文芸部の2人   作:中落ちカルビ

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08:天使の愛

 

 入学式が終わってすぐ。部活動紹介の時のお話。

 

 

「すぅ……はぁ……すぅ……はぁ」

 

 

 部活動紹介は体育館に新入生を全員集めて全部の部活動を一気に紹介する催しだ。

 この催しは部の代表である部長が体育館の壇上に上がって新入生全員の前で部活内容を説明し勧誘する催しで、準備を手伝う事はあっても部長にならない2年生は当日特にやることはない。

 

 その筈なのに、2年生のボクは何故か舞台袖でガチガチになっていた。

 

 

「大丈夫? せっちゃん」

 

「う、うん……大丈夫、大丈夫だよ……」

 

 

 準備を手伝ってくれた晶ちゃんが心配そうな顔でボクに声をかける。

 どうしてこんなことになってしまったのかは簡単に説明できる。文芸部にはボクしかまともな部員がいないからだ。

 

 文芸部には3年生がいない。そして同学年の2年生はボク以外全員幽霊部員。唯一部室に顔を出していたボクが部長になるしかなかったのだ。

 

 

「すぅー……はぁー……」

 

 

 恥ずかしながらボクは人見知りであがり症だ。

 賞状を貰いに先生の前に出る時もカチコチになってしまっていたし、スピーチなんてした事もない。

 そんなボクが300人近くいる新入生全員の注目を浴びながら、部活の代表として部活内容の説明と勧誘を行う……。

 

 緊張でお腹が痛くなってきた。

 

 

「ちょっ……ちょっと様子見てみるね」

 

「やめときなって……逆に緊張するだけだよ」

 

 

 気持ちを紛らわすために、ボクは舞台袖からヒョコっと顔を出して外を覗き込む。

 

 

「…………」

 

 

 すぐに顔を引っ込めた。

 物凄い人の量だ、これからこの人達の前で喋るのかと思っただけで気持ちが悪くなってくる。それに、それにだ。

 

 

「…………」

 

 

 もう一度、ヒョコっと顔を出す。

 

 

「…………」

 

 

 うん、やっぱり……見てる……よね? 

 

 

「…………」

 

 

 新入生の列の真ん中に座っているめちゃくちゃ背の高い女の人が、顔を出したボクを凝視していた。距離もあるのに見られてるのが分かるくらい視線に熱を感じる。

 

 

「…………」

 

 

 隣の人と比べて頭2つは確実に大きい。

 真っ黒い髪の美人さんで、モデルさんみたいにスラリと長い脚を組んでいてカッコよかった。

 

 

「…………」

 

 

 恥ずかしながら、見惚れていたのかもしれない。

 切長の金色の目が綺麗で、ボクは舞台袖に引っ込むことも忘れてじっと彼女の目を見ていた。

 

 

『次は文芸部です。文芸部部長、どうぞ』

 

「ぁ、はっはい!」

 

「せっちゃん頑張って!」

 

 

 急に呼ばれて焦ったボクは台本代わりのぺら紙と紹介したい本やら漫画やらを抱きなおし、舞台袖から飛び出した。

 これが良くなかった。

 

 

「わっ!!!!」

 

 

 ボクは壇上に設置されたマイクのコードを踏みつけ、ズルリと足を滑らせた。くるりと半回転、軽やかに宙を舞う。

 

 

「っ!!!」

 

 

 浮遊感。視界に天井とライトが見えて、痛みと衝撃への恐怖から反射的に身を縮こまらせた。ギュゥッと強く強く目を閉じる。

 

 

「…………?」

 

 

 しかし落下の衝撃はいつまで経っても訪れない。

 ボクは恐る恐る、目を開いた。

 

 

「ぁ……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 黄金の様に輝く瞳が、ボクを見下ろしていた。

 どくんっと強く心臓が跳ねる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……ぁぅ……」

 

 ドクンっドクンっドクンっドクン。

 耳には爆発する様な鼓動の音、目には輝く黄金の瞳。

 世界がそれだけを残して閉じてしまったみたいだ。

 

 

「大丈夫ですか? 先輩」

 

 

 涼やかな声。

 ゴクリと唾を飲み込んで、まるで宝石みたいな彼女の瞳と見つめ合う。

 

 顔が熱くて、息が苦しくて、胸が痛くて、頭がぼんやりして、口の中がカラカラに乾いて……ふわりと金木犀の香りがした。

 

 恥ずかしくてクラクラする。

 身体に力が入らない。

 彼女の瞳から目を逸らせない。

 考えがまとまらなくて、言葉が浮かんでは消えていって…。

 

 ああ、そうだ、お礼を言わないと。

 助けてくれてありがとうって、言わないと。

 

 

