10話目ですね。
では、どうぞ!!
「はあ・・・・やっと着いた・・・。」
『ジェラールさんと会ってからしばらく経っていますからね・・・。』
俺は、ジェラールと別れてから数日後にマグノリアに帰ってきた。
本当だったら次の日当たりにでも帰って来れたんだけど、途中立ち寄った町で急な依頼を受けたんだ。
なんでも、その町で最近山に盗賊団が現れて町を襲っているから退治してくれ、とのことだ。町で魔導師を探していたから俺は名乗り出て依頼を受けた。
盗賊団の方は人数も10人くらいで魔法もうまく扱えていなかった。
だから俺一人依頼は完遂することができた。
でも、かなり激しく戦ったからくたくたになっちゃった・・・。
ま、それでも報酬かなりもらったし結果オーライ結果オーライ!!
そういうこともあってマグノリアに着いたはいいもののかな~り疲れている。
「さて、一回ギルドに顔出してから帰ろうか。」
『はい、それがいいかと。』
俺は、ひとまず、ギルドへ向かった。帰るのは一ヶ月振りだ。
「なんだか、ここに入るのすごく久しぶりのような気がするよ。」
『そうですね。大体一ヶ月ぶりくらいですね。』
「さ~て、入りますか!ただいまーー!!」
俺は早速ギルドに中に入った。
みんな、変わらず元気だった。
「おお!聖弥戻ったか!!久しぶりじゃの!」
「はい、マスターすいません。戻るのが少し遅れました。」
「いやいや、無事で帰ってきたのが何よりじゃ。ところでどうじゃ、魔法の方は?」
「雷撃の方は大分熟練度も上がってもう実戦で使ってもいい段階まできてます。換装も大分速くなってきてます。あ!そういえば、連合のこと聞きましたよ!どうだったんです?!」
「それなら、無事、六魔将軍を討伐し、奴らは全員逮捕された。ん??なぜお前が連合のことを知っておる?通信用ラクリマは持っていなかったんじゃろう?」
「帰る途中、化猫の宿っていうギルドに立ち寄ったんです。化猫の宿って連合に参加してたんですよね?ウェンディっていう滅竜魔導師が?」
!!???
俺の言葉にナツ達が静まり返った・・・・・
「??え?どうしたのみんな??」
「お前!あのギルドんこと行ったのか?」
「うん、行ったよ。ナツ達が連合に参加してる日ぐらいかな。マスターとちょっと話したしね。」
すると、見慣れない青色のロングヘアーの子が驚いたような顔をしてこっちを見ていた。
「・・・・・」
「??誰?その子?」
「ああ、この子がそのウェンディだ。」
「あ!へえ~君が!ローバウルさんから聞いてるよ。俺と同じで12歳なんだってね~。今日はどうしたのここに遊びに来てるの?」
「いや、違う。ウェンディはフェアリーテイルに入ったんだ。」
「ええ!!??」
俺はエルザの言葉に驚く。
「え!?なんで!?化猫の宿は?」
「化猫の宿はもうこの世には存在しない。消滅したんだ・・・。」
「え・・・・・・・・」
エルザが言うには、あの化猫の宿はローバウルさんが作り出した幻で、ローバウルさん自身も思念体のような存在だったらしい。
ローバウルさんは400年前に自身が作り封印したニルヴァーナという魔法を破壊してくれる者を探していて、ナツ達、連合がニルヴァーナを破壊したから自分はその役目を終え、ウェンディや連合の面々に真相を告げ、ウェンディをフェアリーテイルに託して消滅したみたいだ。
「そうだったんだ・・・・・ウェンディ、ごめんね・・・。」
「あ、いえ!いいんです・・・。聖弥さんは知らなかったみたいだし・・・。」
「そういうことだからウェンディはフェアリーテイルの一員だ。聖弥も仲良くしてやってくれ!」
「うん、もちろんだよ!ローバウルさんからもそう言われているから!」
「はい、よろしくお願いします!」
