ポケモンDJ   作:睡眠タイム

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りんくとインテレオンの話です。

『D4DJ×ポケモン』と言っておきながら、りんくがあまり喋らない上に、インテレオンの独白が殆どと言う少し意味が分からない作品になってしまいましたが、若し御時間がありましたら、是非読んで見て下さい。


青いカメレオンの独白

 

 

「ふんふんふ~ん♪」

 

 

モンスターボール越しから聞こえるりんくの楽しそうな鼻歌に、私の表情も緩んでくる。

 

 

 

 

『ねえねぇ! あなたはどうしてそんなところにいるの?』

『メッ…メッソ…』

 

 

最初に出会ったのは、君がまだ小学生で、私がメッソンの頃の時でしたね。

 

 

何時もの様に遊んでいた君が、研究所から逃げ出して、偶々木の上で休憩していた私を見付けて、一緒に遊んでいたら、野生ポケモンに襲われたんですよね。

 

 

私にとって、君は初めて出来た友達だったから。

 

 

そんな君が傷付いて、悲しい顔をする姿を見るのが嫌だった。

 

 

『メッ……メッソー!』

 

 

だから私は君を守ろうと、当時臆病だった自身を奮い立たせて必死に戦った。

 

 

その後は研究所の人に助けられて、そこから君の両親を通じて、私は君の最初のポケモンになった。

 

 

『これから宜しくね! メッソン!』

『メッソ!』

 

 

それから君とは、色んな事がありましたね。

 

 

バトルで勝利して勝った事もあれば、負けてしまったのが悔しくて泣いた事もあった。

 

 

楽しい事も辛い事もあったけど、君が常に傍にいてくれたから、私は此処まで頑張って来れた。

 

 

君のその笑顔に、私は救われてきたんですよ。

 

 

ありがとうりんく。

 

 

君は私にとって、世界一最高のパートナーで、最高の友達です。

 

 

 

 

「ん? わああああ!? もうこんな時間だ!! 早く急がないと!!」

 

 

 

 

りんくの驚愕した声でハッと意識を向けると、モンスターボール越しから彼女の慌てふためく姿が見えた。

 

 

突然の事にポカンと呆気に取られたけど、直ぐにほっこりした気持ちになる。

 

 

りんくにとっては久し振りだけど、私に取っては初めて過ごすこの街の生活は、前に過ごしていたティオティオ島での生活と比べ、慣れない所もあるけれども、彼女と一緒にいると、毎日が楽しく思える。

 

 

『インテレオ~ン。 今の君、何だか物凄く良い表情をしているねぇ~』

 

 

以前、同じ彼女の古参の手持ちであるカクレオンに言われた台詞が、ふと脳裏を過る。

 

 

りんくは太陽から生まれたのではないかと思う程、とても明るく笑顔の似合う少女だ。

 

 

彼女の笑顔と言う太陽に照らされていれば、私はどんな物だって怖くないのだから。

 

 

だから、君は何時までも笑顔のままでいて。

 

 

君には笑顔がとても似合うから。

 

 

そうすれば私は、どんな時だって顔を上げて頑張っていけるんだよ。

 

 

 

 

さて、今日からりんくが通う陽葉学園。

 

 

そこではどの様な日々が私と彼女を待っているのだろうか。

 

 

私は新たな出会いへの期待と楽しみを胸に、静かに目を閉じた。

 

 

 

 

その後、りんくがひょんな切っ掛けからDJ活動を開始し、私もそれに巻き込まれる事になるのは、別の話。

 

 

 

 

 




実は当初、りんくの最初のポケモンは、ヒコザル(アニメの『お猿さん』繋がり)にしようと考えていたのは、ここだけの話です。
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