「ぁ……ぁりがとう」

 

「いえ、お気になさらず、先輩」

 

 

 何とかお礼の言葉を絞り出すと、黄金の瞳の彼女はボクを壊れ物でも扱うみたいにそっと床に下ろして、離れていく。

 

 

 ボクはペタンと床に座って、離れていくその背中をいつまでもいつまでも、見つめていた。

 

 

「わ、私のせっちゃんがNTRれた……の、脳が壊れるうぅ…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 これがボクと那由多の大切な、最初のお話(思い出)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「………………先輩」

 

 

 生温い風が吹き荒び、大きな満月が照らす屋上。

 先輩は跳ねた銀色の癖毛を片手で押さえ立っていた。

 

 

「那由多、若駒に何をするの?」

 

 

 私が片手に持つゴミ……若駒を見て先輩が問いかける。

 

 

「はぁ、先輩。寝てないとダメですよ。

 先輩はまだまだ成長途中のロリキャラ何ですから。

 たっぷり寝ないと身長伸びませんよ」

 

「寝るのと気絶するのは違うと思うよ」

 

「楽しい夜のデートはもうおしまいです。

 正門の前に車を呼んであります。

 それに乗って家に帰ってください」

 

「那由多が帰るなら一緒に帰るよ」

 

「じゃあ正門の前で待っててください。

 私は用事を済ませて後から追いかけます」

 

「那由多の用事が終わるまでここで待ってる」

 

「ダメです、帰ってください」

 

「やだ」

 

 

 先輩のわがままに思わずため息が溢れそうになる。

 私の用事は決して面白い出し物ではない。

 

 

「見てて楽しいものじゃありませんよ先輩。

 先輩が気にいる様な綺麗で素敵な事は起こりません。

 正門の前で待ってるか、先に帰って寝てください。

 それで今日調べた事は全部忘れるんです。

 若駒の事も…………私の事も」

 

「忘れないよ。知ってるでしょ? ボクが忘れられないの」

 

 

 ああ……そうだ、そうだった。

 先輩は何故か消えた人も覚えていられるんだった。

 何でこう私は詰めが甘いのだろうか? 

 自分の頭の悪さが嫌になる。こればかりは先輩に勉強を習っても治らなかった。

 

 

「私が若駒に何をするか知りたいんですね? 

 わかりました、説明します」

 

 

 私は方針を切り替えた。

 先輩にこれからここで起こる事を具体的に説明して自主的に帰ってもらう事にしたのだ。

 これは先輩を帰らせられる上に私の事も怖がって2度と近づいてこなくなる一石二鳥の作戦だ。

 

 

「まず最初に痛みで失神してるコイツを叩き起こします」

 

「その後両手両足を捥いでダルマにして、大量出血でショック死しない様に断面を焼きます」

 

「目玉を抉って、鼻を削いで、歯を引き抜いて、生きている事自体が地獄の様な状態にした後、屋上から投げ捨てて消します」

 

 

 ざっくりと説明する。

 もちろん合間合間に他の事もするが、大体でいいだろう。

 

 

「………………」

 

 

 先輩はその光景を想像したのか顔を真っ青にして耐える様に強く手を握りしめている。グロ耐性があると言っても現実で『これから拷問して殺します』と言われるのは別物なのだろう。唇が震えていた。

 

 だから言ったのだ、早く帰れと。

 

 

「優しい先輩には耐え難い、暴力的で、荒々しくて、残酷な事を私はこれからここで実行します。

 いいですか先輩、ここに残っても待っているのは陰惨でグロテスクな汚辱の現場だけです。

 だから早く目を瞑って、家に帰ってください、先輩」

 

「……それでも、ボクは帰らないよ」

 

 

 先輩はその聡明さから考えられないほど愚かな選択をしようとしている。なぜだ? 何で残ろうとする? ここで先輩は何をしたいんだ? 先輩が出来ることはなんだ? 

 

 

 

 …………ああ、なるほど、優しい先輩らしい動機だ。

 

 

 

「止めるつもりですか? 私を、殺人者にしないために」

 

 

 もう手遅れなのだというのに、後戻りできる様な場所はとうに過ぎ去っているのだというのに、それを知らずに奮闘する先輩は見ていて可哀想だ。

 だから教えてあげる事にした。

 彼女の前にいる生き物がどんな生き物で、今までどんな事をしてきたのかを。

 

 

「いいですか先輩。先輩は知らないと思いますけど、私はもうとっくの昔に人を殺しています」

 

「興味がなくて数えてないですけど、多分若駒よりも殺してます」

 

「頭を砕いたり、心臓を潰したり、手足を捥いだり、内臓をかき回したり、脊椎を引き摺り出したり、真っ二つにしたり、押しつぶしたり、引きちぎったり……色んな方法で殺してるんです」

