## 【シーン1:白玉楼・朝】
障子の向こうから、柔らかな光が差し込んでいた。
妖夢はゆっくりと目を開けた。見慣れた天井だ。自分の部屋だ。でも空気が違った。冷たくない。張り詰めていない。昨日まであの庭に漂っていた、息の詰まるような寒さがない。
「……ここは」
体を起こす。傷はない。痛みもない。でも胸の奥だけが重かった。
記憶が戻ってくる。春の妖精。刀。歩向タカ。涙。魔理沙の光。黒い影。
「っ……!?」
急いで障子を開けた。
桜が咲いていた。
満開だった。白玉楼の庭全体に、薄桃色の花が広がっている。花びらが風に乗ってゆっくり舞い上がり、石畳の上に積もっていく。昨日まであれだけ固く閉じていた蕾が、一晩でここまで開いている。
「春が……」
「戻っている……?」
そこへ、春の妖精が数人ふわふわと飛んできた。
「あ、妖夢だ」
妖精は笑った。
「起きたー」
妖夢は息を呑んだ。
「あなた達……帰ってきたのね」
「なに?」と妖精が首を傾ける。
「生きて……帰ってきてくれた……」
「だって妖精だもん」と別の妖精が笑った。「消えても戻るよ〜何言ってんの〜」
何も知らないような顔で笑っている。あれだけのことがあったのに、この子達は何も知らないみたいに笑っている。その笑顔を見た瞬間、妖夢の目から涙が零れた。
「泣いてるの?変なの〜」
「……ごめんなさい」
「?」
「本当に……ごめんなさい……でも、よかった……」
妖精達が顔を見合わせている。その時、背後から声がした。
「起きたのね、妖夢ちゃん」
振り返ると、幽々子がいつものように穏やかに笑って立っていた。
「幽々子様……!」
「あの影は……」
幽々子が首を傾ける。
「黒い影です」と妖夢は続けた。「幽々子様に、春を集めるようにと言った黒い影ですよ……」
「知らないわよ〜私は見たことないもの〜誰なの〜それ?」
「え……」
「私はそんなこと誰にも頼んでいないもの」
妖夢は言葉を失った。では、あれは何だったのか。あの声は。あの命令は。幽々子様のためだと信じて、ずっと。
「妖夢ちゃん」
幽々子がゆっくり近づいてきた。そして、そっと妖夢の頭に手を置いた。
「でも、あなたが苦しんでいたことは分かるわ。無理しなくて良いのよ」
「私は……幽々子様のためだと……」
「とにかく私は、お腹空いたわ」
「……はい?」
「朝ご飯作ってちょうだい妖夢ちゃん」
「幽々子様……もう」
妖夢は思わず微笑んだ。
「泣くのは後でもできるわ」幽々子は桜の庭を見た。「今は、春が戻ったことを見なさい」
妖夢は庭を見た。桜が舞っている。妖精達が笑っている。白玉楼の庭が、やっと春の庭に戻っていた。
「……良かった……」
「幽々子様……朝ごはん作りますね」
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## 【シーン2:永遠亭】
永遠亭の一室は、昼間でも少し薄暗い。
竹林の影が障子に映って、風が吹くたびにゆらゆらと揺れる。その部屋の布団の中で、歩向タカは眠っていた。呼吸は落ち着いている。顔色も悪くない。ただ目が覚めない。
永琳が脈を確認してから、静かに立ち上がった。
「問題ないわね……どうして起きないのかしら」
「全然起きませんよ?名前はなんでしたっけ?」と鈴仙が布団を覗き込む。
「タカって名前よ。今はとにかく、寝てるだけね」
「本当ですか?」
「本当に寝てるだけなのよね」
「もしかして、寝るのが好きなだけだったりして〜私と変わって欲しいな」とてゐが言った。
「そんなわけないでしょ……」
「否定はできないわね」と永琳は笑う。
鈴仙がため息をついた。
朝食の支度を終えた後、妖夢はすぐに、歩向タカのいる病室まで来ていた。
部屋の隅で、妖夢が正座してタカを見ていた。
「妖夢さん、少し休んだ方が……あなたも怪我してるんですよ。」と鈴仙。
「いえ……私のせいなので……」
「この方が目を覚ますまではいます」
「傷は完治してるのよ」と永琳。
「それでも起きないのよね」
永琳は妖夢を見た。
「あなたのせいだけじゃないわ。この子にも問題があるかもしれない」
「いえ……私が斬ったので私の責任です」
「違うわよ。あまり自分を責めないでね」
「だから、私のせいです」
永琳はそれ以上何も言わなかった。
「妖夢は真面目だねぇ」とてゐ。
「てゐ〜」と鈴仙が眉をひそめる。
