レッドウィンターの商人 作:あいう
戦闘を入れてみました
意識が朦朧とゆらゆらとしていた。それなのに、私は椅子に座らされ、ハスミという女性に尋問されていた。
「ふむ……そうですか……聞いていた話と変わりありません。ですが、貴女がジロジロとトリニティの生徒をいやらしい目で凝視めていたことに変わりはありません。」
「違うんですよ!私、ミレニアムの生徒だったので羽つきの生徒が珍しくて……!」
「言っていることに理解もできますが……貴女は浦和ハナコとの面識があり、親しげに会話している様子も目撃されているので……そういう人なのではないかという話が正実内で上がってきています。」
あ、あの露出狂…………
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やっぱ持つべきものは、権力者の友人だと思いながら街を闊歩する。リオにミレニアムの外交官補レベルの権限を付与してもらい、好きに歩き回っていた。
ここまでしてもらって、何もしないのはダメだ。コハルという名の成績が振るわない生徒を見つけ出すことには成功したが、その過程が問題だった。あまりに多くの女学生に声をかけ、少しチョロそうな生徒にはボディタッチをするなどして、調子に乗りすぎた。結果、男装していることがバレ、その流れで通報された。
そんなことを考えていると、日が暮れ始めた。セイアの頼み事を遂行しなくてはいけない。だが、その解決策を私はまだ思いついていない。どうしたものかと、爪を弄り始めた。それを咎める者は存在しない。が、トリニティでそれはマズいと思い、直ぐにやめた。
「やはり……素性を明かして見るべきか……」
そう思った。てか、それしかない。私も全てを把握していない。何か起こった。それはティーパーティーを揺るがすほどのことで、ホストはエデン条約で気がたっている……それぐらいだ。こんな情報だけを渡されても、その先にある真実に辿り着くものはホームズぐらいだろう。推測は出来なくもないが、それが間違いである可能性を捨てきれない。
思い立ったが吉日。先程、ルンルンで出ていった正実の本部に戻る。またこいつは何をしに来たんだという目で見られる。だがそんなものは関係なかった。あまりに自然な流れで腹に隠し持っていたPP-91を取り出し、
眉間に1発か2発打ち込んだあと、見張りの彼女は怯んでしまう。その隙に首に手を回して、ハスミ副委員長を出せと脅す。
人質の少女に声を出させないように、喉を圧迫する。
「おい、ハスミを出せ……それさえ呑んでくれれば、この子は解放してやる、」壁を背にするように移動する。すると、後ろからザラザラとした声が聞こえてきた……聞こえてきてしまった。
「お生憎さまだが……ハスミはいないよ……いひひひひひひひ……あぁぉ!!さあ!暴れる時間だ!」
先程まで私がいた入口に、トリニティ最強と名高い剣先ツルギが……位置していた。
「ギャアァァァァァ」
すぐさま、人質の子を盾に何発も打ち込んだ。
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任務から帰還すると、正実の本部で立てこもり犯だろうか。部員の首を絞めながら何かを要求している犯人がいた。マズいと思い、少し近づく。
すると人質にされている彼女はこちらに気がついたのか、自分ごとやってください、と伝えたように見えた。聞こえてはいないし、言ってはいない。ただ、それに間違いはない。それは確かだ。
直ぐに戦闘を開始する。犯人が放った銃弾が私の頬を掠めた。
相手はぎこちない動きながらも、戦闘を上手く立ち回ろうとしているのか、人質とされている少女を盾としながら無闇矢鱈に撃ち込めないようにした。
そしてここには、多くの部下が存在する。盾になっている子がいなくても、有利に立ち回れることはなかっただろう。ゲリラ戦のように、部屋の中に入ったかと思えば窓から脱走し、現在地点をなるべく悟らせないようにしていた。
これは面倒だ。こちらの被害に対して、あちらはあまり被害を被っていない。この戦闘は……部下を守りながらではダメだ。直ぐにハスミに連絡を取るように通達したあと、ここから去ってもらった。
全員が去り去った後、犯人が通ったであろう血の跡が見えた。罠の可能性がある。しかし、それを気にしている暇はない。十字路のようになっているここは、3方向のどこかから狙い撃ちされる可能性が高い。少し息切れをしながら、銃を握り締めた。
勘でいくか……?それはあまりにも莫迦である。が、しかし早く解決に導かなくてはいけない。
そう思い、低い体制を取った。カーペットを凝視して靴跡が無いかを探した。右側にあることを確認したあと、少し回り道をして窓から侵入することにした。
窓から覗くと、そこには人影が見えた。勝った、そう思い、ショットガンの引き金を引いた。
その人影が倒れ込んだことを確認した後、建物に再度入り、犯人を捕らえる為に倒れ込んだ人物に手錠をかけた。
そこで気がついてしまう。この子は……違う。この子は……っ!
そう思った時には、私の視界がブレた。後頭部に遅れて痛みが走る。そしてそのまま倒れ伏してしまう。
「ふはっ!……まさか上手くいくとはな……残念だったな、剣先ツルギ。お前は勝った……そう油断したな……」
「……外道が」
絞りだせた言葉は、短い単語だけだったが、それには私の感情の全てが入っていた。
「まぁいいさ、お前を交換条件にティーパーティーと交渉をさせてもらうよ……」
あぁすまないな、ハスミ。私のせいだ……
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まさか上手くいくとはな。作戦が失敗する可能性も考えたが、大丈夫だという確信があった。剣先ツルギを引きずりながら大広間に持っていく。外にいた正実の部員は慌てふためいていた。
そこに遅れて羽川ハスミが到着する。剣先ツルギの引渡し条件としてティーパーティーの現ホストである桐藤ナギサとの面会を提示した。
ちなみに……私はシャーロック・ホームズを見たことがありません。なんか、最終回が不評で実はーーーーーー展開になったことは知っています。……え、そうだったよな……
戦闘描写について
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しっかりと
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普通に
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かるく
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どちらでも