▼オカルトまとめ『シャドウビジョン』
2019-05-25『はじめまして、シャドウビジョンにようこそ』より
はじめまして。
私は管理人の苦情ネギです。
見てくれた方々、本当にありがとうございます。
『シャドウビジョン』では、TwitterやTikTok、InstagramなどSNSからオカルトネタやグロネタを集めて、記事にしていくブログになると考えています。
主に異世界系の体験談とか、事故のネタが好きなのでそういうものをまとめることが多くなるかなぁって感じです!
▽記録者コメント
以上の文章はまとめブログ『シャドウビジョン』の最初の記事から引用した文章である。月並みな個人ブログであり、大きな予感は感じさせないが、ある記事を境に”一つの都市伝説”をまとめる特化型ブログに変化していくことになる。
▼オカルトまとめ『シャドウビジョン』
2019-11-25『第二弾 シャドウピープルまとめ!』より
毎度おなじみ、管理人の苦情ネギです!
このブログも初投稿から半年が経ちました! ここまでやってこれたのも皆様のおかげです。
この前に出した記事が大大大好評でして、皆さんはどれかわかりますか?
正解は………『シャドウピープル』です!
普段の十数倍のアクセス数がありまして、もうそのおかげでウハウハなんて……ゲフンゲフン。調子に乗って……はないですが、コメントでも「第二弾お願いします!」とか「わたし見たことあります」とか、皆さん楽しみにしてそうなので、今回は……第二弾ッ!
シャドウピープルの目撃情報を沢山集めてきました!
Twitter、TikTok、YouTube、Instagram、ありとあらゆる媒体から探し出してきた珠玉のコレクションです!
(中略)
今後もシャドウピープルについて取り上げていくつもりです!
いやぁ、『”シャドウ”ビジョン』って名前のブログが”シャドウ”ピープルで伸びるなんて運命的ですね!
当ブログではシャドウピープルの体験談を募集しています!
面白い体験談、興味深い情報はブログ内でも取り上げます!
送信先は記事のコメント欄やメールアドレスまで!
それでは次の記事でお会いしましょう!
▽記録者コメント
シャドウピープルとは、人間の影のような真っ暗なモヤが現れる謎の現象である。このブログは本文内にあるように、シャドウピープルについて取り上げたところ大きな反響を産んだ。
この記事も同様にアクセス数は伸び、シャドウピープルの記事は高頻度で出されるようになっていく。
そのどれもがそれなりにアクセスされ、このブログはオカルト特化ブログからシャドウピープル特化ブログに路線変更した。
読者の体験談も増えていき、各種SNSにも活躍の場を広げるようになった。次第に世間にもシャドウピープルという都市伝説の熱は伝わっていき、テレビ番組やニュースでもシャドウピープルを取り上げるようになった。
苦情ネギはブログの独自性を求めて取材も始めるようになった。
以下の文章は、独自取材の記事である。
▼シャドウピープル情報局「シャドウビジョン」
2020-10-13『シャドウビジョン地上波デビュー!?+苦情ネギの独自取材 第三弾!』より
毎度おなじみ、管理人の苦情ネギです!
本日の更新時間がやってきました!
皆さん、ニュース見ましたか?
この度……シャドウビジョンは……地上波デビューいたしました!
いや、地上波には出てないだろって?
いやいやいやいや、出てたでしょう!
最近、テレビでもシャドウピープルの都市伝説が取り上げられるようになって、ニュースでも流行の都市伝説として扱われましたよね!
その時に使われていた動画、アレ、元々はシャドウビジョンの独自動画なんです!
実はニュース番組さんからもお声かけしていただいて、動画の撮影主さんとお繋ぎしたんです!
もう!
これは!
シャドウビジョンの地上波デビューでしょ!
シャドウピープルの熱がどんどん、どんどんアツくなっていく最近ですが、今回は大人気企画『苦情ネギの独自取材』第三弾です!
今回の取材では、僕がはじめて、シャドウピープルに……ここから先はネタバレか
いや、本当に驚きの連続で、そしてどのブログにも書いてない事実も発覚しました!
それでは、お楽しみください!
