青雷の軌跡 ~妖精との協奏曲~   作:遊吉

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どうも!


では、どうぞ!!





お礼参り!!のはず・・・

 

ナツ達が消えて、俺は残った皆とギルドの為、少ない仕事を淡々とこなしていた。

 

そんなある日、俺はマカオさん・・・じゃなくてマスターからあることを頼まれた。

 

 

天狼組がいなくなってからマスターがいなくなったため、マカオさんが評議員から推薦させる形で四代目マスターに就任した。ちなみに、ワカバさんはマスター補佐だ。

 

 

 

 

 

「え?他のギルドへ?」

 

「ああ、あいつらが消えちまった後、捜索を協力してくれたギルドへな。ギルド以外の機関とかにならともかく、いつも何かしら世話になってるギルドとかに礼の1つも言わないのは性に合わないんでな。頼めるか?」

 

「はい、そういうことなら行きますよ。え~と確か・・・蛇姫の鱗(ラミアスケイル)青い天馬(ブルーペガサス)だしたっけ?」

 

四つ首の番犬(クワトロケルベロス)なんかもそうだが、あそこのマスターからは、礼はいいって言われてるからまあいいだろう。」

 

「了解です。マスター。じゃ、早速。」

 

「おう、頼むな。」

 

 

 

 

 

俺は、すぐにギルドを出発した。

 

 

まずは、蛇姫の鱗へ行くことにした。

蛇姫がある町へは電車でちょっとかかって到着した。

 

 

「え~と・・・確かこの辺だったような・・・・あ!ここか。じゃ、入ろうか。すいません、誰かいませんか~~??」

 

 

 

中には人が数人しかいなかった。その中の1人の大柄で坊主頭の人が俺の方へ近寄ってきた。

 

 

「どちら様ですかな?」

 

「あ、フェアリーテイルのもんですけど・・・」

 

 

俺がフェアリーテイルの名を言うとその人は一瞬驚いたような顔をしたがすぐに戻して、

 

 

「おお、そなたが聖弥殿か遠路はるばるご苦労でした。マカオ殿から連絡は受けております。さあ、中へ。」

 

 

俺は中のカウンター席に通された。

 

 

「すまんが、マスターのオババは今は用事でギルドの何人かと他の町へ行っております。」

 

「あ、いえおかまいなく・・・。あの・・・あなたは?」

 

「おおこれは失礼、ワシはジュラという者です。」

 

「あなたがここのエース、岩鉄のジュラさんですか!」

 

「なんの・・・それほどの者では・・・」

 

「そんなことないですよ!なんていっても聖十大魔道(せいてんだいまどう)ですし!それに、ナツ達と“連合”のときの話聞きましたよ。向こうの魔導師をすぐに倒しちゃったって。」

 

「連合・・・、あれも随分と昔に感じます。」

 

 

 

 

「ジュラさん、そいつがフェアリーテイルから来た奴か?」

 

 

俺とジュラさんが話してると、水色の髪をした人が話しかけてきた。

 

 

「おおリオン。聖弥殿、この者はリオン・バスティア。そちらのグレイ殿と兄弟弟子でもある。」

 

「あ、そういえば、グレイが前に、胸糞の悪い兄弟子がいるって言ってたような・・・。」

 

「ほう・・・あいついつの間にそんな口を。ふっ、まあいい。今度会ったときにただじゃおかん。」

 

 

 

聖十大魔道の1人というだけあって、ジュラさんからはものすごいオーラが出ているように思えた。

リオンさんからもグレイの兄弟子ということもあり、かなりの実力を持っているように思えた。

 

二人とも、今の俺じゃ足元にも及ばないと思う。

 

ん??なんか俺忘れてるよね??・・・・・・・・・・

 

 

「あはは・・・・・。あ!ここに来た用件を忘れるところでした!あの!天狼島の捜索、手伝ってくださってありがとうございました!!」

 

 

そうだよ・・・あやうく忘れるところだったよ・・・・・。

 

 

 

「いや、なんのなんの。フェアリーテイルとは共に戦った間柄。礼など及びません。」

 

「ジュラさんの言うとおりだ。かまうことは無い。それに・・・」

 

「それに・・・なんですか?」

 

リオンさんが変なところで区切ったから俺は気になり後を聞いた。

帰ってきた言葉は・・・・・

 

 

「ふっ・・・実力はフェアリーテイルよりこっちの方が上だしな。」

 

「ってそっちかよ!!」

 

 

 

その後、俺は二人と情報交換とかをしながら話してた。それで、次に向かう青い天馬がある街への列車の時間が迫ってたから青い天馬へ向かうことにした。

 

 

 

「じゃ、そろそろ俺は天馬へ向かいます。どうもありがとうございました。」

 

「マカオ殿達にもよろしく伝えておいてくだされ。オババには私から伝えておきます。

 

「聖弥。お前にはグレイと違って中々見所がある。いつでも蛇姫の鱗の来い。」

 

