レッドウィンターの商人   作:あいう

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ネルは昔との違和感を消そうと努力していた。それは私の目からもわかった。違和感を消そうと、何度も何度も言葉を反芻し、喉まで出かかった言葉を呑み込んでいた。

 

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やがて目隠しをはずされると、レトロポリスを体現した都市の入口に佇んでいた。早く来いよ、と言ってネルはスタスタとこの場所に慣れているように歩き出した。凄いなと思ったので、目に焼き付けるべく、隈なく見渡した。

 

目の前に3台のロボットが、そこで固まっていた。ネルがそれに向かって銃弾を発射すると、電源がつく。そして、私たちの顔を認識したあと、『こちらです……ネル様、ドスト様』そう言って連れ出していく。面倒だったので、後ろを追従しているロボットの上に乗り移った。それを見たネルは、それいいなっ!と言ったあと、私の隣のロボットに乗り移った。『理解できぬ』ロボットはそう言ったあと、文句を言わずに運び込んだ。

 

エリドゥの真ん中に位置する建物に入ると、リオという背が高く、クールな女性が私に「……貴方の記憶を取り戻す手段があるわ」と言ってくる。私からしたら初対面の人なので、了承するわけがない……そう思っていた。しかし、口から出たのは「ありがとう」、感謝の言葉だった。

 

 

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嘘だろ……コノカ。アイツ、私の前頭部を殴っときながら、処置をしなかったのか。頭に保冷剤を包帯で押さえつける。今までは、痛過ぎて気がつかなかったが、痛っった。

許さねぇぞ、あのバカ。しかし、記憶を失っていた時の好意までが消える訳ではなかった。彼女への愛憎を膨らませながら、先程巻いた包帯を調整していると、リオが「そろそろ情報の整理はできたかしら」と聞いてくる。

「あぁ、バッチリだ。……頭いてぇけど」

「それは……どんまいと言うしかないわ、」

「記憶を取り戻した瞬間から悶え苦しむ姿を見た時は、傑作だったぜ、」ネルは目元を手で覆い隠しながら、ゲラゲラと笑っていた。

「うっせぇぞ、このっチビ!」

「……死にたいのか、いいぜ……側頭部&後頭部も痛めつけてやるよ」立ち上がった私の腰あたりに見上げた顔があった。

「っ、チビだね。」私の胸倉を掴んだあと、自分が背伸びしていたことに気がついた、気がついてしまったネルは「あ"あ"あ"」と叫んだ。続けて

「殺す!!!」

「弱いやつほどよく吠える……か。」

「…ッチ、おいリオ、とっとと要件」

頭に血が上りすぎて、逆に冷静になった。こわ

 

 

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へぇ……ミレニアムが。

 

あそこに向かって異形の軍隊が進行中らしい。それをロボットを操り、退治しているらしい。が、リオは過去にミレニアムでやらかしたので、その詳細説明をしたくないらしい。だから、クッションとして私を挟みたいらしい。こいつがいるだと言って、ネルを横目見る。

「ネルには、防衛に参加してもらいたいのよ」

「……ま、そっちの方が楽そうだからいいぜ」

「はぁ?私もそっちがいい」

「ダメだね、なぜなら私の方が"強い"から」ギラついた笑顔でそういった。

「……頼むわ」リオは会話が途切れたタイミングでそういった。

こいつにもお灸を据えないとダメじゃね?

嫌々だが、記憶を取り戻してくれた恩があるので、渋々向かう。ネルとはここで解散だったが、去る時に「頑張れよ」と言われた。かっけぇ…

 

そう呟くと、グーパンが飛んだきた。何故?

 

 

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バイクで向かっていた。エリドゥには住民などが存在しないので、法定速度も存在しない。300キロで風を感じまくっていると、何時の間にかミレニアムに着いていた。ミレニアムに在留しているヴァルキューレ共に捕まりかけたので、引き飛ばした。死にはしないだろう

 

 

 

 

 

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