「でも、あの人も相当だよ」てゐは眠っている歩向タカを見た。「あれだけ斬られて、まだ前に出たんでしょ?最初傷見てびっくりしたもん」
「……はい」と妖夢が小さく答えた。
「変な人間?変なやつだね〜」
「……よく…私も、わかりません……」
妖夢は小さく呟いた。でもその声は、怒っているわけでも、責めているわけでもなかった。
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## 【シーン3:歩向タカ起床】
昼前になった頃、歩向タカの指が少し動いた。
「あっ!」と鈴仙が声を上げた。
「ん……」
ゆっくりと目が開く。白い天井。知らない部屋。
「……知らない天井」
「言い方が古いよ〜著作権的に言えないよ〜」とてゐ。
「え?ここは?」
飛び起きようとして、すぐに体が布団に戻った。あちこち確認するように手を動かす。
「あれ、全く痛くないです!」
「完治したもの」と永琳。
「ありがとうございます……え〜っと」
「永琳よ、よろしくね」
「すみません。助かりました永琳さん」
「謝り慣れてるねこの人」とてゐ。
「よく謝ってますので……えへへ……」
「笑えないですよ」と鈴仙が苦笑いした。
部屋の隅で妖夢が立ち上がった。
「タカさん!」
「あ、妖夢さん」
一瞬、部屋の空気が止まった。妖夢はタカの前まで来て、深く頭を下げた。
「申し訳ありませんでした!」
「え、謝らなくて良いですよ?」
「私は貴方を何度も斬りました。本当に……」
声が震えている。歩向タカは少し困ったように笑った。
「大丈夫ですよ」
「大丈夫ではありません」
「でも生きてますから、問題ないです」
「っ……バカ……」
妖夢の目に涙が溜まる。
「もうあんた達、白玉楼へ戻ってからにしなさい」と永琳が口を挟んだ。
「ここで泣かれると布団濡れるし、面倒なんだよ〜」とてゐ。
「コラッ!てゐ!」
「えっ?僕、もう帰っていいんですか?」とタカ。
「体は完治してるわ。ただ、今日以降はここに来ないようにする事!」と永琳。
「はい……分かりました」
「絶対分かってないよ〜こいつ〜」とてゐ。
「分かってますよ」
「本当に言い切れるのですか?」と鈴仙。
「……少しは」
全員が黙った。
「沈黙が1番怖いです……」
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## 【シーン4:白玉楼・謝罪】
白玉楼の庭は、満開の桜に包まれていた。
昨日までの冷たさが嘘みたいだ。花びらが風に乗ってゆっくり舞い上がり、石畳の上に薄く積もっていく。空も明るい。空気も柔らかい。本当の春が戻ってきた庭だった。
「本当に春が来たんですね」と歩向タカが空を見上げた。
「はい……でも……」
妖夢が歩向タカの隣に立った。でも顔を上げられない。
「私は……」
「妖夢さん!」
「はい」
「見てください、桜が凄くきれいですよ」
「……え?」
「いや、白玉楼に来た時は、桜が咲いてなかったので」歩向タカは庭を見回した。「白玉楼の桜って、すごい綺麗ですね」
妖夢は目を丸くした。それから少しだけ笑いそうになった。こんな話をする場面でもないのに。こんな人だ、この人は。
でもすぐに涙が溢れてきた。
「ごめんなさい……」
声が出なくなりそうだった。謝らなければならないのに、言葉が出てこない。妖夢は堪えきれなくて、そのまま歩向タカに抱きついた。
「ごめんなさい……ごめんなさい……」
歩向タカは驚いた。でもすぐに力を抜いた。それから、妖夢の頭にそっと手を置いた。
ぽん。ぽん。
「大丈夫ですよ」
「……」
「誰も妖夢さんの事、責めてないですよ」
「っ……!」
妖夢は声を出して泣いた。桜の花びらがその周りをゆっくり舞った。
「それに」と歩向タカが続けた。「妖夢さんもあんな事したくなかったんですよね?」
「……はい」
「なら、もう大丈夫です」
「大丈夫じゃありません……私の罪は……」
「じゃあ、これから大丈夫にしていきましょう」
「……」
「僕は助けます!妖夢さんを助けます!」
「どうして……」
「困ってるなら手を差し伸べますよ」
妖夢はさらに泣いた。
少し離れた縁側で、霊夢と魔理沙がその様子を眺めていた。
「甘いよな、タカって」と魔理沙。
「甘いわね……タカらしいわ」と霊夢。
「でも、解決したしもう良いでしょ!」
「そうね、帰りましょ魔理沙」
