【本編完結】炎上論点スタンプラリー【TOZ】   作:Moa

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知らない男、得意料理も遅延発動する

今作は料理までも大幅改修の対象になった。ユトのせいである(言いがかり)。

 

原作では、パーティーメンバー達にスキルを使うように指示すると、時々ランダムでおやつを作ってくれる。これを使って体力を回復したりする。一方、宿屋ではおやつ以外の食事系メニューが提供される。

 

一方で、原作では宿屋に行かないと見れないスキットが多かった。しかし、それが説明不足の一端を担っていた可能性がある。意図的に見に行かないと見れなかった。今作では旅の中に世界観説明などのスキットを持って行った結果、料理システムに大きな改修が入ったのかもしれない。

といっても、料理自体に関わるスキットはあって、それは宿屋で見れる。

初めてマーボーカレーを食べた時とか。ユトの得意料理についてとか。

 

今作の料理は、ベルセリアとアライズを足したようなシステムになっている。

 

・宿屋で購入するか、素材を消費して作るかを選択する。料理をすると一定戦闘回数の間、効果に補正が入る。

・作る場合はキャラクターごとに得意料理が設定されており、効果が増幅する。

 

例えばミクリオは水属性なので冷やす系の料理は得意だ。アイスキャンディーなど。

 

ミクリオの得意料理として、真っ先にバニラソフトクリームを挙げる人もいるだろう。もちろん入っている。

これは物語的にも非常に思い入れの強い料理だ。

幼少期は病弱がちだったスレイに、ミクリオが唯一作れるものを食べさせてあげていた、という話がある。「本が読みたいだけ」といってずっと寄り添ってくれていたということも。

 

バニラソフトクリーム

病弱がちだったスレイのためにミクリオが作ってくれた思い出の味。

とても優しい味わい。

 

ミクリオは原作でも料理上手だった(全種類のおやつを作れた)ので、得意料理が結構多い。

スイーツ系は一部を除きほぼ得意料理に入っている。

 

意外にも魚はエドナやザビーダの方が強かったりする。

ミクリオは海を知らずに育ったからだろう。

こんなところでもキャラクター性が出ている。

 

港町風焼き魚

エドナとザビーダが妙に手際よく作る魚料理。

二人とも「たまたま」と言うが、焼き加減の好みだけはよく似ている。

 

ライラは火の天族ということもあり、熱い料理が得意だ。

おでんとか。鍋とか。冬に食べたくなるラインナップが多い印象。カレーライスも得意。

後は焼き菓子の類。ミクリオが取りこぼしたスイーツ枠を綺麗に補完している印象。

 

エドナはパルミエが何といっても物語的に強い。

兄との思い出の味、みたいな話を書いてあり、泣ける。

 

ザビーダは、なんというか、酒の肴みたいな。そういうチョイスが多い気がする。

焼き鳥(ライラも得意)とか。

あと目立つのは魚料理が得意なところ。

デゼルも性能としては同じなのだが、好きな理由はやはり違うのだろう。料理関連スキットの中で、傭兵団時代に魚料理をよく作ってくれた人がいた。という話を聞くことができる。

 

ロゼは特殊で、一見共通項がないように見えて「効果が入手ガルドアップのもの」に得意料理が多い。そんな決め方していいんだ。

アリーシャもダメージ軽減系が強い。そんな決め方していいんだ。

 

スレイはおにぎりやサンドイッチといった片手間で食べられるものが多い。きっと本に夢中になっていたんだろうな。

 

料理システムの改修は、一見すると利便性の向上に見える。

 

しかし実際には、キャラクターたちの生活と過去を、旅の中に持ち込むための改修でもある。

 

ミクリオのバニラソフトクリームは、スレイとの幼少期を語る。

エドナとザビーダの魚料理は、そこにいないアイゼンを思い出させる。

ライラの温かい料理は、彼女の火と包容力を示す。

ロゼの得意料理は、効果欄を見た瞬間に「商売人だ……」となる。

 

料理とは、単なるバフではない。

誰が何を作れるのか。

なぜそれが得意なのか。

誰に食べさせてきたのか。

誰から教わったのか。

 

そこに、キャラクターの履歴が出る。

 

TOZ-Rは、宿屋に閉じ込められていたスキットを旅へ持ち出した。

その結果、料理もまた、ただの回復手段ではなくなった。

 

食事をする。

会話をする。

思い出す。

少しだけ、過去が見える。

 

そして、その過去がだいたい重い。

 

ユトのせいである。

いや、今回は本当に言いがかりかもしれない。

だが、料理ひとつにまで「なぜそのキャラがそれを得意とするのか」を求めてしまうあたり、やはりTOZ-Rはユト的なリメイクである。

 

ちなみに、ユトの得意料理はフライドポテト、たこ焼き、ピザという不思議なチョイスである。

 

どうしてこうなっているのか、初めはよくわからない。

特に共通項がないように見える。

フライドポテト、たこ焼き、ピザ。並べてみると妙に俗っぽい。ユトの面倒くさい理屈っぽさからは想像しづらいチョイスだ。

ロゼのように効果で選んだわけではない。キャラクター性として考えても初見の「ユトっぽさ」は薄い。

 

最初はネタ枠かと思った。

ユトは真面目な顔で変なことを言うので、料理まで変なことになっているのかと思った。

 

しかし、このよくわからない得意料理。

 

スキットで評価が反転する。

 

ロゼ「ユトの得意料理って、なんか皆で食べるやつ多いよね」

ユト「そうでしょうか」

スレイ「ほら、ポテトもたこ焼きもピザも、分けやすいし」

ユト「……偶然です」

エドナ「偶然にしては、ずいぶん分けやすいわね」

ユト「偶然です」

 

