レッドウィンターの商人 作:あいう
マリーの胸の中で眠るように調整したはずなのに、目覚めた時。私は先生の膝の上にいた???
「あ、起きたんだ。おはよ」
鍛え抜かれた右ストレートが飛び出す。ぶへぇと声を出しながら倒れ込む。頬を抑えながら、ひ、ひどいっ!と言ってくる。
「私はマリーの胸の中目掛けて、意識を手放したはずなんだが……?」
「え、……マリーなら、シスターフッドの仕事があるって言って戻ったよ。あぁそうだ。マリーに伝えておいてって言われたことがあったんだよ。『銃弾から守っていただきありがとうごさいました。今度お礼をさせて下さい』だって」
「ふっ、勝ったな。それでお前が膝枕していた理由を20文字で聞こうか……」
「え、それは…………」
こいつは変態だ。同属の匂いがした
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マリーさんが帰ったあと、1人の人物は置き去りにされた。その人物は、あの時会った人物であった。
アズサちゃん以外は全員面識があるので、何しているのだろうと勉強に集中出来ていなかった。アズサも皆がチラチラと見て見る方向が気になったのか、先生が別室で膝枕している彼女について質問してくる。
それを我先に答えたのは、予想外にもコハルだった。
「あの人は……ツルギ先輩を……、!!!」
剣先ツルギ先輩がそういえば、最近誰かに負けたという話を聞いたが、まさか……
「ツルギ先輩を?」
「見るも無残な姿にして……、!!!」
「み、見るも無惨な姿にして?」
アズサちゃんも溜めに溜められてその先が気になっていた。
「うううっ……、」
頬に涙が滴っていた。これはギルティですね
「……あぁ、そういえばハナコとヒフミも知っているようだったが、2人から見た彼女はどう言った人なんだ?」
え、?アズサちゃん……コハルちゃんを今は慰めるターンじゃないの……?
「そうよ、私だけ言うのは不公平!」
そう思ったが、元気そうだし大丈夫か。
「私から見た彼女は、ハナコさんと一緒にいた人というイメージしかないのですが……」
3人の視線が集まる。変なことは言えないが、変なことをしていないので大丈夫だと信じて、あの時あったことを要約しながら話した。
3人からのそれぞれの話を聞いたアズサは考え込むように、指を顎につけた。
「せっかく、話してもらって申し訳ないんだが、実際に話してみた方が早そうだ。」
そうしていると、ぶへぇ!と先生の声が響いた。ドアから覗くと、ドストが先生に馬乗りになりながら、状況説明を受けていた。
???
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先生から状況説明を聞き出していると、銀髪で花弁をあらゆる場所につけている少女が話しかけてくる。
「あの……貴女はいい人なのか?」
???
「質問の意図がよくわからないんだが……私はいい人だね、主観的に見れば」
「……そうか、なら大丈夫だ。それでその、この問題を教えて欲しいのだが……」
??????
急展開すぎるぞ、銀髪!?
その後、先生は3人を教えにいき、何故か、私は、この子にマンツーマンで教えることになった。
「なぁ、ドスト。この問題は」
「なぁドスト?……ドスト?あぁ良かった、それでこの問題」
「これも教えてくれ!」
「ドスト……大丈夫か。せ、先生!ドストが!」
多すぎる、労力が……!
「安心しろ、アズサ、少しご飯を食べていなくてな……」
実際、何も食べてないのでお腹が空きすぎて痛いまである。
「む、それはいけないぞ、ドスト。」
アズサがムッとした顔で咎めてくる。
「え、ドスト。なんも食ってないの?……そろそろいい時間だし……なんか買ってこようか?」
先生がそういってくる。私もこの地獄から抜け出したかったので、ついていくことにした。
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ありがとうね、と先生に言われる。私が追従したのは、抜け出したいという理由だけではない。それこそ、エデン条約の裏切り者について共有しておきたいからだ。適当な弁当とお菓子とドリンクをカゴに入れ、会計を任せた。
「ミカのことなんだが……いいか。」
まさかエデン条約の話をされるとは思っていなかったのか、少し間抜け面を晒した。
「……え、?あ、いいよ。どうしたの?」
「まぁいい、ミカのことだけど、彼女が裏切り者だと私は踏んでいる。でも、もう少し泳がせるつもりなんだ。彼女が何に囚われているのか、それを調べるまで待っていてくれないかい?」
「……え?」
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アズサは知識欲が有り余っている子供のようにわからないことを聞きまくってた。ドストさんはアズサと話す時は笑顔を振りまいていたので流石だなと思った。ということを、先生達がいない間に話していた。
アズサちゃんも楽しかったのか、ドストさんが帰ってきたらまた教えてもらうと意気込んでいた。可愛い。
そんなことを話しているの、ガチャっとドアの開閉音が聞こえた。
ドアまで迎えに行くべきか迷っていると、アズサちゃんとコハルちゃんがドタドタと行ってしまった。残った二人で顔を見合せて、私達も一緒に向かった。
荷物を先生が全てもち、ドストさんはアイス片手にアズサちゃんの頭を撫でていた。頭に愛玩動物のイヌが思い浮かんだが、それは口に出さないようにした。
次回の展開は思い浮かんでいるのですが、どういう風に書けばいいのか難しいなと思い始めてます