 

「今更止めたところで意味ないんですよ、先輩。私の手はもうこれ以上ない程汚れています」

 

「それにコイツを軽く拷問して殺したところで私の心にシミひとつのこりません」

 

「罪悪感なんて一欠片も感じないんです」

 

「殺しても夢も見ないくらいグッスり快眠できるって確信してます」

 

 

 私は若駒を殺したとして何の感慨も湧かないだろう。

 ジュースの空き缶をゴミ箱に放るように、何の感情もなく作業的に殺せる。

 

 

「元からそういう生き物なんですよ、私は」

 

「行動の選択肢の中で『殺す』って選択肢が最初からある、残虐な生き物なんです」

 

「無垢で清らかで優しい天使様である先輩とは全く別の、異常な生き物なんですよ」

 

「最初から汚れていて、狂っていて、壊れているんです」

 

「地獄に堕ちることが決まっている魂なんです」

 

 

 天使の様に清らかな先輩とはちがう。

 私は悪魔だ、人間の皮を被って擬態した悪魔だ。

 醜く汚れた悪魔なんだ。

 

 

「それでも私を止めるつもりですか? 

 そもそもどうやって私を止めるつもりなんですか? 

 その小さなおててで殴るんですか?

 その細い足で蹴るんですか?

 教えてくださいよ、先輩」

 

 

 私は先輩を挑発するように嗤う。

 この屋上で若駒がやったのと同じ様に、唇を吊り上げ、頬を歪めて、悪魔らしい邪悪な笑みを浮かべる。

 

 

「…………那由多」

 

 

 私の悍ましい告白を受けて口を閉ざしていた先輩が私の顔を真っ直ぐに見つめる。薄く柔らかい、優しい微笑みを浮かべて、透明な青い瞳に私を映す。

 

 

「那由多はね、勘違いしてるよ……ボクの事」

 

 

 先輩はゆっくりと、子供の間違いを正す様に私に語る。

 

 

「那由多はボクの事をさっき無垢で清らかで優しい天使様だ、なんて言ったよね?」

 

「そんな事ないんだよ……そんな事ないんだ。キミが神聖視するほどボクは清らかじゃない」

 

「ボクだって当たり前に人を恨むし、妬むし、羨むんだよ」

 

「キミの前では気を張ってるけど本当は面倒くさがりだしね。……これは秘密だけど、一年の頃はよく仮病で学校休んでゲームしてたりしたんだよ?」

 

「好きな人だっているし、苦手な人だって、当然嫌いな人だっている」

 

「……今は、殺したいくらい憎んでる人もいる……まぁ隠す意味もないから言っちゃうけど、嫌いな人も憎んでる人も若駒だね」

 

 

 クスクスと可笑しそうに笑いながら、先輩が自らの悪感情を吐露する。

 

 

「若駒はいつもボクの事をジロジロ見ながらニヤニヤしてて気味が悪かったんだよね。

 しかも今日なんてさ、話した事もないのに下の名前にちゃん付けだよ? 

 ……申し訳ないけど、本当に気持ちが悪かったよ。鳥肌たっちゃった」

 

 

 苦笑しながら肩を抱く先輩。

 どうやら若駒の向けていた粘着質な矢印は先輩にバレていたらしい。思いっきり気持ち悪がられててザマァみろだ。

 

 

「そんな感じでさ、気持ち悪いとか、嫌いだとか、気味が悪いとか、そういう後ろ向きな良くない感情はボクにもあるんだ。

 ボクはゲームのキャラクターじゃないんだよ。漫画の登場人物でもない。フィクションの中の存在じゃないんだ。

 那由多の前だから気をつけてるだけ……キミが思う程無垢な生き物じゃないよ、ボクは」

 

 

 そう言ってトコトコと先輩が私に近付いてくる。

 目の前まできてちょいちょいと手招き。

 

 

「しゃがんで」

 

 

 私は言われた通り、先輩の前でしゃがむ。

 顔と顔の高さがあって青い瞳と目が合う。そして……

 

 

 

 

「んっ…………」

 

 

 

 

 

 先輩が私の頭に抱きついて、唇と唇が重なった。

 小さな舌が唇を割り開き、私の口内で辿々しく動く。

 私の舌に触れて、ビックリしたみたいに引っ込んで…。

 

 

「ぷはっ……ど、どうだい那由多?

 んふふ……顔赤くしちゃってさ、ギャフンってなった? 

