宇宙世紀でリアル弾幕ごっこ   作:わさびの食べ方にうるさい人

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公式年表では、アクシズがグラナダへの落下コースを取るのは、ゼダンの門が破壊された1月18日とされています。しかし、この設定では、以前も指摘した通り、メラニーやシャアが本拠地へアクシズが接近しているにもかかわらず、何の対策も講じなかったことになり、危機感に欠けた不自然な描写となってしまいます。

また、その時点ではエゥーゴはすでにハマーンの要求を受け入れ、アクシズとは同盟関係にありました。そのような状況で、ハマーンが自らアクシズをエゥーゴの本拠地であるグラナダへ向け、アクシズ喪失の危険まで冒す合理的な理由は見当たりません。

そこで本作では、この矛盾を解消するため、アクシズがグラナダへの落下コースを取るのは、ハマーンが最後通牒を突き付けた後である、という設定に改変しています。


迫る刻限

アーガマの格納庫へ、一隻の小型シャトルがゆっくりと着艦した。

 

ハッチが開く。

クワトロが姿を現すと、ブライトをはじめ主要クルーたちが迎えた。

 

「大尉。」

 

ブライトは安堵したように歩み寄る。

 

「無事だったか。」

 

エマやアポリーも胸を撫で下ろす。

 

だが。

クワトロの表情は重かった。

 

「……まずいことになった。」

 

その一言だけで、誰もが笑顔を失う。

 

 

ブリーフィングルーム。

主要クルーが集まり、部屋は重苦しい空気に包まれていた。

 

クワトロは静かに口を開く。

 

「ハマーンは最後通牒を突き付けてきた。」

 

誰も息を呑む。

 

「回答期限は四十八時間。」

「それまでに約定撤回を取り消さなければ。」

 

一拍置く。

 

「アクシズをグラナダへ落とす。」

 

静寂。

誰一人、言葉を発することができない。

 

最初に口を開いたのはブライトだった。

 

「ハマーン……そこまでやるのか。」

 

クワトロは静かに頷く。

 

「本気だ。」

「既に住民避難の準備も始めているだろう。」

 

カミーユが青ざめた表情で呟く。

 

「もし……アクシズがグラナダへ落ちれば。」

 

クワトロは静かに答えた。

 

「グラナダは壊滅する。」

 

誰も反論できない。

 

ブライトは腕を組み、苦々しく目を閉じた。

クワトロは時計を見る。

 

「時間がない。」

「まずはメラニー会長へ報告せねばならん。」

 

ブライトが尋ねる。

 

「グラナダへ戻るのか。」

 

「いや。」

 

クワトロは首を振った。

 

「一刻も惜しい。」

「直通回線で話す。」

 

「そうだな。」

 

ブライトは通信士へ命じた。

 

「アナハイム本社へ優先回線を開け。」

 

 

大型モニターへ映像が映し出される。

やがてメラニー・ヒュー・カーバインの姿が現れた。

 

「クワトロ大尉。」

「やはりハマーンはコロニーレーザーを動かしたのか。」

 

クワトロは首を横へ振る。

 

「それより、まずいことになりました。」

 

メラニーの表情が変わる。

 

「ハマーンは約定撤回の取り消しを求めています。」

「応じなければ。」

「アクシズをグラナダへ落とすつもりです。」

 

会議室が静まり返る。

 

クワトロは続けた。

 

「回答期限は四十八時間。」

「既に十二時間が経過しました。」

「残り三十六時間しかありません。」

 

メラニーは言葉を失う。

 

やがて深く息を吐いた。

 

「……分かった。」

 

「直ちに緊急会議を招集する。」

「結論が出るまで待機してくれ。」

 

通信は切れた。

誰も口を開かない。

 

その沈黙を破ったのはブライトだった。

 

「アクシズの軌道を変える方法があるとすれば……。」

 

クワトロは察したようにブライトを見た。

 

「そうだな。」

 

カミーユが二人を見比べる。

 

「変える手段って、何です。」

 

ブライトは静かに答えた。

 

「コロニーレーザーだ。」

「照射方向を調整できれば。」

「アクシズの軌道を逸らせる可能性がある。」

 

クワトロが補足する。

 

「もちろん。」

「グリプス2を奪取できればの話だが。」

 

誰もが、その困難さを理解していた。

 

 

二時間後。

再び通信が入る。

 

メラニーの表情は、先ほどよりさらに険しかった。

 

「クワトロ大尉。」

「確認したい。」

「アクシズの軌道を変える方法はあるか?」

 

