地獄の氷叢さん家   作:M.T.

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第2話 氷叢さんの入学試験(2)

「G会場のバスはこちらでーす」

 

 講堂での説明の後、受験生は案内に従ってバスへと移動した。

 全員バスに乗り込むと、無人バスのドアがひとりでに閉まり、エンジン音を立てて発進した。

 受験生を乗せたバスが、試験会場の市街地へ向かう。

 上鳴の試験会場は、一番端のG会場だ。

 よりによって最後かよ、と思いつつ、他の受験生に目を向ける。

 

 当然だが、バスの中にいる全員が初対面で、顔も名前も知らない。

 共闘を防ぐ為に、同校の受験者は原則会場を離されるからだ。

 もっとも、学校が違う友達と同じ会場になるパターンや、同じ学校から試験会場数以上の受験者が来てしまうパターンもあるので、顔馴染みがいる可能性はゼロではないのだが。

 

 だがその中に、一人だけ顔を知っている人物がいる事に気づく。

 先程転んだところを声をかけた少女だった。

 

「あ、ねえ君さっきの子だよね?」

 

 上鳴は、何もない場所を見つめながらグミを食べている少女に声をかけた。

 しばらく呼ばれた事に気づかず黙々とグミを食べていた少女だったが、自分が呼ばれている事に気づくと、上鳴の方を振り向く。

 

「…………はい?」

「ほら、さっき校門の前で会っただろ?」

「そうでしたっけ?」

 

 首を傾げて聞き返す少女に、上鳴はズッコケそうになる。

 つい2時間前の出来事だというのに、顔はおろか会っていた事実ごと忘れ去られていた。

 改めて少女を見て、最初に会った時と全く服装が変わっていない事に気がつく。

 シマエナガと雪の結晶の模様が刺繍された白いマフラーに、ダークグレーのダッフルコート、下は厚手のタイツとローファー。

 どう見ても動きにくそうな服装だが大丈夫なのかと疑問が浮かぶ。

 

「てか君、着替えてないの?」

「……えっと、ジャージ忘れちゃって……」

 

 上鳴が尋ねると少女が手遊びをしながら答え、またしてもズッコケそうになる。

 そのやり取りを聞いていた他の受験生は、何をしにきたんだと考え苛立つか、バカが混じっていてラッキーだと捉えるか、ほとんどはそのどちらかだった。

 だが少女は、周りの受験生の視線など目もくれずにグミを食べ続ける。

 

 

 

◇◇◇

 

 

 

「でけえ……」

「本当に学校の敷地内かよ……!?」

 

 試験会場に到着した受験生達が、次々と驚嘆の言葉を口にする。

 試験会場は、普通の市街地と見紛う程に広大な模擬市街地だった。

 各々が指定された位置に立ち、準備運動をしたり、精神統一を行ったりしながら試験の開始を待つ。

 そして、その時は突然やってきた。

 

『はいスタートー!』

 

 開始の合図と同時に、少女が飛び出す。

 背中から氷塊でできた翼を生やし、ジェット機並みのスピードで会場の真上を飛ぶ。

 だが、途中で誰も来ていない事に気がついて、後ろを振り向く。

 

「……あれ? 来ない?」

 

 他の受験生は、全員まだスタート地点にいた。

 ほとんど全員が、未だに状況を飲み込めていなかった。

 

『どうしたあ!? 実戦じゃカウントなんざねえんだよ!! 走れ走れぇ!! 賽は投げられてんぞ!!?』

 

 プレゼント・マイクが尻を叩くと、他の受験生がようやくスタート地点から弾かれたように飛び出す。

 だが、飛び出した時には既に手遅れだった。

 他の受験生が飛び出すとほぼ同時に、会場全体に冷たい風が吹きつける。

 そして次の瞬間、会場全体が一瞬にして白銀の世界に変わる。

 試験開始から5秒にも満たない間の出来事だった。

 

「な……なんじゃこりゃあ!?」

「どうなってんだよ、街中凍ってんじゃねーか!!」

「これどうしろっつーんだよ!!」

「寒みー、動けねえ…!!」

 

