アーガマ、MS格納庫。
霊夢は紅白のネモの前を歩いていた。
ふと、以前までSガンダムの残骸が置かれていた場所を見る。
何もない。
「……あれ?」
近くで作業していたアストナージへ声を掛ける。
「ねえ。」
「ん?」
「Sガンダム、どうなったの?」
アストナージは工具を動かしながら答えた。
「ああ、あれか。」
「グラナダの工場に引き取られたよ。」
「そうなの。」
霊夢はそれだけ言うと、踵を返した。
「おい。」
「何?」
「たまには整備を手伝え。」
霊夢は即答した。
「面倒。」
「言うと思った。」
アストナージは呆れたように作業へ戻る。
霊夢も気にせず格納庫を出ようとした。
その時。
「カミーユはいつもそうやって……!」
少し離れたところからファの声が聞こえた。
「ファには関係ないだろ!」
カミーユの声もする。
見ると二人が向かい合っている。
明らかに喧嘩だった。
霊夢は数秒だけ眺める。
「……。」
そして。
(関わらない方がよさそうね。)
そのまま通り過ぎた。
昼食。
食堂では霊夢が配膳当番をしていた。
もっとも。
本人にやる気はない。
皿を置く。
料理を盛る。
渡す。
その繰り返し。
「次。」
列が進む。
やがてクワトロが来た。
「あ、大尉。」
霊夢の動きが変わる。
料理を丁寧に盛りつける。
「はい。」
「ありがとう。」
「後で一緒に食べましょ。」
「ああ。」
クワトロが受け取って進む。
次はアポリーだった。
「よっ。」
霊夢は料理を盛る。
適当に。
「はい。」
「…………。」
アポリーは自分の皿を見る。
そしてクワトロの皿を見る。
もう一度、自分の皿を見る。
「何?」
「いや。」
アポリーは皿を持ち上げた。
「何でもない。」
昼食後。
霊夢の和室。
クワトロが畳の上に座っていた。
霊夢がお茶を差し出す。
「はい。」
「ありがとう。」
クワトロが一口飲む。
「美味いな。」
「そうでしょ。」
霊夢が嬉しそうに微笑む。
今日はさらに小皿が置かれた。
「これもどうぞ。」
「茶菓子か。」
クワトロが一つ手に取る。
口にしてから、もう一口お茶を飲んだ。
「お茶に合うな。」
「そうでしょ。」
また嬉しそうに笑う。
しばらくして。
クワトロは湯飲みを置いた。
「ごちそうさま。」
「どういたしまして。」
立ち上がるクワトロへ、霊夢が声を掛ける。
「また来てね。」
「ああ。」
襖が閉じた。
それからしばらくして。
「霊夢!」
勢いよく襖が開いた。
ファだった。
「聞いてよ、カミーユったら!」
霊夢は目を瞬く。
「まあ、お茶でも飲んで落ち着きなさい。」
「だって!」
「はい。」
お茶を差し出す。
ファは受け取ると、一口飲んだ。
「……美味しい。」
「でしょ。」
少し落ち着いたところで、再び始まった。
「カミーユったら、私に何も話してくれなくて。」
「うん。」
「何か悩んでるのは分かるのよ。」
「うん。」
「だったら少しくらい話してくれたっていいじゃない。」
「そうね。」
ファの愚痴は続く。
霊夢はお茶を飲みながら相槌を打つ。
「それに。」
ファが身を乗り出した。
「フォウって誰?」
霊夢の手が止まる。
「フォウ?」
「そう。」
「聞いても教えてくれないし。」
霊夢は少し考える。
「それは……。」
湯飲みを置いた。
「カミーユが話したくなったら、教えてくれるんじゃない?」
「そうかもしれないけど……。」
「無理に聞いても仕方ないでしょ。」
「……そうね。」
それでもファは、その後もしばらくカミーユへの文句を言い続けた。
やがて。
「ふう……。」
大きく息を吐く。
先ほどまでの険しい顔はなくなっていた。
「なんか、すっきりした。」
「よかった。」
ファが立ち上がる。
「聞いてくれてありがとう。」
「いつでも来てね。」
「ええ。」
ファは笑って部屋を出ていった。
夕食時。
霊夢が食堂へ入る。
ふと見ると。
カミーユとファが向かい合って座っていた。
何かを話している。
昼間の険悪な様子はない。
(仲直りしたみたいね。)
霊夢はそれ以上気にせず歩く。
そしてクワトロの向かいへ座った。
食事を始めてしばらくすると、クワトロが口を開く。
「霊夢。」
「何?」
「明日、アナハイムのMS開発部門へ行くことになっている。」
霊夢が顔を上げる。
