時系列はZガンダム第44話「ゼダンの門」になります。
アーガマ艦橋。
艦内には重苦しい空気が流れていた。
その静寂を破ったのは、カツだった。
「だから僕は反対だったんだ!」
艦橋中に響く声。
ブライトが眉をひそめる。
「カツ。」
しかしカツは止まらない。
「手を組んだばかりなのに、今度はティターンズとも会うなんて!」
「そこまでハマーンになめられていいんですか!」
艦橋の空気が張り詰める。
ブライトは静かに答えた。
「落ち着け。」
「外交とはそういうものだ。」
「双方と接触しながら、自国の利益を探る。」
「感情だけで判断はできん。」
「またそれですか!」
カツは拳を握り締めた。
「結局、大人はそうやって誤魔化す!」
横からカミーユが声を掛ける。
「カツ。」
「少し落ち着け。」
「落ち着けるかよ!」
カツは振り向く。
「僕たちは命を懸けて戦ってるんだ!」
「なのに相手はティターンズにも笑顔を見せる!」
「そんな奴、信用できるわけない!」
クワトロが静かに口を開いた。
「まだハマーンが我々を裏切ったわけではない。」
その一言だった。
カツは苦々しい表情を浮かべる。
「……またそれですか。」
「『まだ』。」
「『可能性』。」
「『様子を見る』。」
「貴方たち大人の詭弁は聞き飽きました!」
そう言い捨てると、艦橋を飛び出していった。
静寂。
カミーユがため息をつく。
「すみません……。」
ブライトは首を振る。
「いや。」
「気持ちは分からんでもない。」
クワトロは窓の外を見つめた。
「戦場では敵味方は明確だ。」
「だが政治は違う。」
「だからこそ難しい。」
その言葉にも、どこか自分へ言い聞かせるような響きがあった。
アクシズ旗艦グワダン。
副官が報告書を持って歩み寄る。
「ハマーン様。」
「ティターンズとの会談についてですが。」
「パプテマス・シロッコへ、ジャミトフ・ハイマンとの取次を依頼いたしますか。」
ハマーンは即座に首を横へ振った。
「いや。」
「その必要はない。」
副官は少し意外そうな表情を浮かべる。
「では……。」
「直接ジャミトフへ連絡しろ。」
「正式な会談を申し込む。」
「はっ。」
副官は一礼して去っていく。
ハマーンは窓の外を眺めた。
シロッコ。
木星帰りの男。
ティターンズとの同盟をまとめた男ではある。
だが、それ以上でもそれ以下でもない。
今のハマーンにとって重要なのは、ティターンズという組織そのものだった。
誰が窓口かなど、気にも留めていなかった。
ジュピトリス。
シロッコは静かに報告書を読み終えた。
「……そうきたか。」
副官が尋ねる。
「ハマーン・カーンより、ジャミトフ閣下との会談要請が入った模様です。」
「司令も同席致しますか?」
シロッコは椅子にもたれかかった。
しばらく考える。
自分を通さずジャミトフとの会談を通された今となっては、会談に同席しても、自分の存在価値はない。
しかも。
命令は来ていない。
何より、自ら割り込めば、かえってジャミトフの不興を買う可能性もある。
そして何より。
シロッコは自分の置かれた立場を誰より理解していた。
アクシズとの同盟。
それを提案したのは自分だ。
もし、この同盟が破綻すれば。
責任は自分にも及ぶ。
バスクは必ずそこを突いてくる。
「……。」
シロッコは静かに目を閉じた。
(焦るな。)
(ここで動けば、却って盤を乱す。)
副官へ視線を向ける。
「いや。」
「私は動かん。」
「外から見守る。」
副官は少し驚いた。
「よろしいのですか。」
「構わん。」
シロッコは微笑んだ。
「会談は、おそらく決裂する。」
「双方とも譲れぬものを抱えている。」
「ならば。」
その瞳だけが鋭く光る。
「混乱の中から、新しい流れが生まれる。」
「私は、その時代の流れを掴めばいい。」
余裕のある口調だった。
しかしその内側では、誰よりも高速で思考が巡っていた。
一歩間違えれば、自らが築いた立場を失う。
だからこそ。
今は動かない。
それが最善だと判断した。
巨大な宇宙要塞、ゼダンの門。
ティターンズ。
アクシズ。
二つの勢力を乗せたシャトルが静かに接近していく。
シャトルの窓から、ハマーンは巨大な要塞を見つめた。
その表情に迷いはない。
エゥーゴとの約束。
ティターンズとの同盟。
そしてアクシズの未来。
全てを天秤にかけた上で、この会談に臨む。
誰が正しいかではない。
誰が生き残るかでもない。
自らの民を導くため、何を選ぶべきか。
その答えを求める会談が、今まさに始まろうとしていた。
究極のハンデシリーズ第14弾。
今回は、ネオ・グランゾンに乗ったカツがハマーンのハマーン専用ガザCを撃破出来るか検証します。
本編での不満をここでハマーンにぶつけることが出来るか?