 ほとんどの受験生は、一瞬にして凍てついた試験会場を見渡して困惑していた。

 G会場は、仮想(ヴィラン)も含めて生物以外が全て凍てつき、気温は氷点下まで下がっていた。

 中には、変温動物の特性故か、寒さで動けなくなってしまっている受験生もいる。

 そんな中、全ての元凶である少女は、小さな氷の粒を撒き散らしながら上空を飛んでいた。

 取りこぼしが無いかを探していると、ビルの影から、まだ凍っていない仮想(ヴィラン)が出てくる。

 

「……あ、やっぱりロボットが補充されるんだ」

 

 次々と補充される仮想(ヴィラン)を見て、少女はどこか他人事のように呟く。

 もう一度仮想(ヴィラン)を氷漬けにしようとしたその時、どこから悲鳴が聴こえた。

 悲鳴が聴こえた方へ飛んでいくと、武器を持った少年が、つい先程補充されたばかりの仮想(ヴィラン)に囲まれていた。

 ターゲットを捕捉して襲いかかるタイプなのか、一体倒しても、次から次へと湧いてくる。

 

『標的捕捉!! ブッ殺ス!!』

「うわああああああ!!」

 

 仮想(ヴィラン)が一斉に少年に襲いかかろうとしたした、その瞬間。

 少年の周りにいる仮想(ヴィラン)が、一瞬にして全て氷漬けになる。

 少年が恐る恐る顔を上げると、真上には、宙に浮いたまま掌から冷気を出している少女がいた。

 少女は、ややぎこちない口調で少年に話しかける。

 

「えっと……大丈夫ですか?」

「ふざけんなよ!!」

 

 少年は、少女に感謝するどころか、怒号を浴びせた。

 少年の声に驚いた少女は、ビクッと肩を跳ね上がらせる。

 少年は、少女を指差して非難し始めた。

 

「さっき仮想(ヴィラン)を全部凍らせたの、お前だろ!!」

「……そうですけど?」

「お前のせいで、寒くて思うように動けねーんだよ!! しかも今度は手柄泥棒か!? 少しは空気読めよ!!」

「え? 空気は読むものじゃなくて吸うもの…」

「うるせえ!! お前もう、どっか隅っこで大人しくしとけよ!! 迷惑なんだよ!!」

「…………ごめんなさい」

 

 少年が怒鳴りつけると、少女は俯いて小さな声で謝る。

 

 感情的に怒鳴りつけられていじけた少女は、残りの試験時間を、ビルの屋上で体育座りをしたまま塔屋の壁に雪玉をぶつけて過ごす。

 人助けをしたのにどうしても怒られたのか、彼女なりにいくら考えても答えは出なかった。

 やり場のない感情を雪玉に込めて塔屋にぶつけていると、突然それは起こった。

 それは、試験時間が残り2分を切った頃だった。

 

 ズゥン、と轟音と共に地響きが起こる。

 そこに現れたのは、周囲のビルを優に超える巨躯を持つ仮想(ヴィラン)だった。

 覆い被さるように迫ってくる巨大な影に、ほとんどの者が講堂での説明を思い出す。

 プレゼント・マイクが『お邪魔虫』と説明していた、0ポイントの仮想(ヴィラン)

 圧倒的な『脅威』が、受験生達に襲いかかる。

 

「うわあああああ!!」

「嘘だろ、やりすぎだろ雄英!?」

「逃げろ逃げろ、あんなの巻き込まれたら死んじまう!!」

 

 両腕で周囲のビルを薙ぎ倒しながら猛進する0ポイントの仮想(ヴィラン)を前に、受験生達が悲鳴を上げる。

 まさに阿鼻叫喚という言葉が相応しい地獄絵図。

 

 戦ってもメリットは皆無、そもそも戦って倒せる相手ではない。

 身の安全を第一に、少しでも脅威から遠ざかろうとする者。

 倒壊に巻き込まれないように逃げつつも、ポイント稼ぎをしようとする者。

 絶望のあまり逃げる事すらせず、ただ無気力に立ち尽くす者。

 だがこの状況においても、ヒーローとしての本質を見失わない者が僅かにいた。

 

