地獄の氷叢さん家   作:M.T.

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第9話 氷叢さんの戦闘訓練(1)

「恰好から入るってのも大切な事だぜ少年少女!! 自覚するのだ!!!! 今日から自分は…ヒーローなんだと!!」

 

 グラウンド・βにて、そう語るオールマイトの前に、A組生徒20名が整列する。

 ずらりとクラス全員がコスチュームを身に纏って並んだ姿は、圧巻の一言だ。

 

「始めようか有精卵共!!! 戦闘訓練のお時間だ!!!」

 

 グラウンド・βに、オールマイトの声が響く。

 緑谷が麗日のコスチュームを見て顔を赤くしたり、峰田が「ヒーロー科最高」などと言ったりしていた。

 一方で、一部の男子達は、ヒーローコスチュームに身を包んだ六花に注目していた。

 

「おお、ミニスカ着物……!」

「パンチラ!! パンモロ!! パンツカモン!!」

「お前ダメだぞ。ヒーロー以前に人として」

 

 耳郎と似たようなコスチュームを着た上鳴が六花の可憐な姿に惹かれるなか、紫色のボディースーツと白いオムツのようなものを身につけた峰田が欲望丸出しの発言をすると、近くにいた切島がツッコミを入れる。

 切島のコスチュームは、上半身を露出して顔と肩に防具をつけ、下半身に黒いズボンと赤いマントを身につけている。

 するとその時、たまたま峰田のバカ丸出しな発言を聞いていた六花が口を開く。

 

「え? 着物の時はパンツ穿かないですよ?」

 

 六花の発言に、男子達は数秒間フリーズした。

 

「いやいや……」

「流石に冗談だよな……?」

 

 男子達は、お互いに顔を見合わせ、六花が冗談のつもりで言ったんだろうと考えた。

 だがそんな中、性欲の権化こと峰田はというと。

 

 『ミニスカ着物 + ノーパン = 下半身丸出し』

 

 という最低な方程式を、瞬時に脳内で構築していた。

 実物はおろか、レンタルビデオ店の18禁コーナーに足を運ぶも店員に止められ、ネットに転がっている修正済みの画像や官能小説を見て妄想で補っていた秘密の花園を、ついにこの目に刻み込む事ができる。

 その時峰田の頭には、逸話を残してきた先人達の言葉の数々を思い出す。

 

 考えるより先に、体が動いていた。

 壁とは、乗り越える為にある。

 “Plus Ultra”。

 

「プルスウルトラ…」

「何やってんの峰田くん!?」

 

 目をギンギンに血走らせ息を荒くした峰田が、六花のコスチュームの裾をめくろうとすると、近くにいた緑谷がギョッとしてツッコミを入れる。

 たった今、ヒーロー科の授業中に、性犯罪者が一人誕生しようとしていた。

 

 

「良いじゃないか皆!! カッコいいぜ!!」

 

 コスチューム姿のA組を見渡したオールマイトは、満足そうにそう言った。

 するとその時、緑色のジャンプスーツを着た緑谷の姿がオールマイトの目に映る。

 頭から生えたオールマイトリスペクトの触角を見て、オールマイトは「分かりやすい!!」と笑いを堪えていた。

 

「先生! ここは入試の演習場ですが、また市街地演習を行うのでしょうか!?」

 

 全身白アーマーが、ガシャン!と音を立てながら前に出て手を上げた。

 喋り方と声からして、どうやら飯田のようだ。

 

「いいや! もう二歩先に踏み込む! 屋内での()()()()訓練さ!! (ヴィラン)退治は主に屋外で見られるが、統計で言えば屋内の方が凶悪(ヴィラン)出現率は高いんだ! 監禁、軟禁、裏商売…このヒーロー飽和社会! ゲフン、真に賢しい(ヴィラン)屋内(やみ)に潜む! 君らにはこれから、(ヴィラン)組とヒーロー組に分かれて二対二の屋内戦を行ってもらう!」

「基礎訓練も無しに?」

 

 オールマイトが説明すると、蛙吹が首を傾げながら質問する。

 

