中学校が同じだからといって、メインヒロインがそいつとは限らない男の高校生活 作:ぞりぞりヤタガラス
前々からやってみたいという欲はあったので、この機会に始めてみようと思い書き始めた次第です。
一之瀬と同じ中学で万引きのことを知ってるけど、一之瀬がメインヒロインではないっていう変化球二次創作です
※注意喚起※
いかにも、なろう系のタイトルしてますが、よう実の二次創作小説で間違いないです。
最大限原作キャラのイメージを崩さずに書きたいと思いますが、
それでも所々にキャラ描写の未熟さが目立つかもしれません。
この作品はオリジナル男主人公を主な視点としての物語となります。
わりかし何でもできる系の主人公君です。
ハーレム予定はありません。
所詮は自己満足ですので、内容・クオリティには期待はしないでください。
全て投稿主の妄想・理想で溢れてます。
それでもかまわないという方だけご覧ください。
「ここか...」
俺は天然石を連結加工した作りの門の前で足を止めた。
東京都高度育成高等学校
日本政府が作り上げた、未来を支えていく若者を育成するために作られた学校で60万平米を超える
広大な敷地を有している。
敷地内には校舎の他に、ショピングモールにカフェやカラオケ、映画館なども揃ったまるで一つの町のようになっている。
こんなにもたくさんの施設が充実している理由は、この学校に通うにあたって、生徒たちには敷地内にある学生寮での生活が義務付られる、そして3年間は外部との一切の連絡を禁じられるほか学校の敷地内から出ることも禁じられている。
これがこの学校の大きな特徴だ
そのため、ここには3年間生徒たちが何不自由なく暮らせるようにそのような設備や施設が充実しているのだ。
この門をくぐったら、俺も今日からここで3年間生徒として暮らすことになる。
どうか平穏な3年間になりますように。
そう、心の中で呟き、門の先へと再び歩き出す。
少し進むとデカデカとクラス表が張り出された掲示板が見えてきた。
これなら、一目でクラス表だとわかるくらいにはデカい。
すでに掲示板の周りには自分と同じ新入生で溢れかえっている。
クラスは全部で4クラスありそれぞれ、Aクラス、Bクラス、Cクラス、Dクラスと分けられている。
俺はBクラスのようだ。
自分のクラスを確認して、教室を目指す。
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・・
・・・
・・・・
教室に迷うことなくたどりついた俺は中に入り、黒板に貼られた座席表で自分の席を確認し座って時を待つ。
ちなみに席は窓側の一番前。
まぁ、窓側の列は主人公席と相場は決まっているため、よしとしよう。
周囲を教室の様子を見る。
既に何人かは登校しており、1人で学校のパンフレットを見る人もいれば、もう既に仲良く話している人達もいる。
この時間を有効に活用するなら今後の学校生活に欠かせない友達作りでもするべきなのだろう。
果たして俺にもできるだろうか、俗に言う、心の友のような存在が。
……できたらいいな。
と、くだらないことを考えていたら、チャイムが鳴る。
時間的にホームルームの開始を知らせるチャイムだろう。
それと同時にドアが開き1人の女性が出席簿片手に入って来た。
セミロングで軽くウェーブのかかった髪型で今どきの大人って感じのする人だ。
おそらくこの人が担任なのだろう。
「はいは~い、楽しそうなところごめんね~みんな一度、席に座ってね~」
そう言って入ってきた女性が俺たちに促す。
立って話していた生徒たちが、席に戻っていく。
「遅刻、欠席なし、よし!」
全員が席についたことを確認し席に空きがないかを確認して女性は続けて話し出す。
「まずは、新入生の皆さん、入学おめでとうございます。私はこのBクラスの担任になった星之宮知恵と言います。私は保険医で基本保健室にいるから、みんなと会う機会は朝と帰りのホームルームぐらいになっちゃうけど、何か困りごとがあったら私を頼ってくれたら嬉しいな。それから、この学校にはクラス替えはなくて担任も基本変わらないから、3年間よろしくね!」
女性改めBクラス担任の星之宮知恵、以降星之宮先生とする。
最後にニコッと笑い、自己紹介を終える。
ノリいい生徒からすでに、知恵ちゃんや知恵ちゃん先生等の呼び名があがっていた。
「やだも~」と言いながら手をひらひらしている。
「はっ!」
先生は気を取り直して、再び話を再開する。
ここからが本番というわけだ。