「ケロッ、ひどい怪我……すぐ安全な場所に連れて行くわ」

「あ、ありがとう……」

 

 長い黒髪と蛙顔が特徴的な少女は、瓦礫に埋もれた少女を救け出していた。

 彼女の名前は蛙吹梅雨。

 “個性”は『蛙』、蛙の身体能力を蛙以上に発揮できるという異能だ。

 重傷の少女を連れて安全な場所へ移動しようとしていた蛙吹は、ビルの屋上にいる氷の少女と目が合った。

 

「ねえ、そこのあなた! さっきビルを凍らせてた子でしょう!?」

 

 蛙吹は、氷の少女に向かって声をかけた。

 蛙の“個性”故に低温に弱い蛙吹は、氷の少女の冷気のせいで思うように動けなかった。

 だが今は、そんな事を言っている場合ではない。

 蛙吹は迷わず少女に助けを求めた。

 

「怪我して動けない子がいるの! 一緒に皆を助けるのを手伝って!」

 

 蛙吹の助けを求める声に、氷の少女は応えようとした。

 だがその時、先程の少年に怒鳴られた苦い記憶が蘇る。

 困っていたから助けたのに、『迷惑だ』と拒絶されてしまった。

 自分が助けたらまた誰かに迷惑をかけてしまうかもしれない、そう思うと助けに行くのを躊躇ってしまった。

 

「でも……私が助けたら迷惑じゃないですか?」

「そんなことないわ! お願いだから助けて!!」

 

 少女の苦い記憶を振り払うかのように、蛙吹が叫ぶ。

 蛙吹の言葉で完全に吹っ切れた少女は、逃げ遅れた受験生を凍った瓦礫ごと浮かせて安全な場所に避難させた。

 氷の少女は、0ポイントの仮想(ヴィラン)がいる方角へと飛んでいく。

 すると下の方から、どこかで聴いた事があるような声が聴こえてきた。

 

「ウェ〜〜〜い」

 

 そこにいたのは、少女に声をかけてきた少年、上鳴だった。

 調子に乗って“個性”を使い過ぎてしまったのか、体から微かに火花を散らしながら阿保面を晒しており、0ポイントの仮想(ヴィラン)が目の前に迫っているというのに逃げる気配がない。

 そしてその近くには、少女が倒れていた。

 脚が折れているのか、痛みで顔を歪めたまま動かない。

 氷の少女は、上鳴や怪我人の少女と0ポイントの仮想(ヴィラン)を交互に見て、仮想(ヴィラン)に狙いを定める。

 

「えーっと……えい」

 

 気の抜けた掛け声と共に、少女が0ポイントの仮想(ヴィラン)に向かって掌を突き出す。

 その瞬間、0ポイントの仮想(ヴィラン)が一瞬にして凍てつき、完全に機能を停止した。

 

「ウェい? ウェウェイウェ〜〜〜い」

 

 アホになりつつもその様子を間近で見ていた上鳴は、両手でサムズアップしながら少女に称賛の言葉?を送っていた。

 それを見た少女は、きょとんとした様子で瞬きをし、少しの間思考を巡らせる。

 閉鎖的な田舎で育ち、人とのコミュニケーションがわからないまま生きてきた彼女なりに、ある結論に行き着く。

 これが都会の挨拶か、と。

 とりあえず上鳴の真似して、サムズアップをした両手をグッと前に出す。

 ちょうどその時だった。

 

『終了〜!!!!』

 

 プレゼント・マイクの声が響きわたり、実技試験は終了となった。

 地面に降り立った氷の少女は、0ポイントの仮想(ヴィラン)の近くにいた怪我人の少女の元へ駆け寄る。

 折れた脚が曲がって腫れ上がっていたので氷でギプスを作り、少女の脚を固定する。

 凍傷にならないように氷の温度を調節しながら、少女の脚を冷やして炎症を抑える。

 

「えっと……大丈夫ですか?」

「あ、ありがとう……」

 

 氷の少女が容態を確認すると、脚を負傷した少女が礼を言う。

 氷のギプスのおかげで痛みが引いてきたのか、顔色も先程より良くなっている。

 氷の少女が他の受験生も氷を使って治療しようとした、その時だった。

 