シェアしやすい。

 

大皿に盛れる。

手でつまめる。

誰かに一切れ渡せる。

ひとりで食べることもできるが、どちらかといえば、誰かと一緒に食べる光景が似合う。

 

ユトは「私はひとりです」と言い続けるキャラクターである。

しかし彼の得意料理は、ひとりで完結するものではなかった。

 

フライドポテトを差し出す。

たこ焼きの皿を中央に置く。

ピザを切り分ける。

 

それは、言葉にするほど大げさな行為ではない。

ただ、同じ皿から食べる。

 

ユトが一度は「誰の仲間にもなれません」と言って手放した光景が、そこにあった。

 

***

 

1:名無しのオタオタ

ユトがマーボーカレー得意じゃないの意外

 

2:名無しのオタオタ

別に意外ではないだろ

 

3:名無しのオタオタ

TOZ-Rの象徴なのに?

 

4:名無しのオタオタ

TOZ-Rの象徴とマーボーカレー適性は別

 

5:名無しのオタオタ

ユト「象徴であることと、調理適性があることは同義ではありません」

 

6:名無しのオタオタ

出た

 

7:名無しのオタオタ

でも正しい

 

8:名無しのオタオタ

マーボーカレーは流石に唐突

 

9:名無しのオタオタ

第一秘奥義インディグネイションなのに?

 

10:名無しのオタオタ

あれはヘルダルフの予習だから

 

11:名無しのオタオタ

インディグネイションは予習で、マーボーカレーは関係ないの草

 

12:名無しのオタオタ

線引きが謎

 

13:名無しのオタオタ

いや、ユトは「文脈がある唐突」はやるけど「文脈がない唐突」はやらない

 

14:名無しのオタオタ

分かるような分からんような

 

15:名無しのオタオタ

インディグネイションは作劇上の予習

マーボーカレーはファンサ料理

だから得意料理にはならない

 

16:名無しのオタオタ

急に冷静

 

17:名無しのオタオタ

ユトが得意なのはフライドポテト、たこ焼き、ピザ

 

18:名無しのオタオタ

 

19:名無しのオタオタ

でもシェア料理

 

20:名無しのオタオタ

だから強い

 

21:名無しのオタオタ

むしろマーボーカレー得意なのはライラっぽい

 

22:名無しのオタオタ

火の天族だしカレー得意だし分かる

 

23:名無しのオタオタ

辛さ調整うまそう

 

24:名無しのオタオタ

ライラ「辛さは人生と同じ。強すぎても弱すぎても、味わいが偏りますわ」

 

25:名無しのオタオタ

言いそう

 

26:名無しのオタオタ

ミクリオはマーボーカレー苦手ではないけど得意でもなさそう

 

27:名無しのオタオタ

冷菓の男だからな

 

28:名無しのオタオタ

スレイは普通に好きそう

 

29:名無しのオタオタ

本読みながら食うな

 

30:名無しのオタオタ

ミクリオに怒られる

 

31:名無しのオタオタ

ロゼは「これ売れるね」って言う

 

32:名無しのオタオタ

商売人

 

33:名無しのオタオタ

アリーシャは真面目にレシピを覚えようとする

 

34:名無しのオタオタ

姫様、マーボーカレーを作るときに槍は使いません

 

35:名無しのオタオタ

ユトはマーボーカレー作れないの?

 

36:名無しのオタオタ

作れないわけではない

 

37:名無しのオタオタ

得意料理ではないだけ

 

38:名無しのオタオタ

ユト、レシピ通り作るのはできそう

 

39:名無しのオタオタ

でも「得意」ではない

 

40:名無しのオタオタ

味の調整が理屈っぽそう

 

41:名無しのオタオタ

ユト「辛味と旨味の比率を再計算します」

 

42:名無しのオタオタ

料理をExcelで作るな

 

43:名無しのオタオタ

法務部のマーボーカレー

 

44:名無しのオタオタ

まずそうではないけど楽しくはなさそう

 

45:名無しのオタオタ

ユトの料理、正確だけど温度が一拍遅れてそう

 

46:名無しのオタオタ

料理まで遅延発動するな

 

47:名無しのオタオタ

でもマーボーカレー初回スキットでユトが変なこと言うのはありそう

 

48:名無しのオタオタ

絶対言う

 

49:名無しのオタオタ

スレイ「これ、カレーなのか? マーボーなのか?」

ロゼ「どっちでもおいしければよくない?」

ミクリオ「分類としては複合料理だろう」

ユト「複合であることと、曖昧であることは同義ではありません」

エドナ「食べなさいよ」

 

50:名無しのオタオタ

めんどくさい

 

51:名無しのオタオタ

ユト、マーボーカレーに分類論を持ち込むな

 

52:名無しのオタオタ

でもユトがTOZ-Rの象徴なら、混ざってる料理は似合うのでは?

 

53:名無しのオタオタ

分かる

ゼスティリアとベルセリアを混ぜたみたいなリメイクだし

 

54:名無しのオタオタ

じゃあ得意料理でいいじゃん

 

55:名無しのオタオタ

いや、そこまでやると露骨

 

56:名無しのオタオタ

ユトは露骨に見えて、料理欄では意外と控えめ

 

57:名無しのオタオタ

フライドポテト、たこ焼き、ピザが控えめか?

 

58:名無しのオタオタ

意味の出し方が控えめ

 

59:名無しのオタオタ

最初はネタ、後からシェア料理って分かる

 

60:名無しのオタオタ

マーボーカレー得意だと最初から「象徴です!」すぎる

 

61:名無しのオタオタ

それはユトっぽくない

 

62:名無しのオタオタ

後から刺さらないとユトじゃない

 

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