そして絶望に捕らわれたシャアも、最終決戦の中で行方不明となります。
原作では、それぞれ戦いの果てに姿を消すことになった二人。
果たして霊夢の存在は、破滅へと向かうカミーユとシャアを引き留めることができるのでしょうか?
アーガマ艦橋。
グラナダでの会談を終えたブライトとクワトロが戻り、主要クルーたちが集められていた。
ブライトは全員を見渡す。
「メラニー会長との話は以上だ。」
「こちらは連邦政府への働きかけを強める。」
「地球連邦軍が動けば、ティターンズとの戦力差を埋められる可能性がある。」
アポリーが腕を組む。
「問題は、それまでシロッコが待ってくれるかどうかですね。」
「ああ。」
クワトロが答える。
「恐らく待たん。」
「バスクの残存部隊を吸収し、再編が済み次第グリプス2へ向かうはずだ。」
霊夢は黙って聞いていた。
ファも不安そうにカミーユを見る。
そのカミーユが、突然口を開いた。
「……僕の責任です。」
全員が振り返る。
ブライトが眉をひそめる。
「何がだ。」
カミーユは俯いたまま答えた。
「僕があの時、ハマーンを殺せなかったから。」
艦橋が静まり返る。
クワトロがゆっくり口を開いた。
「カミーユ。」
「君はキュベレイを、しばらく戦えない状態にした。」
「それだけでも十分だ。」
だが、カミーユは首を横に振った。
「モビルスーツは直せます。」
そして、低い声で続ける。
「でもハマーンは倒せば……直せないんだ。」
一瞬。
誰も言葉を返せなかった。
ファが心配そうにカミーユを見る。
「カミーユ……。」
ブライトは重くなった空気を少しでも和らげようとしたのか、苦笑して言った。
「カミーユ。」
「いつからそんな苦労性になった。」
カミーユも僅かに笑う。
「苦労してますからね。」
しかし、その笑みはすぐに消えた。
霊夢が静かに言う。
「カミーユ一人で背負い込むことはないでしょ。」
「ハマーンさんのことも、シロッコのことも。」
「みんないるんだから。」
カミーユは霊夢を見る。
しばらく何も答えなかった。
やがて、はっきりと言った。
「いえ。」
「ハマーンとシロッコ。」
「今のあの二人は……この時代に生きていてはいけない人間なんです。」
霊夢の表情が僅かに曇る。
少し前までカミーユは、ハマーンと分かり合えるかもしれないと言っていた。
そのカミーユ自身が、今はまるで違う言葉を口にしている。
ファも何も言えない。
カミーユは全員へ軽く頭を下げた。
「失礼します。」
そう言い残し、艦橋を出ていった。
「カミーユ!」
ファがすぐ後を追う。
扉が閉じる。
アポリーがぽつりと呟いた。
「……大丈夫か、あいつ。」
ブライトもクワトロも答えなかった。
霊夢だけが、閉じた扉をじっと見つめていた。
アーガマ艦内。
ファは少し先を歩くカミーユへ追いついた。
「カミーユ。」
カミーユは足を止める。
「何?」
ファは少し迷ってから尋ねた。
「戦争が終わったら……。」
「昔みたいに、元通りになるわよね。」
カミーユは答えなかった。
ファは不安そうに続ける。
「また普通に暮らして。」
「学校へ行ったり、くだらないことで喧嘩したり。」
「そういう生活に戻れるわよね。」
しばらくして。
カミーユは静かに首を振った。
「元通りにはならないさ。」
ファの顔が強張る。
「どうして……。」
「僕は。」
カミーユは前を向いた。
「自分の役目が分かってきたから。」
「役目?」
だが、カミーユはそれ以上答えなかった。
「少し休むよ。」
「カミーユ……。」
ファは何か言いたそうにしたが、結局飲み込んだ。
「そうね。」
無理に笑ってみせる。
「ちゃんと休んでね。」
「ああ。」
カミーユはそのまま自室へ向かって歩いていく。
ファは遠ざかる背中を、ただ見つめていた。
その後。
霊夢の和室。
急須から湯気が立ち上っていた。
畳の上に座るクワトロの前へ、霊夢が湯飲みを置く。
「はい。」
「お疲れ様。」
「ありがとう。」
