もしも、スバル以外のキャラがIFルートまたは本編から帰ってきたら 作:ああああああ
「なるほどね……それで、ここからどうする?」
スバルは張り付いたような笑顔で、平然を何とか装いつつ、目の前の銀髪の美少女に問いかけた。
今ある情報を脳内で統合する。スバルは異世界に召喚され、この美少女に出会った。だが少女の側は、スバルの知らない『長い夢』から覚めたばかりであり、その悪夢の中でスバルは無惨に殺されたという。だからこそ、彼女は出会ったばかりのはずの自分に、これほど肥大した、重苦しい感情を向けている。
――要するに、このお嬢さんはその悪夢と現実の境界線で混乱してるってわけだ。
スバルの内心を見透かしたように、美少女は何も答えない。ただ、何か深く暗い思考に沈み込むようにして黙り込んでいた。
「……うしっ! 大丈夫だ、俺に任せとけ! 地球出身の常識人が、異世界で病み気味なヒロインの心もまとめて救済していくストーリーって定番だろ? さぁ、目覚めろ俺の隠された魔力! ――『死者蘇生』!!」
スバルは半ば願望をなすりつけるように叫び、背後の氷塊に勢いよく両手を突き流した。
だが、当然ながら奇跡は起きない。静まり返った路地裏に、ただ冷たい空気だけが虚しく吹き抜けていく。
一人で盛り上がり、一人で盛大に空振りした。その間、背後の少女は一言も発しない。
「クソっ! ここで俺の異世界チート能力が発動しないなら、あまりにもタイミング外しまくりだろ……!」
スバルは頭を掻きむしり、誤魔化すように美少女の方を振り返った。
――そして、息を呑んで硬直した。
「……っ、……もう……やだ……」
静かに俯いていた銀髪の少女の瞳には、大粒の涙が溢れんばかりに溜まっていた。その表情は、内に抱えた感情の圧壊に耐えかねて、今にも爆弾が起爆してしまいそうなほど苦痛に満ちている。
その顔を見て、スバルは自分の決定的な過ちに気づき、血の気が引いた。
彼女は、男3人組を氷漬けにした直後は、ここまで取り乱していなかった。彼女を現実的な罪悪感と絶望に直面させ、ここまで追い詰めたのは――他でもない、その後のスバルのふざけた態度や、現実逃避の言動だったのだ。
ずっと一人で調子に乗っていた己の愚かさを、今更になって猛省する。目の前の少女を、フィクションのキャラクターのように消費してはいけなかった。同じ地平に立つ人間として、相手の痛みに寄り添って話さなければならなかったのに、自分は彼女の心を置き去りにして、独り相撲を続けていたのだ。
スバルは、己の存在すら遠くへ行ってしまいそうなほど固く心を閉ざしかけている少女へ、不器用に右手を差し出した。
「ごめん……もうふざけるのはやめる。こんなことになって、落ち着けって言う方が無理なのは分かってる。分かってるけど……その、君があれをやったのは、俺を守るためだったんだろ? だったら……一緒に考えよう。な?」
「……うっ……」
差し出されたスバルの手に、少女の細い指先が触れる。
その瞬間――スバルは反射的に、ビクリと身を震わせてしまった。最悪の失態だった。彼女の手に触れた刹那、脳裏を「自分の手まで凍りつかされるかもしれない」という本能的な恐怖がよぎってしまったのだ。
「あっ、ごめんなさい……っ!」
スバルの微かな拒絶を敏感に察知した少女は、弾かれたように手を離した。自分が危険な存在ではないと証明するように、大慌てで両手を後ろに引っ込めていく。
その痛々しい反応を見て、スバルの背中にさらに嫌な冷や汗が流れた。また間違えた。また、この土壇場で態度を誤った。
「――ッ、ち、違うからね!? 今のはその、防衛本能っていうか、遺伝子レベルで刻まれた無意識のステップだから! ほら、普段はチキン野郎に見えて、窮地になると覚醒するタイプの勇敢なやつっているじゃん? 俺のポテンシャルは完全にそっち系なの! だから、今のは記憶の彼方にポイして!」
こんな最悪の状況だというのに、恐ろしいほどにベロが回る。もしかして、これが俺の唯一の異世界特典なんじゃないかと呪いたくなる。言葉は絶え間なく溢れるのに、発すれば発するほど、相手の心を傷つけ、不快にさせている感覚が肌に突き刺さる。
「……だってさ、俺、こう見えて『薄情な男』にだけはなりたくないわけ。ぶっちゃけ現代日本じゃ、給食は一度も残したことない優等生だったからね? あの悪辣なグリーンピースだって、息を止めればノーハンドで胃袋にブチ込める男なんだぜ……? 頼むから幻滅しないで、へへ……」
「……でも、……スバルは、私のこと……」
スバルのあまりの醜態ぶりに、少女がようやく掠れた声を漏らした。ずっと胸の奥で堰き止めていた言葉が、とうとう我慢の限界を迎えて溢れ出そうとしている。
だが、絶望的に空気の読めないスバルでも、その言葉の先にあるものが「破滅的な決別」であることくらいは察知できた。
この子に、その先の言葉を言わせてはいけない。スバルは思考よりも早く、行動に出た。
――パンッ!!!
