今回はサブタイトル通りバトル・オブ・フェアリーテイルです。
では、どうぞ!!
「ふう~やっとマグノリアに着いたね~。なんだか、久しぶりに帰った気がするよ。」
『そうですね。ですが、この町は相変わらず騒がしいですね。』
「ま、なんていったってこの町にはフェアリーテイルがあるんだからね!」
『いえてます・・・』
「さて、もうすぐギルドに着くけど・・・って!なんじゃこりゃー!!」
俺はギルドがあった場所に行って驚いた。
理由は、
「でっけーー!!!」
再建途中だったギルドはもう完成していたからだ。
それに、大きさも前のよりかなり大きくなっている。
「大きくするとは言っていだけどここまでとはね・・・」
『とりあえず、中に入りましょう。』
「そうだね・・・。ただいまー!」
一階の酒場も大きくなっていて前より人が入っていた。
すると奥の方から、
「おお、聖弥。帰ったか!」
マスターがいた。マスターの定位置は前と変わらず酒場のカウンターの上だ。
「今帰りました。マスター。」
「よう帰ってきたな。その様子じゃと気付いたようじゃの。」
「はい、一応、おじいちゃんから合格を頂きました。」
「その刀を見たら分かるわい。にしてもあの頑固じじいからこうも簡単にお墨付きをもらうとはの・・・」
「簡単にって・・・これでも一週間近く向こうにいたんですよ?」
「昔、似たようなことをしたことがあるんじゃがそのときの者は一ヶ月は帰って来んかったんじゃ。一週間とはホント大したもんじゃ!」
「あ・・・そうなんですか・・・。」
「にしても随分長い刀じゃな。お主の背丈は優に越えておろう。」
「はい、そうなんです。自分からおじいちゃんにお願いしたんです。長くて重い刀がいいって。」
「そうか。にしてもよう帰った。立ち話もなんじゃ、ま、座れい。」
「あ、はい。」
俺はマスターにすぐ前の席に座った。
「あ、マスター。」
「なんじゃ?」
「俺がいない間ギルドに変わったこととかありました?」
「おお、そうじゃそうじゃ。えーとな、まず誰でも二階に上がれるようになった。ま、S級の仕事はS級魔導師の同行が必要じゃがな。」
「そうなんですか。でも、今の現状的にはエルザしか同行してくれる人はいませんけどね・・・。」
「そうじゃの・・・。ラクサスは皆と馴染もうとせず、ミストガンは音信不通だしの・・・。」
「いえてます・・・。」
俺とマスターが話してると後ろから、
「あなたが聖弥君ですか?」
呼ばれたから振り向くとそこには青髪の女性が立っていた。
「うん、そうだけど・・・。」
「おお!そうじゃ、変わったことがもう1つ、新メンバーが二人増えたんじゃった。」
「ジュビアよ!よろしくね聖弥君!」
「元ファントムのエレメント4じゃ。この前はグレイとやりあっていい勝負をしたそうじゃ。元ファントムじゃがまあえいじゃろう。」
「そうですね。よろしくね!ジュビア!あ、二人ってことはあと一人は?」
「ああ、あやつなら・・・そこに座っとる。」
「え?・・・・・・」
俺はマスターが指した指の方を見るとそこには、長い黒髪の男性が座っていた。
「ふん・・・・・」
「あの人は?」
「ガジル。ファントム最強の魔導師にしてナツと同じく滅竜魔導師。そして、レビィ達シャドウギアを襲った張本人じゃ。」
「え?!」
意外だった。ジュビアならまだしもギルドを襲い、なおかつ仲間を、家族を傷つけたガジルをギルドに?!