「MS開発部門?」
「ああ。」
「新型機の開発状況を見る。」
クワトロは霊夢を見る。
「興味があるなら、君も一緒に来るか?」
霊夢の表情が一気に明るくなった。
「うん。」
即答だった。
クワトロが僅かに笑う。
「では、一緒に行こう。」
「楽しみね。」
夜。
霊夢の和室。
その奥に設けられた風呂。
霊夢は湯船に浸かっていた。
「ふぅ……。」
今日も一日が終わる。
Sガンダムはグラナダへ行った。
カミーユとファは喧嘩していた。
配膳当番は面倒だった。
大尉にはお茶と茶菓子を出した。
ファの愚痴も聞いた。
そして。
明日はアナハイムへ行く。
霊夢は湯船の中で少し笑った。
「明日、楽しみね。」
「……帰りに何か奢ってもらおう。」
霊夢は満足そうに肩まで湯へ沈む。
戦争はまだ続いている。
ティターンズも。
アクシズも。
間もなく再び動き出す。
けれど今夜だけは。
そんなことを考える必要はなかった。
こうして。
霊夢の何気ない一日は、静かに終わった。
幻想郷リベンジシリーズ第8回。
真紅のベヘリットにより、ゴッドハンドに転生したカツ。
今回は、蓬莱山輝夜&八意永琳にリベンジしてもらいます。
結論から申し上げますと、永遠亭でかつて「永遠のパシリ奴隷」として徹底的にパージされたカツ・コバヤシが、ゴッドハンド「魔王カツ」としてリベンジに挑み、さらに月の頭脳たる「八意永琳(やごころ えいりん)」が同時に駆けつけた場合であっても、撃破(完全降伏)できる確率は 【 100.00 % 】(完全なる絶対勝利・『永遠』の因果すら上書きする絶対神の君臨) になります。
幻想郷の歴史の陰に潜む、あらゆる歴史を見つめてきた「永遠のお姫様」と、神々の知恵をも超える「月の天才薬師」。カツのマルチバースの怨みを晴らす因縁リベンジ戦は、ついにあの深き迷いの竹林の奥、永遠亭の広大な屋敷へと突入します。しかし、相手がどれほど永遠の時間を操ろうが、どれほど絶対的な「天才的な知略と薬」を持っていようが、ゴッドハンドの常時発動型パッシブ無敵の前にはあらゆる概念が100%全自動で無力化されます。さらに、中身がヘタレなカツの「3日3晩連続の説教(精神攻撃)」が、永遠亭の最古の主従のキャパシティを完全に叩き潰すことになります。色恋沙汰を一切挟まない、原作設定(永久パッシブ無敵 vs 不死・月人の精神の限界)のみで激突する、永遠亭リベンジ戦闘プロセスを解剖します。
【永遠亭の主従戦】
魔王カツ vs 蓬莱山輝夜&八意永琳:完全確定タイムライン
1. 永遠亭での「再会」── 主従の驚愕とシステムバグ
過去の戦いでカツを「永遠のパシリ(お荷物奴隷)」として冷徹にパージして使い潰した輝夜。彼女が屋敷の奥でいつものんびりニート生活(盆栽やゲーム)をしていると、永遠亭の空が禍々しく暗転。空間を歪めて漆黒の翼を広げた絶対的な魔王(ゴッドハンド)が静かに降臨します。
主従の「あり得ない因果」への驚愕(フリーズ挙動):かつて自分たちが完全に奴隷にしてパージしたはずの、あのヘタレな「カツ」が、自分たちを遥かに凌駕する神のプレッシャー(威圧感)を放って浮いている。中身の精神すらも1ミリも成長していない我が儘な生の感情のまま、魔王へと超越しているカツの姿に、主従は目を見開いて激しく動揺します。
輝夜:「な、何よそのおぞましい姿は……!? あなた、あの時私がパシリにしたカツ!? 馬鹿な、ただの人間のガキが、なぜ空間を歪める魔王の領域に……ッ!?」
永琳:「姫様、下がって……! これはただの魔王じゃないわ。ベヘリットの因果を引いているけれど、中身の精神があの我が儘な子供のままだから、私の『月の知略(計算)』や『薬の理』が1ミリも通じない……ッ!」
主従に「ただのパシリ(お荷物)」ではなく「永遠亭の歴史を根底から終わらせかねない絶対の魔王(天敵)」として100%完璧に認知された瞬間、永遠亭最終決戦の幕が上がります。
2. 物理的な戦闘タイムライン(『永遠』だからこそ終わらない地獄の説教)
【フェイズ1:月の弾幕と、終わらない『生の感情の弾幕』】
輝夜のピンチに、永琳は最初から一切の手加減なしで最大級の「あらゆる薬を作る程度の能力(天覇風神弓など)」を解放。空間を埋め尽くす月の秘術や、輝夜の「永遠と須臾を操る程度の能力(蓬莱の弾幕)」がカツのコックピット(肉体)を両断しにかかります。
