ジュピトリスの責任者
ティターンズ幹部
艦隊を指揮
という立場を考えると、
「大尉では低すぎるのでは?」
という疑問がありました。
そのため劇場版では大佐へ変更されたと考えられています。
この物語では、シロッコはティターンズ最高幹部の一人という位置づけですので、階級は大佐になります。
ブライトは湯呑みを静かに置き、一礼した。
「改めて。アーガマ艦長、ブライト・ノアです。」
その隣でクワトロも頭を下げる。
「クワトロ・バジーナだ。」
シロッコは二人を眺めると、やがてクワトロへ視線を向けた。
「ダカールでの演説は見事だったよ。」
一拍置く。
「シャア・アズナブル。」
和室の空気が僅かに張り詰める。
クワトロは驚く様子もなく、静かにシロッコを見返した。
シロッコは茶を一口含み、穏やかな口調で続ける。
「それで。」
「今日は、どのような話を聞かせてくれるのかな。」
ブライトが姿勢を正した。
「単刀直入に申し上げます。」
「エゥーゴは貴方を大佐待遇で迎え入れる準備があります。」
シロッコは黙って耳を傾ける。
「さらに、エゥーゴの出資者たちをご紹介します。」
「彼らの信任を得られれば、エウーゴの意思決定に関わる立場に就いていただくことも可能です。」
シロッコは静かに湯呑みを置いた。
「なるほど。」
「つまり、シャアと同格の立場を用意すると考えてよいのかな。」
ブライトが答えるより早く、クワトロが口を開く。
「それは違う。」
「最終的に君をどう評価するかは、出資者たち自身が決めることだ。」
シロッコは小さく笑う。
「正直だな。」
そして、今度はクワトロへ真正面から問いを投げた。
「では聞こう。」
「ブレックス准将亡き後、君はエゥーゴをどう導くつもりだ。」
「ダカールで、あれだけの演説をしたのだ。」
「まさかティターンズを倒して終わり、ではあるまい。」
クワトロは少しだけ目を伏せる。
「エゥーゴはティターンズの暴虐を止めるための組織に過ぎない。」
「その役目を終えれば、人類は自ら未来を選ぶ。」
「私はニュータイプという可能性が、人類を導くと信じている。」
霊夢は、小さく呟いた。
「……まだ言ってる。」
シロッコは霊夢の呟きに口元を緩めたあと、再びクワトロへ視線を戻した。
「そうかな。」
「私には、君はその手に世界を欲しがっているように見えるが。」
クワトロは黙った。
シロッコはそれ以上追及せず、軽く肩をすくめる。
「まあいい。」
「君にその気がないのなら。」
「戦後の世界は、別の誰かが導けばよい。」
クワトロが静かに尋ねる。
「それが君だというのか。」
「いや。」
シロッコはゆっくり首を横に振った。
「戦後の世界を導くのは女だと思っている。」
その視線が霊夢へ向く。
「例えば。」
「博麗霊夢、君のような女性だ。」
霊夢は目を丸くした。
「私?」
「そうだ。」
「君のような女性が世界を導くというのなら。」
「エゥーゴに協力するのも悪くはない。」
霊夢は困ったように笑う。
「私、ニュータイプじゃないわよ。」
「それは関係ない。」
シロッコは即座に答えた。
「必要なのは、人を惹きつける器だ。」
「君は軍人でも政治家でもない。それでも、この艦の者たちは君の言葉を無視できない。」
「私をここまで連れてきたのも、ブライト艦長でもシャアでもなく君だ。」
「人を惹きつける器とは、そういうものだ。」
霊夢は少し考える。
「でも。」
「私よりハマーンさんの方が向いてるんじゃない?」
シロッコは静かに首を振る。
「ザビ家などという過去の遺物に縛られている者では務まらんよ。」
霊夢は腕を組んで考え込む。
しばらくして、一言。
「……面倒くさそう。」
壁際では、カミーユたちが心の中で同時に思った。
(やっぱり言った。)
シロッコは声を上げて笑った。
「面倒なことは周囲が支える。」
「君は進むべき方向を示せばいい。」
霊夢は「ふーん」と頷き、湯呑みを手に取る。
「まだ、よく分からないけど。」
「みんなが笑ってお茶を飲める世の中になるなら、それもいいわね。」
そして、不意に顔を上げた。
「でも。」
「シロッコさん。」
「あなた自身は、どうしたいの?」
和室が静まり返る。
シロッコは霊夢を見つめ、穏やかに答えた。
「私は歴史の見届け人に過ぎん。」
