最終決戦では、よそ見運転によるデブリ衝突で非業の死を遂げたカツ。
この物語では、カツはどのような運命を辿るのでしょうか?
ラーディッシュ、MS格納庫。
搬入されたばかりの一機のMSを、エマとカツが見上げていた。
ガンダムMk-Ⅲ。
細身の機体。
これまでエマが乗っていたガンダムMk-Ⅱとは、同じガンダムの名を持ちながら印象が大きく違う。
「Mk-Ⅱとは全然違いますね。」
カツが言う。
「そうね。」
エマも機体を見上げる。
アナハイムから送られてきた資料には、一通り目を通していた。
だが。
資料で見ることと、実際に操縦することは違う。
「私に乗りこなせるかしら。」
「エマ中尉なら大丈夫ですよ。」
エマがカツを見る。
「ありがとう。」
少し笑う。
そして再びMk-Ⅲを見上げた。
「機体に少しでも慣れておかないとね。」
「早速乗るんですか?」
「ええ。」
カツは頷く。
そこで、ふと気になった。
「そういえば。」
「何?」
「ガンダムMk-Ⅱはどうなるんです?」
エマは少し考える。
「ヘンケン艦長の判断次第だけど。」
カツを見る。
「私から、あなたに配備することを薦めておくわ。」
「僕に?」
カツの目が輝く。
「いいんですか?」
「無茶をしないと約束するならね。」
エマの表情が少し厳しくなる。
カツはすぐに背筋を伸ばした。
「はい!」
そして。
「ありがとうございます!」
「まだ決まったわけじゃないわよ。」
「それでもです。」
嬉しそうなカツを見て、エマは苦笑する。
「本当に無茶しちゃ駄目よ。」
「分かってます。」
「本当に?」
「本当です。」
エマは少し疑わしそうにカツを見る。
「……ならいいけど。」
再び二人は、新しいガンダムを見上げた。
同じ頃。
グラナダ。
「重い……。」
カミーユは両手いっぱいの紙袋を抱えて歩いていた。
右手にも。
左手にも。
さらに腕にも掛かっている。
その少し前を、ファと霊夢が歩いていた。
「何でまた、こんなに買う物があるんだよ。」
ファが振り返る。
「女の子はいろいろ必要な物があるのよ。」
「限度ってものがあるだろ。」
「まだそんなに買ってないわよ。」
「これで!?」
カミーユが両手の紙袋を持ち上げる。
霊夢は隣で店を眺めている。
「霊夢さん。」
「何?」
「少し持ってもらえると助かるんですが。」
霊夢がカミーユを見る。
その前にファが答えた。
「女の子に荷物を持たせると恥をかくわよ。」
霊夢が頷く。
「そうみたい。」
「…………。」
カミーユは肩を落とした。
「戦闘では僕より強いくせに……。」
「何か言った?」
「何でもありません。」
しばらくして。
三人は喫茶店に入った。
カミーユは大量の紙袋を床へ置く。
「やっと休める……。」
椅子へ深く座った。
ファは紅茶。
カミーユはコーヒー。
霊夢は抹茶ティーを飲んでいる。
「美味しい。」
先ほどまで疲れ切っていたカミーユも、ようやく一息ついた。
そして。
ふと霊夢を見る。
「そういえば霊夢さん。」
「何?」
「最近、クワトロ大尉とよく一緒にいますね。」
霊夢が抹茶ティーから顔を上げる。
「そう?」
「そうですよ。」
カミーユは言う。
「この間も二人で出掛けてたじゃないですか。」
「ああ。」
「帰ってくるのが遅くなって、ブライト艦長に二人揃って叱られてましたし。」
「大尉と一緒だったからいいのよ。」
「そういう問題なんですか?」
ファが面白そうに二人を見る。
そして。
「ねえ、霊夢。」
「何?」
ファが少し身を乗り出した。
「ひょっとして。」
ニヤリと笑う。
「クワトロ大尉に気があったりするの?」
霊夢の動きが止まった。
「……。」
抹茶ティーを見る。
それから。
少しだけ視線を逸らす。
「…………まあ。」
カミーユとファが霊夢を見る。
「悪くはないわね。」
「…………。」
「…………。」
二人とも目を丸くしていた。
霊夢が眉を寄せる。
「何よ。」
カミーユが慌てて答える。
「いや。」
「てっきり『別に』って答えると思いましたので。」
「私を何だと思ってるのよ。」
「へえ……。」
ファが嬉しそうに笑っている。
「何よ、その顔。」
「別に。」
どう見ても面白がっている。
ファは紅茶を一口飲む。
「あ。」
何か思い出したらしい。
「でも、霊夢ってアポリー中尉とも仲がいいわよね。」
「……。」
霊夢の表情が変わった。