「月の知略」すら届かないパッシブ無敵:永琳がどれだけ「天才的な計略」を巡らせようが、輝夜がどれだけ空間を永遠の時の中に閉じ込めようが、ゴッドハンドのパッシブ無敵は、攻撃が命中する結果へと至る因果そのものが存在しない絶対の盾です。永琳の放つ月の矢も、輝夜の蓬莱の玉の枝も、カツに触れることすらできず、すべて明後日の方向へと逸れて永遠亭の屋根を吹き飛ばすだけです。カツは指先一つ傷つきません。And, 中身がヘタレなカツは、自分の放つ「空間切断光線」を永琳の神速の移動で回避(あるいは輝夜の肉体切断後に超再生)されるたびに逆上し、スピーカー(念話)を最大ボリュームにして、3日3晩休むことなく「生の感情(説教)」を永遠亭の主従に直接叩き込み続けます。「輝夜さん!永琳さん!あんたたちはいつもそうやって永遠亭に引きこおって『永遠の引きこもり(ニート)』だの『月の頭脳』だのと偉そうに現実から逃げてちゃダメだ!白黒つけるのが全てじゃない!僕の本気の感情を、この神の運命を受け止めろーーーッ!!」1日目、2日目、3日目……。主従が必死に回避しようとも、カツの口から放たれる「理不尽な説教(生の感情)の音波弾幕」だけは、永遠亭全体、そして彼女たちの脳内に直接響き渡り続け、彼女たちの精神をガリガリと削り続けます。カツは神の肉体なので疲労も空腹もありませんが、輝夜と永琳は「不老不死(蓬莱の薬)」の肉体を持っているため、どれだけカツが空間を切り裂いて肉体をバラバラにしようが、その場で1秒で強制超再生(全回復)してしまいます。
【フェイズ2:不死の能力が裏目に出る、永久精神崩壊ループ】
しかし、この「死なない(全回復する)」という蓬莱の薬の仕様、そして「永遠を生きる」という主従の設定こそが、カツの「3日3晩連続の説教(精神攻撃)」と合わさった瞬間、彼女たちにとっての【逃げ場のない永遠の地獄(システムバグ)】へと反転します。4日目の朝を迎えても、5日目の朝を迎えても、カツは神の肉体(燃費ゼロ)なので「輝夜さん!君はいつも……!」と同じテンプレの理不尽な説教を10億回、100億回連続で脳内に直接響かせ続けます。主従は肉体こそ死にませんが、精神はプライドの高い月のお姫様と天才学者のままです。戦闘開始から1週間が経過した頃、同じ説教を不眠不休で聴かされ、かつパッシブ無敵にすべての月の秘術を弾かれ続けた主従の精神(キャパシティ)が完全に崩壊。
輝夜:「うあああああーーーッ!! もう嫌!! 永遠なんていらないからあのうるさい声を止めてえええ!! 毎日ゲームのバグを直すほうが1億倍マシよーーーッ!!」
永琳:「私の計算が通用しない……! なんであの頭の悪そうな説教(生の感情)の音波だけは、月の頭脳をもってしても脳内で強制再生され続けるのよおおお!!」
極限の精神崩壊により、主従はついに自ら戦う意志(月の光)を完全に喪失。永遠亭の畳の上に大の字にひっくり返り、両耳を塞いで涙を流してガタガタと震え始めます(完全な精神的降伏)。
【フェイズ3:生の感情による、永遠亭撃パー(リベンジ完了)】
カツはコックピット(脳内)で「やったぞ!永遠亭の主従が僕の生の感情(説教)に圧倒されて倒れた!サラ!カミーユ!見たか!」と大ハシャギ(思い込みブースト)しながら、二人に向けてスッと片手を向けます。「空間切断光線」を彼女たちの肉体に当てるのではなく、輝夜が大事にしていた五つの難題の宝物、そして永琳の持っている天覇風神弓がある空間だけを精密に両断。彼女たちの神具(戦闘能力の象徴)は一瞬で虚空へとパージ(消滅)され、完全に戦意を喪失した主従は、床の上で力なく座り込みます。かつて自分をパシリ奴隷にしてパージした永遠亭のすべてを、純粋な「パッシブ無敵(燃費勝ち)」と「死なない身体を逆手に取った永久説教(精神崩壊ループ)」という、カツ本来のヘタレ特性を120%活かした最悪のハメ技で完膚なきまでに敗北(降伏)させ、カツが永遠亭(および迷いの竹林)の新しい絶対神(支配者)として君臨する、文句なし of 文句なしの100.00%の完全なるリベンジサクセスストーリーがここに完成します。