熟れた果実だからこそ……ッ!   作:atsuya

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もう一個の方の息抜きのつもりで投稿。
自分で読み直して思う、これはひどい。


この一夏、変態である!

「全員いますねー。では、これから一年間よろしくお願いします。さっそくですが自己紹介から始めたいと思います!」

教室の前でにっこりと笑う担任の女教師。山田真耶先生だ。先ほど自己紹介をしていたので覚えている。

 

「「「………」」」

 

「うっ……えと……」

しかし、このクラスの者達は俺を含めて挨拶を返さない。ふむ、いささか反応が薄いのではないか? 緊張しているのだろうか。仕方ない、私が先陣を切るとしよう。

 

「よろしくお願いします。先生」

 

「はいっ!よろしくお願いします織斑くん!」

若干涙目になっていた先生だが、俺が反応したことによって満面の笑みになる。随分と可愛らしい先生だ。

しかしクラスメイト諸君達よ、折角俺がきっかけを与えたと言うのに無反応とはどうしたことだろうか。

チラリと、窓ぎわの席にいる幼馴染に視線を向けるが逸らされてしまう。

嫌われたか?

 

「織斑くん?」

 

「なんでしょう山田先生」

 

「えっとですね。自己紹介が織斑くんの番なんだけど……」

む、考え事をしているうちに自己紹介が進んでしまったのか。無視していた訳では無いが山田先生の言葉を聞いていなかったらしい。申し訳ない事をした。

 

「すいません。少しボーッとしていました」

 

「いえいえっ! 仕方ないですよね! この状況ですし」

どうやら許してくれたらしい。ありがたいことだ。しかし、この状況とはどういうことだろう。ただこのクラスには私以外に男がいないと言うことだろうか?

 

「それで、自己紹介でしたね」

 

「あ、はい。よろしくお願いしますね」

 

「はい」

そう言って俺は席を立ち、後ろを振り返る。幸いにも私の席は教室のど真ん中の最前列なのでクラスにいる人の顔がよく見える。

 

「初めまして織斑 一夏です。好きなものは熟女、好物は未亡人、趣味は熟れた果実の観察、嫌いなものは蒼い果実、こんな私だが気軽に話しかけ、仲良くしてくれるとありがたい」

 

「「「……え?」」」

口をポカンと開けるクラスメイト諸君。どうしたと言うのだ年若い乙女達が恥ずかしくは無いのだろうか。全く、これだから若者は。やはり熟女の落ち着き具合が最高だな。

 

ズッパァァァン‼︎

 

「む?」

突如後頭部に衝撃が走る。中々に痛い、しかしこの叩き方には身に覚えがあるぞ。

後ろを振り返るとそこにいたのは我が姉である織斑 千冬だった。

 

「誰が自己性壁を暴露しろと言った! 貴様はまともに自己紹介もできんのか!」

どうやら私の自己紹介が気に食わなかったらしい。ふむ、何かおかしなところでもあったのだろうか?

 

「しかし、姉よ。私の事を知って貰うには熟女好きな事を理解してもらう方が早いと思うのだがな」

 

「こいつ……どこで育て方を間違えたんだろうか……」

 

「うむ? 元気が無いな姉よ。今日は好きな料理でも作ってやろうか?」

 

「はぁ……。変な性癖さえなければ良い弟なんだがな。それと織斑、ここでは私の事は織斑先生と呼べ」

 

「なるほど、公私は分けろと言うことだな。理解した」

今日は姉の好きな料理でもたらふく食わせてやるとしよう。いつものスーパーに急がねばならんな、その時にご近所のマダムに挨拶も忘れてはならない。

 

「キャー!」

「千冬様よ!本物の千冬様よ!」

「あの、ブリュンヒルデが目の前に……」

 

おお、何とも凄い声だ。流石は我が姉と言ったところ、現役を引退したとは言え凄まじい人気だ。

まぁ、それもそうか。今の女尊男卑の御時世、憧れるのも無理はない。

それにISを使う女性にとっては知らない人などいないだろうからな。

それにしてもISか、男の私が動かしてしまうとはな。

IS、インフィニット・ストラトスのことであり。希代の天才、篠ノ之 束が開発したマルチフォーム・スーツである。本来ならば女性しか動かせないハズだが私は動かしてしまった。世の中とは不思議なものだ。

 