「これから1時間後に入学式が始まるけれど、その前にこの学校独自の特殊なルールについて説明するね。資料は合格通知と一緒にもらってると思うけど念の為におさらいするからね~今からプリントを配るからみんなしっかり話を聞いてね」
資料が全員に行き届いたのを確認すると、先生が説明を始める。
3年間敷地内の学生寮で過ごし、特例を除き外部との連絡も絶たれる。学校の敷地内から出ることもできない。
ここまでは俺たちも既に周知している内容だ。
続けてパンフレットと共に配った学生証端末の説明に入る。
「次に、学生証端末。これは身分証明になるのと同時に中に入ってるポイントを消費することで学校の施設の利用、売店でのお買い物ができたりするよ。簡単に言うとこの学校での皆のお財布みたいなもの、無くしたらすぐに言ってね。このポイントは毎月1日に支給されるからみんなの自由に使ってもらってかまわないよ、この学校内にある、ありとあらゆるものは全部このポイントで解決する、この学校でポイントで買えないものはないよ」
要するに、この学生証は個人情報だけではなく、財布としての機能も備わっていると言うことだ。
肌身離さず持っておくことにしよう。
「ポイントは1日に支給されるから、すでにみんなには今月分として10万ポイント振り込まれてるはずだよ、確認してね」
支給された端末を開くと確かに10万円分のポイントが表記されている。
「10万!?」・「マジで?」と多くの生徒から驚きの声が上がる。
かく言う俺も「噓だろ…」と心の声が漏れてしまった。
教室を見る限りほとんどの生徒は10万という数字に浮かれているようだ、
気持ちは大いにわかる、入学したらいきなり10万円貰ったのと同じわけだ。
生徒のざわつきに関係なく、先生は話を続ける。
「驚いた?でもこれは当然のこと、この学校は実力で生徒を測る、入学したみんなにはそれだけの価値があるってこと。このポイントは卒業したら学校が全て回収するから現金化はできないから遠慮なく使っちゃってね~。生徒間でのポイントの受け渡しにも特に制限は設けてないけど、カツアゲとかはダメだからね。学校はいじめ問題にだけは敏感だから」
「何か質問はあるかな?ないならホームルームは終わりにするよ~」
先生は質問の有無を確認する。
「質問はないみたいね。それじゃ、入学式の時間までは自由に過ごしてていいから、時間厳守だからね」
そうして先生は話を終え教室から出ていく。
行ってしまったか、クラスの雰囲気をみてるとほとんどの人が散財しそうだ、すでに何に使うかを相談して盛り上がっている箇所がある。
この中に気づいてる人はいるのだろうか、説明の各所にあった無数の違和感に…
違和感の正体を、掴もうと先生の言葉を振り返ようとしたら。
「はい!ちょっといいかなみんな!」
1人の女子生徒が席を立って、そう言う。
声の主にクラス全員が注目する。
「入学式まで時間があるみたいだから、自己紹介しようかなって思って、3年間同じクラスで過ごす者同士少しでも早く仲良くなるために、どうかな?」
この女子生徒の発言を皮切りに、「いいね!やろう、やろう!」「賛成~!」「やろうぜ!」などと自己紹介を賛成する声が上がった。
「それじゃあ言いだしっぺの私から始めさせてもらおうかな、私の名前は一之瀬帆波、中学の時は生徒会に所属してたから高校でも生徒会に入る予定でいるかな。私に出来ることだったら皆の力になりたいと思うの、だから気軽に声をかけてもらえたら嬉しいな、これから3年間よろしくね!」
最後のとびきりの笑顔で自己紹介を終えたと同時に力強い拍手が上がる。
これの後に自己紹介はハードルが高すぎると思うのは俺だけだろうか。
その後、一之瀬の近くにいた生徒から順番に自己紹介が始まった。
「それじゃあ九条君」
「……わかった」
クラスの視線が一気に俺に注目する。
まぁ、検討はついてる、俺は教室に入ってから一之瀬とは話してはいない。
なのに一之瀬は俺をまるで知っているかのように、頼んだ。
「そう、九条君で最後」
どうやら俺の番がきてしまったらしい、しかも締めでの自己紹介だ、妙に緊張する。
俺は席を立ちクラスの方へ体を向ける。
「名前は九条唯月、唯一の唯に月で唯月と読む。趣味は卓上ゲームとトランプだとかのカードゲームだ、自慢できるような特技は特にない。と補足で一之瀬とは中学が同じでクラスも一緒だった…まぁそんなところだ、これから仲良くしてくれると助かる。」
絶妙な自己紹介にクラスがどよめくが。
「うん、改めて3年間よろしくね!九条君」