「な、なんで・・・そんなやつを・・・」
「色々思うところがあるとは思うが勘弁してやってくれ。やつも根はいい奴なんじゃ。・・・と信じたいしな。」
「彼に・・・更正の意思は?」
「おそらくは無くはないじゃろう。」
「そうですか・・・。じゃあ、俺のすることは1つですね・・・」
「「???」」
俺はガジルのところへ歩く。
「初めまして、ガジル。俺は聖弥。川原聖弥です。」
「うっせーガキ。消えろ。」
「ま、今は居づらいとは思うけどちょっとずつ慣れていくといいよ♪」
「黙れ。消えろ。」
「はいはいっと・・・。」
俺はマスターとジュビアのところへ戻る。
「あはは・・・。相手にされなかったよ・・・。」
「聖弥よ。なぜあんなんも気さくに声をかけられる?!」
「え?だって彼は改心したんですよね?だったら信じないと。“仲間”の言うことは信じる、ですよね?」
「お主というやつは・・・」
「ありがとう聖弥君。ガジル君ったらまだギルドに友達いないから仲良くしてあげて!」
「うっせー!!ジュビア!大きなお世話だ!!」
「ガジル君ったら照れてる!」
「照れてねえ!おい、お前!俺に近づくんじゃねえぞ!!」
「ああ言ってるけど、本当は嬉しいのよ。にしてもなんであんなに早くガジル君と話せたの?」
「俺の世界にも似たような境遇な人が何人かいるからね。俺の友達なんだ・・・。だからこっちの世界でも似たような境遇の人がいたら力になってあげようって決めてたんだ。」
「なるほど、な・・・。お前さんらしいわ。」
「ああ、聖弥君のことならマスターから聞いたわ。大変だったわね。」
「ありがとう。さて・・・俺疲れてますから帰って休みますわ。」
「そうじゃな、ゆっくり休め。」
「お疲れ様、聖弥君。」
「じゃ、そういうことで。」
俺は数日間ずっと肉体労働中だったから疲労がかなり貯まっていた。
俺はナツさんの家へ戻って早速眠りに着いた。
「う~ん・・・ふああ・・・おはよう。レイ。」
『おはよう、じゃありません。もう朝はとっくに過ぎています。』
「あ、そうなんだ。」
『ついでに言うとあなたが寝ていたのは2日前の朝。つまりあなたは約三日ほど寝ていました。』
「え?!そんなに?!どうりでお腹空いてるわけだよ・・・。早くご飯食べよ。」
俺は家にあった食料で簡単に済ませた。
「じゃ、今日も元気にギルドに行きますか!」
『マスター、その前に1つ報告が。』
「報告?何かあったの?」
『今マグノリアでフェアリーテイルの魔導師の反応が次々と消えています。おそらく内戦状態かと・・・。』
「仲間同士で戦っているってこと?!なんでそんなことが?!」
『分かりません。とりあえず、ギルドへ。』
「うんそうだね!」
俺は準備を済ませ、飛んでギルドへ向かった。
そのころギルドでは・・・
「残り3人になったよ!」
「私が復活して残り人数も律儀に変わったか。」
「この3人はここにいるナツとガジルとエルザのとこだね。」
「ん?!待て!今残り人数が4人に!いや、もう一人増えて5人になりおった!」
「いったい誰?ギルダーツはまだ帰ってきそうにないし・・・」
「なるほど・・・。奴も参加を決めたようだな。そして、奴も・・・。」
「「「まさか!」」」
「ああ、もう一人のフェアリーテイル最強魔導師候補の一人、ミストガン!そして、まだ未来の可能性が無限大に広がっている最年少魔導師、聖弥!」
ところ変わってマグノリアにあるカルディア大聖堂では・・・
「ほう・・・エルザに復活にミストガン参戦か。そして・・・・あのうさん臭えがきか・・・。ま、全員俺の敵じゃないがなあ!!」
一方聖弥は・・・
「よし、着いた!!みんな!!」
「おおやはり、待っておったぞ!聖弥!」
「来る途中町を見てきましたけど、今何が起こっているんですか?!町中でみんなが倒れてて!」
「今、ラクサスの馬鹿たれが、フェアリーテイル最強を決めようと町中に強制的に戦わせる術式を仕掛けて皆を戦わせとるんじゃ!」
ラクサスは確かマスターの実の孫で、フェアリーテイル最強候補の一人だ。
「術式って確か設置型の罠の魔法で、起動したら課せられたルールをこなさないと出られないっというあれですよね。でも、どうしてみんな街中で戦っているんです?」
「それは・・・あやつらがああなっとるからじゃ・・・」
「え?!みんな・・・石になってる!」
「エバーグリーンがあいつらを石にしてしまったんだ。早くやつを倒さないとあいつらが砂になってしまう!」
「じゃあ早くエバグリーンを倒さないと!」
「だが、町にはエバーグリーンの他にフリード、ビッグスロー、他の雷神衆達もいる。気をつけい。」
「私は先に行く!聖弥後からついて来い!」
そう言ってエルザは町へ向かった。
「じゃあ、俺も急がないと!いってきます!」
俺も町へ出ようとするが・・・
ガン!!
