わさび先生が執筆に苦労しているので、「わさび先生一人で苦労を背負い込むことないでしょう。」「わさび先生が苦しんでいるのを見ると私も辛いです。」「後は私に任せて暫く休んで下さい、いいですね。」と、霊夢ばりの説得が功を奏し、ついに本編を任せてもらえることになりました。
これから宜しくお願いします。
「ハマーン!」
突然、通信回線に男の声が響いた。
ハマーンは反射的に振り向く。
そして、その姿を見た瞬間、さすがの彼女も言葉を失った。
「……な、何だ?」
そこには、宇宙空間を何の装備も付けず、全裸のまま泳ぐ筋骨隆々の大男がいた。
真空など意にも介さず、巨大な筋肉を躍動させながら一直線にキュベレイへ向かってくる。
「な……!」
驚愕する間もなく、男はキュベレイへ取り付き、そのまま素手でコックピットハッチを掴む。
ギギギ……という金属音とともにハッチがこじ開けられた。
ハマーンは拳銃を抜き、男へ突き付けた。
「何者だ!」
男は堂々と胸を張る。
「人は私を――聖(セント)マッスルと呼ぶ。」
ハマーンの眉がぴくりと動く。
「さっきから私を見ていたのは、お前か。」
「そうだ。」
聖マッスルは満足そうに頷いた。
「君の心の声は、私に届いた。」
「シャアなど忘れろ。」
「私が君の孤独を筋肉で埋めてやる。」
「誰が貴様のような汚らわしい者を!」
「失せろ、俗物!」
ハマーンは迷わず引き金を引いた。
乾いた銃声。
弾丸は聖マッスルの胸へ命中する。
しかし――。
めり込んだ弾丸は、筋肉に押し返されるように弾き飛ばされた。
「何だと!」
ハマーンの表情が初めて動揺に染まる。
聖マッスルは微笑む。
「筋肉は、すべてを受け止める。」
次の瞬間、その巨大な腕がハマーンの身体を軽々と抱え上げた。
「離せ! 俗物!」
暴れるハマーンをものともせず、聖マッスルは朗々と言い放つ。
「君は私の妻となるに相応しい女性だ。」
ハマーンは意を決したように言う。
「貴様の物になるくらいなら!」
ハマーンは最後の手段を取った。
キュベレイのファンネルを全基射出。
一斉に自機へ砲撃を浴びせる。
宇宙を白い閃光が覆う。
轟音。
キュベレイは巨大な火球となって爆散した。
しかし。
爆炎の中から現れたのは、無傷の聖マッスルとハマーンだった。
「どうなっている……?」
ハマーンは愕然とする。
聖マッスルは満足そうに笑う。
「この気高さ。」
「この気概。」
「ますます気に入った。」
「それでこそ私の妻に相応しい。」
ハマーンは聖マッスルを睨み付ける。
「私をどうするつもりだ!」
聖マッスルは親指を立てた。
「筋肉超人になってもらう。」
「君なら、女性初の一億パワーも夢ではない。」
「誰がなるか!」
ハマーンの叫びも空しく、聖マッスルはそのままハマーンを抱えて、宇宙の彼方へ飛び始めた。
グワンバン。
艦橋では誰もが言葉を失っていた。
「ハ……」
「ハマーン様が……。」
護衛のガザC隊も呆然と見送ることしかできない。
誰一人として、この状況を理解できなかった。
一方。
陽動部隊。
カミーユ、ファ、カツも、その光景を目撃していた。
ファがぽつりと呟く。
「……これで終わったの?」
カミーユは真剣な顔で宇宙を見つめる。
「ハマーンは……。」
「……あの男と分かり合えたんだろうか。」
ファは心の中で全力で否定した。
(絶対違うと思う。)
その横でカツは肩を落とす。
「僕は……。」
「僕は何のために復活したんだ……。」
別方向では、霊夢とエマもその異様な光景を目撃していた。
エマは呆然と呟く。
「何……あれ……?」
霊夢は我に返る。
「ハマーンさん!」
「助けないと!」
ネモは全速力で聖マッスルを追う。
しかし距離は縮まらない。
「速い!」
霊夢は通信を開いた。
「大尉!」
「止めて!」
その声に応えるように、百式が進路を塞ぐ。
聖マッスルとクワトロが向かい合う。
その瞬間。
二人の間に、不思議な共鳴が走った。
――ニュータイプ共振。
互いの心が、一瞬で通じ合う。
クワトロは静かに目を閉じた。
そして、すべてを悟ったように口を開く。
「彼女を幸せにしてやってくれ。」
聖マッスルは力強く頷いた。
「任せろ。」
そのまま聖マッスルは宇宙の彼方へ飛び去っていく。
抱えられたままのハマーンだけが絶叫した。
「シャアーーッ!」
「貴様ァーーッ!!」
その声は虚しく宇宙へ消えていった。
霊夢は百式へ飛び寄る。
「何分かり合ってるのよ!」
クワトロはどこか満ち足りた表情で答えた。