「そいつを今すぐ失格にしろ!!」

 

 少女の後ろから、声が聴こえた。

 振り向くと、先程少女が助けた少年が、怒りの表情を浮かべながら立っていた。

 彼の後ろには、他の受験生も、不満を募らせた様子で立っている。

 

「俺は、こいつが会場を凍らせたせいで、思うように動けなかった!! 挙句、こいつに手柄を横取りされたんだ!! こんなの、明らかな妨害行為だろ!!」

 

 少年は、氷の少女に仮想(ヴィラン)を横取りされた腹いせに、少女を悪者にして責め立てた。

 あわよくば、彼女の試験中の行動の悪質性を主張し、失格に追い込もうとした。

 他の受験生も、少女に思うところがあったのか、次々と少女に対して不満を口にした。

 

「そ、そうよ!! 私はこいつの氷のせいで転んで怪我したわ!!」

「俺はこいつのせいで体冷やして、腹痛くて集中できなかった!!」

「俺なんか、こいつの出す冷気のせいで冬眠しかけたんだぞ!! どう責任取ってくれんだよ!?」

 

 ある少女は、膝の擦り傷を見せながら主張した。

 ある少年は、顔色を悪くして腹を押さえながら訴えた。

 ある蛇顔の少年は、少女の冷気の影響で本領を発揮できなかった事を非難した。

 少女のせいで試験がうまくいかなかった者達の怒りが一つになり、『失格!! 失格!!』とシュプレヒコールを起こし始める。

 

 氷の少女は、表情にこそ出さなかったものの、俯いて肩を落とし、その場から立ち去ろうとした。

 だがその時、少女を非難する受験生達の前に、数人の受験生が立つ。

 

「やめろよ、女の子相手によってたかって!」

 

 上鳴が、少女を失格に追い込もうとする受験生達に抗議した。

 その後ろには、蛙吹をはじめとした数人の受験生がいた。

 

「大体お前ら、自分がうまくいかなかったのをこの子のせいにすんなよ! 俺は、この子が0ポイント(ヴィラン)を凍らせてなかったら踏み潰されてたんだぞ!」

「私も、彼が正しいと思うわ。この子に助けてもらったもの」

 

 上鳴と蛙吹は、責められている少女を庇った。

 後ろにいた受験生達も、声には出さなかったものの、二人の発言に賛同して頷く。

 二人に賛同している受験生のほとんどが、彼女に命を救われ、治療を施された要救助者だった。

 さらに蛙吹は、少女を非難していた蛇顔の少年に向かって言い放つ。

 

「それにあなた、さっき冬眠しかけたって言ってたけど、試験当日が冷え込むことはわかってたでしょう? 防寒対策を怠ったあなたの落ち度でもあるんじゃないかしら?」

「う……」

 

 自分と同じ変温動物の“個性”を持つ蛙吹に諭され、少年は何も言えなくなってしまった。

 無論試験会場を丸々凍らされる事まで想定しろというのは無茶な話だが、自分の“個性”を最大限活かす為に対策をする事も試験のうちだ。

 現に蛙吹は、きちんと防寒対策をしていたおかげで、冷気による影響が軽度で済んだ。

 冷静に正論を突きつけられた少年は、先程までの熱が急速に冷め、黙って俯いた。

 蛙吹は、他の受験生に対しても、痛烈な一言を放つ。

 

「怒る気持ちもわからなくないけど、自分より強い相手が気に入らないからって失格にしようとするなんて、ヒーローとしてどうかと思うわ」

「「「「…………っ!!」」」」

 

 蛙吹の核心を突いた発言に、氷の少女を非難していた受験生達が顔を歪める。

 実際に少女の氷のせいで実力を発揮できなかった事に対する怒りもあるが、彼等の怒りの本質はそこではなかった。

 彼等が気に食わないのは、反則級の“強個性”を持つ少女の存在そのものだった。

 絶対的な存在に対する嫉妬や羨望に染まった自分の心を、彼女の“個性”による被害にかこつけて慰めようとしていたのだ。

 そしてあわよくば、乗り越えられない障壁をこの場で排除してしまおうという思惑もあった。

 痛いところを突かれた受験生達は押し黙るが、唯一最初に言い出した少年だけは、どこまでも食い下がった。

 