「その基礎を知る為の実戦さ! ただし今度は、ブッ壊せばOKなロボじゃないのがミソだ!」

「勝敗のシステムはどうなります?」

「ブッ飛ばしてもいいんスか」

「また相澤先生みたいな除籍とかあるんですか…?」

「分かれるとはどの様な分かれ方をすればよろしいですか!」

「あの雲ねこちゃんに似てる……」

「んんん〜〜聖徳太子ィィ!!!」

 

 オールマイトが言うと、八百万、爆豪、麗日、飯田、六花がほぼ同時に発言したので、オールマイトが困ってしまった。

 オールマイトは、生徒達の疑問に答えるため、どこからかカンペを取り出しそれを読み始めた。

 

「いいかい!? 状況設定は(ヴィラン)がアジトの何処かに核兵器を隠していて、ヒーローはそれを処理しようとしている!」

 

(((((設定アメリカンだな!!)))))

 

「ヒーローは時間内に(ヴィラン)を捕まえるか、核兵器を回収すること。(ヴィラン)は制限時間まで核兵器を守るか、ヒーローを捕まえること。コンビ及び対戦相手はクジだ!」

「適当なのですか!?」

 

 オールマイトがスッと控えめにクジを取り出すと、飯田がツッコミを入れた。

 すると緑谷が、オールマイトの代わりに飯田の疑問に答える。

 

「プロは他事務所のヒーローと急造チームアップすることが多いしそういうことじゃないかな…」

「そうか…! 先を見据えた計らい…失礼致しました!!」

「いいよ!! 早くやろ!!!」

 

 オールマイトは、ヤケクソ気味に説明を打ち切った。

 そして厳正なくじ引きの結果、チーム分けが決まる。

 

 

 Aチーム:麗日お茶子&緑谷出久

 Bチーム:障子目蔵&轟焦凍

 Cチーム:峰田実&八百万百

 Dチーム:飯田天哉&爆豪勝己

 Eチーム:芦戸三奈&尾白猿夫

 Fチーム:口田甲司&砂藤力道

 Gチーム:上鳴電気&耳郎響香

 Hチーム:蛙吹梅雨&常闇踏陰

 Iチーム:葉隠透&氷叢六花

 Jチーム:切島鋭児郎&瀬呂範太

 

 

「六花ちゃん、同じチームだね! よろしく!」

「え……っと……よろしくです、トールさん」

 

 六花は、葉隠と同じIチームだった。

 緊張しながらも、葉隠と握手を交わす。

 

「続いて最初の対戦相手は、こいつらだ!!!」

 

 オールマイトは、色違いの箱からボールを一個ずつ取り出した。

 白いボールには『A』、黒いボールには『D』と書かれている。

 

「Aコンビが『ヒーロー』!! Dコンビが『(ヴィラン)』だ!!」

 

 組み合わせが発表された瞬間、緑谷と爆豪が目を見開く。

 二人にとっての因縁の対決が、今始まろうとしていた。

 

(ヴィラン)チームは先に入ってセッティングを! 5分後にヒーローチームの潜入でスタートする! 他の皆はモニターで観察するぞ! 飯田少年、爆豪少年は(ヴィラン)の思考をよく学ぶように! これはぼぼ実戦! ケガを恐れずに思いっきりな! 度が過ぎたら中断するけど……」

 

 

 

◇◇◇

 

 

 

 その後、ヒーローチームの麗日・緑谷コンビと(ヴィラン)チームの飯田・爆豪くんコンビの対人戦闘訓練が始まった。

 六花達は、地下のモニタールームでオールマイトと一緒に4人の様子を観察する。

 

「さぁ、君達も考えて見るんだぞ!!」

 

 モニターには、窓から潜入するヒーローチームの姿が映っていた。

 そのまま核のある部屋へ向かおうとすると、爆豪が物陰からヌッと出て来たかと思うと、いきなり奇襲を仕掛けた。

 だが、緑谷が麗日を庇って避け、二人ともほぼ無傷で済んだ。

 

「爆豪ズッケェ!! 奇襲なんて男らしくねぇ!!」

「奇襲も戦略! 彼らは今実戦の最中なんだぜ!」

「緑くん、よく避けれたな!」

 

 などといった会話をしていたその時、緑谷が爆豪を背負い投げた。

 それを見ていた六花は、僅かに目を見開く。

 緑谷の動きは、相手の動きがわかっていなければできない反応だ。

 

