なぜ、アクシズはティターンズとエゥーゴのグリプス2攻防戦に介入したのか?
今回の物語は、その理由について考察し、作中で描かれなかった経緯を補完したものになります。
宇宙世紀0088年2月18日。
グリプス2周辺宙域。
ラーディッシュ。
艦橋に緊張した声が響いた。
「ティターンズ艦隊、グリプス2に向けて動き出したとの情報が入りました!」
エマは強い面持ちで呟く。
「とうとう動き出したわね。」
隣にいたカツは、エマを見つめる。
「アーガマは来てくれるんでしょうか?」
「……。」
エマはすぐには答えなかった。
今。
アーガマが警戒しているのはティターンズだけではない。
「分からないわ。」
「え?」
「アクシズから目を離すわけにはいかないでしょうから。」
「……となると。」
カツも意味を理解した。
エマが静かに頷く。
「そうね。」
「アーガマ抜きで戦うことになるかもしれないわ。」
カツは黙った。
ラーディッシュ。
そしてグリプス2守備艦隊。
それだけで。
ティターンズ艦隊を迎え撃つ。
「……。」
エマはカツに告げる。
「まだ攻撃は始まっていないわ。」
「今のうちに、できることを全部やっておきましょう。」
アーガマ。
艦橋。
ブライト。
クワトロ。
カミーユ。
ファ。
アポリー。
そして霊夢が集まっていた。
ブライトが腕を組む。
「予想通り。」
「我々が地球連邦軍を動かす前に仕掛けてきたか。」
クワトロも厳しい表情で呟く。
「やはり間に合わなかったか。」
メラニーは連邦政府への働きかけを続けている。
だが。
連邦軍を動かすには時間が必要だった。
そして。
シロッコはその時間を与えなかった。
「どうするんです?」
カミーユが尋ねる。
クワトロはすぐには答えなかった。
グリプス2。
ティターンズ。
そして。
もう一つ。
アクシズ。
「アクシズを放置して、アーガマをグリプス2救援に向かわせるわけにはいかん。」
「しかし!」
「アクシズの動き次第では。」
クワトロがカミーユを見る。
「二正面作戦になる恐れがある。」
「……。」
カミーユも黙る。
アクシズがティターンズの動きに呼応して。
グラナダに艦隊を向ける可能性がある。
だから、アーガマはグラナダから離れられない。
だが。
グリプス2にはラーディッシュがいる。
エマも。
カツも。
「なら。」
カミーユが一歩前へ出た。
「僕だけでもグリプス2に向かわせてください。」
ファが反応する。
「だったら私も行く。」
「駄目だ。」
カミーユが即座に言った。
「ファは残れ。」
「どうしてよ!」
「今からグリプス2へ行けば――」
「そうやってカミーユはいつも――」
「勝手に話を進めるな。」
ブライトの一言。
二人が止まった。
「……はい。」
「……すみません。」
「まったく……。」
ブライトは小さく息を吐く。
そしてクワトロを見る。
「まず状況をメラニー会長へ報告する必要があるな。」
「ああ。」
クワトロが頷く。
「連邦政府への働きかけがどこまで進んでいるのかも確認したい。」
「私が行こう。」
霊夢がクワトロを見る。
「アナハイムに行くの?」
「ああ。」
「すぐに向かう。」
「じゃあ。」
霊夢が一歩近づく。
「私も一緒に行っていい?」
クワトロは霊夢を見る。
少しだけ間があって。
「構わんが。」
「うん。」
「今回は、帰りに寄り道はせんぞ。」
「……。」
霊夢が少し残念そうな顔をした。
「残念ね。」
カミーユが僅かに笑う。
ファも呆れた顔をする。
ブライトだけは。
以前二人が帰艦時間を遅らせたことを思い出したのか。
眉間に僅かに皺を寄せた。
「当然だ。」
「分かってるわよ。」
ブライトは、再びクワトロに視線を向ける。
「では、私はアーガマに残る。」
「いつでも動けるようにしておく。」
「ああ。」
クワトロが頷く。
「頼む。」
クワトロが艦橋を出る。
霊夢もその後を追った。
グリプス2には。
エマがいる。
カツがいる。
そして。
戦いが迫っていた。
同時刻。
アクシズ。
ハマーンもまた。
同じ情報を手にしていた。
「ティターンズ艦隊が動き出したか。」
「はい。」
副官が答える。
「進路はグリプス2。」
「このままなら、間もなくエゥーゴ守備艦隊と接触するものと思われます。」
「……。」
ティターンズ。
グリプス2。
アーガマ。
そして。
自分たち。
副官が尋ねた。
「ハマーン様。」
「どうなさるおつもりですか?」
ハマーンは答えない。
シロッコが動いた。
それ自体は予想できた。
