「レフト!ブレイズウッドから出たらダメだって言ったのになんで出てるんだ?しかも俺たちがいないときに限って…1回本気で折らなきゃダメか?」
「いやほら俺バイトに行かなくちゃいけないし…」
「おにーちゃん!妹特性愛情たっぷりニトロヒューエルの完成だよ!」
「ありがとね、出来れば薬品の匂いはして欲しくなかったかな?」
「兄貴、俺と決闘してくれ、俺はこれからの人生全てを賭ける、だからアンタも全て賭けてくれ」
「重い!思いが重いぜライト!あとお前は片腕の男に挑もうとするな!そんな風に育てた覚えありませんよ!」
「レ、レフト!わたくしのこ、婚約者になる覚悟はできまして?はいかYESしか受け取りませんわよ?!」
「実質拒否権なしじゃねぇか」
「おーいレフト、のんびり昼寝でもしようぜい」
「お前が1番危険なんだよ、その後ろに隠してる手錠捨ててくんない?」
「次、自分を犠牲にするような真似したらその両足撃ち抜くぜ?」
「絶対やめろよ軟体ロボット」
「…なんか大変だね、アンタ」
「お前だけが安全地帯だぜプルクラ…」
はぁ…なんでこんなことになっちまったんだろなぁ…
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俺の名前はレフト、転生者でレンタルビデオ屋さんで片腕義手アルバイトさ!突然だが俺には秘密があった、数年前彼女と遊園地に行った時、黒ずくめの組織の取引に夢中で、後ろから忍び寄るもう1人の男に気が付かなかった、頭を鈍器で殴られ目が覚めると身体が縮んでしまっていた!真実は、いつもh
「いつも1つじゃないよ、レフトさん」
「…とうとう読心術を使えるようになったのかアキラよ」
「誰かさんが顔に出やすいだけさ」
「そんなことより!今日こそはいてもらうからね!」
「すまない…俺は昔のことを話そうとすると嘔吐してしまう病気なんだ、ほら今もこうやってウップ」
そういうと俺は涙目になり吐きかけるという俳優顔負けの演技をした。
「うわぁぁ!!そっちの吐くじゃないってば!ていうか演技でしょ!聞きたいのは郊外の人っていうかカリュドーンの子との関係!」
「元々郊外に居たっていうビリーとも徹底的に顔を合わせないようにするしね、こっちはパエトーンっていう特大の秘密を話しているんだ、そちらも話さないと不公平じゃないかい?」
「チッ」
「えっ、今舌打ちした?」
「投げキッスだよ、言わせんな恥ずかしい」
「絶対嘘じゃん…」
簡単に人を疑いやがって、舌打ち風味の投げキッスなのによぉ…!だがこのままじゃ焼け石に水、まぁ別に話してやってもいいか。
「実はな、アイツらとは別れ際がカッコつけすぎて顔を合わせづらいんだよ」
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俺がまだカリュドーンでチャンピオンをやってた時の話になる、俺たちカリュドーンに恨みを持った連中がまだ幼いシーザーを騙し、俺らを大量のエーテリアスの巣窟に誘い込んだ。
大災害の後だったもんでメンバーも少なく、俺とビックダディ、シーザー、その他数名の少数で行ったもんだから必死こいて俺たちは脱出をしようとした、だがあまりにもエーテリアスが多すぎたから俺が1人残って敵の足止めを引き受けた。
「ダディ!シーザー達を連れてホロウを出ろ!」
「は?!お前はどうすん「ダディ」
「頼む」
「ッッ!!…野郎共!俺が殿を務める!脱出だ!」
「は?!レフトは?レフトはどうすんだよ!オレの…オレのせいでこうなってんのに見捨て「シーザー!」
「この赤いマフラーをビリーに届けてくれ、次のチャンピオンはお前だとよ」
「い、いやだ!お前を見捨てていくなんてオレには!」
「シーザー!男の覚悟を無駄にするな!」
「離せよ!ちょっおい!待てレフト!レフトォ!!」
俺はポケットに残った飴を1つ口に含み、別れを告げた。
「…あばよ、お前ら」
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「ってな感じで別れた訳よ」
「「わァ……ァ…」」
「泣いちゃった!!」
「も、もしかしてその義手もその時に?」
「まぁなデュラハンにやられちまった」
「生きてたんならなんでブレイズウッドに戻らなかったの?!」
「いやぁ…死ぬと思って変に格好つけちゃったから戻りづらくて…」
「なぁんでよ!みんな喜ぶよ!誰も格好悪いなんて思わないよ!ビリーに連絡して1度ブレイズウッドに戻ったら?」
「えぇ~…」
「ちょうどビリーがカリュドーンのトラック乗ってきてるからその時に一緒に乗っていけばいいと思うけどどうだろう?」
「あぁ…うん、そろそろ観念する時かぁ…ビリーへはお前らから伝えてくれよ?一緒に乗せてって欲しい人がいるって」
「うん!任せてよ!」
マジかぁ…なんか嫌な予感するし行きたくねぇなぁ…けど行くって言っちゃったしなぁ…店長たちにはなるべく嘘をつけたくねぇんだよなぁ雇い主だし良いヤツらだし、そろそろ覚悟決める時かぁ?
