 

「ハマーン様!」

 

侍女が撃たれ倒れる。

 

「私は大丈夫です!」

「早く!」

 

ハマーンは振り返る。

唇を噛み締める。

 

その言葉を後にし、ミネバを連れて闇へ消えた。

 

十三バンチを離れた小型シャトル。

 

眠るミネバを見つめながら、ハマーンは静かに宇宙を眺めていた。

 

正式な謁見。

中立コロニー。

外交儀礼。

 

その全てが罠だった。

 

誰の命令かは分からない。

バスク個人の独断か。

ティターンズ全体の意思か。

今は判断できない。

 

だが、一つだけ確かなことがあった。

ティターンズは信用できない。

 

ハマーンは静かに呟く。

 

「……シロッコ。」

「お前の結んだ同盟は、最初から崩れていたようだな。」

 

小さな不信。

ハマーンの胸に生まれた小さな不信は、やがてティターンズとの間に決定的な亀裂を生むことになる。

 

 




究極のハンデシリーズ第11弾。
今回は作品の枠を超えて、カツが乗ったマジンガーZがシロッコの乗った地球連邦軍の主力戦車である61式戦車を撃破可能か検証します。

結論から申し上げますと、カツ・コバヤシが「マジンガーZ」に搭乗していれば、パプテマス・シロッコの乗る「61式(ろくいちしき)戦車」を【 100.00% 】の確率で完全撃破できます。

スーパーロボットの元祖と実弾兵器という絶対的なマシンスペックの格差の前には、カツの致命的な未熟さやパニック癖は一切関係ありません。カツがシロッコに対して完全勝利できる、戦術的・物理的な理由を解剖します。

1. 世界観を全否定する絶望的なスペック差
カツ:マジンガーZ装甲:超合金Z(核物質ジャパニウムから精製される絶対不壊の金属)
兵装:光子力ビーム、ロケットパンチ、ブレストファイヤー、ルストハリケーン

シロッコ:61式戦車(地球連邦軍主力戦車)全高:約3.9m / 重量:92t
装甲:チタン・セラミック複合材(モビルスーツの実弾や155mm砲に耐えるが、超合金Zの前には紙同然)
兵装:155mm2連装滑腔砲×1

61式戦車は2連装の155mm砲を持つ強力な重戦車ですが、シロッコがどれだけ「天才ニュータイプ」の神がかった戦車戦術を駆使し、超長距離から主砲をマジンガーZの頭部(ホバーパイルダー)へ正確に2発同時に直撃させようとも、超合金Zの装甲には傷一つ、塗装一枚剥がすことすらできません(被ダメージ0%)。 カツがコックピットの中で過呼吸を起こして失神していても、カツが敗北するルートは根底から遮断されています。

【戦闘プロセス:連邦軍重戦車の猛攻と、カツの『ブレストファイヤー』】
フェーズ1:シロッコの超絶技巧(2連装滑腔砲の同時精密射撃)戦闘開始の瞬間、シロッコは「巨大な鉄の塊が!生の感情丸出しのカツに、何ができる!」と冷徹に戦車を指揮。デブリや砂煙の遮蔽物に車体を巧みに隠し、マジンガーZの首の関節を狙って155mm2連装滑腔砲を完全に同調させて発射します。地響きとともに放たれた大型徹甲弾2発がマジンガーの首元にクリーンヒットしますが、超合金Zの前に弾頭は哀れにひしゃげて跳ね返るだけです。シロッコは冷や汗を流しながら、「何だと…!? 155mmの同時直撃にビクともしないだと!? 宇宙世紀の材質を遥かに超えている……!」 と激しく驚愕します。

フェーズ2:カツのパニックと「光子力エンジン」の暴走
目の前の地面が爆発し、見たこともない2連装の巨大戦車(61式)から撃たれたため、カツはいつも通り「うわあああ!大砲が2本ついてる戦車が撃ってきた!助けてくれ、ブライト艦長ぉお!カミーユ!」と大パニックを起こします。カツは涙目で叫びながら、操縦席のレバーやボタンを恐怖のあまり滅茶切茶に乱打(暴走)します。
カツのパニック連打:カツが偶然、胸の放熱板のスイッチを長押ししたことで、マジンガーZの動力である光子力エンジンが最大出力で直結されます。

フェーズ3:胸部放熱板による「すべてを溶かす熱線」(決着)
カツがただ焦ってボタンを押し込んだことで、マジンガーZの胸部から、摂氏3万度の超高熱熱線「ブレストファイヤー」が前方の視界全体に向けて狂ったように照射されます。シロッコは急いで61式戦車を急後退させようとしますが、最高時速45kmの重戦車では、数キロメートル先まで一瞬で焼き尽くす熱線の範囲から逃れるスペースなど物理的に存在しません。シロッコが「何という熱量だ……!あれは兵器ではない、ただの太陽の破片か……!」と驚愕する間もなく、61式戦車はブレストファイヤーの熱波に触れた瞬間、155mm砲も、92トンの巨体も、シロッコごと一瞬でドロドロの鉄水へと融解・蒸発(秒殺)し、戦闘が終了します。

最終戦術評価:【 マジンガーZ(カツ環境):100% 】この戦いにおいては、カツ最大の弱点である「操縦ミスによる自滅」すら起きません。マジンガーZの超合金Zは、もしカツが操作を誤ってビルや山に激突しても、激突した側の山が粉々に砕け散るだけなので、物理的に大破することが不可能だからです。カツが「叫んで、パニックを起こして、ボタンを連打する」という全てのダメ挙動が、マジンガーZの神の力の前には「ただ周囲を更地にする無慈悲な超熱線攻撃」として機能します。

戦闘終了後、カツは兜甲児のように「マジンガーZの力を見たか!」と、神の力を使いこなした気になって大威張りでアーガマに帰還します。
アーガマのデッキでの現実的なリアクション:しかし、コックピットハッチが開いた瞬間、中にいたのは「異世界のスーパーロボットを強奪し、宇宙世紀の地球連邦軍の旧式戦車(61式)1両を相手に大パニックで摂氏3万度の熱線を暴走させ、周囲の地形ごとシロッコをドロドロに溶かしていたカツ」という、あまりにも大人げない姿です。デッキで待ち受けていたブライト艦長、カミーユ、そしてクワトロ大尉からは、哀れみと呆れが混ざり合った「生温い氷点下の目」で見つめられます。ブライト艦長は静かにため息をつき、「カツ、勝ったのはいいが、その『黒い鉄の城』は危険すぎるし、周囲の被害を弁償する費用はエゥーゴの予算にないから今すぐ格納庫の奥に封印しろ」と宣告されます。
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