 緑谷が爆豪に向かって啖呵を切ると、激昂した爆豪が怒鳴りつける。

 やはり側から見ても、二人には因縁のようなものがあるようだ。

 爆豪が飯田と無線で何かを話していると、切島が口を開く。

 

「あいつ何話してんだ? 定点カメラで音声無いと分かんねぇな」

「小型無線でコンビと話してるのさ! 持ち物はプラス建物の見取り図。そして、この確保テープ! これを相手に巻き付けた時点で、捕らえた証明となる!!」

「制限時間は15分間で、『核』の場所は『ヒーロー』に知らされないんですよね?」

「Yes!」

「ヒーロー側が圧倒的に不利ですね! これ!」

「その通り! 相澤くんにも言われたろ? アレだよ、せーの! Plus U「あ、オールマイト! バクゴーさんが」

 

 六花がオールマイトの掛け声を遮ると、オールマイトは少ししょげたような反応をする。

 爆豪が、また緑谷に攻撃を仕掛けた。

 緑谷は爆豪を引きつけ、その隙に麗日を先に行かせると、確保テープで爆豪の蹴りを受け流し、そのまま右の大振りを避けた。

 

「すげえなあいつ!! “個性”使わずに渡り合ってるぞ!」

「入試2位と!!」

 

 砂藤と瀬呂が、緑谷の動きを見て驚いてる。

 一方で六花は、爆豪の方を見ていた。

 

「……なんであんなに怒ってるんだろう」

 

 六花は、緑谷の挙動一つ一つに苛立っている爆豪に対して、疑問を抱いていた。

 今の爆豪は、緑谷のコンビの麗日や、チームメイトの飯田には目もくれず、ひたすら緑谷に対して苛立ちをぶつけていた。

 緑谷は、このままでは勝ち目がないと考え、作戦を立てる為に一度退いた。

 そんな緑谷に対して、爆豪は両掌から爆破を起こしながら怒鳴りつける。

 

「なんかすっげーイラついてる。コワッ」

 

 上鳴が、爆豪を見てそう呟く。

 そして麗日はというと、核のある部屋に辿り着いた。

 物陰に隠れて飯田の隙を窺っていた彼女だが、飯田が突然悪役ムーブをかまし出したせいか、思いっきり吹き出した。

 そのせいで飯田に見つかり、膠着状態になってしまう。

 浮かすものがないこの状況では、麗日が圧倒的に不利だ。

 

 作戦を立てていた緑谷も、爆豪に見つかって膠着状態に陥る。

 爆豪は、右手を緑谷に向け、籠手のトリガーに手をかける。

 

「爆豪少年! ストップだ! 殺す気か!」

 

 流石に危険だと判断したのか、オールマイトが止めに入る。

 爆豪は「当たんなきゃ死なねぇよ」などと妙に冷静な事を言いつつ、籠手のピンを抜いた。

 

 

 

 ドゴォッ

 

 

 

 モニターが真っ白に光り、地響きが起こった。

 数秒ほどしてようやく復旧したモニターを見ると、ビルが半分ほど吹き飛んでいた。

 

「授業だぞ! コレ!」

「わ……ぁ……」

「…!! 緑谷少年!!」

 

 オールマイトの発言につられて、六花はモニターに映っている緑谷に目を向ける。

 至近距離で今の威力を目の当たりにした彼は、青ざめて腰を抜かしていた。

 そんな彼に、爆豪は凶悪ヅラで近づく。

 

 一方、麗日の方は、今の爆発の隙に自分を浮かせて核に近づいた。

 だがそれを察知した飯田が、核を抱えたまま高速移動してそれを阻み、再び膠着状態に陥ってしまう。

 

 そして爆豪はというと、緑谷を睨みながら挑発していた。

 緑谷が麗日とコンタクトを取ろうとすると、爆豪はさらにイラついた態度を見せる。

 

「先生! 止めた方がいいって! 爆豪あいつ、相当クレイジーだぜ! 殺しちまうぜ!?」

「いや……爆豪少年! 次()()撃ったら…強制終了で君らの負けとする! 屋内戦において、大規模な攻撃は守るべき牙城の損害を招く! ヒーローとしては勿論、(ヴィラン)としても愚策だそれは! 大幅減点だからな!」