「この間も食堂で一緒に食べてたじゃない。」
霊夢の顔が露骨に嫌そうになる。
だが、ファは気づかない。
「じゃあ。」
さらにニヤニヤする。
「クワトロ大尉とアポリー中尉、どちらが好みなの?」
「……。」
霊夢は抹茶ティーを一口飲んだ。
「ご想像にお任せするわ。」
「えー。」
「それじゃ分からないじゃない。」
「分からなくていいの。」
カミーユが少し考える。
「でも。」
「何?」
「大尉はいろいろとややこしいから。」
霊夢がカミーユを見る。
「アポリーさんの方が、一緒にいて楽だと思いますよ。」
霊夢は即答した。
「全然楽じゃないわよ。」
「え?」
ファが首を傾げる。
霊夢の頭に先日の夕食が蘇る。
――背部のバインダーをグライ・バインダーに換装したことで。
――総推力が七万四千八百キロから十万五千キロへ。
――サブ・ジェネレーターが追加されたことで。
霊夢の眉間に皺が寄った。
「こないだなんて。」
「うん。」
「食事してる間、ずっとシュツルムなんとかの話をされたのよ。」
カミーユが訂正する。
「シュツルム・ディアスですね。」
霊夢がカミーユを見る。
「カミーユまで始めないで。」
「名前を言っただけですよ。」
ファが吹き出す。
「ふふっ。」
「笑い事じゃないわよ。」
「でも、アポリー中尉らしいじゃない。」
「限度があるわ。」
霊夢は抹茶ティーを飲む。
カミーユも少し笑った。
「じゃあ、やっぱりクワトロ大尉の方が――」
「カミーユ。」
「はい?」
霊夢がじっと見る。
「余計なことを言うと。」
視線を床へ向ける。
大量の紙袋。
「荷物、増えるわよ。」
「それは勘弁してください。」
カミーユは即座に黙った。
ファがまた笑う。
霊夢も少しだけ笑った。
店の外には、グラナダの街が広がっている。
戦争はまだ終わっていない。
ラーディッシュでは、新しいガンダムが次の戦いに備えていた。
アーガマにも、新しいMSが配備された。
ティターンズも。
アクシズも。
次の戦いへ向けて動き始めている。
それでも今だけは。
三人は戦争の話ではなく。
買い物と。
恋の話をしていた。
幻想郷リベンジシリーズ第11回。
真紅のベヘリットにより、ゴッドハンドに転生したカツ。
今回は、八雲紫にリベンジしてもらいます。
結論から申し上げますと、かつて人間だった頃に境界の力で歴史を書き換えられ、「無限ループのスキマパシリ」として精神がすり潰されるまで使い倒されたカツ・コバヤシが、ゴッドハンド「魔王カツ」としてリベンジに挑んだ場合、八雲紫を撃破(完全降伏)できる真の確率は 【 100.00 % 】(完全なる絶対勝利・『お荷物』の因果さえねじ伏せるリベンジ達成!) になります。
ついに幻想郷の境界、システムそのものを司る最強の妖怪「八雲紫(やくも ゆかり)」との最終因縁決戦です。どれだけ彼女が境界を操り、歴史を都合よく書き換えようとも、神の領域の「常時発動型パッシブ無敵」と「空間切断光線」の前にはすべての境界(仕様)が100%全自動で無力化されます。さらに、生の感情を120%丸出しにしたカツの「3日3晩連続の説教(精神攻撃)」が、幻想郷の最高知性のキャパシティを完全に叩き潰すことになります。色恋沙汰を一切挟まない、原作設定(永久パッシブ無敵 vs すべての境界を操る)のみで激突する、真の境界リベンジ戦闘プロセスを解剖します。
【境界の主戦】
魔王カツ vs 八雲紫:完全確定タイムライン
1. スキマの空間での「再会」── 賢者の驚愕とシステムバグ過去の戦いでカツを「歴史の書き換え」によって完全に無力化し、スキマの奴隷パシリとしてパージし尽くした八雲紫。彼女がいつものようにスキマの中で境界の保守管理(あるいは惰眠)をしていると、スキマの空間そのものが禍々しく暗転。空間を歪めて漆黒の翼を広げた絶対的な魔王(ゴッドハンド)が静かに降臨します。
八雲紫の「あり得ない因果」への驚愕(フリーズ挙動):かつて自分が境界の力で完璧に精神をすり潰して追い出したはずの、あのヘタレな「カツ」が、自分を遥かに凌駕する神のプレッシャー(威圧感)を放って浮いている。中身の精神すらも1ミリも成長していない我が儘な生の感情のまま、魔王へと超越しているカツの姿に、紫はいつも持っている扇子を床に落とし、冷や汗を流して激しく動揺します。「な、何かしらそのおぞましい因果は……!? あなた、あの時私がスキマのパシリにしたカツ!? 馬鹿な、ただの外の世界のガキが、なぜ因果律そのものを操作する魔王の領域に……ッ!?」大賢者に「ただのジャンク(お荷物)」ではなく「幻想郷の結界システムそのものを根底から消滅させかねない絶対の魔王(天敵)」として100%完璧に認知された瞬間、因縁のリベンジ戦の幕が上がります。