「う、うるせえ!! こいつが俺らに迷惑かけたことには変わりねーだろうが!! こいつさえいなきゃ、俺は……!!」

「そこまでさね」

 

 少年が氷の少女を罵倒しようとしたその時、何者かが彼の発言を遮る。

 そこに立っていたのは、雄英の看護教諭のリカバリーガールだった。

 

「まったく、大怪我してる子もいるのが見えないのかい! 喧嘩がしたいなら他所でやりな!」

 

 リカバリーガールの鶴の一声によって、少年は悔しそうに顔を歪めながら押し黙る。

 その後、リカバリーガールは、怪我人を“個性”で治療して回った。

 彼女の“個性”は『癒し』、対象の治癒力を活性化させ、立ち所に治癒させる事ができる。

 

 無傷か比較的軽傷な受験生は、ゾロゾロと帰っていく。

 その中に上鳴と蛙吹の姿を見つけた氷の少女は、二人に声をかける。

 

「あの……えっと、あ……あ…………」

 

 少女は、先程庇ってくれた二人に礼を言おうとした。

 感謝を伝えたいが、吃ってしまい言葉が出てこない。

 少女が困っていると、蛙吹は少女の言いたい事を察して笑顔を向ける。

 

「気にしないで。思ったことを言っただけだもの」

「俺も、寄ってたかって女の子をいじめるなんて許せねーって思っただけだから!」

 

 二人が少女をフォローすると、少女は安堵のため息をつく。

 だが蛙吹は、それだけで終わらせなかった。

 

「でも、あなたももう少し周りを見た方が良かったわね」

「あ……はい……ごめんなさい……」

 

 蛙吹が言葉を選んで諭すと、少女は眉を下げて頷く。

 自分達の落ち度を少女のせいにしようとした他の受験生にも非はあるが、彼女が他の受験生に迷惑をかけてしまった事は看過できない。

 ようやく自分の行動の粗を理解した少女は、素直に反省して謝罪の言葉を口にした。

 

「ケロケロ、でもさっきは助けてくれてありがとう、ヒーローさん。私は蛙吹梅雨よ。梅雨ちゃんと呼んで」

「俺は上鳴電気。君は?」

「えっとぉ……ヒムラです。氷叢六花……えっと……あの……ツユちゃんさん、デンキさん、お互い合格してるといいですね」

 

 氷叢六花と名乗る少女は、柔らかい声色で自己紹介と共に二人にエールを送った。

 試験の結果は、一週間後に送られてくる。

 合格していたら、また会って友達になろう。

 少女達は、そんな期待に胸を膨らませながら過ごすのだった。

 

 

 

 

 




前回中途半端なとこで区切ってすいませんでした。
思ったより長くなっちゃったので、二話に分ける事にしたんです。
ちなオリ主のプロフィールおば。


氷叢六花(ヒムラ リッカ)

“個性”:『氷冷』
身長:155cm
血液型:B型
誕生日:12月7日(射手座)
出身校:伊良霧(いらむ)中学校
髪の色:白銀 瞳の色:アイスブルー
髪型:編み込みセミロング。髪質はふわふわの猫っ毛。

概要
本作の主人公。氷叢分家の出身。
“個性”の火力は作中トップクラスだが、何もないところで転んだり、忘れ物や遅刻を頻発したり、人の話を聞けなかったりする。
性格は、おっとりしていて素直。ひとつの事に集中すると、あっという間に周りが見えなくなる。好き嫌いがハッキリしており、思った事は割とズケズケ言う。
容姿は、氷叢家の例に漏れず超絶美形。

“個性”の詳細

『氷冷』
変形型と発動型の複合“個性”。
自身の体を氷に変化させる事ができる。
冷気を生み出し、自在に操れる。
元からある氷や雪も、自分で生み出した冷気で冷やす事で、間接的に操る事が可能。
ちなみにオリ主の“個性”は、轟くんの右側の氷の完全上位互換で、某海軍大将とか某雪の女王とかと張り合えるレベルです。
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