再び、薄暗い路地裏に乾いた鋭い音が響き渡る。
今度は少女ではなく、スバルが自らの両頬を、限界以上の力で強く叩きつけた音だった。
「俺は馬鹿か? いいや、骨の髄まで大馬鹿野郎だ」
「え……?」
あまりの奇行に、少女が呆然と涙の目を丸くする。どうにか、彼女の意識をネガティブな思考の渦から引き剥がす時間稼ぎには成功したらしい。
あとは、スバルがこれから紡ぐ言葉が、彼女の傷ついた心にほんの少しでも届いてくれればいい。
「――まずは、今までのドタバタは全部一旦保留だ。後でちゃんと、君の言う『悪夢』にも、背中にあるこの物騒な氷にも向き合う。だからさ」
スバルは赤く腫れ上がった頬を緩め、今度こそ、恐怖を交えない真っ直ぐな視線で少女を見つめた。
「君の名前を、教えてほしい」
正直なところを言えば、今すぐこの場から全力で逃げ出したい。そんな気持ちがないと言えば、文字通りの大嘘になる。
目の前で、人間が3人も一瞬にして物言わぬ氷塊に変わったのだ。そして、その引き金を引いた張本人は、自分の知らない『自分』に対して、おそろしく肥大した重い感情を寄せている。
平和ボケしきった現代日本の高校生からすれば、恐怖で足がすくみ、叫び出してもおかしくない異常事態だ。
だが――この銀髪の少女は、スバルの身に迫る危険を察知したあの瞬間、一切の躊躇をしなかった。破滅的な力を使ってまで、自分を救おうとしてくれたのだ。その明確な善意と事実だけは、絶対に反故にしてはならないと、スバルのなかのちっぽけな男気が告げていた。
「………エミリア! 私の名前は、ただのエミリアよ!」
曇りきって、今にも内側から爆発してしまいそうだった少女の表情が、その瞬間、パッと花が開くように明るくなった。
スバルの反省は正しかったのだ。状況の異常さや背後の死体ばかりに気を取られ、目の前にいる『彼女』という人間にちゃんと向き合おうとしていなかったこと。そしてそれこそが、エミリアが何よりも、すごーく求めていたことだった。
「エミリア。よし、改めて俺も自己紹介だ。俺の名前はナツキ・スバル! この世界の……いや、これからこの世界の主人公になる予定の男だ。今はまだ、秘められた異世界チート特典とやらをあえて温存してる段階だけども……。だから、まぁ、そんだけ頼りになる男が味方に付いたって思って、大船に乗ったつもりで安心していいぜ!」
今度こそ、その手の震えを気取られないよう、スバルは改めてエミリアと正面から握手を交わした。エミリアの瞳から不安の色彩が完全に消え去ったわけではない。それでも、彼女は「握手をやり直す」というスバルの不器用な歩み寄りに、しっかりと応えてくれた。
「スバル……ありがとう」
目に涙を溜めながら、エミリアは小さく呟いた。けれど、その表情を完全に緩めることはしなかった。今自分たちが置かれている最悪の現状を重く受け止め、表情だけでも気を引き締めようと必死に努めているように見える。
そのひたむきな姿に、スバルは彼女の根底にある、どうしようもないほどの誠実さを感じ取っていた。だからこそ、スバルは一番真っ直ぐな解決策を提示する。
「――自首、しに行くか? 俺と二人で」
ストレートな提案だった。それはつまり、この路地裏での事件を罪として認め、しかるべき場所にエミリアの身を委ねるという選択だ。
だが、目撃者であるスバルから見れば、この件にはいくらでも情状酌量の余地がある。凍りついている3人組のうち、一人は両手にハッキリとナイフを握りしめ、凶悪な人相のまま固まっている。エミリアが介入しなければ、スバルはその刃で間違いなく危害を加えられていただろう。
彼女には殺意なんてなかった。ただ、スバルの命が奪われるのを止めたくて、必死になりすぎただけ。加減ができなかったことだけが、この悲劇の原因なのだ。
その事実を、当事者であるスバルが全力で証言すればいい。
スバルの提案に、エミリアはすぐには答えなかった。紫紺の瞳を揺らし、何かを深く、深く思い悩むように視線を落とす。
「ここがファンタジー世界ならさ、魔法でこの3人を生き返らせてくれるような超人がいるかもしれないし。俺の状況説明ていうか口八丁が上手くいけば、最悪の事態は免れるかもしれない。だからさ――」
「逃げよう……スバル」
だが、前向きに状況を動かそうとしたスバルの言葉を遮るようにして、エミリアの唇から、あまりにも予想外な拒絶の言葉が漏れ出た。
