どうも!
結構早く投稿することが出来ました!
では、どうぞ!!
「ほらよ。これでも飲んでゆっくりしてけよ。」
「すいません、エギルさん。」
「これくらいなら別にいいさ。にしても、今年もS級魔導師の昇格試験の季節か。この時期になるとフェアリーテイルの奴等が走りながら仕事に行ってるのをよく見かけるな。」
「俺も試験があるって分かってたら仕事に行ってたんですけどね・・・。今頃ナツ達は試験の真っ最中ですよ。」
俺は今、エギルさんのところへ来ている。今日は仕事ではなくプライベートで来ている。
今は、ナツ達が試験でギルドにあまり人がいないからここに来ている。俺が飲んでるのはウーロン茶だ。
ちなみに、今年の試験会場は天狼島だ。
天狼島は、昔、妖精がいたとされているフェアリーテイルの聖地だ。
フェアリーテイル初代マスター、メイビス・ヴァーミリオンが眠る場所だ。
「そういえば、今日って他の皆はどうしたんですか?」
「ん?ああ、あいつらは今出かけてる。夕方か夜に帰ってくると思うぞ。お・・・・・」
「??どうしたんですかエギルさん??」
話してる途中でエギルさんがとまった。俺は聞いたがエギルさんは笑いながら何も言ってくれない。
そんなやり取りが数秒間続いた後・・・・・
「聖弥ーー!!」
「うお!!?ユウキ!なんだいたの?!いたら言ってよー!」
なるほど、エギルさんが笑ってたのはユウキが後ろから近づいてたからか。
「ユウキは皆と一緒に行かなかったの?」
「僕、最近調子いいし、お医者さんにも段々治ってきてる、って言われてるんだ。だから、今は病気を治すことに集中しろ、ってエギルに言われちゃってね。」
「当たり前だ。病気ってのは治りかけが一番危ねえんだよ。今は治すことだけ考えろ。アスナ達も心配するしな。」
「うん、分かってるよ。僕も早く治して皆と一緒にお出かけしたいし!」
「確かにね。早く治るといいね!」
「うん!そのときは聖弥も一緒に遠くとかに行こうね!」
「おう!!」
そんなこんなで数時間が過ぎた。すると、
『聖弥!』
「どしたのレイ?」
『天狼島から高い魔力反応が多数確認しました。』
「たくさんの魔力?それってフェアリーテイルの皆じゃなくて?」
『はい、どうやらナツさん達と交戦中の模様です!』
「心配だな・・・レイ、行けるよね?」
『もちろんです!』
「OK。エギルさん、ちょっと行ってきます。お茶、ごちそう様でした。」
「いいってことよ。気をつけてな。」
「はい、分かってますよ。ユウキ、ごめんね。」
「ううん、いいよ。フェアリーテイルの皆を助けてあげてね。」
「うん!じゃ、行ってきます!!」
俺は、エギルさんとユウキに別れを言い、出るとすぐにセットアップし、いつもより速めに飛行した。
俺が天狼島を目指して、数分後・・・・・
「レイ?今の向こうの状況は?」
『戦闘はまだ続いています。苦戦中・・・みたいですね。急ぎましょう!』
「うん!」
俺はさらに飛行速度を上げた。でも、
『聖弥、あなたのこちらでの魔力が減少しています。』
「本当?!となると、天狼島にいる皆もか・・・俺はリンカーコアもあるから大丈夫だけど・・・・・。レイ、急ごう!」
『はい!』
その後、しばらく飛行してると、減少していた魔力が元に戻った。
俺が出発して数時間後、天狼島に到着した。どうやら戦闘はもう終わっているようだ・・・。
「ここが、天狼島・・・・・」
天狼島、そこは自然豊かで中央には巨大な木が堂々とたっていた。
「レイ、とりあえず皆と合流しよう!」
『ですね。皆さんは森の中にいます。ここからすぐ近くですね。』
俺は飛行で魔力を消費していたから地上に降りて歩いて移動することにした。
でも、歩き出してすぐ・・・
「・・・・・!!?誰だ!!」
前方から攻撃が飛んできて俺はすぐに回避する。
すると前から2つの影が近づいてくる。
「犬と鶏?」
『いや、違うでしょ・・・』
それはどっからどうみても二足歩行で立っている犬と鶏だった。あ、鶏は一応二足か。って!そんなことは今はどうでもいい!!
「貴様、フェアリーテイルか?」
犬のほうが俺に話しかけてくる。
「そうだ・・・と言ったら・・・」
「ならば・・・殺す!!」
そういうと、二人?が俺の方へ攻撃してくる。犬は刀、鶏は口から卵をはきながら。
「!!敵なら容赦はしないよ!!」
俺はその攻撃を雷の高速移動でかわす。二人の攻撃で俺がいた地面は大爆発が起きる。
そして、二人の背後へ周り、
「雷竜の翼撃!!」
雷を両手に纏わせ、そのまま両手を外から内へ振り払う。
俺の攻撃は二人に直撃し二人は空の彼方へ吹っ飛んでいく。
『大分威力も上がってきてますね。』
「うん、大分慣れてきたよ。さ、皆のところへ!」
俺は走ってその場を離れた。
そのまま走り続けてると、
「いた!!おーーい!!」
「「「「「聖弥!!?」」」」」
皆、俺の姿を見て驚く、ま、当たり前か。
「どうしたんじゃ、お主はギルドにおるはずでは?!」
「あ、マスター。いや、レイがここに皆以外の魔力があるって教えてくれたんです。それで、心配になってきたんです。何があったんですか?」
「まあ、話すと長くなるんじゃが・・・・・」
マスターによると、襲ってきたのは闇ギルド、
それで、グリモアは、ゼレフという史上最悪の魔導師を手に入れるために天狼島に侵攻してみたいだ。でも、マスターのマスター・ハデス、その部下達もナツ達によって倒され、グリモアは撤退したみたいだ。
「なるほど・・・大変でしたね。マスター。」
「ま、これで一件落着じゃわい。じゃが、おかげで試験も中止決定じゃ。」
「ま、それは仕方ないですね・・・。」
その後、俺は皆と話していたんだけど・・・
「あ!ラクサスだ!?」
「・・・・よう。」
なんだかんだで一番びっくりしたのは、天狼島にラクサスがいたからだ。
ここの異変を察知して、“初代の墓参り”で来たみたいだ。
あと、これも驚いたんだけど、カナのお父さんが実は、ギルダーツだったらしい。
カナ本人もギルダーツに内緒にしていたみたいだから誰も知らなかったみたいだけど。
いつもはキリッてしてるギルダーツの緩みきった表情、あれはちょっと面白かったな。
皆、グリモアとの戦いがずっと前に思えるくらい騒いでいた。
笑い、ケンカし、怒られ、場所は違えどどこはギルドにいるのと変わらない感覚だった。
そして、このまま皆笑いながらギルドへ帰る・・・・・・
と、ここにいる全員が思っていた。
でも、運命という
このとき俺も含めて誰も気づいていなかった。
天狼島に「時代の終わりを告げる黒き竜」が近づいていたことに・・・・・
破滅が待っている運命ともしらずに・・・・・
運命の時まで、残された時間は極僅か・・・・・・・・・・・・
聖弥が使った雷竜の翼撃は、オリジナルです。
さて、次回はいよいよ「奴」が登場します。
聖弥の運命は?!
誤字・脱字のご指摘、感想等いつでもお待ちしています。
では、また次回・・・・・