霊夢は少しだけ首を傾げる。
「そうかしら。」
「どういう意味だ。」
霊夢は迷いなく答えた。
「私には。」
「クワトロ大尉よりも。」
「あなたの方が、世界を欲しがっているように見えるけど。」
その瞬間。
シロッコの笑みが、一瞬だけ止まった。
カツの幻想郷入りシリーズ第2弾
今回は、神社を追い出されたカツが、魔法の森で霧雨魔理沙を口説きにかかって恋愛関係になる可能性を検証します。
結論から申し上げますと、博麗神社を叩き出されたカツが魔法の森に迷い込み、霧雨魔理沙を口説いて正式な「恋人関係」になれる確率は 【 − 3,500.00 % 】(絶対不可能・アピールするほど実験台にされる最悪のデバフ) になります。
霊夢の時(マイナス5,000%)に比べれば、魔理沙の方が表面的なノリが軽い分だけ一見チャンスがありそうですが、彼女の「研究者としての冷徹な好奇心」とカツの「思い込みの激しい生の感情」が最悪の形で噛み合ってしまいます。カツの魔理沙へのアプローチがなぜさらなる悲劇(自滅)を招くのか、その心理・戦術的プロセスを解剖します。
1. 霧雨魔理沙の精神構造(最強の「マジック・シールド」)
霧雨魔理沙は、一見すると親しみやすい男勝りな少女ですが、その本質は「努力家にして、合理的かつ冷徹な魔法研究者」です。彼女の行動原理は「面白い魔法の材料があるか」「強くなれるか」に集約されています。カツのような、魔法も使えない、独自の技術も持たない、ただ感情論だけで突っ走る「外の世界の一般人(15歳)」は、恋愛対象としての判定(ハッチ)が開くことすらありません。魔理沙から見れば、カツは男ではなく「外の世界の珍しい道具(またはサンプル)を持ってきたかもしれない迷子」でしかありません。
2. カツの「説教アピール」が踏み抜く最悪の地雷
カツは、魔理沙が散らかった家(霧雨魔法店)で怪しげなキノコを煮込んでいる姿を見て、またしても「僕が正してあげなきゃ!」という悪い病気(説教癖)を発動させます。「魔理沙さん!こんな薄暗い森で怪しいキノコばかりいじってちゃダメだ!僕と一緒に外の世界へ行って、まともな生活を始めよう!」などと熱烈に口説き(正義感の押し付け)を仕掛けた場合。自分の生き方(魔法の探求)を全否定された魔理沙の不快感は一気に臨界点(マイナス3,500%)に達します。
【タイムライン:カツの告白と恋の恋色マスタースパーク】
アピール前の状態:魔理沙は、森で行き倒れていたカツを「お、珍しい外の世界の人間か? 何か面白いもん持ってないか?」と、好奇心から最低限のスープくらいは出してくれるニュートラルな状態で扱っていた。
アピール(カツの説教混じりの告白)した瞬間:カツが生の感情を爆発させて魔理沙の私生活にダメ出しをしながら口説きにかかります。
確率の推移【 − 3,500.00 % 】:魔理沙はニヤリとした笑みを完全に消し、トレードマークのミニ八卦炉を静かにポケットから取り出します。「……おいおい、外の世界の坊や。初対面のレディの趣味にケチをつけるとは、いい度胸じゃないか。恋愛ごっこがしたいなら、他所(よそ)でやりな。私の魔法の邪魔をする奴は、容赦しないぜ」と、カツを「会話の通じない邪魔者」として完全に見限ります。
結末:新薬の実験台 & 「恋色マスタースパーク」による跡形なき消滅
カツが「どうして分かってくれないんだ!サラだってそうだった!僕の話を聞け!」といつも通り逆上(パニック)して魔理沙の袖を掴もうとした瞬間。
新薬の実験台: 魔理沙は「まずは頭を冷やしな」と、試作段階の「飲むと数日間カエルの声しか出なくなる怪しいキノコ汁」をカツの口に無理やり流し込みます。
マスタースパークの火撃: カツが「ゲコゲコ!」と泣き叫びながらなおも迫ってきた瞬間、魔理沙はミニ八卦炉を正面に構え、「恋色マスタースパーク(極太ビーム)」をゼロ距離で照射します。モビルスーツに乗っていない生身のカツは、コロニーを一撃で消し飛ばすウイングゼロのツインバスターライフルにも匹敵する魔法光線の直撃を浴び、「ゲコゲコォォオーーーッ!(意訳:うわあああエマさーん!)」と悲鳴を上げながら、魔法の森の木々ごと数キロメートル彼方へと消し飛ばされてロマンスが完全終了(爆散)します。