月の王とかぐや姫   作:名無しのマスター

38 / 38
第37話 Are you――?

「――こんな感じかな?」

 

 聖杯を手に入れるため、サーヴァントと共に電脳空間を駆け抜けたこと。

 

 月の裏側へ落とされ、迷宮に囚われた女の子を救い、やばい女を倒して表へ戻ったこと。

 

 『岸波白野』が三人に分裂し、それぞれの陣営で戦ったこと。

 

 その戦いが落ち着いたと思ったら全ての存在の同一化、という理念を掲げた敵との戦いが始まったこと。

 

 夜も遅かったので全てを話せたわけではないが、知っていてほしいことだけは伝えられたと思う。少なくとも『岸波白野』の旅路は知ってもらえたに違いない。

 

「えっと、白野に恋したAIが白野を守るためにラスボスになって? 白野が三人に分裂して? んんー?」

 

 しかし、それを聞いていたヤチヨは目をぐるぐるさせていた。私の経験したそれらは聞いてすぐに信じられるような内容ではない。彼女が混乱してしまうのも仕方ないという話だ。

 

「でも、月の聖杯戦争の記憶がいくつもあるの? えっと、赤い皇帝陛下と皮肉屋な弓兵と狐耳の呪術師だっけ? サーヴァントって契約するのは一人なんじゃなかったっけ?」

「それは……多分、並行世界の記憶も思い出したんだと思う」

 

 並行世界。可能性の話。『岸波白野』が辿ったであろう旅路を私は全て受け取った。もちろん、その中には失敗した記憶もある。

 

 ただのエネミーに嬲り殺されたこともあった。

 

 緑のアーチャーの策略にはまり、心臓を射抜かれたこともあった。

 

 名前を忘れて自分が何者かわからないまま、死んだこともあった。

 

 単純にサーヴァント戦で実力が足りず、後悔しながら逝ったこともあった。

 

 英雄王との接し方を誤り、首を刎ねられたこともあった。

 

 その記憶も鮮明に覚えている。だから、私は覚えていてほしかった。ヤチヨに知っていてほしかった。だって、これまでと同じように人間はふとしたきっかけで簡単に死ぬ。そう、それは私も例外ではない。だからこそ、今を生きるのだ。キラキラと目を輝かせて全力で走るかぐやみたいに。

 

「でも、結局、白野が地上にいるきっかけはわからないんだよね?」

「うん、それに令呪も……あれ」

 

 ヤチヨの質問に答えつつ、私は自然と自分の左手の甲へと注がれる。ここはツクヨミだ。今、見えているのはあくまでアバターなので現実世界の手に刻まれている令呪はない、はずだった。

 

 しかし、ツクヨミでも私の左手の甲には令呪がしっかりと刻まれている。感覚的に使おうと思えば使えそうなこともわかった。でも、どうしてアバターにも令呪が反映されているのだろうか。

 

「これが令呪? かっこいいけど……どうして、これがツクヨミに?」

「わからない。ヤチヨ、解析できる?」

「ちょっと待ってね……」

 

 私の左手を見ながらヤチヨが仮想キーボードを叩き、解析を始める。しかし、一分ほど経って目を細めた後、キーボードを消した。

 

「うーん、駄目だねー。少なくともツクヨミ内で生まれたものじゃないのは確かかな。ブラックボックスすぎて手の出しようがないって感じ」

 

 ため息混じりに肩を竦めるヤチヨ。それもそうだ。令呪は聖杯によって生み出された術式。ツクヨミで作られたものでもないし、刻まれている私自身、解析しようとしてもその複雑さを前に膝を付くだろう。

 

「えっと、その令呪ってマスターの証なんだよね? じゃあ、サーヴァントとも契約を?」

「ううん、契約はしてないみたい」

 

 月の聖杯戦争でも経験したが契約したサーヴァントとはパスが繋がる。その感覚がないため、今の私はフリーだ。

 

「これからサーヴァントを召喚するの?」

「うーん……しないというか、できないというか」

 

 『岸波白野』は確かにサーヴァントと契約していた。しかし、そのほとんどが事故みたいなものである。つまり、詠唱はともかく英霊召喚に必要な物がわからない。魔法陣の描き方や触媒、その他の条件。それがわからない時点でこちらからサーヴァントを召喚するのは不可能だ。

 

「白野って……究極の巻き込まれキャラ?」

「うっ」

 

 そう説明するとヤチヨはジト目を向けてくる。否定できないのが少し悲しかった。

 

「でも、よかった。白野の記憶が戻って。これからどうするの?」

「うーん……変わらない、かな」

 

 確かに月で起こったことは思い出せた。しかし、結局、何も解決しなかったのも事実。聖杯戦争が始まる可能性も考慮して魔術関係の調査をする予定だが、これまでの生活を捨ててまでやることではないだろう。