〜1週間後~
うわぁ…もう1週間経っちまったよどうするよどうするよ、まず俺が忘れられてないことが心配なんだよもし忘れられてたらショックすぎて泣きわめきながらリンとアキラに慰めてもらうからな!
「大丈夫だって、私的にはその逆が怖いかな」
「リンまで読心術を使えるようになったのか、俺にも教えてくれよ」
「いやいやお兄ちゃんも言ってたけどレフトさんが分かりやすいだけだってば、そろそろビリーがくるからシャキッとしててよね?」
あぁ~!なんか緊張するわ!何年ぶりだ?あの軟体ロボットっぷりが懐かしいな
「お~い!プロキシ~!こっちだこっち!」
「おっ来たみたいだね、ほらレフトさん後ろに隠れないでくれ」
久しぶりにビリーの顔を正面から見たな、横顔なら見かけたことがあるんだが…
「んでプロキシ、乗せてって欲しい人ってのは何処だ?」
「えっ?あー!お兄ちゃんの後ろに隠れてないでほら!ビリーに自分からお願いして!」
「あ、あー……おひさ、ビリー、ちょっと乗せてってくんない?」
思わず軽い感じで言っちゃったけど大丈夫か?!お前誰ってなってない?!
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「……………………………は?」
その肉体も声もこの目に映る情報はコイツをレフトだと言っている、そして!俺の魂もそれを肯定している!!
「…う、うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!レフトォォ!!!」ガバァッ!!
「ギャアアアアァァァ!!」ギリギリギリ
「ちょっ!ビリー!レフトさんの首が締まってる!締まってるってば!ほら!こんなにも顔が白く…元からだったね」
「言ってる場合かァァァ!!助けてアキラぁ!」
「ウゥ…ヒック…ウェェレフトォォ…」
「いや涙でねぇだろお前」
なんで涙でねぇのにヒックとか言ってんだ酔っぱらいかよ。
「心は泣いてんだ!ていうか今まで何処にいたんだよ!あの後俺らがどれだけ悲しんで後悔したか!!」
「あん時お前とパイパーやバーニスは来なかったもんな」
「あの後全員でお前が残ったっていう場所に行ってみたら血溜まりの中に片腕がポツンとあるだけでお前の姿がねぇし!」
「うわぁ…シーザーとバーニスには見せてねぇだろうなトラウマになっちまうぞ」
おいおい俺の腕残ってたのかよ、てっきりエーテリアスが国産レフトのローストビーフ~その辺の草を添えて~にしてるもんかと。
「悪いがシーザーが一番最初に発見しちまったよ」
「マジかよ…じゃっ店長ら!ちょっと行ってくるわ!次のバイトには絶対帰ってくるから!」
「あぁ、行ってらっしゃい」
「ちゃんと謝ってきなよ?行ってらっしゃい!」
俺は店長たちに大きく手を振ってその場を後にした。
「お~う、ささっ早く乗せてクレメンス」
「おうよ!かっ飛ばすぜ!」
「いやかっ飛ばすな安全運転しろよ」
「そういや、俺の右腕どうした?ちゃんと燃やして埋葬してくれた?」
「…………おう!」
……言えるかよ、まさか
姉御とバーニス、そしてパイパーがお前の腕を食ったなんて