と見えない壁にぶつかった。
「「「「はああ!!??」」」」
「いってー!!何これ?!術式?」
「てことはお前も80歳以上なのか?!」
「違いますよ!俺はまだ12です!」
「なぜじゃ?ナツとガジルだけなく聖弥まで!」
といった状況が数分続いた後、石になっていた皆が元に戻った。
「元に戻った!!」
「おお!エルザVSエバーグリーン、勝者エルザ!よし!これで人質は解放された!さあ!どうでるラクサス!」
すると、入り口にあった術式の文字が空中に集まりだして大きな骸骨の形になった。
「聞こえるか?じじい、そしてギルドの奴らよ・・。ルールが1つ減っちまったからな~。今から新しいルールを追加する。・・・・・・・・・・」
声の主はラクサスだった。新しいルールの追加だった。
ラクサスは、神鳴殿というものを起動させたらしい。
町の外を見てみると、町の空中にいくつもの雷のラクリマが浮いていた。
あれは時間になると中にある雷が町中に降り注ぐ仕組みになっているから起動する前に、打ち落とせばいいと、ビスカがギルドから射撃したがすぐにビスカが雷撃に襲われた。
どうやら生体リンク魔法という種類の魔法で攻撃してきた魔導師に受けたダメージを連結させるというものだ。
「ついでにそこにいるガキ。」
「俺の事?」
「お前はうさん臭えからおとなしくしてろ。目障りだ。」
「なるほど、聖弥が通れんのは術式にあらかじめ書かれておったからか・・・。」
ラクサスの要求は、神鳴殿が起動する前にマスターに次のフェアリーテイルマスターの座を俺に譲れ、とのことらしい。
でも、マスターはラクサスではあまりにも軽すぎると、マスターの座を譲る気はないらしい。
このままじゃ町の人たちも危ないから、カナ、ジュビアあとミラさんが町へ、ルーシィとハッピーは町の人達の非難誘導に向かった。そして、レビィは術式の解読を開始した。
それから数十分後・・・
「お!ルーシィが勝った!!」
「何?!あのチア戦えたのかよ?!」
「ルーシィは強えぞ~。ついでに聖弥も強え。」
「ついでって・・・」
「ふん!ま、俺の敵じゃねえがな!」
「確かに、最初にナツと戦った時は完敗だったけど最近はおしいとこまでいってるんでだよ!」
「おうよ!この前は危なかったしな~。聖弥は人の動きをよく見てっからな~。負けるたびに俺の動きを研究してっからな。」
「おう!負けから学ぶこともあるからね!」
「なるほど。教訓を生かして・・・」
「それだ!!」
「「「そうか?!!」」」
「そうだよ!二つの文法を違う速度で解読して・・・・・・・・・・・・解けたー!!」
「「「おお!!」」」
「待ってて術式を書き変えてくる!準備はいい?三人とも?バトル・オブ・フェアリーテイル、参戦だよ!」
「燃えてきたぞ!」
「一暴れしてやんよ!」
「うん!」
俺とナツ、ガジルは町へ出た!!
さあ、行こうか!!
次回はVSラクサスですかね・・・
エルザの聖弥の評価、ちょっと大げさ過ぎましたかね・・・
では、また次回・・・