 

「っ……そっかそっかー。なら、アシスタント業は継続ってことだね☆」

「まぁ、そうなるね」

「うんうん……あの~、それで~……ちょっとした提案というか。お願いというか。頼み事というか。一生のお願いというか」

 

 私の話がひと段落したところでヤチヨが何故かもじもじとしながらこちらに近づいてくる。面倒事の予感。私が巻き込まれキャラなのだとしたらヤチヨは巻き込みキャラだろう。

 

「……話してみて」

「えっと、実は白野には黙ってたんだけどこれからヤチヨカップっていうイベントが始まるの」

「ヤチヨカップ……ああ、かぐやが言ってたやつ」

「そうそう。一か月で新規ファンを一番獲得した人がヤチヨとコラボライブできるっていう企画なんだけど」

 

 なるほど、かぐやがいきなりライバーになりたいと言い始めたのはそれが理由か。しかし、コラボライブ、ね。これまでヤチヨは配信のコラボはしたことあったがライブのコラボはしたことがなかった。何度か打診DMが来ているのを見かけたが問答無用で断っていたのを知っている。あの迷いのない動き。多分、何か考えがあってのことだと思っていたが、そういうことか。

 

「……もしかして、そのヤチヨカップでかぐやが優勝するの?」

「っ……もー、白野は察しが良すぎるぅ。正しくはかぐやたち、ね。これからかぐやは彩葉を巻き込んでライバー活動をするんだけど色々あってヤチヨカップを優勝するの」

 

 私の予想は当たっていたらしく、ヤチヨは少しだけムッとした顔で説明してくれる。なるほど、それはまた王道なシンデレラストーリーだ。しかし、その件で私にお願いがあるとは何なのだろう。

 

「えっとですね……ヤチヨカップの詳細を今日のミニライブで神々のみんなに伝えましてー。それまでは私の知ってる通りの流れだったんですが……その、帝がザビ子を参加させてほしいって」

「……ん? 何に?」

「ヤチヨ、カップに」

「……」

 

 つまり、今からザビ子のチャンネルを開設し、ヤチヨカップに参加する、と。確かにこれまでリスナーから何度もザビ子のチャンネルを開設してほしいとお願いされていた。しかし、私はあくまでもアシスタント。ライバーとして活動するつもりはなかったので今までチャンネルは開設していなかった。

 

「それ、絶対私が優勝するやつじゃない?」

 

 かぐやたちのライバルは『Black onyX』になると思うが彼らはすでに多くのファンがいる状態だ。ヤチヨカップのルールは『新規ファンの獲得数』。つまり、今の時点からどれだけチャンネル登録者数を増やせるか、という話だ。一から始めるかぐやたちよりも不利なのは間違いない。

 

 その点、私の場合、チャンネルを開設していない時点でかぐやと同じ立ち位置にいる。だが、知名度が段違いだ。たった一年程度だが、ヤチヨの傍で活動していた身である。おそらく、チャンネルを開設したら一気に登録者は増えるだろう。

 

「そうなんだよぉ! どうしよ~!?」

「チャンネルを開設しなければいい話でしょ?」

「そう、なんだけど……その、ヤッチョとしては白野にも楽しんでほしいというか」

 

 ずっと煮え切らない様子のヤチヨに思わず首を傾げてしまった。彼女はずっと夢に見ていた未来に向かって頑張っていたはずだ。ヤチヨカップだってその一つ。

 

 しかし、本来、参加していなかった私が参加してしまった場合、未来が大きく変わってしまう可能性が高い。もし、私が優勝してしまったら彩葉とかぐやとのコラボライブができなくなる。それだけは絶対に避けるべきだ。だって、ヤチヨはそのコラボライブを楽しみにしていたはずだから。

 

 それなのにヤチヨは私に参加してほしいという。その矛盾に彼女は気づいているのだろうか。

 

「……気づいてるよ。わかってるよ」

 

 そんな私の考えを表情で読み取ったのか、ヤチヨは一瞬だけ目を閉じた後、今までにないほど真剣な顔で私を見つめ返す。その気迫に思わず、息を呑んでしまった。

 

「でもね、彩葉が言ってくれたんだ。私と白野の関係性が大好きなんだって。相棒(パートナー)なんだって」

相棒(パートナー)……」

 

 それはまるでマスターとサーヴァントのような関係だと勝手に思ってしまった。しかし、彼女も同じことを考えていたのか、そっと私の手を取って優しく微笑む。

 

「もし、私たちが聖杯戦争に参加してたら白野がマスターで、私がサーヴァントだね。これでも八千年生きてるし、経歴はそれっぽいよ!」

 