その一之瀬を言葉をはじめに拍手やよろしくなどの声が上がる。
ひとまず何とか乗り切ったと言えるだろう。
自己紹介が終わり、時間も時間なので体育館に行こうと一之瀬が言ったので彼女の後を追ってクラスから人が出ていく。
俺も席を立ち、あることが浮かんだ。
どうせならこのタイミングで、さっきはできなかったこと、友達作りのきっかけを作ってみることにした。
1人でいる奴を狙い、一緒に行こうと近づき、そのまま友達までという算段だ。
この作戦に抜け穴なんてものは……
あれ、おかしい、ほとんどが出来上がっているではないか。
このままいくと、俺は友達もいない、ボッチになってしまう。
この状況を打開する、案を頭の中で練っていると。
「なぁ…」
「あぁ、お前は後ろの席の」
「すまない急に神崎隆二だ、間違っていたら申し訳ないが……1人か?」
「情けないことにな」
「そうか、なら…一緒に行かないか?」
どうやら、チャンスが自らやってきたみたいだ。
よし、決めた俺は神崎と親友になろう。
「ありがとう、正直に言うと1人くらい余裕だろと思ってたんだが、俺には無理だったようだ」
「あぁ、気持ちはすごくわかる」
「改めて、九条唯月だ、よろしく神崎」
ということで、この3年間、俺の相棒となる神崎と駄弁りながら俺たちは体育館に向かった。
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・・・・
入学式は滞りなく終了した。
校長先生の話が長いのはやはり定番らしい。
教室に戻り星之宮先生から、明日の時間割と、敷地内の施設の簡単な説明を受け
昼前で学校は終わった。
折角だから食堂で食べてみたかったが、本日はお休みとのこと
やってないものはしょうがないので、帰り支度をしていると、一之瀬が話しかけにきた。
「にゃはは、こうして話すのは随分と久しぶりな感じだね」
「同じクラスだったけど、席は離れてたし、話すようなことは……少しはあったか」
「そうだね、今度こそは九条君とちゃんと仲良くなれるように頑張るよ!これからもよろしくね。それでなんだけどね、これからクラス内でお昼でもしようかなって思ってるんだけど、九条君も良かったら参加しない?」
「悪いが、ここにいる神崎と昼食の約束があるんだ、それに大勢の空気は俺も神崎も苦手なほうなんだ、遠慮しておくまた機会があればそん時は参加させてもらう」
「すまないな一之瀬、せっかく誘いを無下にするようなことに」
「大丈夫大丈夫、気にしなくていいよ、約束は約束だもん、あっそうだ連絡先、九条君と神崎君2人の連絡先、かわりに教えてもらってもいいかな?」
「かまわないぞ、ほら、神崎お前も」
「あぁ」
「ありがとう、2人とも、よし!これでクラスの連絡先はコンプリートだね」
一之瀬はそう言い、またねと手を振って、クラスの集団に戻り揃って教室から出ていく。
ナチュラルにクラス全員の連絡先と交換できたとすごいことを言っていたような…
クラスから人が消え、さっきとは打って変わって、静かになる。
俺と神崎は互いに小さく微笑む。
「俺らも行くとするか」
「そうだな」
主人公カード
名前:九条 唯月 くじょう いつき
身長:174cm
クラス:Bクラス
部活動:なし
誕生日:9月27日(半兵衛)
学力:A
知性:B
判断力:B-
身体能力:A
協調性:C
面接官のコメント
筆記試験では上位に食い込むほど、高い学力の持ち主。
過去に問題行動を起こした等の記録はなく。素行も真面目で良かったと報告が上がっている。
反面、人間関係には疎く小学校、中学校では友人と呼べるような人はいなかったよう。
以上のことを踏まえ、これからの成長に期待して、Bクラス配属とする。
学力は一之瀬以上坂柳同等か以下くらいの位置です。
主人公のメインヒロインは網倉ただ1人です。以上も以下もいません。
決して一之瀬ではありません。
神崎の方がヒロインさせます←!?
また、ここのところ原作で非常に雑な扱いをされていた神崎ですが、この作品は主人公の相棒的な立ち位置になるので、そういったことにはならないです、むしろ原作よりパワーアップします。
最後になりますが、これからも自由気ままに書いていきます。
書き始めたばかりで至らない点は多々あると思いますが、多目に見てください。
暇つぶし程度に読んでいただけると嬉しいです。
モチベはまだあるので多分、続きます。
誤字・脱字があれば指摘お願いいたします。
確認はしてるんすけどね……
感想、評価よければお待ちしてます。
では、次回。