「あ、ウェンディ、俺と同い年なんだから敬語じゃなくていいよ。」
「あ、はい。・・・じゃない・・・うん、分かったよ!!」
「あら?随分打ち解けているじゃない。ウェンディ。」
「あ、シャルル!!聖弥、紹介するね、私と同じ化猫の宿から来たシャルル!私の親友なんだ!!!」
そこにはハッピーと同じ種族のような猫が立っていた。
「あ!白いハッピーだ!!」
「ちょっと!オス猫と同じ!!?」
「そんな~~ひどいよシャルル~~・・・」
シャルルの容赦の無い言葉にがっくり肩を落とす・・・。
「ま、元気出せよ。ハッピー!」
「そうよ!一回の失恋くらいでめげないの。」
そんなハッピーをナツとルーシィは励ます。
「ナツ・・・ルーシィ・・・うん!オイラめげないよ!何度砕けても何回でも突撃するよ!!」
「「「あきらめてないんだ・・・・」」」
俺とウェンディとルーシィは見事にハモった。
「あ、そういえば・・・ねえエルザ!どこかいい武器屋知らない?」
「武器屋?そうだな~~私はほとんどハートクロイツのものだからそれ以外のところはよく分からん。すまないな・・・」
「そうなんだ・・・」
「じゃあそれならお前のでっかい刀作ったじいさんに頼んだらどうだ?」
「ああ、あのおじいちゃん・・・いやまた行ったら何か重労働させられそうな気がするから止めておくよ・・・。」
「そうじゃ!また難癖つけて働かされるのがオチじゃ!やめておけい聖弥。」
「マスターまでそう思われる人ってそのおじいちゃんってどんな人なのかしら・・・」
評判の悪さにルーシィはツッコミをいれる。
「ルーシィ行ったらどうだ?少しは痩せんじゃね?」
「失礼ねナツ!私はまだそこまでいってないわよ!!」
「まだってことはいつかなる予定なの?」
「もう聖弥まで!!」
「うふふふ・・・本当にフェアリーテイルはみんな仲良しですね。」
「ま、騒がしすぎるのもどうかと思うけど・・・。」
「そういうなシャルル。いつもはあんな奴らだがみんな根は良い奴ばかりだ。」
「エルザさん!」
「まだ慣れないことばかりだと思うがゆっくり慣れていけばいい。」
「はい!」
「なんだか、私達世話になりっぱなしね。」
「そんなことはないさ。二人はもう私達の仲間、いや家族なのだからな・・・。」
「!!・・・はい!エルザさん!!・・・あれ?」
ウェンディは感動し、エルザの方を向いたがそこにエルザはいなかった。
「こらあーー!!お前達私のケーキを!!!」
エルザは今さっき自分が食べようとしたケーキがナツ達のケンカによって床に落とされたのを怒って仕返しにいっている。
騒然、ナツだけでなく、グレイや俺まで被害を受けている。
「あはは・・・」
「そういうあんたもケンカに入ってんじゃない・・・」
エルザの言動と行動の違いに、ウェンディは苦笑い、シャルルはあきれていた。
「でも!本当にいいギルドだよね!!」
「まあそれは否定できないわね。」
そう言い、二人はギルドをもう一度ギルドを見つめるのであった。
その頃俺は・・・・
「ぎゃーー!!!痛い!痛いってーー!!エルザーー!!」
「うるさい!!こうなったらついでだ!!お前にもケーキを恨み、晴らせさてもらう!!!」
俺は、エルザの怒りの巻き添えを食らって、間接技をかけられていた・・・・・・
早く休ませてーーー!!!!
その後、俺は数十分に渡ってエルザの間接技を喰らった。
その日はなんとか家に帰ることができた。
もちろん、その次の日の昼前まで、疲れと痛み(←主にエルザの関節技の)で爆睡していた俺だった。
今話で10話目ということで二桁目ですね。
展開とかはある程度考えてはいますが何話くらいになるかは未定です。
さて、話は変わりますが、近い内に他作品のキャラを出すと思いますので・・・・・
では、また次回・・・