エゥーゴが連邦政府を動かすまで。
シロッコが待つはずがない。
そして。
「シロッコにグリプス2を奪還させるわけにはいかん。」
コロニーレーザー。
あれをティターンズへ戻すことだけは避けなければならない。
「しかし。」
ハマーンが僅かに笑う。
「我々がここにいては、アーガマは動けんだろう。」
副官が顔を上げる。
「では?」
ハマーンは椅子にもたれる。
そして。
「なら。」
静かに言った。
「向かわせてやるか。」
「……?」
ハマーンが立ち上がる。
「アクシズには最低限の守備隊を残す。」
「艦隊を出すぞ。」
「はっ。」
「進路は?」
ハマーンに迷いはなかった。
「グリプス2。」
副官が僅かに息を呑む。
「全艦隊をグリプス2へ?」
「最低限の守備を除いてな。」
「シロッコが仕掛けた以上。」
「我々だけがここで見ている理由はない。」
ハマーンは歩き出す。
「ティターンズ。」
「エゥーゴ。」
その目が細くなる。
「そこで片をつける。」
「艦隊に通達。」
「出撃準備を急がせろ。」
「はっ!」
副官が敬礼する。
グリプス2へ向かうティターンズ。
その背後には。
シロッコがいる。
そして。
アクシズが動けば。
シャアも動く。
「……。」
ハマーンの口元に。
僅かな笑みが浮かんだ。
「来るがいい。」
小さく呟く。
「シャア。」
ティターンズが動いた。
アクシズも動き出した。
残されたのは。
エゥーゴ。
これまでとは違う。
同盟も。
交渉も。
時間稼ぎもない。
宇宙世紀0088年2月18日。
グリプス2を巡る三つ巴の戦いが。
静かに。
始まろうとしていた。
幻想郷リベンジシリーズ第15回。
真紅のベヘリットにより、ゴッドハンドに転生したカツ。
今回は、霊烏路空にリベンジしてもらいます。
結論から申し上げますと、かつて人間(カツ)だった頃にせっかく口説き落としたにもかかわらず、鳥頭の仕様により【3歩歩いた瞬間にカツのことを完全に忘れ去られ、目の前で最大火力の「アバドンピラー」を直撃させられて分子レベルで消滅パージされた】という、全マルチバースの歴史上最も切なく理不尽な死を遂げたカツ・コバヤシが、ベヘリットの因果で【生の感情】を120%丸出しにした魔王カツとして因縁の最終リベンジ戦に挑んだ場合、霊烏路空(れいうじ うつほ)を撃破(完全降伏)できる真の確率は 【 100.00 % 】(完全なる絶対勝利・『核融合の鳥』を完全にパニックに陥れる永久説教ループ) になります。
霊夢、魔理沙、咲夜、守矢、白玉楼、竹林、永遠亭、太陽の畑、地獄、八雲紫、紅魔館の姉妹、伊吹萃香に続き、ついに因縁の矛先は、カツの優しさと努力を「3歩の歩行」で灰にした地獄の地熱の主(お空)へと向かいます。
彼女が「空間切断光線(防御不可能の因果の刃)」を引っ提げて戻ってきた魔王カツと再会した際の「驚愕のリアクション」の仕様をシステムに組み込みました。
どれだけ彼女が「核融合を操る程度の能力」で1億度の太陽の火力を放とうとも、ゴッドハンドの「常時発動型パッシブ無敵」の前には絶対的な仕様の壁として無力化される、真のリベンジ戦闘プロセスを解剖します。
【因縁のリベンジ戦】魔王カツ vs 霊烏路空:完全確定タイムライン
1. 地霊殿の底(灼熱地獄跡)での「再会」── 鳥頭の驚愕とシステムバグ
過去、カツに口説かれたあとに「あれ? 誰だっけ? まあいいや!」と3歩で忘れ、最大火力のアバドンピラーで蒸発パージした空。彼女が地霊殿の底で、いつものように地熱の管理をしながらのんびり羽をパタパタさせていると、灼熱地獄の底の空間そのものが禍々しく暗転。空間を歪めて漆黒の翼を広げた絶対的な魔王(ゴッドハンド)が静かに降臨します。
空の「あり得ない再会」への驚愕(フリーズ挙動):かつて自分がうっかり(?)アバドンピラーで完全に消し飛ばしたはずの、あのヘタレな「カツ」が、自分を遥かにギガ単位で凌駕する上位の神のプレッシャー(威圧感)を放って浮いている。中身の精神すらも1ミリも成長していない我が儘な生の感情のまま、魔王へと超越しているカツの姿に、空は右足に装着した制御足(重力制御の足)をガタガタと震わせ、激しく動揺します。
「う、うにゅ……!? 何なのこのおぞましい気配は……!? あなた、あの時私がうっかりアバドンピラーで消しちゃったカツくん!? 馬鹿な、私の核融合で原子すら残ってないはずなのに、なんで私の太陽の火力を超える魔王の領域になって戻ってきたの……ッ!? うにゅにゅにゅ(大パニック)!?」