 そう言って私の手を離した彼女はクルクルと回りながら数歩先まで移動し、いつもの番傘を取り出して広げる。そして、こちらを振り返りながらニヒルに笑ってみせた。

 

「『月見ヤチヨ』、あなたを未来(ハッピーエンド)(いざな)うため、召喚に応じました。貴女が私のアシスタント(マスター)かな?」

「――――」

 

 

 

 

 

 

 ――おまたせ、白野。

 

 

 

 

 

 

 振り返って微笑むヤチヨを見て何かを思い出しそうになった、気がする。とても大切な記憶。セイバーやアーチャー、キャスターと同じように私を助けてくれた、誰か。記憶を取り戻したはずなのにその人物だけはどうしても思い出せなかった。

 

 しかし、それも束の間、振り返ったまま、動きを止めていたヤチヨは少しだけ照れ臭そうににへらと口元を緩ませる。その拍子にちょっとした既視感もどこかへ消えてしまった。

 

「えへへ、もし、召喚されたらこんな風に言うのかな」

「……そうかもね」

 

 クラスは何だろうか。かぐやなら確実に狂戦士(バーサーカー)なのだが、ヤチヨは少し違う気がする。番傘を使っているからランサー? いや、ツクヨミという世界を創ったから『陣地作成』のクラススキルを持つキャスターかもしれない。

 

「そして、貴女はこう言うの! おお、なんと麗しい歌姫! ぜひ、私のサーヴァントになっておくれぇ、てね」

「私、そんなキャラじゃないよ」

「ふふっ、そうだね。多分、白野は茫然としたまま、頷くだけ。それから私が白野を勝利に導く物語(ストーリー)が始まる!」

「頼もしいね」

 

 番傘をブンブンと振って戦う真似をするヤチヨを見て自然と笑みを浮かべてしまう。そして、満足したのか、番傘を消して私の傍に彼女は帰ってきた。

 

「だから、さ。私は白野に楽しんでほしい。月でたくさん頑張ったんだもん。ちょっとした慰安旅行的な? 少しぐらい休んだって、楽しんだって大丈夫! ヤッチョが保証しちゃう!」

「もう、何それ……そっか。確かに休むっていうのはあまりやってこなかったかも」

「そうそう、白野が地上に来た理由がわかるまで好きにやっちゃっていいと思うの! だから、白野。私が目指す未来とか、彩葉とか、かぐやとか……そんなの全部、抜きにして考えてほしい。ヤチヨカップに参加するかどうか」

「……」

 

 そう言われてしまうと弱い。ヤチヨたちのことを抜きにしてヤチヨカップに参加するかどうか、か。

 

「……少し時間もらってもいい?」

「もちろん、と言いたいところだけど白野が参加するかしないかでヤチヨカップの難易度が変わってくるから早めに告知したいかも」

「わかった。明日までには決めるね」

「うん……あとね、私、彩葉とかぐやと一緒にコラボライブするのも楽しみだけどね。白野ともずっとコラボライブしたかったんだ」

「それって……」

「それだけ! それじゃ、おやすみなさい」

 

 私の返事を待たずにヤチヨは姿を消した。逃げられてしまった私は少しだけ照れ臭くなって少しの間、彼女がいた場所を見つめた後、ツクヨミからログアウトする。

 

「無理しちゃって、もう……」

 

 誰にともかく言葉を吐き出した。彼女が姿を消す直前、僅かにその手が震えているのに気づいたのだ。そして、掴み損ねた秘密(SG)。きっと、今の彼女はあんな風にふざけるような余裕はない。でも、『月見ヤチヨ』を演じている。そうあるべきだと自分に言い聞かせるように。

 

 私がその要因となっているため、無理に暴こうとすれば彼女を傷つけることになる。ここは様子をみるしかないだろう。

 

(ライブ、か……)

 

 月のこと。令呪のこと。ヤチヨカップのこと。ライブのこと。彩葉のこと。かぐやのこと。そして、ヤチヨのこと。

 

 考えることはいっぱいだ。幸い、考えることは嫌いじゃない。嫌いではないが少しばかり抱えるものが多いような気がする。

 

 

 

 

 

 

 ――でもでもぉ? そんな状況でもどうにかしちゃうのがご主人様でございましょう?

