灰まみれの迷宮で青春ラブコメは拾えない 作:銀髪教団
■簒奪者(ライ)
黒髪赤目。フード/ナイフ/青いローブ
前世のゲームでは最弱キャラと謳われたほどで、異常に低い筋力により装備制限と所持制限を与えられている哀れなキャラ。さらに記憶喪失設定であるため、キャラエピソードなしでは具体的にどういうキャラかすらもわからない。常にフードを被っているので、魅力もないの三重苦。”呪印”という異能を持ち、傷をつけた相手に紋様を与え、紋様付近の防御力や耐性を低下させる。また移動速度が使用可能キャラで最速という地味な長所がある。前世は童貞。今世も童貞。詳細は不明。
■灰被り(アシュレー)
灰髪金眼。サークレット/爆裂槍&短剣/サーコート/黒い鎧
この迷宮島をかつて統治していた一族の末裔で、迷宮踏破によって島を奪還しようと考えている。数人の家臣がいたが、その内一人の裏切りによってほとんどが死亡。残った一人も引退した。爆裂槍による高い攻撃力と、防具類による防御力が魅力で、ゲーム内使用キャラで最強とすら言われている。実際の彼女本人はお転婆で向こう見ず。ちなみに移動速度は下から数えたほうが早いぐらいである。
■迷宮島
巨大な象牙の塔がそびえる大きな島国。塔の内部空間は異様であり、階層によって環境や広さが激変する上、定期的に変性期を迎え内部構造が変質する。加えて地下から魔物が外に逃げ出してしまうため、周辺はそこそこ以上に危険。であるが近隣に探索を目的とした街が出来るほど資源や財宝に溢れた場所とも言える。ゲーム原作では全部で七階層存在し、五階層まではエレベーターで移動できるものの、ギルドに認可されなければ階層の鍵はもらえない。
■冒険者ギルド
探索者とも呼ばれる。複数の国家が協力して運営しており、国営。迷宮島にも支部が当然あり、迷宮の状態を確認しつつ、調査を行っている。冒険者にも階級が存在するが、この迷宮島ではそれがダイレクトに渡される鍵で認定される。
■”炎龍の卵亭”
いわゆる冒険者の宿屋であり、酒場と宿屋が一体となった総合施設。多少の消耗品ならここで補充することも出来る。宿毎に特色があるが、”炎龍の卵亭”は訳アリのものでも受け入れるため、やや治安が悪い。反面、ここで悪さをすれば怖い連中に睨まれることになるので、一定の治安は保たれている。予約制であり、先払いで部屋の料金を払うことになる。先払いの金が多い者が優先的に部屋を借りられるサービスになっている。もっとも、お得意さんが一晩借りることもよくあることだが。ちなみにマスターは白髪交じりのナイスガイ。
■魔本
読めば誰でも魔法を使うことが出来る。ただし使い捨て。これ一枚写本し、魔力を込めて作り出すのには結構な歳月が必要だったりする。そのため、なぜか出土する迷宮内においても貴重品。混乱の魔本、帰還の魔本が現在登場している。詠唱する呪文は描かれている一文だけでいいので、その都度変わることが多い。なんなら読み手や本によって、呪文が違う。
■魔物
まともな生物ではなく、死ねば塵になる。ただし食ってきたものに応じて、光を落とし、それがドロップアイテムとして形になる。様々な種族があり、まともな生態系を維持しているとは思えないが、どれも凶暴で人を襲う。塵にならない魔物はただの原生生物であり、迷宮外でもよく見かける。
■ゴブリン
緑の肌、鷲鼻、尖った耳をした猿のような魔物。さほど強くはないものの意外と知能があり、人語を解する個体もいる。残虐で他の生物を痛めつけることに快楽を感じる性質。とはいえ、別に襲われてもゴブリンの子を妊娠したりはしない。もっと酷い目に合うだけである。
■化け蜘蛛
人の腹部ぐらいのデカさはある蜘蛛。いろいろな種類があり、毒を持つ個体もいる。とはいえ、基本的に攻撃方法は尻から糸を吐くぐらいなので、大した危険はない魔物。ただし糸に絡め取られれば、逃げることは至難の業。炎で焼き切るぐらいしか逃れる手はない。糸玉というレアアイテムをドロップする。
■化け蜂
人の頭部ぐらいのデカさで、群れて飛ぶ。毒針は麻痺性であり、即効性もあるため結構危険。ただし毒消しを飲めば簡単に解毒できてしまう。もっともどんな毒でもある程度解毒できる毒消しがおかしいのだが……加工しやすい羽や、武器になる毒針、美味しい花の蜜などをドロップする。
■大化け蠍
デカい。2m以上ある。かなり固く、単純な攻撃は簡単に弾いてしまう。さらに二本の鋏は鋼鉄の剣すらへし折り、尻尾の毒針は腐食性であり、まともに当たれば骨まで溶けて即死する。一階層のFOE(ヌシみたいなもの)であり、倒すと高確率でレアドロップをしてくれるが、蠍のナイフはさらにレア。腐食性の毒を撒き散らすとても危険なナイフである。
後書きに書けばいいのに……! 忘れていたいんです。すいません!!
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