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## 【シーン5:霊夢と魔理沙】
白玉楼の縁側に、霊夢と魔理沙が並んで座っていた。
桜が舞っている。花びらが縁側の板の上にも落ちてきた。風が吹くと、また新しいのが来る。こんなに穏やかな庭なのに、霊夢はずっと黙っていた。
「なぁ霊夢〜」と魔理沙が言った。
「何よ」
「あいつが妖夢に本気で勝てると思ったのか?」
霊夢はすぐには答えなかった。
「妖夢だぞ。まだ弱いあいつを一人で向かわせたんだ?幽々子相手だから、私たちでやるのは仕方ないけど」
「……」
「見ただろ。あいつは妖夢に殺されるところだっただろ」
霊夢は桜を見上げた。花びらが風に乗って、ゆっくり上へ上へと流れていく。
「ごめんなさい」
魔理沙が黙った。
「私の勘違いだったわ。勝てると思った。でも違った。タカは力を使いこなせてなかった」
魔理沙は帽子を少し深く被った。
「お前が謝るの、珍しいな。雪でも降るかもな」
「それは言い過ぎよ!悪いと思ったらさすがに謝るわよ」
「そうか?」
「そうよ」
そこへタカが近づいてきた。
「霊夢さん」
「なに?聞いてたの?」
「少しだけですけど」
「盗み聞きか〜悪いやつだな〜」と魔理沙。
「聞こえただけですよ」
タカは霊夢を見た。
「僕が行くって決めたんです。霊夢さんのせいじゃありません」
「そういう問題じゃないって」と魔理沙。
「でも……」
「タカはわかってると思うけど」
魔理沙の声が少し低くなった。
「お前はまだ弱いんだ!お前は!」
「……はい」
「まずお前は、自分を犠牲にするな!誰も助けられないぜ」
「はい」
「それと」
「はい」
「危なくなったら呼べ。魔理沙様はどこでも駆けつけるぜ」
歩向タカは少し目を開いた。
「……はい」
「魔理沙〜珍しく良いこと言うじゃな〜い」と霊夢。
「珍しくは余計なんだぜ」
「でも、そうね」霊夢は歩向タカを見た。「私も間違えた。次は間違えないわ。絶対に」
「……はい」
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## 【シーン6:宴会の準備】
白玉楼の台所は広い。
普段は妖夢が一人で切り盛りしているその場所に、今日はやたらと人が集まっていた。
「では、私は料理の準備を」と妖夢が割烹着に手をかけたところで、
「妖夢ちゃん!」と幽々子。
「はい」
「今日は休みなさ〜い」
「え?」
「宴会なんだから、1人でしないの!」
「ですが……」
「準備なら私たちでするわ」
「幽々子様が?」
「私は食べる係ですけどね」
「それはいつも通りの幽々子様では?」
「そうね〜でも、味見ぐらいはできるわよ」
妖夢は何も言えなかった。
そこへ魔理沙が顔を出した。
「お〜い妖夢〜酒はどこだ?」
「魔理沙さん、昼から飲むんですか?」
「宴会だから飲むに決まってんだろ」
「妖夢〜団子は?」と霊夢が続けた。
「皆さん自由すぎますよ」
「妖夢さん僕が手伝います」とタカ。
「貴方は座っていてください」と妖夢。
「えー……でも」
「座っていてください!」
「はい」
「妖夢も怒るのね珍しいわ」と霊夢。
「新鮮だわ〜」
「新鮮に感じないでくださいよ!」
台所に笑いが起きた。
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## 【シーン7:春の宴】
夕方になって、白玉楼の庭に宴会の席が広がった。
満開の桜の下、石畳の上に敷物が敷かれて、酒と料理が並んでいる。空がだんだん橙色に染まって、桜の花びらが夕日を受けてほんのり光って見えた。どこから来るのか、春の虫の声がどこかで聞こえる。白玉楼の庭がやっと、この季節に似合う場所になっていた。
「良かったわ〜春が来たわねぇ〜」と幽々子が杯を傾けた。
「もう本当に、やっとだぜ」と魔理沙。
「幽々子〜あんたらのせいで寒かったわ」と霊夢。
「春っていいですね!暖かいです」と歩向タカ。
「そうですね……本当にすみません……」と妖夢。
妖夢の声はまだ少し沈んでいた。それに気づいた魔理沙が酒を持って近寄った。
「妖夢〜飲んでるか〜?」
「お酒くさいですよ。近づかないで下さい」
「妖夢飲むしかないぜ」
「え?」
「妖夢、飲みなさい」と霊夢も重ねる。
「嫌です!お酒は飲みません!」