結論から申し上げますと、カツ・コバヤシが「ネオ・グランゾン」に搭乗していれば、ハマーン・カーンの乗る「ハマーン専用ガザC(AMX-003)」を【 100.00% 】の確率で完全撃破(文字通り塵一つ残さず抹殺)できます。
『スーパーロボット大戦』シリーズにおいて最強最悪の破壊神と称されるチート機体と、宇宙世紀(U.C.0087)のアクシズにおいて一般兵向けに急造された「ただの可変量産機のカスタム仕様」という、次元、宇宙の理(ことわり)、存在規模のすべてを超越した絶対的なスペック格差の前には、カツのいかなる致命的な未熟さやパニック癖も完全に無効化されます。カツがハマーンに対して完全勝利できる、戦術的・物理的な理由を解剖します。
1. 宇宙の因果律を全否定する絶望的なスペック差
カツ:ネオ・グランゾン
全高:35.8m / 重量:428.8t
動力:対消滅エンジン + カバラ・プログラム(神をも殺す邪神の魔力)
装甲:バリオン創生装甲 + 歪曲フィールド(あらゆる物理、ビーム、因果律攻撃を100%捻じ曲げて無効化する絶対無敵のバリア)
兵装:グラビトロンカノン、ワームホールアタック、縮退砲(宇宙の誕生と終焉のエネルギーを叩き込む究極兵器)
ハマーン:AMX-003 ハマーン専用ガザC
装甲:ガンダリウム合金(ただし量産用に極限まで薄く施された粗悪なもの。ビーム耐性はほぼ皆無)
兵装:ナックル・バスター(出力2.3MW)、ビーム・サーベル×2
特性:量産を急ぐあまり、ブロック構造が極めて脆く、無理に可変(モビルアーマー形態への変形)を繰り返すと自壊する恐れすらある「ただの欠陥量産機」。
ハマーンがどれだけ人類の限界を超えるトップエースの超絶技巧でガザCを躍動させ、主兵装であるナックル・バスターをネオ・グランゾンのコックピットハッチへ正確に直撃させようとも、歪曲フィールドの前に2.3MWのビームは爆発すら起こせず完全に屈折・無力化(被ダメージ0%)されます。カツがコックピットの中で過呼吸を起こして失神していても、物理的に敗北するルートが根底から遮断されています。
【戦闘プロセス:欠陥量産機の足掻きと、勝手に発動する『縮退砲』】
フェーズ1:ハマーンの驚愕(ナックル・バスターの完全無効化)
戦闘開始の瞬間、ハマーンは「得体の知れない邪悪な蒼い巨神が!生の感情丸出しのカツに、何ができる!」と激昂。ガザCをモビルアーマー形態に変形させ、圧倒的な直線加速でネオ・グランゾンの死角へと肉薄。ゼロ距離からナックル・バスターを乱射します。しかし、放たれたメガ粒子は、歪曲フィールドの輝きの前にパキィィンと眩しく反射し、火花すら残さず霧散します。ハマーンは冷や汗を流しながら、「何だと…!? 直撃に傷一つ、ノイズ一つ走らないだと!? 宇宙世紀のテクノロジーではないな……!」 と激しく驚愕します。
フェーズ2:カツのパニックと「カバラ・プログラム」の強制介護
目の前を不気味な白色の可変機(ガザC)がハエのように飛び回り、ビームを撃ってきたため、カツはいつも通り「うわあああ!ガザCのくせに神速で襲ってきた!化け物だ、助けてくれ、ブライト艦長ぉお!」と大パニックを起こします。カツは涙目で叫びながら、操縦席のコンソール(シュウ・シラカワが設計した究極の黒魔術インターフェース)を恐怖のあまりデタラメにレバガチャ乱打(暴走)し、椅子の上で体育座りになって震えます(カツ特有の戦闘放棄)。