「私の目指したニュータイプの可能性を見た。」
霊夢は頭を抱える。
「もう、最悪!」
その叫びだけが、戦場に響き渡った。
こうしてグリプス戦役は、誰一人として予想し得なかった方向へ大きく舵を切ることになる。
この戦争の運命は、大きく変わろうとしていた。
カツは伝説の木の下で告白を受けられるかシリーズ第11弾。
今回は、カツが美貌の女王、鏡魅羅を攻略できる可能性について検証します。
本編との同時執筆は大変ですが、わさび先生の期待を裏切らない為にも頑張ります。
結論から申し上げますと、カツ・コバヤシが「鏡魅羅(かがみ みら)」を一途に狙って攻略した場合、3年後に彼女から伝説の木の下で告白される確率は 【 約 6.0 % 】(ときメモコーナー史上、片桐彩子に並ぶ超絶ノイローゼ難関ルート)になります。
1.鏡魅羅攻略プロセス:全3年間のタイムライン
カツを阻む「芸術ストレス3倍」とパラメータのシーソーゲーム
鏡魅羅の攻略に必要な条件は、主に「容姿(120以上)」と「芸術・雑学(100前後)」です。魅羅が求める「芸術100」を満たすため、カツは定期的に美術の教科書を開いたりデッサンをしなければなりません。
マッハで溜まるストレス:カツは芸術コマンドを選ぶとパニック(逆上)を起こしやすく、ストレスが通常の3倍のスピードで跳ね上がる致命的なマイナス補正を持っています。
「休養」の無限ループ(手数の激減):容姿と雑学を上げながら芸術コマンドを連打すると、一瞬でストレスが100を突破してノイローゼになるため、カツは「寝る➔容姿➔流行➔芸術➔パニック➔寝る」の超非効率なルーティンを強いられます。爆弾リスクを0%に封じ込めても、3年間の行動手数は物理的に通常のプレイヤーの半分以下に激減します。
3年間の現実的な育成タイムライン(高級貢ぎ物と大家族ルート)
1年目:自分を磨くが、部室でキャンバスを破り捨てる日々
入学直後、カツは「容姿」と「流行(雑学)」で見た目を整えますが、要求値である「芸術」を上げるために美術クラブ(あるいは芸術コマンド)を実行した瞬間、ストレスがマッハで100を突破。カツはコックピット(自室)でパニックを起こしてキャンバスを破り捨て、そのまま1年の半分を「休養(アーガマの自室で寝る)」に費やすニート生活に突入します。
2年目:カツの「理不尽な生の感情」が、女王の仮面を剥ぎ取る
2年目の後半、過酷なシーソーゲームの末になんとか容姿100、芸術60、雑学50まで引き上げたカツは、魅羅をブティックや海に誘います。
下校デートの帰り道、カツは自分の恋愛の焦燥感から、魅羅に対していつもの最悪な「生の感情(説教アピール)」を仕掛けます。
「魅羅さん!君はいつもそうやって男を値踏みして、女王様みたいに強がって現実から逃げてちゃダメだ!ただ外見(ルックス)だけを取り繕う日々なんて間違っている!もっと君自身の『生々しい隠された本音の感情』を僕にぶつけてくれ!」
普通の女性ならビンタを喰らって終了ですが、実は「無数の幼い弟たちの面倒を毎日ワンオペで看ている、生々しい現実と孤独」を必死に隠して学校で強がっている魅羅にとって、自分の「隠している生活感(弱さ)」の核心に力技で踏み込んできたカツの熱い説教は、強烈なカウンターとして胸に突き刺さります。
「な、何よこいつ……! みんな私の美貌にひれ伏すだけなのに、この人だけは私の強がりの裏にある寂しさを見て、本気で叱ってくれる……! カツくん、なんて熱くて頼りになる(お兄ちゃんみたいな)男なの……ッ!」
魅羅の恋の「判定ハッチ」が音を立ててガバッと大開放され、最大級のガチ恋(ときめき状態)へと反転します。
3年目:卒業式 ── 伝説の木の下での女王からの告白
3年目の卒業式の日。他の女子を出していないため爆弾はありません。カツの最終ステータスは、過酷なストレス管理の末、【容姿125、芸術100、雑学100、学力10、運動5】という、鏡魅羅の要求条件をミリ単位で、まさに首の皮一枚でギリギリクリアした「見た目と流行(おねだり対策)だけは高い、極度に疲弊したギャル男ステータス」へと成長を遂げています。
夕焼けに染まる伝説の木の下。いつもと違って女王のプライドを完全に脱ぎ捨て、少し恥ずかしそうにエプロン(弟たちの家事用)をバッグに隠した、素の少女の顔をした鏡魅羅が待っています。