「あはは・・・考えておきますね。あ!ヤバイ!時間が!じゃ俺行きますね!」

 

 

 

俺は、二人に挨拶をして駅へと走った。

 

列車には何とか間に合い、次の町へと向かっていった。

 

 

 

 

「ふう~~危なかった~」

 

『ホントですよ。時間は見ておいてくださいよ。』

 

「はい、気をつけます。」

 

俺は、そう言って左腕につけてある腕時計を見る。

 

「天馬がある町へは・・・まだ時間があるね。」

 

『またさっきみたいなことにならないように、くれぐれも居眠りなんかはしないでくださいね。』

 

「うっ・・・分かってるよ・・・。」

 

 

レイは最近どんどん俺に容赦がなくなってきている。俺って一応レイのマスターだよね・・・・・

 

 

 

 

 

 

その後、なんとか居眠りはせずに無事、天馬がある街へ到着した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ここが天馬・・・だよね?」

 

『はい・・・おそらくは・・・・』

 

 

俺は、ついてすぐ中に入ったけど、中はフェアリーテイルと違って、また別の雰囲気だった。

 

俺とレイがポカンとしてると、中が急に暗くなった。

 

 

「??何これ、停電?」

 

『いや違うでしょ・・・』

 

 

暗くなってすぐ、いつの間にか設置されていた階段の置物の上の方から

 

 

 

「やあ・・・君がフェアリーテイルから来た聖弥君だね。」

 

 

なんか妙に特徴のある声が聞こえてきた。

声からして多分男の人と思う。

 

 

 

「話は聞いてるよ。確か・・・・・・・・・まあいい。」

 

「『ないんかい!』」

 

 

 

なんて1コマもあったけど・・・・・

 

 

 

 

 

 

シュルルルル

 

 

 

その人は、階段の手すりを使って下へ降り、飛んだ。きれいに着地すると思いきや・・・

 

 

「ぬわっ!」

 

空中で体勢を崩し・・・・・

 

 

ゴチン!!

 

 

 

 

顔から床に落下した。

 

 

 

 

 

「落ちんのかい!!」

 

 

『もう私は何も言いませんよ・・・。』

 

 

 

 

 

「メ、メェ~~ン・・・・・」

 

 

その人が落下してすぐ明かりも元に戻った。なんだったんだろ。

 

 

すると、

 

 

「一夜様!!」

 

「兄貴!ご無事で?!」

 

「先輩!大丈夫ですか?!」

 

 

どこからか3人組が現れてその人の治療をし始めた。

 

 

「『・・・・・・・』」

 

 

 

 

数分後・・・・・

 

 

治療を終えたのか、立ち上がり、

 

「やあ!待たせたね!待っていたよ聖弥君。私は・・・・・」

 

 

ダララララララ・・・・・・・

 

 

3人組が後ろで楽器を鳴らし、

 

 

ジャーーン!!

 

 

「一夜で~す!」

 

 

「「「よ!さすが一夜様!!!」」」

 

3人組は拍手を贈る。

 

 

 

 

 

「・・・・・何コレ?」

 

『ワタシニイワレテモー』

 

 

入る場所間違えたかな?

 

 

 

 

「はっはっはっは!さあ座りたまえ!今マスターを呼んでくる。お前達!」

 

「「「了解です。兄貴(先輩)(師匠)!!!」」」

 

 

3人組は店の奥へと消えていった・・・・

 

 

 

 

マスター・ボブさん、皆によるとかなり変わり者って聞いてるけどどんな人なんだろう。いやな予感がするってことは確かだ。

 

 

 

 

 

 

俺は改めてその人と隣り合ってカウンターに座った。

 

 

「私は一夜だ。それと、彼らは、ヒビキ、レン、イヴだ。名前はゆっくり覚えるといい。遠路はるばるご苦労だったね。その若さでマスターの名代とは将来が楽しみだな。はっはっは!」

 

「いえ、名代っていうほどじゃ・・・」

 

 

俺が一夜さんの言葉に照れてると、

 

 

 

 

「いや~~ん!!かわいい坊や♪♪ウチにも欲しいわ~~♪」

 

 

「『ぎゃーー!!!出たーー!!』」

 

 

カウンターの奥からものすごい勢いで男(?)の人が飛んできた。

 

うわさには聞いていたけど、うわあ・・・凄い人・・・・・

 

 

 

「あら、それが喋る機械ちゃん?いい声してるわね~~!」

 

『ど、どうも・・・』

 

 

レ、レイがひいてる!!あの冷静沈着、いつも落ち着いているレイが!!