前を向こうとしていたスバルは、思わず唖然として言葉を失う。
「私って、すごーく、すごーく悪い子ね……。命を奪う覚悟なんてなかったのに、自分の力を抑えられなかった。ねぇ、スバル。私が捕まったら、きっと……確実に殺されちゃうわ」
エミリアは、スバルの手を掴み、握りしめたスバルの手に爪が食い込むほどの力を込めた。
「……ううん、それはダメ。絶対にダメなの。だって、もし私が殺されたら、スバルはこの世界で、また『ひとりぼっち』になっちゃうもの。それがね、私にとって一番、すごーく恐ろしいことなの。だから……ふたりで逃げましょう?」
スバルは、次の言葉を紡ぎ出すまでに酷く時間を要してしまった。
彼女の言葉の端々に滲む、狂おしいほどの依存と恐怖。エミリアは本当に、正真正銘の「恐ろしい未来」を見てきたのだ。自分の死そのものよりも、それによってスバルが孤独になることを恐れるほどに。
「――本当に、エミリアは凄まじい悪夢を見てきたんだな。……分かった。俺もついていくよ」
現実を放棄し、罪から逃げるという選択。それは、彼女のような誠実な人間の口から、本来であれば決して出てくるはずのない歪な答えだ。それでも、それがどれほど悪いことだと分かっていても、誤魔化さずに「逃げよう」と彼女が言うのなら。スバルはその言葉に、全てを賭けて頷くしかなかった。
スバルの「ついていく」という返答を聞き、エミリアが小さく息を吸い込む音が狭い路地に響いた。
そして、その表情は安堵を通り越し、より一層複雑で、痛々しいものへと変わっていく。
――俺のこの返答は、本当に限界まで考え抜いた決断だろうか?
これが最善の判断だと、自分の脳内でどれほど苦悩したのか。正直、スバル自身にそんな確固たる覚悟の自覚はなかった。
そして、そのスバルの「薄っぺらさ」すら、エミリアには完全に見透かされているような、そんな冷や汗の出る感覚があった。今、自分はただエミリアを傷つけないため、彼女にとって都合のいい言葉を選んで並べただけなのかもしれない。
それでも、一度口から出し、彼女に差し出してしまった言葉だ。これからは、この選択を引き受けていくしかない。
スバルの内心の揺らぎを察したのか、エミリアは微かに首を振り、縋るような弱さを振り払うようにして、もう一度その美貌に強い表情を作り直した。
「私、もう自分の家には帰らないって決めたの。……だってみんなに、すごーく、すごーく合わせる顔がないもの。取り返しのつかない、本当に悪いことをしちゃったんだから」
エミリアは自嘲気味に、どこか寂しげに微笑んだ。
「だからね、今の私はスバルとおんなじ。帰るお家がどこにもないの。それなのに私、自分の勝手のためにスバルを巻き込もうとしてる……。これってすごーくいじわるで、ずるくて、最低な悪い子よね? ……でもね、スバル。私、スバルにだけは嘘をつきたくないの。だから、もう一度だけ聞かせて。……それでもスバルは、私と一緒に来てくれる……?」
「あぁ。俺の答えは変わらねえよ。ストーカーばりにどこまでもついていくぜ」
スバルはわざとらしく胸を叩き、はっきりと告げた。
「一度こうと決めたんだ。俺は、エミリアが俺を助けてくれたことへの恩返しがしたい。これから俺たちがこの未知の世界を大冒険するなら、エミリアは俺にとって最高のナビゲーター兼、命の恩人様だ。そんで俺は、ここから這い上がって無双系『俺TUEEE』冒険者を目指す。うん、我ながら完璧なライフプランだわ」
――悪いこと、格好悪いことなら、前の世界で数え切れないほど繰り返してきた。期待を裏切り、現実から逃げ、部屋に引きこもっていたあの薄暗い日々。だけど、この世界でなら、今度こそやり直せるかもしれない。
善だの悪だの、法律だの世間体だの、そんなものはもう知ったことか。全部振り切って、この銀髪の少女の手を取って、前を向いて生きてやる。
「なびげえたあ……?っていうのはよくわからないけど、この世界にも、きっと私達を受け入れてくれる場所があるはずよ。その場所を私自身が作ることはできなかったけれど、これから探すことならできる。……ええ。そうよね!」
自分に言い聞かせるようにそう言うと、エミリアは服のポケットから、見事な宝石の埋め込まれた、見るからに精巧なバッジのようなものを取り出した。
そして、それを未練を断ち切るように、路地裏の壁際にそっと置いたのだ。
「おいおい、すげー高そうなバッジだな……って、おい、捨てちゃうのかよ!?」