平日の昼下がり、私はいつも通りシャドウピープルの目撃情報を漁っていた。シャドウビジョンには毎日数え切れないほどの体験談が送られてくる。その整理だけでも結構な時間を費やす。こうやって多忙になれたのも皆さんのおかげと思いながら、私はある事実に気付き手を止めた。
シャドウピープルの複数人から目撃されているスポットがある。複数の映像や、寄せられたコメントから場所を推察するに東京都の四つ辻の中心。
四つ辻はあの世とこの世の境界になっており、魔が潜むと言われている。そんなことはオカルトに聡い皆さんならご存知だろう。古くから言われていることだ。
もしかしたら、シャドウピープルはあの世から這い出た魔物なのかもしれないと思いながらも、体験談整理に戻ったがどうにも私にはそれが心に残って仕方がなかった。
私の家からその四つ辻まで、そこまで時間はかからない。数回乗り換えれば行ける範囲だ。
……ここ最近、独自取材をしてなかったな。
シャドウピープルを扱う管理人がシャドウピープルに会えていないと言うのもおかしな話だ。
私はその四つ辻に行くことにした。
その四つ辻は昼下がりなのに酷く薄暗かった。建物や植物の影になっていて日が差さない。影が重なり、昼なのに夜に見えた。
昼に見放された土地と言う言葉が思い浮かんだ。
地獄と言うほど大袈裟ではないと思うが、長居したい場所ではない。
今にも影が出てきそうな四つ辻を何周か探索したもののシャドウピープルは現れない。もしかしたら、場所を間違えたのかもしれないと動画を確認するが明らかにここだ。
電柱の看板も、道の途中の道祖神も、特徴的な赤いゴミ箱も、全てが同じ。
もしかしたら昼は出ないのかもしれない。
そう結論づけた。
その場を離れる理由が欲しかったのかもしれない。それほど不気味だったのだ。
近くの漫画喫茶で暇を潰すことにした。
選び抜いた体験談を記事にしていると、あっという間に夜になっていた。
また、あの四つ辻に行かなければいけない。夜の四つ辻を考えると少し背筋がゾワッとしてしまう。
昼であの不気味さだったのだ。夜になったらどれほどの恐怖が待っているのかわからない。
逃げ出したい気持ちを、記事を読んでくれる皆さんのためと抑えつけ、私は四つ辻へと足を進めた。
夜の四つ辻は想像よりも明るかった。
電灯が地面を照らしており、昼ほどの不気味さはない。
シャドウピープルが出た動画を確認しながら、影が居ないかを確認していたが見つからない。暗いから見逃したのかと思い、何度も四つ辻を通ってみたが気配は一切ない。
複数人から来ていて、投稿主の性別もばらばら、デマ情報ではないと思うが居ないものは居ない。
四つ辻に入ると黒い影が立っていた。
電球によって地面が円形に照らされ、その中央に立つ黒いモヤ。
暗黒の煙のようなものがゆらゆらと揺らめいている。
シャドウピープルを初めて見つけた。
異物を見つけて恐怖心が沸き立つが同時に感慨深く、カメラを構えて一枚撮影した。
シャッターを切ったその瞬間、黒い影は私の方に向かってゆらゆらと歩き始めた。
やばい、逃げなければいけない。
本能がそう訴えてくるが、そう思い足を動かそうとするが上手く足が動かない。私は覚悟を決めて、黒いモヤを撮影しようと心に決めた。
そう決めると不思議と頭は冷えていた。
何をすべきかを考えながら、黒いモヤと向き合ってカメラを構える。
黒いモヤはいつの間にか姿を変えていた。
黒いモヤは晴れ、揺らいでいた姿はハッキリとした形を持っている。その姿は頭がいくつもあった……たしか五つ、もっとあった気がするし、もっと少なかった気もする。数を数える余裕はなかった。
それほど恐怖は強かったし、自分が何を考えていたのか曖昧だ。だが、カメラは構えていた。
追いつかれないように距離を取りながら、撮影しなければいけないとカメラを弄るが手が震えて上手く操作できない。
このままでは撮影も出来ずに追いつかれてしまう。
そう思った矢先、眩い光と共に青と白の何かが僕の視界の中に飛び込んできた。
ふと目を追うと、青と白の鎧を着た人型の何かが異形の化け物と組み合っている。一瞬、何が起きたのか理解出来なかったが、私はすぐにそれが味方であると理解した。
助けてくれている。
そう思うと不思議と心が落ち着いた。
カメラで撮るのも無粋だろう。それに自分がここにいたら助けにくいかもしれない。そう思ってその場を去ることにした。
あの時、助けてくれた青と白の鎧を着た人型の何かは、人を守る姿をしていた。全身に青と白の鎧を纏い、頭部も同じ配色のヘルメットのようなものをつけている。
その姿は正しく人間の味方、仮面ライダーのようだった。
以上が今回の『苦情ネギの独自取材』となります!
今回の独自取材では、シャドウピープルと遭遇することが出来ました。それだけではなく、シャドウピープルが異形の化け物に変質する様子や、シャドウピープルと戦う戦士の姿も確認できました。
私が調べた限り他のサイトでも記載されていない独自情報になります!
私以外で遭遇した人や見つけた人がいたら、ぜひ体験談募集専用記事のコメント欄やメールアドレスに送ってください!
面白い体験談や興味深い体験談は記事に採用し、オリジナルステッカーを送らせていただきます!
……ここだけの話、異形の化け物と戦士の話は採用率高いですよ
それでは次の記事でお会いしましょう!
シャドウビジョン!
▽記録者コメント
以上が管理人・苦情ネギが投稿したシャドウピープルの遭遇譚だ。
恐らく見栄と虚勢により詳細な描写は事実とは異なるのだろうが、この体験談自体は非常に興味深い。
シャドウピープルの遭遇自体は、それを裏付ける”明らかにぶれた黒い影の写真”が文章中に添付されており、証拠がある。
しかし、その後のシャドウピープルの変化、本文の表現を引用するなら”実像”や”青と白の戦士”に関しては写真は添付されておらず、証拠は一切存在しない。
それに、ヒーローと怪人というようなエンタメ的対立構造になっており、体験自体もご都合主義的でにわかに信じ難い。
元々の管理人の俗っぽさも相まって、コメント欄の多くも「路線変更?」「さすがに嘘すぎ」「テレビにネタ取られて焦ってる?」という否定的なコメントが増えていた。
シャドウピープルの実像や青と白の戦士については、コメント欄の大半がデマや創作と信じている。
と、理屈では切り捨てられるはずだが、何故か、私はこの青と白の戦士だけが引っかかって仕方ない。
管理人の性格を鑑みると、出会った経験から着想を得た創作や、ピンチに陥ったことによる認知の歪み、整合性を取るための記憶改竄とも考えられる。
しかし、このような都合のいい創作や妄想を疑わずに表に出すだろうか。それも、今流行に乗っている大事な収入源に書き記すだろうか。
思慮の浅い人間だとしても、こんな出来すぎた話は嘘と疑われると気付くはずだ。
それじゃあ、存在するのか?
あるいは、存在してしまったのか。
これ以上は机上の空論に過ぎない。
これから、この青と白の戦士について追っていくしか結論は出せないだろう。
当ブログでは青と白の戦士に関する情報を記録・考察していく。シャドウビジョンのみならず各媒体の情報も文章ベースで記載していくつもりである。