前話同様、会談の内容については公式な描写がないため、全て作者によるオリジナルの創作となります。
数日後。
メラニー・ヒュー・カーバインを乗せたアーガマは、アクシズ旗艦グワダンへ到着した。
ゼダンの門崩壊後の新たな戦局を見据え、エゥーゴとアクシズの同盟をより具体的な軍事協力へ発展させるための首脳会談である。
メラニーとクワトロは艦内へ案内され、謁見の間へ通された。
正面にはミネバ・ラオ・ザビが静かに座っている。
その隣には、実質的なアクシズの指導者であるハマーン・カーンが控えていた。
メラニーとクワトロはミネバへ一礼する。
形式上の謁見を終えると、一同は隣室の応接室へ移り、本題へ入った。
席に着いたハマーンは、二人を静かに見つめる。
ゼダンの門崩壊直後、彼女が最も警戒していたのは、エゥーゴが混乱に乗じてグリプス2の奪取へ動くことだった。
しかし、その兆候はまったく見られない。
軍人であるクワトロはともかく、最終的な判断を下したのは出資者たちだった。
――所詮は企業人か。
ハマーンは胸中でそう呟き、交渉の主導権を握れることを確信した。
やがてメラニーが静かに口を開く。
「本日はお時間をいただき、ありがとうございます。」
「先日の合意内容につきまして、改めて確認させていただきます。」
ハマーンは小さく頷いた。
「どうぞ。」
「エゥーゴはザビ家復興とサイド3返還につきまして、地球連邦議会へ正式に働きかけます。」
「ですが、現在の議会にはティターンズ寄りの議員も多く、直ちに実現することは困難です。」
「ティターンズを打倒、あるいは十分に弱体化させた後、実現を目指したいと考えております。」
ハマーンは落ち着いた表情で答えた。
「承知いたしました。」
「政治には順序があります。その点につきましては異論ございません。」
メラニーは安堵したように頷く。
続いて話題は軍事協力へ移った。
「ティターンズ最後の宇宙拠点となるグリプス1につきましては、共同攻略作戦を提案いたします。」
ハマーンは迷うことなく答えた。
「賛成です。」
「ティターンズを滅ぼすことは、我々双方の利益になります。」
共同作戦の実施はその場で合意された。
細かな作戦内容は、双方の軍が詰めることとなる。
すると、それまで黙っていたクワトロが口を開いた。
「一つ頼みがある。」
ハマーンが視線を向ける。
「グリプス2は破壊してほしい。」
応接室が静まり返る。
クワトロは続けた。
「コロニーレーザーは危険すぎる。」
「ティターンズの手を離れた今となっては、なおさら残しておく理由はない。」
ハマーンは静かに首を横へ振った。
「それはできんな。」
「約束が守られる保証がない。」
「私にも担保は必要だ。」
「ザビ家復興とサイド3返還が実現した時点で、私自ら破壊しよう。」
クワトロは表情を変えず答える。
「それでは危険は残る。」
「グリプス2が存在する限り、いつでも使える。」
ハマーンも一歩も引かなかった。
「国家同士は信用だけで動くものではない。」
「互いに保険は必要だ。」
再び沈黙が流れる。
やがてメラニーが口を開いた。
「その条件で結構です。」
「地球連邦議会への働きかけは、責任を持って行います。」
クワトロは静かに目を閉じた。
グリプス2を残す危険性は理解している。
しかし、ここで交渉を決裂させることは、ティターンズとの決戦を前にしたエゥーゴにとって得策ではなかった。
「……分かった。」
短く答えるしかない。
「共同作戦の調整役として、クワトロ大尉をそちらへ残したいのですが。」
「構いません。こちらとしても、その方が話が早い。」
こうして会談は終了した。
メラニーはハマーンへ一礼し、アーガマへ戻るため席を立つ。
メラニーが振り返る。
「大尉、後はよろしく頼む。」
クワトロは軽く頷く。
「分かりました。」
アーガマがゆっくりとグワダンを離れていく。
その姿を見送りながら、クワトロは一人、窓の外を見つめていた。
出資者たちは、同盟が維持されたことに安堵している。
だが、グリプス2という切り札をアクシズが保持し続けることへの不安だけは、最後まで消えることはなかった。
カツの幻想郷入りシリーズ第7弾
今回は、黒焦げの状態で永遠亭の前に転がったカツが、中に不法侵入して蓬莱山輝夜を口説いて恋人関係になる可能性を検証します。人間枠は全滅しましたが、人外であれば案外ワンチャンあったりするかもしれません。
結論から申し上げますと、黒焦げの状態で永遠亭の前に転がったカツが、中に不法侵入して蓬莱山輝夜(ほうらいさん かぐや)を口説き、正式な「恋人関係」になれる確率は 【 − 15,000.00 % 】(絶対不可能・アピールを開始した瞬間に『最高の暇つぶし(おもちゃ)』と認識され、永遠に終わらない無理難題で精神をすり潰される最悪のデバフ) になります。