カツの恐怖の脳波(邪神との最悪の共鳴):しかし、これが最悪の自爆スイッチ(敵にとっての絶望)となります。ネオ・グランゾンの「カバラ・プログラム」は、カツの「死にたくない!認められたい!サラァァァ!」という100%生の感情(執念)を『強烈な負の精神エネルギー(感応波)』として誤認識。機体の出力が臨界点を突破し、全自動で発動します。
フェーズ3:縮退砲による「時空ごとの完全消滅」(決着)
カツがただ焦ってボタンを長押しした結果、ネオ・グランゾンはカツの操作を無視して、あのシュウ・シラカワの代名詞である「縮退砲(しゅくたいほう)」を自動で強制発動します。
無慈悲な全宇宙・因果律ごとワンサイド・キル:ネオ・グランゾンの胸部が展開し、全宇宙の質量を1点に凝縮したかのような暗黒の光(マイクロブラックホール)が形成されます。ハマーンはガザCを急旋回させて逃げようとしますが、最高時速マッハクラスの可変MSでは、光速を超えて時空そのものを歪めて吸い込む縮退砲の引き込み範囲から逃れるスペースなど、物理的に1ナノメートルも存在しません。ハマーンが「何という重力波だ……!あれは兵器ではない、ただの宇宙の終焉か……!」と驚愕する間もなく、ガザCは縮退砲の放った暗黒の光に触れた瞬間、ナックル・バスターも、薄いガンダリウム装甲も、ハマーン自身の肉体や魂ごと、一瞬で原子レベルに分解・消滅(秒殺)し、戦闘が終了します。
最終戦術評価:【 ネオ・グランゾン(カツ):100% 】
この戦いにおいては、カツ最大の弱点である「操縦ミスによる大破自滅」すら起きません。ネオ・グランゾンの「バリオン創生装甲」は、もしカツが操作を誤ってビルや小惑星に激突しても、激突した側の小惑星が粉々に砕け散るだけなので、物理的に大破することが不可能だからです。カツが「叫んで、パニックを起こして、ボタンを連打する」という全てのダメ挙動が、ネオ・グランゾンの破壊神の力の前には「ただ周囲の宙域をブラックホールで更地にする無慈悲な超特大攻撃」として機能します。
戦闘終了後(というか周囲のデブリごと宇宙が一部消滅した後)、カツはシュウのマネをして「これこそが我が力、ヴォルクルスの呪縛を超えた究極の終焉です」と、完全に世界を滅ぼすラスボス気取りの痛いセリフを垂れ流しながらアーガマに帰還します。
アーガマのデッキでの現実的なリアクション:しかし、全高35メートルのあまりにも禍々しい破壊神(ネオ・グランゾン)がアーガマのカタパルトにドスンと着艦し、コックピットハッチが開いた瞬間、中にいたのは「アクシズの量産型可変MS(ガザC)1機を相手に、スパロボ界最強の隠しボス機(ネオ・グランゾン)を強奪し、大パニックで縮退砲を暴走させ、周囲のデブリ宙域ごとハマーンを消滅させ、恐怖のあまりシートの上で『サラぁあ!』と叫んでいたカツ」です。デッキで待ち受けていたブライト艦長、カミーユ、そしてクワトロ大尉からは、「あいつにその機体を乗せ続けたらエゥーゴではなく全宇宙の因果律が壊れて消滅する」というガチの絶望が混ざり合った「生温い氷点下の目(全員の魂が完全に抜けた顔)」で見つめられます。ブライト艦長からは震える手で電卓を落とし、「カツ……お前はもう二度とその『青い破壊神』に乗るな。エゥーゴの予算ではなく、我々の三次元宇宙のゲームバランスが壊れて消滅する」と静かに宣告されます。