クワトロは湯飲みを手に取り、一口飲んだ。
そして目を細める。
「美味いな。」
霊夢は嬉しそうに笑った。
「そう?」
「ああ。」
それきり。
二人の間に会話はなくなった。
静かな時間だけが流れる。
艦内の低い機械音。
時折、遠くから聞こえる人の足音。
戦争の最中とは思えないほど穏やかな時間だった。
霊夢は何も聞かなかった。
ハマーンのことも。
シロッコのことも。
これから始まるであろう戦いのことも。
クワトロも何も語らない。
ただ、お茶を飲む。
それだけで十分だった。
やがて湯飲みが空になる。
クワトロは静かに立ち上がった。
「ご馳走様。」
「どういたしまして。」
クワトロが襖へ向かう。
霊夢がその背中へ声を掛けた。
「大尉。」
「ん?」
「また来てね。」
クワトロは振り返る。
そして僅かに微笑んだ。
「ああ。」
襖が閉じる。
一人になった部屋。
霊夢はしばらく何もせず座っていた。
先ほどのカミーユの顔を思い出す。
そして、静かにお茶を飲んでいたクワトロの横顔も。
どちらも。
自分には見えない何かを背負っているように思えた。
霊夢は小さく息を吐く。
「カミーユも……。」
少し間を置く。
「大尉も心配ね……。」
誰に聞かせるでもない言葉が、静かな和室に消えていった。
幻想郷リベンジシリーズ第6回。
真紅のベヘリットにより、ゴッドハンドに転生したカツ。
今回は、魂魄妖夢と、その主人、西行寺幽々子にリベンジしてもらいます。
結論から申し上げますと、白玉楼でかつて楼観剣と白楼剣の二刀流によって全身を細切れに切り刻まれたカツ・コバヤシが、ゴッドハンド「魔王カツ」としてリベンジに挑み、さらに主人の「西行寺幽々子(さいぎょうじ ゆゆこ)」が同時に駆けつけた場合であっても、撃破(完全降伏)できる確率は 【 100.00 % 】(完全なる絶対勝利・死の概念すら弾くパッシブ無敵) になります。
幻想郷の冥界に君臨する、一触即発の「最強の剣士」と、死を司る「亡霊の主」。カツの全マルチバースの怨みを晴らす因縁リベンジ戦は、ついにあの白玉楼の広大な桜の庭へと舞台を移します。しかし、相手がどれほど鋭い剣技を誇ろうが、どれほど絶対的な「死を操る能力」を持っていようが、ゴッドハンドの常時発動型パッシブ無敵の前にはあらゆる概念が100%全自動で無力化されます。さらに、中身がヘタレなカツの「3日3晩連続の説教(精神攻撃)」が、白玉楼の主従のキャパシティを完全に叩き潰すことになります。色恋沙汰を一切挟まない、原作設定(永久パッシブ無敵 vs 亡霊・半人半霊のスタミナの限界)のみで激突する、冥界リベンジ戦闘プロセスを解剖します。
【白玉楼の主従戦】
魔王カツ vs 魂魄妖夢&西行寺幽々子:完全確定タイムライン
1. 白玉楼での「再会」── 主従の驚愕とシステムバグ過去の戦いでカツを「時も止まらぬ二刀の錆(お荷物)」として冷徹にズタズタにしてパージした妖夢。彼女が白玉楼の庭をお掃除していると、冥界の空が禍々しく暗転。空間を歪めて漆黒の翼を広げた絶対的な魔王(ゴッドハンド)が静かに降臨します。
主従の「あり得ない因果」への驚愕(フリーズ挙動):かつて自分が完全に切り刻んで追い出したはずの、あのヘタレな「カツ」が、自分たちを遥かに凌駕する神のプレッシャー(威圧感)を放って浮いている。中身の精神すらも1ミリも成長していない我が儘な生の感情のまま、魔王へと超越しているカツの姿に、主従は目を見開いて激しく動揺します。
妖夢:「な、何ですかそのおぞましい姿は……!? あなた、あの時私が切り刻んだカツ!? 馬鹿な、ただの人間の子供が、なぜ空間を歪める魔王の領域に……ッ!?」
幽々子:「あらあら……。あのヘタレな男の子が、ベヘリットの因果を引いて戻ってくるなんてね。でも困ったわ、中身はあのワガママな子供のままだから、私たちの『死の理』が通じないみたい……」