スバルは思わず声を上げた。素人目に見ても、それが単なるアクセサリーではなく、彼女にとって命の次に大切な『何か』であるように見えたからだ。
「何もそこまでして捨てなくても、持っておけばいいんじゃねえの? あとから『やっぱり惜しくなったから拾いに行って!』とか言われても御免だぜ?」
「大丈夫よ。もうここには、絶対に、すごーく絶対に戻ってこない。後悔なんて、私がスバルに絶対させないから」
エミリアは地面に置いたバッジから目を背けるようにして、一度も振り返ることなく歩き出した。ぎゅっと手を引かれ、スバルもまた、引きずられるように歩みを進めることになる。
あのバッジの正体について、今すぐに問い詰めるのは野暮ってものだろう。いつか、彼女が自ら話してくれるくらいに信頼を勝ち得た時に、聞けばいい。
「後悔させない……か。おいおい、ひょっとしてこれ、立場的に俺がヒロインだったりする?」
手を引かれ、完全に歩みをリードされているこの状況。おまけに圧倒的な戦闘力の差。スバルはここにきて、自分が異世界モノの主人公ではなく、保護される側の『ヒロイン枠』に収まっている可能性を本気で疑った。
「どっちもヒロインじゃ、ダメ?」
前を見据えたまま、エミリアは至って大真面目な口調でそんな答えを返してきた。
「私はスバルを守ってあげたいけれど、きっとこれから、たくさんスバルに助けられることになると思うの。だから、お互いにどっちもヒロインで行きましょう?」
「あぁ……ヒロインって言葉の意味、知ってたのね。って、言葉の意味を知っててその返しなら、俺、今めちゃくちゃ恥ずかしい独り言を大声で披露したってことじゃねえか! クソッ、もうお嫁に行けない……!」
△△△△
薄暗い路地裏を抜けると、陽光の照り返す大通りへと出た。
二人は並んで、きらきらと光る川沿いの道を歩いていく。やはりスバルのジャージ姿は周囲の物珍しそうな注目を集めていたが、視線を浴びているのはスバルだけではなかった。隣を歩く
エミリアもまた、大通りの住人たちから一様に視線を突き刺されている。
だが――その視線の色は、スバルに向けられた「物珍しさ」とは決定的に異なっていた。
それは、明らかな恐怖、剥き出しの嫌悪、そして汚物でも見るかのような冷酷な拒絶の視線。
ちらりとエミリアの横顔を盗み見ると、彼女は周囲の視線に気づかないフリをして前を向いていたが、その形の良い唇は微かに震え、あからさまに心を痛めているのが分かった。
「おいおい。こいつら、俺たちの初々しいバカップルぶりに嫉妬でもしてんのか? まぁ気にするな、こういう時は堂々としてりゃいいんだよ」
スバルは周囲に聞こえないほどの低い声量で、わざとらしく肩をすくめて吐き出した。内心では「何睨んでんだよ、あァ!?」とヤンキーばりに怒鳴り散らしてやりたい気持ちもあったが、今はとにかく騒ぎを起こしたくないし、何よりスバルの本質は悲しいかな小心者なのだ。ハッタリで虚勢を張るのが関の山だった。
「……ふふっ、クスッ」
だが、その情けない独り言を聞いたエミリアの口元から、小さな、本当に小さな微笑みがこぼれ落ちた。
小心者の空回りのセリフであっても、隣の美少女が笑ってくれたのならお釣りが出る。それだけで、世界中を敵に回したかのような重苦しい空気の何割かが、ふっと軽くなった気がした。
「よし! 俺たちの冒険はこれからだ。なぁ、エミリア!」
「ええ。――これからよ、スバル」
たとえこの世界がエミリアとスバルを歓迎しなくても、二人で歩み出す未知の道程には、確かに胸を躍らせるものがあった。これからたくさんの発見と経験が待っているはずだ。決して楽な道のりではないと分かっていても、今のナツキ・スバルは、しっかりと前を向いて歩けている。
にしても、我ながら今のセリフはいかにも『打ち切り漫画の最終回』みたいで、最高にフラグっぽいよな――。
そうスバルが脳内でセルフツッコミを入れた、まさにその瞬間だった。
「――薄汚い半魔ぁアアアアア!!! ナツキスバルゥウウウ!!!!」
突如として、鼓膜を容赦なく破壊するような、悍ましい絶叫が大通りに響き渡った。
黒板を爪でギリギリと掻き毟るような不快音を、何百倍にも増幅させて脳髄に直接叩きつけられたかのような狂気の声。
反射的に声のした方へ首を巡らせようとした――しかし、それよりも早く。
一瞬にして、スバルとエミリアの視界は、逃げ場のない圧倒的な「赤」に染め上げられた。