これまでフラれてきた幻想郷の住人たち(咲夜、早苗、妹紅など)の時は、まだ「怒らせて物理的に吹っ飛ばされる(即死・パージ)」という慈悲がありましたが、引きこもりの元月のお姫様・輝夜を相手にした場合、カツを待ち受けるのは「永遠の時間を生きる退屈な神の、底意地の悪い引きこもりゲーム(精神的奴隷化)」です。マイナス15,000%という、ハマーン戦(マイナス9,999%)をも遥かに置き去りにする大自滅(デバフ)の理由を解剖します。
1. 蓬莱山輝夜の精神構造(最強の「ニート・バリア」)
蓬莱山輝夜は、千年以上を永遠亭の奥で過ごしている「ニートの祖」にして、元・月のお姫様です。彼女の本質は「永遠に退屈している、好奇心旺盛で極めて我が儘な高貴なサディスト」です。カツのような、ただ感情論を喚き散らすだけの、外の世界の何も持たない凡俗な子供(15歳)は、恋愛対象としてのハッチが開くどころか、「ゲームの電源が入っていない時に、部屋に迷い込んできた珍しい虫」としてしか認識されません。
2. カツの「引きこもり否定説教」が提供する、最高の娯楽
カツは、輝夜が永遠亭の奥で昼夜逆転のゲーム三昧(または引きこもり生活)をしている姿を見て、またしても「僕が彼女を現実に引き戻して、本当の幸せを教えてあげなきゃ!」という悪い病気(説教癖)を発動させます。「輝夜さん!こんな薄暗い屋敷に引きこもって、現実から逃げてちゃダメだ!ゲームなんかやめて、僕と一緒に外の世界へ行って、まともな人間の幸せを掴もう!」などと熱烈にアピール(正義感の押し付け)を仕掛けた場合。普通の女性なら怒りますが、輝夜は「おもしろい、最高の暇つぶしが見つかったわ」と、邪悪な笑みを浮かべます。好感度はマイナス15,000%(おもちゃ認定)に固定されます。
【タイムライン:カツの告白と『新・難題』の絶望】
アピール前の状態:輝夜は、黒焦げで廊下に侵入してきたカツを「あら、妹紅に焼かれた外の世界の人間? 永琳、治療してあげて」と、ただの「珍獣」としてお茶菓子くらいは出してくれるニュートラルな状態で扱っていた。
アピール(カツの説教混じりの告白)した瞬間:カツが生の感情を爆発させ、輝夜のニート生活にダメ出しをしながら「僕の恋人になって、ここを出よう!」と迫ります。
確率の推移【 − 15,000.00 % 】:輝夜は扇子で口元を隠し、瞳の奥に邪悪な月の王族の光を宿します。彼女の固有能力「永遠と須臾(しゅゆ)を操る程度の能力」の気配が部屋を満たします。「ふふ、私をここから連れ出してくれるの? 懐かしいわね、昔の男たちもみんなそう言ったわ。いいわ、私の恋人になりたいなら、外の世界から『Zガンダムのハイパー・メガ・ランチャーの現物』を持ってきてちょうだい。それができたら付き合ってあげる」
結末:永遠に終わらない「須臾(一瞬)のパシリ地獄」
カツが「そんなもの、今すぐアーガマに戻れるわけないじゃないか!ずるいぞ!」といつも通り逆上(パニック)して輝夜に詰め寄ろうとした瞬間、輝夜はパチンと指を鳴らします。
「永遠」の檻による監禁: 輝夜が能力を発動した瞬間、カツの周囲の時間(須臾)が極限まで細分化され、「カツがどれだけ走っても、輝夜の部屋の襖(ふすま)から1ミリも前に進めない」という時間のループに閉じ込められます。
永琳による「新薬(実験台)のパシリ」:付き合うための難題として、カツは永遠亭の最奥で八意永琳(やごころえいりん)のマッドサイエンティスト的な新薬の実験台にされ、「飲むと頭からタケノコが生えてくる薬」などを毎日飲まされ、一日中「ゲコゲコ」とカエルの声で鳴きながら屋敷の廊下を雑巾掛けさせられる、永遠のパシリ(奴隷)にされます。モビルスーツを奪うチャンスすら与えられず、カツの「認められたい生の感情」は、輝夜の退屈を癒やすための「永遠のお笑いおもちゃ」として完全に消費され、戦闘すら起きずにロマンスが完全終了(暗黒ニートエンド)します。
最終恋愛デバフ評価(幻想郷編)
1位 蓬莱山輝夜(永遠亭): − 15,000 % (口説くほど『最高のおもちゃ』に認定され、永遠のパシリ奴隷にされる)
2位 十六夜咲夜(紅魔館): − 8,500 % (口説くほど不審者扱いされ、時間を止められてナイフで細切れ)
3位 藤原妹紅(迷いの竹林): − 7,000 % (口説くほど千年の怒りを買い、不死の炎で一瞬で炭にされて竹林の外へ吹き飛ばされる)
4位 東風谷早苗(守矢神社): − 6,500 % (口説くほど神々の怒りを買い、奇跡の力で山からマッハで叩き落とされる)
5位 博麗霊夢(博麗神社): − 5,000 % (口説くほど妖怪扱いされて境内から陰陽玉で放逐)
6位 霧雨魔理沙(魔法の森): − 3,500 % (口説くほどキノコ汁を飲まされてマスパで蒸発)
7位 魂魄妖夢(白玉楼): − 2,500 % (口説くほど主の侮辱と判定され、長刀でみじん切りにされて1400段の階段を転げ落ちる)