 知らなかっただろう? ボクだってこんなエッチな事できるんだよ?」

 

 

 顔が熱い。

 身体から力が抜ける。

 先輩がへたり込んだ私を見下ろして、真っ赤な顔に見慣れたドヤ顔を浮かべながらにっこりと満足げに笑う。

 

 私の手を先輩が取って、小さな胸に当てた。

 

 

「聞こえるかな? ボクの心音。ドクンドクンって鳴ってるでしょ? 

 ……ボクは生きてるんだよ。当たり前に物を食べて生きてる人間なんだ。汚れを知らない純粋無垢な天使なんかじゃない」

 

 

 先輩の柔らかい胸の感触が、トクントクンと優しくて温かい心臓の鼓動が、私の脳を狂わせる。

 

 喉がカラカラに乾く。

 何を言えばいいかわからない。

 頭の中で言葉がぐるぐると回って、ようやく出た言葉は疑問文だった。

 

 

「止めないんですか? 先輩。……私が、若駒を殺すのを」

 

「止めないよ、ボクは那由多の事を止めない。

 ……殺したいなら、いくらでも殺せばいいよ」

 

「私が怖くないんですか? 先輩も見てたでしょ?

 私は悪魔です。化け物よりずっと強い、悍ましい悪魔なんです。

 少し力を入れて抱き締めれば先輩の事簡単に殺せるんですよ」

 

「怖くないよ、全然ね。

 むしろカッコいいよね、お話の主人公みたいで羨ましいくらいだよ。

 ……それにまだ那由多は誤解してるみたいだけどさ」

 

 

 先輩が愛おしそうに私の頬を撫でて、抱き寄せる。

 

 

「ボクは好きな人が殺人を犯しても自首を勧める様な殊勝な人間じゃない。

 寧ろ逆にどうすればバレないか、どうすれば無罪になるか、どうすれば隠し通せるか……そんな事を考えるような賢しい人間だ……意外と性格悪いんだよ?ボク」

 

 

 私の頭を胸に抱き、先輩の透明な青い瞳が、私の目を覗き込んだ。

 

 

「ねぇ那由多、ボクはね……ボクは……那由多のことが好きなんだ。大好きなんだ。……愛してるんだよ」

 

「キミにならどんな事をされても構わないし、キミがどんな事をしても笑って許せる。……酷い事されたらちょっとやり返すかもだけど」

 

「…初めて会ったあの日から、抱きしめられて見つめあった瞬間から、ボクはキミにずっと……ずうっと首っ丈なんだ」

 

 

 じっと目と目を合わせて、私に言い聞かせるように、染み込ませるように、先輩が言葉を吐き出す。

 

 

「キミが汚れているなら、ボクも喜んで汚れるよ」

 

「キミが壊れているなら、ボクも喜んで壊れるよ」

 

「キミが狂っているなら、ボクも喜んで狂うよ」

 

「キミが地獄に堕ちるなら、ボクも喜んで地獄に堕ちるよ」

 

 

 屋上に吹いていた生温い風は止んでいて、満月がスポットライトみたいに先輩を照らす。

 

 

「ボクが天使なら、キミの手で翼を折って、羽根を毟って、キミの物にして欲しいんだ」

 

「ボクがキミのそばからもう離れられない様に、汚して、壊して、狂わせて欲しいんだよ」

 

「ボクを…ボクをね」

 

 

月に照らされ、先輩の銀糸の様な髪が輝いて、私を見下ろす青い瞳が切なげに潤んで…

 

 

 

 

 

 

「ボクをキミの一番近くに置いて欲しいんだ。

 死ぬまでずっと、死んだ後も、ずぅっと………永遠に」

 

 

 

 

 

 

 

 私は、先輩に2度目の恋をした。

 

 

 

 

 

 

 

 




清水那由多
所属クラス:1-A
所属部活動:文芸部
身長:215.8cm 体重:254.2kg
好きなもの:少年漫画、小動物、九重刹那
嫌いなもの:自分
趣味:筋トレ
夢:九重刹那の旦那
備考
 黒髪金眼、腰まで伸ばしたロングの少女。
 スレンダーな体型をしているが異様に体重が重い。
 文芸部の腕力担当。格ゲーの持ちキャラはリュウ。
 部活動紹介で舞台袖からヒョコッと顔を出した刹那を見て恋に落ちる。

 5歳の冬、夜に街を一人で彷徨っているところを警官が発見、保護される。
 両親が蒸発している事が発覚したため祖父の家に引き取られ祖父の養子に。
 小学3年生、9歳の夏に世話係の手引きで誘拐され監禁。
 義父が自身の趣味でコレクションしていた少年漫画が好きで登場人物の語る友情や愛、正義に憧れ、殺人に人並み以上の忌避感を抱いていた。
 自分が実際に人を殺した際何の罪悪感も感じなかった事から自分が彼等彼女等とは違う生き物なのだと認知する。
 
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