 

マスター・ボブさん恐るべし・・・

 

 

 

「あ、あの・・・マスター・ボブさん。」

 

「あら、なあに聖弥ちゃん??」

 

「天狼島の捜索、蛇姫の鱗の皆さん達と一緒に手伝ってくださってありがとうございました!!」

 

 

「あらあら~~♪♪いいのよ別に♪」

 

「その通りだ。私達は共に戦った仲じゃないか。」

 

「ありがとうございます。マスター達にも伝えておきます。」

 

 

第一印象は、微妙な人たちだったけど、皆さん、根はいい人達だった。

 

 

 

 

「それにしてもあなたってプリティね~♪ねえ、ウチにこない??」

 

「あはは、すいません。遠慮しときます。ここもいいとこと思いますが。」

 

 

「メェ~ン、残念だ。君のような将来輝く宝石を捨て置くには実にもったいない。」

 

「ま、フェアリーテイルのもんが簡単にウチになびくとは思えねえけど。」

 

「同感だな。」

 

「それに若干僕とキャラ被ってるし。」

 

 

上から一夜さん、レン、ヒビキ、イヴの順番で、落胆の声を発する。

 

 

 

「そ~お~でも、いつでもここにはいらっしゃい。サービスするわ~♪」

 

「は、はい。あ、ありがとうございます。」

 

 

 

 

天馬でも、時間はあっという間に過ぎていきそろそろ変える時間になった。

 

 

「すいません、長いこといちゃって。」

 

「かまわんよ。では、また会おう。今はしばし、別れの香り(パルファム)!!」

 

「お前、次会う時、もっとイケメンなっとけよ。」

 

「ギルドの女性の方々によろしく伝えといてね。」

 

「じゃ、またね。あと、次会う時、僕は君よりもっとかっこよくなってるから!」

 

「いつでも遊びに来てね~♪待ってるわ~♪」

 

 

 

 

 

 

 

 

「いや~~変わった人たち多かったけど、全員良い人だったね。」

 

『まあ、凄い魔導師さん達であることは間違いないんですが。』

 

「そういや、ボブさんの、「サービスするわ~♪」って聞いた瞬間に体がひやっとしたような気がしたんだけど・・・気のせいだよね?」

 

『はい、気のせいです。聖弥、あなたは絶対に“あっち”には行っては行けません。』

 

「あっち??まあいいけど。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

青い天馬がある町で一泊してから、俺はマグノリアへと帰ってきた。

 

 

「ふう・・・マグノリアに到着っと。う~~ん・・・やっぱ乗り物酔いが酷くなってるね・・・・・」

 

そういえば、最近俺は乗り物酔いの症状が乗り物に乗るたびに酷くなってる気がする。

なんでだろう???

 

 

「いやだよ。ナツと一緒なんて・・・。仕事にも行けなくなるじゃん・・・。」

 

『ウェンディさんに“トロイア”をかけてもらえばどうでしょうか?』

 

 

トロイアとは、ウェンディが使える魔法のことで。バランス感覚を高めることが出来る魔法だ。

 

と、それは置いておいて・・・

 

 

 

 

『ま、乗り物酔いうんぬんは放っておいて。早くギルドに戻りましょう。』

 

「うんそうだね。」

 

 

 

と、俺はギルドへと急いだ。

 

 

そして、すぐにギルドに帰ってマスターに報告が

 

 

 

 

 

 

 

 

できればよかったんだけど・・・。

 

そうさせてくれないのが最近の俺の運の無さなんだよね・・・・・。

 

 

 

 

帰る途中のことだった。

 

 

 

「早くギルドに戻らないとね~。・・・・・ん?」

 

俺が町の中を歩いていると、一匹の鳩が俺の目の前で飛び回ってきた。

 

 

俺が腕を出すと、そこに止まった。

 

 

 

「あれ?足に何かついてる?何だろコレ?」

 

 

それはよく見ると、手紙だった。

 

俺が手紙を取ると鳩はどこかへ飛んでいった。

 

 

 

「何か書いてる。え~と何々・・・「マグノリアの来たの森にて待つ。」だって。どうするレイ?」

 

『とりあえず行ってみましょう。ですが、マスターへの報告が先です。』

 

「了解。じゃ、ギルドへ急ごう!」

 

 

 

俺は手紙の用件が気になったからギルドへ道を急いだ。

 

 

 

無事、ギルドへ到着し、マスターへの報告も済ませた。

ちゃんと、一夜さん達の言葉も伝えたし、頼まれたことはきちんとこなした!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

という訳で、俺は、マグノリアの北の森へ向かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~~~~~マグノリアの北の森~~~~~

 

 

 

 

そこには、フードを被った3人組が立っていた。

3人ともフードを深く被っているためその顔はうかがえない。

 

 

「川原聖弥・・・か・・・・・」

 

 

そんな中、その中の1人が口を開いた。

 

その者の顔には赤い紋様が刻まれていた・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




ジュラさんの口調がよく安定していなかったような気がします。
すいませんでした。




さて、次回についてですが、3人組は分かる人には分かりますね!

次回も早めに投稿したいです。





誤字・脱字のご指摘、感想等お待ちしております。



では、また次回・・・・・



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