「全部忘れるためだぜ〜」と魔理沙。
「異変後の恒例行事よ」と霊夢。
「そんな恒例行事はないです!」
「あらあら〜楽しそうね妖夢ちゃ〜ん」と幽々子。
「幽々子様まで……やめて下さい」
「妖夢ちゃん、命令よ!飲みなさ〜い」
「……幽々子様には逆らえません……」
妖夢は小さく杯を持った。魔理沙が注ぐ。霊夢も注ぐ。幽々子も注ぐ。
「え?えっ?!あの、量がおかしいです!」
「あれ〜?気のせいだぜ!多分」
「コップが小さいから、気のせいよ」と霊夢は笑う
「気のせいよ〜妖夢ちゃん少ないわよ〜」
「もう皆さん同じ顔で嘘を……」
一杯。二杯。三杯。
妖夢の顔がみるみる赤くなっていった。
「本当にごめんなさいぃ……私はダメダメ剣士です……」
「妖夢は泣き上戸だったのか」と魔理沙が笑う。
「面倒なやつね。でも面白いわ」と霊夢。
「可愛いわね〜妖夢ちゃんは」と幽々子。
「タカさんにもごめんなさいぃ……私、切腹します!」
「大丈夫ですから、やめて下さい!」
「タカ〜お前も飲むんだぜ!」と魔理沙が歩向タカに杯を向けた。
「え?」
「今回の主役でしょ」と霊夢。
「何の主役ですか!」
「タカの生還祝いだぜ!だから飲むんだぜ!」
「それなら納得……って、していいんですか?」
「早く飲みなさい!宴会なんだから」と霊夢。
「はい!」
一杯。二杯。
「あれ、これ強いですね……」
「白玉楼の酒だしな。このぐらい水と一緒だって」と魔理沙。
「先に言ってください〜頭がクラクラします〜」
「ごめんなさいぃ……タカさんやっぱり……切腹します!」と妖夢がまた泣き始めた。
「あぁ〜!妖夢さん、大丈夫ですから!切腹しないで下さい!!」
「二人とも弱いわね〜あははは〜」と霊夢。
「弱いな〜まだまだ飲み足りないぜ」と魔理沙。
「みんな仲良しねぇ……良かったわね妖夢ちゃん」と幽々子。
妖夢が歩向タカにもたれかかった。歩向タカは困ったように笑いながら、また頭を撫でた。
「生きてますから」
「ごめんなさいぃ……切腹します!」
「ずっと同じこと言ってるな妖夢は」と魔理沙。
「まあ、今日はいいんじゃない……幻想郷は平和ね」と霊夢。
「そうだな」
桜が舞う。笑い声が上がる。夕暮れの白玉楼に、やっとのどかな空気が戻ってきた。
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## 【シーン8:宴の後】
夜になって、宴会が終わった。
庭の敷物の上で、妖夢とタカが並んで寝ていた。二人ともそのまま寝落ちしたらしい。桜の花びらが二人の上にふわりと落ちている。
「ごめんなさい……私……切腹します……」と妖夢が寝言を言った。
「大丈夫です……切腹はダメです……」と歩向タカも寝言で返した。
「夢の中でもやってるぜ。平和な奴らだ」と魔理沙が呆れたように言った。
「面倒な二人ね。でも、良かったわ」と霊夢。
「仲良しね私は嬉しいわよ〜妖夢ちゃん」と幽々子。
「さて、私もそろそろ寝ますか」と魔理沙が立ち上がった。
「勝手に寝れば」
「冷たいな霊夢は」
「なによ、今さらのことじゃない」
魔理沙は笑いながら屋敷の中に入っていった。幽々子もゆっくり立ち上がって、庭の二人をもう一度見てから戻っていく。
庭に残ったのは霊夢だけだった。
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## 【シーン9:月】
夜の白玉楼は静かだった。
満開の桜が月明かりを受けて、白く浮かび上がっている。花びらが風に乗ってゆっくり落ちてきた。石畳の上に積もって、また風で舞い上がる。庭全体がぼんやりと明るい。
霊夢は縁側に座って、月を見上げていた。
頭の中にあの声が残っている。
おめでとうございます。
次は上手くいくかな?
妖夢を操った。春を集めさせた。幽々子を巻き込んだ。そして、消えた。目的も分からない。正体も分からない。
「……」
霊夢は月を見たまま、少しだけ目を細めた。
「あれは……何だったのかしら……面倒なことになりそうね……」
風が吹いた。桜の花びらが舞い上がって、霊夢の傍らをゆっくり通り過ぎていく。
答える者はいない。
ただ月だけが、静かに白玉楼を照らしていた。
読んで頂きありがとうございます
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