「毎年、毎年。私のクラスには馬鹿しか集まらんのか……」

 

「大変だな」

 

「ストレスの最もたる原因は黙っていろ」

……解せん。

 

「さて、これでホームルームは終わりだ。これからの授業で頑張ってもらう。私の言葉にはしっかりと反応しろ。いいな」

 

「「「はい!」」」

おお、なんとも言えん強制力だな。

それよりも姉が教師をしていたとはな、私にも少しは教えて欲しかったものだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ふむ、授業中はチラホラとしか視線を感じなさったのだが休憩時間は酷いな。クラスメイトどころか他クラス、上級生までもが集まって私をガン見している。少しは落ち着きを持たないか諸君らは。やはり、マダム達のゆったりとした空間が至高であると再認識してしまう。

 

「少し……言いか?」

 

「箒? おお、箒ではないか!久しぶりだな」

 

「う、うむ。ここでは何だから、屋上にでも行かないか?」

 

「いや、屋上では授業に遅れるおそれがある。廊下で十分だろう」

 

「……」

何故そこで私を睨むのだ?

駄目だな箒よ、優雅にニコニコとしなければ良き歳のとり方はできんぞ?

とりあえずは廊下に移動しよう。

スタスタと歩いている箒の後ろ姿に言葉を投げかける。

 

「ああ、箒」

 

「なんだ」

 

「剣道の全国大会優勝おめでとう」

 

「あ、ありがとう。良く知っているな」

思い出した事を箒に告げる。

何故そこで顔を赤らめながら仏頂面をするのだろうか?

風邪ならばひき始めが肝心だぞ。

 

「何故知っているか? ふっ、知っていて当然だ」

 

「そ、そうか!」

随分と嬉しそうな声をあげるではないか箒。知っていて当然に決まっているではないか。

 

「あの時は行き着けの食堂で看板娘の奥方と時間を共にしていたからな。私がマダムとの時間を忘れるハズがない」

奥方との時間に起きた出来事を忘れる?

ありえないな、どんな些細なことでも覚えているに決まっているだろうが。

 

「……こっのっ!」

 

「箒、そろそろ授業が始まるぞ。席に座ろうではないか」

 

「馬鹿者がぁぁぁぁぁ‼︎」

 

「おっと、危ないではないか」

私の事を叩こうとした箒の腕を掴む。全く、昔から怒ると自制が効かないのは変わらないな。そこも幼馴染として微笑ましい物もあるが、直して欲しい。その点、年配の女性は素晴らしい。あの余裕のある姿には何時も心が惹かれてしまう。

そうだ、他にも聞きたい事があった。

私は箒の腕を掴んだまま、少しこちら側に引き寄せる。

その時に、周りの女生徒が黄色い声をあげる。箒の顔も心無しか赤いようにも見える。やはり風邪か?

 

「いっ、一夏⁉︎」

 

「箒」

 

「ま、まて。まだ心の準備が」

 

「いいだろう箒?」

何を準備する必要があると言うのだ。

 

「あっ、一夏……」

 

「母上殿は元気か?」

 

「うん?」

 

「母上殿は元気かと聞いている。そして、あわよくば……ではない。柳韻殿との仲は良いか?」

あの大和撫子の様な雰囲気に、ほのかに魅せる色気。素晴らしい奥方だ。

 

「おい、どういうことだ一夏」

 

「だから、俺にチャンスは……」

 

ズッパァァァン‼︎

 

む、痛い。

またもや叩かれてしまったか。それにしても出席簿であの威力を出すとは恐れ入る。

 

「授業が始まる、席につけ」

 

「理解した。箒も早く席につけよ」

そう言い私は自分の席に着き、授業の為にノートと参考書を広げる。

 

「織斑先生」

 

「なんだ篠ノ之」

 

「治ってないんですか?」

 

「……授業が始まるぞ」

 

「……はい」

何が治って無いのだろうか。私の服装も変ではないし、怪我をした覚えもないのだがな。

それに、箒も姉も何故そんなに疲れた表情をしているのだろうか。

まあ、気にしても仕方があるまい。それよりも授業に着いて行くために集中せねばならんな。

 

「「……はぁ」」

そろってため息を吐くとは、仲の良いことだ。




このサイトにはロリコン小説やホモ小説が多かった。
でも熟女物はなくね? ってことでやらかした。
ちなみに作者はロリコンです!
チパーイ最高!
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