 

 

 

 

 

「……そうかもね」

 

 きっと、キャスターがこの場にいたらニヨニヨと笑って支えてくれることだろう。あの騒がしくて、忙しかった日々が少しだけ懐かしく感じる。

 

 よく考えよう。そして、答えを出す。それが今のヤチヨにできる精一杯のこと。

 

「ふわぁ……」

 

 でも、今日は少しだけ疲れてしまった。色々なことが起こりすぎた。だから、少しだけ休もう。寝て、起きたら、その、時は――。

 

 そんなことを考えているうちに私の意識は静かに沈んでいった。






月見ヤチヨのSGが解明されました

自己嫌悪(じさつがんぼう)

私は罪を犯しました。取り返しのつかない罪を犯しました。
巻き込んだのは私なのに貴女のせいにしました。
自分でそう仕向けたのに対策を怠りました。
私は一瞬でも貴女と出会ったことを後悔しました。
貴女は私のためにあんなに頑張ってくれたのに。
私はあの未来が失われるかもしれないと思った瞬間、貴女を裏切りました。
だから、私は罰を受けるべきなのです。
もう何も望みません。
もう何も夢を見ません。
もう何も要りません。
私はそれを受け取る資格はないから。
でも、せめて……私が望んだ、夢見た、欲しかった未来を。
貴女の手で壊してほしい。
貴女の手で終わらせてほしい。

きっと、それも私には過ぎた願い。
ねぇ、白野。貴女はきっと、そんなことしないと思うけれど。
どうか、貴女の手で私を殺して?

掲示板回のボリュームどれくらいがいい?

  • 思う存分やってくれ(少なくとも2話以上)
  • 1話でいいかな
  • なくていい
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
※参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。


  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

読者層が似ている作品 総合 二次 オリ

藤の代にて月を思ふ(作者:藤代)(原作:超かぐや姫!)

『超かぐや姫!』オタクの主人公は、ある日、綾紬芦花の姿で八千年前の地球に目覚める。▼理由も分からないまま出会ったのは、地球に帰る途中で事故に遭い、孤独に震えるかぐやだった。▼本来の物語には存在しない彼女に、かぐやは新しい名前を贈る。▼これは、とある少女と歪んだ存在の、ハッピーエンドまでの物語。


総合評価:1717/評価:8.97/連載:5話/更新日時:2026年06月12日(金) 17:44 小説情報

かぐや「かぐやがいない間に、彩葉がかぐやと浮気したー!」 あの子ちゃん「蛇足っす」(作者:超かぐや姫!に脳を焼かれた人)(原作:超かぐや姫!)

▼※注意▼本作は、『かぐや「かぐやがいない間に、彩葉がかぐやと浮気したー!」』本編完結後の外伝・後日談集です。▼本編最終話までのネタバレを含むため、本編読了後にお読みいただくことを推奨いたします。▼彩葉・かぐや・ヤチヨたちの後日談やイチャイチャ、月の変わり者「あの子ちゃん」による補足、ifめいた小話、別世界線の長編などを扱います。▼話ごとに視点・作風・糖度が…


総合評価:1505/評価:8.75/短編:9話/更新日時:2026年06月21日(日) 20:00 小説情報

超かぐや姫 スーパーフォルテッシモ!!(作者:あるふぁせんとーり)(原作:超かぐや姫!)

 ヤチヨ推しの少女、花栄 桜楽。▼ 初めてツクヨミへ足を踏み入れた日、彼女は千年前の記憶を思い出す。▼ 病弱だった彼女がヤチヨとの交流の中で記したとある文章……現在において「竹取物語」と呼ばれるそれは、未完成で終わっていたこと。▼ そしていつかヤチヨ達と再会し、それをハッピーエンドで終わらせるという約束。▼ これは千年前から始まった、もう一つの「好き」の物語…


総合評価:1755/評価:8.83/連載:46話/更新日時:2026年07月15日(水) 01:51 小説情報

超オタ公奮闘記!(作者:平成生まれ、令和育ち)(原作:超かぐや姫!)

何度世界が眩んでも、推しのお姫様のために忠犬は走る。▼CIAの孫説、歴代友人の転生説、マンション保証人説、ヤチヨ初めての友人説。どれも有り得る……そんだけだ。頼む公式、オタ公の裏設定を出してくれぇ……!▼念のためにオリ主タグ入ってますが保険です。▼


総合評価:3671/評価:9.14/連載:26話/更新日時:2026年04月25日(土) 19:00 小説情報

かぐや「かぐやがいない間に、彩葉がかぐやと浮気したー!」(作者:超かぐや姫!に脳を焼かれた人)(原作:超かぐや姫!)

原作後のお話。▼月人の転生者の影響で、2041年の地球に不時着したかぐやの話。▼なお、酒寄彩葉(28)は、現実世界に顕現させたかぐや型アバターボディとヤチヨ型アバターボディとよろしくやっているものとする。▼かぐや「かぐやがいない間に、彩葉がかぐやと浮気したー!」▼※輪廻は、転生者というバグの存在により機能しておりません。


総合評価:2896/評価:8.93/完結:2話/更新日時:2026年05月26日(火) 20:00 小説情報


小説検索で他の候補を表示>>