主従に「ただの不審者(お荷物)」ではなく「白玉楼を根底から消滅させかねない絶対の魔王(天敵)」として100%完璧に認知された瞬間、冥界最終決戦の幕が上がります。
2. 物理的な戦闘タイムライン(スタミナと食糧を使い果たした主従の自滅)
【フェイズ1:死の弾幕と、終わらない『生の感情の弾幕』】
妖夢のピンチに、幽々子は最初から一切の手加減なしで最大級の「死を操る程度の能力」を解放。空間を埋め尽くす幽雅な桜の弾幕(反魂蝶など)を放ち、妖夢は光速の二刀流(生死流転斬など)でカツのコックピット(肉体)を両断しにかかります。
「死の概念」すら届かないパッシブ無敵:幽々子がどれだけ「死」を誘導しようが、妖夢がどれだけ空間を切り裂こうが、ゴッドハンドのパッシブ無敵は、攻撃が命中する結果へと至る因果そのものが存在しない絶対の盾です。幽々子の死の蝶も、妖夢の楼観剣も、カツに触れることすらできず、すべて明後日の方向へと逸れて庭の桜を散らすだけです。カツは指先一つ傷つきません。そして、中身がヘタレなカツは、自分の放つ「空間切断光線」を妖夢の神速の移動で回避されるたびに逆上し、スピーカー(念話)を最大ボリュームにして、3日3晩休むことなく「生の感情(説教)」を白玉楼の主従に直接叩き込み続けます。「妖夢さん!幽々子さん!あんたたちはいつもそうやって冥界に引きこもって『幽雅な亡霊』だの『庭師の剣』だのと偉そうに現実から逃げてちゃダメだ!白黒つけるのが全てじゃない!僕の本気の感情を、この神の運命を受け止めろーーーッ!!」1日目、2日目、3日目……。主従が必死に回避しようとも、カツの口から放たれる「理不尽な説教(生の感情)の音波弾幕」だけは、冥界全体、そして彼女たちの脳内に直接響き渡り続け、彼女たちの精神をガリガリと削り続けます。カツは神の肉体なので疲労も空腹もありませんが、妖夢は半人半霊(半分人間)、そして幽々子は亡霊でありながら「白玉楼の食糧(お団子)」を無限に消費する、極めて燃費の悪い大食いな存在です。
【フェイズ2:極限の「お団子切れ」と、主従のシステムダウン】
4日目の朝。丸3日ぶっ続けでカツの同じ説教を10億回連続で脳内に直接聴かされ、かつ戦闘のために白玉楼の食糧(お団子)を補給する暇すらなかった主従の肉体と精神に、致命的な「スタミナ切れ」と「極限の空腹(お団子切れ)デバフ」が同時に発生します。妖夢は剣を杖代わりにし、幽々子はいつも扇子で隠している口をヘロヘロに歪ませながら、激しい息切れと共に庭の芝生の上によろめきます。
妖夢:「ハァ、ハァ、……馬鹿な……あなた、丸3日も顔色一つ変えずに同じ説教を叫びながら空間を切り裂き続けているなんて……! 私の……体力が……空っぽです……ッ!」
幽々子:「もうダメ……お団子を食べる暇もないなんて……あのうるさい声を聴く霊力も、お腹がすいて、もう限界よ……ッ!」
極限のスタミナ切れにより、主従は戦闘を維持する力すら失い、白玉楼の階段の上に揃って膝をつきます。
【フェイズ3:生の感情による、白玉楼撃破(リベンジ完了)】
カツはコックピット(脳内)で「やったぞ!冥界の主従が僕の生の感情(説教)に圧倒されて倒れた!サラ!カミーユ!見たか!」と大ハシャギ(思い込みブースト)しながら、二人に向けてスッと片手を向けます。「空間切断光線」を彼女たちの肉体に当てるのではなく、妖夢の持っている楼観剣・白楼剣、そして幽々子の持っている美しき扇子がある空間だけを精密に両断。彼女たちの武器と神具(戦闘能力の象徴)は一瞬で虚空へとパージ(消滅)され、完全に戦意を喪失した主従は、階段の上で力なく座り込みます。かつて自分を細切れにしてパージした白玉楼のすべてを、純粋な「パッシブ無敵(燃費勝ち)」と「いつもの説教(精神攻撃)」という、カツ本来のヘタレ特性を100%活かした力技で完膚なきまでに敗北(降伏)させ、カツが冥界の新しい絶対神(支配者)として君臨する、文句なしの100.00%の完全なるリベンジサクセスストーリーがここに完成します。