2. 物理的な戦闘タイムライン(賢者の境界を上から切り裂く神のパッシブ)
【フェイズ1:境界の弾幕と、終わらない『生の感情の弾幕』】
カツがかつてのヘタレではないことを瞬時に理解した紫は、再会の衝撃に冷や汗を流しながらも、最初から出し出しの全力で「結界『魅力的な四重結界』」や「虚実の境界」といった、あらゆる境界を操る絶対的な弾幕を解放。空間ごとカツをパージしにかかります。
「境界の概念」すら逸らすパッシブ無敵:紫がどれだけ「生と死の境界」「表と裏の境界」を動かそうが、ゴッドハンドのパッシブ無敵とは、攻撃が命中する結果へと至る因果そのものが存在しない、絶対の盾です。紫の放つスキマの波濤も、歴史を書き換える境界の力も、カツに触れることすらできず、全自動で明後日の方向へと逸れていくだけです。カツは指先一つ傷つきません。そして、中身がヘタレなカツは、自分の放つ「空間切断光線」を紫のスキマ移動で回避されるたびに逆上し、スピーカー(念話)を最大ボリュームにして、3日3晩休むことなく「生の感情(説教)」を大賢者に直接叩き込み続けます。「紫さん!君はいつもそうやってスキマに引きこおって『境界』だの『歴史の書き換え』だのと偉そうに現実から逃げてちゃダメだ!白黒つけるのが全てじゃない!僕の本気の感情を、この神の運命を受け止めろーーーッ!!」1日目、2日目、3日目……。紫が必死にスキマを開いて歴史を書き換えようとも、カツの口から放たれる「理不尽な説教(生の感情)の音波弾幕」だけは結界全体、そして彼女の脳内に直接響き渡り続け、彼女の精神をガリガリと削り続けます。カツは神の肉体なので疲労も空腹もありませんが、紫はどれだけ大賢者であっても「妖怪」であり、幻想郷のシステムを維持するためには莫大な精神力と体力を消費する、燃費の悪い存在です。特に紫は普段「システムを管理する側」であるため、逆に「自分の管理外の理不尽な説教を3日3晩聴かされ続ける」という想定外の精神攻撃に対する耐性がシステム的に全くありません。
【フェイズ2:極限の「スキマ切れ」と、大賢者のシステムダウン】
4日目の朝。丸3日ぶっ続けでカツの同じ我が儘な説教を10億回連続で脳内に直接聴かされ、かつパッシブ無敵にすべての境界を弾かれ続けた大賢者の肉体と精神に、致命的な「スタミナ切れ」と「極限の精神崩壊(スキマ切れ)デバフ」が同時に発生します。紫はいつも不敵に笑っている顔をヘロヘロに歪ませながら、激しい目眩(めまい)と共にスキマの床の上によろめきます。「ハァ、ハァ、……嘘でしょう……あなた、丸3日も顔色一つ変えずに同じ我が儘を叫びながら空間を切り裂き続けているなんて……! 私の……魔力も体力も……空っぽよ……あのうるさい声を聴く精神も、もう限界だわ……ッ!」極限の精神的疲弊により、紫は境界を維持する力すら失い、スキマの空間の床の上に膝をつきます。
【フェイズ3:生の感情による、境界の主撃破(リベンジ完了)】
カツはコックピット(脳内)で「やったぞ!大賢者の紫さんが僕の生の感情(説教)に圧倒されて倒れた!サラ!カミーユ!見たか!」と大ハシャギ(思い込みブースト)しながら、彼女に向けてスッと片手を向けます。「空間切断光線」を彼女の肉体に当てるのではない、彼女がいつも持っている美しき扇子(彼女の境界操作の象徴)がある空間だけを精密に両断。彼女の扇子(戦闘・境界能力の象徴)は一瞬で虚空へとパージ(消滅)され、完全に戦意を喪失した大賢者は、床の上で力なく座り込みます。かつて自分を歴史の書き換えでパシリ奴隷にしてパージした幻想郷の主宰を、純粋な「パッシブ無敵(燃費勝ち)」と「説教のプロをも上回る理不尽な説教(精神崩壊ループ)」という、カツ本来のヘタレ特性を120%活かした力技で完膚なきまでに敗北(降伏)させ、カツが幻想郷の新しい絶対神(最高管理者)として君臨する、文句なしの100.00%の完全なるリベンジサクセスストーリーがここに完成します。