 

 切島がオールマイトに進言すると、オールマイトは爆豪に最後の忠告をする。

 爆豪の事をどこかみみっちいところがあると評価しているオールマイトは、負けをチラつかせれば流石の爆豪も大人しくなると判断したのだ。

 

 すると爆豪は、爆破の勢いで緑谷目掛けて飛び上がり、目眩しを兼ねた爆破で方向転換して緑谷を飛び越え、背後に回り込む。

 そして右手の爆破で勢いをつけ、左手で緑谷の背中を爆破した。

 

「目眩しを兼ねた爆破で軌道変更、そして即座に、もう一回…考えるタイプには見えねぇが、意外と繊細だな」

「慣性を殺しつつ有効打を加えるには、左右の爆破力を微調整しなきゃなりませんしね」

「んん……」

「才能マンだ、才能マン。ヤダヤダ…」

 

 轟と八百万が冷静に分析をする中、上鳴は爆豪に嫉妬していた。

 六花も、爆豪の体術を見て、眉間に皺を寄せながら唸っていた。

 彼に圧倒的なセンスがある事は、六花の目から見ても明らかだ。

 だからこそ、何故いちいち怒る必要があるのかがわからなかった。

 

 背中を爆破された緑谷が前に飛び退くと、爆豪は背後から右の籠手で緑谷の脇腹を殴り、右腕を掴む。

 そして腕を掴んだまま左手の爆破で回転に勢いをつけ、両足で踏み込み、そのまま緑谷を背負い投げた。

 

「リンチだよコレ! テープを巻き付ければ捕らえた事になるのに!」

「ヒーローの所業に非ず…」

「緑谷もすげえって思ったけどよ…戦闘能力に於いて、爆豪は間違いなくセンスの塊だぜ」

 

 爆豪の所業に、クラスメイト達が青ざめる。

 そんな中緑谷は、爆豪に背を向けて走っていた。

 

「逃げてる!」

「男のすることじゃねぇけど仕方ないぜ。しかし変だよな…爆豪の方が余裕なくね?」

 

 芦戸と切島は、緑谷の行動を見て爆豪から逃げているのだと思い、ヒーローらしくないと思いつつも、この力量差なら仕方ないと緑谷に同情する。

 だが六花は、ビルの間取りを見て、ある事に気がつく。

 

「……場所を変えた?」

 

 六花がそう呟いた、その直後だった。

 爆豪と緑谷が、互いに叫びながら突っ込んだ。

 流石に危険だと判断したのか、再び切島がオールマイトに声をかける。

 

「先生!! ヤバそうだってコレ! 先生!」

「双方…中止……」

 

 オールマイトが止めようとしたその時、緑谷が叫んだ。

 すると麗日が、衝撃に耐える為に柱にしがみつく。

 その直後、爆豪が緑谷に爆破を放ち、緑谷は爆豪──

 

 

 ──にではなく、真上にアッパーを放った。

 超パワーによる衝撃波で、天井を5階分全てぶち抜く。

 しがみついていた柱を“個性”で軽くした麗日は、両手で抱え込んだ柱で、吹き飛んだ瓦礫をバッティングの要領で飯田目掛けて打ち飛ばす。

 驚いた飯田が咄嗟に防御態勢を取ると、麗日はその隙に飛び上がり、核に飛びついて確保。

 緑谷は、左腕で爆豪くんの攻撃をガードして、ダメージを最小限に抑えていた。

 

「ヒーロー…ヒーローチーム…WIIIIIN!!」

 

 オールマイトが、打ち震えながらヒーローチームの勝利を告げる。

 こうして、波乱の第一戦目が終わった。

 爆豪は目を見開いて呆然とし、飯田は悔しそうに歯噛みする。

 負けた(ヴィラン)チームが無傷なのに対して、勝ったヒーローチームは、緑谷は爆破と“個性”の反動で全身ボロボロで気絶しており、麗日はキャパオーバーで倒れて吐いていた。

 

「負けた方がほぼ無傷で、勝った方が倒れてら…」

「勝負に負けて、試合に勝ったと言う所か」

「訓練だけど」

 