クワトロはすぐには答えなかった。

 

長い沈黙の末。

クワトロは顔を上げた。

 

「可能性はあります。」

「グリプス2を奪取し。」

「コロニーレーザーを使用できれば。」

 

メラニーは続けて尋ねる。

 

「勝算は。」

 

クワトロは正直に答えた。

 

「良くて半々です。」

 

再び沈黙。

 

メラニーはゆっくり頷いた。

 

「……分かった。」

「十時間以内に結論を出す。」

 

通信は切れた。

 

部屋には静かな空気だけが残る。

霊夢がクワトロへ歩み寄った。

 

「良かったの?」

「失敗すれば、全て終わるわよ。」

「方法は無いと言ってもよかったんじゃない?」

 

クワトロはしばらく黙っていた。

 

やがて静かに口を開く。

 

「……私にも分からん。」

 

誰も言葉を挟まない。

 

「だが。」

「メラニー会長に、そこまでの覚悟があるなら。」

 

再び間を置く。

 

「やるしかあるまい。」

 

霊夢は静かに頷く。

 

「分かった。」

「大尉がそう言うなら。」

「もう何も言わない。」

 

クワトロは少しだけ驚いたように霊夢を見る。

 

「君は、それでいいのか。」

 

霊夢は微笑んだ。

 

「私は。」

「大尉を信じるって言ったでしょ。」

 

クワトロは小さく笑う。

 

「そうだったな。」

 

二人のやり取りを、周囲は黙って見守っていた。

 

やがてブライトが静かに口を開く。

 

「どちらにしても。」

「今はメラニー会長の決断を待つしかない。」

 

誰も異論はなかった。

 

残された時間は、あと三十四時間。

 

運命の刻は。

静かに近づいていた。

 




カツは伝説の木の下で告白を受けられるかシリーズ第5弾。
今回は、カツが科学の力に目覚めて『理系』だけに極振りし、要求値の低いマッドサイエンティスト少女「紐緒結奈」を狙いに行った勝率を検証します。

結論から申し上げますと、カツが「理系」コマンドだけにすべてのリソースを極振りし、マッドサイエンティスト少女「紐緒結奈(ひもお ゆいな)」を一途に狙いに行った場合、3年後に彼女から伝説の木の下で告白される確率は 【 約 8.0 % 】(付き合える可能性はあるが、肉体と精神がサイボーグ化される最もデンジャラスなルート) になります。

紐緒結奈の攻略ルートそのものが「強制改造手術(物理デバフ)」という公式の狂気システムを内蔵しているため、カツの勝率は一桁台まで押し下げられます。カツが肉体を機械化されながらも勝利を掴む(あるいは実験台にされる)戦術的プロセスを解剖します。

1. 紐緒結奈の告白条件とカツの相性(科学の奴隷)
紐緒結奈の攻略に必要な条件は、主に「理系(120以上)」と「雑学(100以上)」です。
カツにかかる「勉強ストレス3倍」の地獄:カツは文系と同じく「理系」コマンドでもパニックを起こしやすく、ストレスがマッハで跳ね上がります。そのため「休養(寝る)」コマンドを頻繁に挟まざるを得ず、手数は常にギリギリです。
鉄の一途戦術(爆弾の封印):理系コマンドだけを連打し、他の女子が登場するコマンドは完全封鎖(0%)。これにより爆弾リスクは0%に抑えられます。

3年間の現実的な育成タイムライン(サイボーグ・カツルート)
1年目:科学部入部と、フラスコを叩き割る
パニック入学直後、カツは紐緒が登場する「科学部」に入部します。大嫌いな「理系」コマンドを連打しますが、複雑な化学式や物理法則の前にストレスが100を突破。カツは部室で「うわあああ!なんで僕がこんな数式ばかり解かないといけないんだ!」とパニックを起こしてビーカーを叩き割ります。しかし、紐緒は「フフフ、激しい感情の起伏……実験体の脳波としては非常に興味深いサンプルね」と冷徹に観察。カツの学力の低さとパニック癖は、マイナス査定になるどころか「格好の実験動物(サンプル)」として認知され、好感度が上がっていきます。