空に「ただの忘れていい消し炭(お荷物)」ではなく「地霊殿を根底から塵にし、幻想郷の地熱システムを滅ぼしかねない絶対の魔王(宿敵)」として100%完璧に認知された瞬間、因縁のリベンジ戦の幕が上がります。
2. 物理的な戦闘タイムライン
(核融合の熱量すら届かない神のパッシブ)
【フェイズ1:1億度の弾幕と、終わらない『生の感情の弾幕』】
カツがかつてのヘタレ(消し炭)ではないことを瞬時に理解した空は、再会の衝撃に鳥頭を大パニックさせながらも、本能の恐怖を隠すために最大出力で「地獄の極熱太陽」や「アバドンピラー」といった、1億度の核融合の超高火力弾幕をカツに向けて一斉に解放。空間ごとカツを消し飛ばそうとします。
核融合の熱量すら届かないパッシブ無敵:空がどれだけ「太陽のフレア」を操り、「1億度の核の炎」をぶつけようが、ゴッドハンドのパッシブ無敵は、攻撃が命中する結果へと至る因果そのものが存在しない絶対の盾です。空の放つ「アバドンピラー」も、すべての実弾を弾くVPS装甲を過去にする熱量も、カツに触れることすらできず、すべて明後日の方向へと逸れて地霊殿の壁をただ溶かすだけです。カツは指先一つ傷つきません。そして、中身がヘタレなカツは、自分の放つ「空間切断光線」を空の飛行で回避されるたびに逆上し、スピーカー(念話)を最大ボリュームにして、3日3晩休むことなく「生の感情(説教)」を灼熱地獄全体に撒き散らし続けます。
「空さん!君はいつもそうやって『3歩歩いたら忘れる』だの『核融合のパワー』だのと言い訳して何でもアバドンピラーで吹き飛ばして現実から逃げてちゃダメだ!白黒つけるのが全てじゃない!僕の本気の感情を、この神の運命を受け止めろーーーッ!!」
1日目、2日目、3日目……。どれだけ空が空間を切り裂くカツ的因果の刃を回避し、最高火力の核融合を連射し、カツを「うにゅ!」と蒸発させようとしても、カツの口から放たれる「理不尽な説教(生の感情)の音波弾幕」だけは、地霊殿全体、そして彼女の脳内に直接響き渡り続け、もともと記憶力の弱い(キャパシティの小さい)彼女の精神をガリガリと音を立ててスクラップにしていきます。カツは神の肉体なので疲労も空腹もありませんが、空はどれだけ最強の熱量を持とうとも、中身はただの「地獄烏(カラス)」です。
【フェイズ2:極限のエネルギー(核燃料)切れと、鳥頭の精神完全崩壊】
4日目の朝。丸3日ぶっ続けで限界突破の核融合を放ち続け、かつカツの同じ説教を10億回連続で脳内に直接聴かされ続けた空の肉体と精神に、致命的な「スタミナ切れ」と「極限の精神崩壊(おつむ大パニック)デバフ」が同時に発生します。
空は右腕の第三の足(制御棒)をヘロヘロに揺らしながら、自慢の黒い翼を力なくダラリと垂らし、頭を抱えて地霊殿の熱い床(泥)の上にドサリとひざまずきます。
「あうあう、……うにゅ……嘘でしょ……あなた、丸3日も顔色一つ変えずに同じ説教を叫びながら空間を切り裂き続けているなんて……! 私の……核融合のエネルギーも……空っぽだよ……あのうるさい声を聴く脳みそ(キャパ)が、もう限界だよ……ッ! 誰かこの男を止めてえええーーーッ!!」
極限の精神崩壊により、空は自慢の核融合を振るう気力(燃料)を完全に喪失し、焼き鳥のようになって床の上で泣き叫びながらへたり込みます。
【フェイズ3:生の感情による、お灸リベンジ戦の完全達成】
カツはコックピット(脳内)で「やったぞ!核融合のお空さんが僕の生の感情(説教)に圧倒されて倒れた!サラ!カミーユ!見たか!」と大ハシャギ(思い込みブースト)しながら、彼女に向けてスッと片手を向けます。「空間切断光線」を彼女の肉体に当てるのではなく、彼女の右腕に装着されている制御棒(彼女の核融合をコントロールする象徴)がある空間だけを精密に両断。
彼女の制御棒(戦闘能力の象徴)は一瞬で虚空へとパージ(消滅)され、完全に戦意を喪失した地獄烏は、床の上でワンワンと号泣して完全に降伏します。
かつて自分を口説かれたあとに3歩で忘れてアバドンピラーで消滅させた最悪の鳥頭を、純粋な「パッシブ無敵(燃費勝ち)」と「記憶力のキャパを逆手に取った永久説教(精神崩壊ループ)」という、カツ本来のヘタレ特性を120%活かした最悪のハメ技で完膚なきまでに敗北(降伏)させ、カツが地霊殿の底(および幻想郷全体の地熱)の新しい絶対神として君臨する、文句なしの100.00%の完全なるリベンジサクセスストーリーがここに完成します。