 

 その後、緑谷は搬送ロボで保健室まで運ばれ、残りの3人がモニタールームに戻ってきた。

 戻ってきた3人も含めて、試合の講評をする。

 

「まぁつっても…今戦のベストは飯田少年だけどな!!!」 

「なな!!?」 

 

 オールマイトが言うと、指名された飯田が一番驚く。

 蛙吹は、首を傾げながらオールマイトに質問する。

 

「勝ったお茶子ちゃんか緑谷ちゃんじゃないの?」

「何故だろうな〜〜〜? 分かる人!!?」

 

 蛙吹が尋ねると、オールマイトが手を挙げる。

 挙手の勢いが強すぎて、「ボッ!」っと音が出ていた。

 

「はい、オールマイト先生」

 

 オールマイトが尋ねると、八百万が手を挙げて発言した。

 

「それは飯田さんが一番状況設定に順応していたから。爆豪さんの行動は、戦闘を見た限り私怨丸出しの独断。そして先程先生が仰っていた通り、屋内での大規模攻撃は愚策。緑谷さんも同様の理由ですね。麗日さんは、中盤の気の緩み。そして、最後の攻撃が乱暴過ぎたこと。ハリボテを『核』として扱っていたら、あんな危険な行為出来ませんわ。相手への対策をこなし且つ、“『核』の争奪”をきちんと想定していたからこそ飯田さんは最後反応に遅れた。ヒーローチームの勝ちは、『訓練』だからという甘えから生じた反則のようなものですわ」

 

(思ってたより言われた!!!)

 

「ま…まぁ、飯田少年もまだ固すぎる節はあったりする訳だが…まぁ…正解だよ! くぅ…!」

 

 思っていたより八百万に指摘され、オールマイトは困惑しつつもサムズアップをした。

 一方で、唯一自分の行動を褒められた飯田は、胸に手を当てて「じぃん…」と感動していた。

 

「常に下学上達! 一意専心に励まねば、トップヒーローになどなれませんので!」

 

 八百万は、ふんっと鼻を鳴らして真剣な面持ちで締め括る。

 そんな中、六花は、黙ったまま俯いている爆豪を見ていた。

 ずっと自分が一番だったのに、自分と同じかそれより凄いクラスメイトがゴロゴロいて、ずっと見下していた幼馴染みにすら負けて、彼の自尊心は傷ついていた。

 そんな彼に、なんと声をかけていいのかわからず、ただ黙って見ている事しかできなかった。

 

 

「そ、それでは第2試合の組み合わせを発表するぞ!! こいつらだ!!」

 

 オールマイトは、色違いの箱からボールを一個ずつ取り出した。

 白いボールには『B』、黒いボールには『I』と書かれている。

 

「Bコンビが『ヒーロー』!! Iコンビが『(ヴィラン)』だ!!」

 

 次は、六花のチームの試合だ。

 だが六花は、爆豪の事が気になって、チームの発表を聞いていなかった。

 するとチームメイトの葉隠が、六花に声をかける。

 

「六花ちゃんっ、次私達の番だよ!」

「あっ……はい……!」

 

 葉隠に呼ばれて、六花は慌てて返事をする。

 ヒーローチームと(ヴィラン) チームの4人は、次の試合の会場となるビルへと移動した。

 

 

 

 

 




すまねえ尾白くん……今後の展開のために、オリ主対しょきろき君をやっておきたかったんだ……
葉隠さんとの絡みがあるオリスト用意するからゆるちて……

ちなみにヒロコスの下は褌です。パンツは穿いてないので嘘はついてないです。
最初は湯文字にしようかとも思ったのですが、流石に丸出しはアカンので褌にしました。
てか原作読んでる時も思ったんですけど、葉隠さん生◯の時とかどうするんでしょう


どうでもいいメモ

前田まさおみ
オリ主のヒロコスを作成したサポート会社の人。
絶対領域……もとい、『機能性の向上』という理由でオリ主のヒロコスをミニスカ着物にした元凶。
以前から女性ヒーローのヒロコスを勝手に改造し、依頼主からクレームを受けて毎回作り直しさせられている。
元ネタはもちろん某ゲスメガネです。
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