「カツくん……。私、いつも男の人を値踏みして、高価なプレゼントを貰うことでしか自分の価値を確かめられなかった。でも、カツくんが私の本当の姿を知っても、変わらずに熱く私を叱ってくれた時、私、本当の恋を見つけたの。私、カツくんのその真っ直ぐなところが、本当に、本当にだーい好き!……これからは女王様じゃなくて、あなたの『可愛いお嫁さん』として、我が家で一緒に弟たちの面倒を看てくれますか?」
なぜ「6.0%」まで勝率が大暴落したのか?(貢ぎ経済力と大家族の壁)
告白イベントまではこぎ着けられますが、なお94%の確率でフラれる理由は、「芸術・雑学を上げるために手数を奪われ、魅羅の過酷なおねだり(経済力)と大家族の現実に耐えきれなくなる(94%の負け筋)」がシステム的に牙を剥くからです。
カツがフラれる94%のルート(育児パニックと高級貢ぎ物破産):鏡魅羅はデート中、高い確率で「これ、私に買ってくれない?」と高級なブランド品をおねだりしてきます。正しい仕様では「雑学(流行)」が高くないと彼女の好むプレゼントを見抜けず、デートの手数が無駄になります。カツは必死に流行誌を読みますが、そのせいでさらに育成時間を奪われます。さらに卒業式直前、魅羅と両想いになったカツは、彼女の自宅(アパート)へ挨拶に向かいますが、そこで「一斉に泣き叫び、暴れ回る無数の魅羅の弟たちのパニック空間」に直面。芸術のストレス3倍デバフのせいで3年間メンタルがすり減り、根性(メンタル)が「5」しか残っていないカツは、リビングの中で,
「うわあああ!子供たちが多すぎる!全員同時に泣き叫んでるじゃないか!アバドンピラー(またはブライト艦長)より恐ろしい!サラ、カミーユ、助けてくれ!」
といつも通りの大パニック(お漏らし挙動)を起こして、アパートから脱兎(だっと)のごとく逃走。魅羅から「カツくんのことは大好きだけど、うちの弟たちの面倒を看て一緒に苦労する覚悟がない男の子とは、さすがに結婚は無理ね……」と、最後の最後で現実的な理性が働き、木の下に魅羅が来てくれないという、カツ特有のリアルなマイナス因子です。
1位:朝日奈夕子 ── 【 + 45.00 % 】 (雑学・容姿特化。一度もノイローゼにならず、生の感情がギャルに刺さる楽園)
2位:古式ゆかり ── 【 + 38.00 % 】 (運動・容姿特化。カツの得意な運動で好感度を爆上げできるが、最後の最後で『実家の古式不動産による武闘派地上げ屋適性審査(62%)』をカツのフィジカルで潜り抜けなければならない、超成り上がりお婿さんルート)
3位:清川望 ── 【 + 35.00 % 】 (運動特化。進路自爆のリスクはあるがフィジカル最強)
4位:早乙女優美 ── 【 + 30.00 % 】 (運動・容姿・雑学特化。1年目の登場制限を完璧な自分磨きのバフに変換し、生の感情でマスコットのハッチを破るが、最後の最後で『実の兄(好雄)の最終お婿さん審査(70%)』をカツの根性で力技で潜り抜け、情報屋のパシリとして永久就職する、泥臭い義兄弟ルート)
5位:虹野沙希 ── 【 + 20.00 % 】 (根性・運動特化。お弁当によるストレス全回復バフでカツのパニック癖を完全介護できるが、最後の試合での『戦犯自滅(8割)』を潜り抜けなければならない熱血ルート)
6位:如月未緒 ── 【 + 12.00 % 】 (文系特化。勉強のストレス3倍デバフのせいで常に薄氷の勝利)
7位:紐緒結奈 ── 【 + 8.00 % 】 (理系特化。強制改造手術を潜り抜けるサイボーグ化エンド)
8位:鏡魅羅 ── 【 + 6.00 % 】 (容姿・芸術・雑学特化。芸術のストレス3倍デバフのせいで手数が足りず、おねだり対策の雑学に追われ、卒業直前に94%の確率で育児パニック大自滅を起こす、おねだり女王の絶望ルート)
9位:片桐彩子 ── 【 + 5.00 % 】 (芸術特化。芸術のストレス3倍デバフに脳を焼かれ、英語の弾幕に翻弄されながらも生の感情で防壁を破るが、最後の最後で『パリ留学の壁(95%)』の手続きに失敗して無職になりパージされる、最も国際的な絶望ルート)
10位:美樹原愛 ── 【 + 4.00 % 】 (文系・理系・芸術・雑学・容姿のマルチタスク特化。4つの勉強系パラメータを並列で上げる『ストレス3倍パニックデバフ』のせいで手数が足りず、卒業直前に96%の確率でノイローゼ大自滅を起こす、隠れた最難関インドアルート)
11位:藤崎詩織 ── 完全なる 0.00% (全パラ最高水準要求。手数が物理的に絶対足りないシステム上の詰み)