2年目:カツの「理不尽な生の感情」が、マッドサイエンティストの計算を狂わせる
2年目、カツは理系ステータス「110」を突破し、紐緒をジャンク屋やプラネタリウム(理系値が高いと成功率が上がるデートスポット)に誘います。下校デートの帰り道、カツは自分のストレスと焦燥感から、紐緒に対していつもの最悪な「生の感情(説教アピール)」を仕掛けます。「紐緒さん!君はいつも怪しい実験ばかりして、世界征服なんて現実から逃げてちゃダメだ!ロボットのパーツなんかじゃなく、君自身の『生々しい本音の感情』を僕にぶつけてくれ!」普通の女の子ならブチギレますが、世界をデータと論理だけで支配しようとしていた紐緒にとって、カツのこの非論理的で理不尽なまでのストレートな生の感情は、「私の計算式(理論)の枠に全く収まらない、なんて不規則でエキサイティングなバグ(人間)なのかしら……! 素晴らしいわ、あなたを私の『世界征服の右腕(恋人)』にしてあげる!」と、狂気の最大級のガチ恋(ときめき状態)へと超翻訳されてしまいます。紐緒のハッチがガバッと開放されます。

3年目:強制イベント「紐緒の改造手術(勝率を削る大バグ)」
卒業式直前の冬、ときめき状態になった紐緒から、自宅の地下研究室へ招待される強制イベントが発生します。そこでカツは「世界征服のためのサイボーグ手術の実験台」にされます。
カツへの肉体デバフ:カツは手術台に縛り付けられ、「うわあああブライト艦長ぉお!助けてくれ!」と叫びながら、脳と肉体の一部を機械化(サイボーグ化)されます。これにより「ストレス耐性」だけは100%に固定(パニック癖の強制治療)されますが、あまりの精神的恐怖から、卒業式直前に「根性(メンタル)」のパラメータが強制的に「0」まで大暴落します。卒業式 ── 伝説の木の下での世界征服の告白3年目の卒業式の日。他の女子を出していないため爆弾はありません。カツの最終ステータスは、改造手術の代償として【理系150、雑学110、体調(サイボーグ化)200、根性0、容姿10】という、人間を半分辞めたステータスで木の下へ向かいます。夕焼けに染まる伝説の木の下。カツが背中のネジを軋ませながら(肉体改造のため)待つと、そこには白衣を脱ぎ捨て、怪しく微笑む紐緒結奈が待っています。「カツくん……。私は世界を支配するためのサイボーグ(メカ)を作っていたけれど、私の心を完全にバグらせたのは、私の理論を真っ向から否定してくれた、あなただったわ。私……カツくんのことが、大好きなの。これからも私の最高の実験体(パートナー)として、私の世界征服の隣にいてくれる?」宇宙世紀でフラれ、地獄の底で1億回往復ビンタされたカツが、肉体をサイボーグに改造されるという血(オイル)の代償を払い、世界征服を目論むマッドヒロインを射止める、カツの全歴史上、最もフィジカルが強くなり、最も人間を辞めたハッピーエンド(勝率8.0%)がここに完成します。

清川(35%)や夕子(45%)に比べて勝率が「8.0%」まで激減している理由は、「改造手術によるカツ自身の物理的自滅特性」がシステム的に牙を剥くからです。
カツがフラれる92%のルート(実験失敗による大破):3年目の冬の改造手術イベントの際、カツの初期「根性」や「体調」が一定の基準を下回っていた場合、「改造手術が失敗し、カツの肉体がコックピット(手術台)の上で完全にスクラップ(大破・機能停止)する」という最悪のゲームオーバー(自滅)が9割以上の確率で発生します。カツが、ただの動かない戦闘ロボット(お荷物)になってしまったため、卒業式当日に伝説の木の下に行くことすらできず、紐緒から「チッ、私の理論は完璧だったはずなのに、サンプル(カツ)の耐久値が低すぎたわね」と事務的にスクラップとして廃棄(パージ)されて終了する、ときメモ史上最もデンジャラスな自爆ルートです。 

伝説の木の下で告白される可能性ランキング
1位:朝日奈夕子 ── 【 + 45.00 % 】 (雑学・容姿特化。ノンストレスでカツが一度もノイローゼにならない楽園)
2位:清川望 ── 【 + 35.00 % 】 (運動特化。進路自爆のリスクはあるがフィジカル最強)
3位:如月未緒 ── 【 + 12.00 % 】 (文系特化。勉強のストレス3倍デバフのせいで常に薄氷の勝利)
4位:紐緒結奈 ── 【 + 8.00 % 】 (理系特化。爆弾は防げるが、卒業直前の『強制改造手術』を潜り抜けなければ、肉体ごとスクラップにされる最も物騒な勝利)
5位:藤崎詩織 ── 完全なる 0.00% (全パラ最高水準要求。手数が物理的に絶対足りないシステム上の詰み)
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