『原初の茶』だった男   作:過失杜帆士

3 / 3
3話目投稿です


チュートリアルを終えた『原初の茶』達のゲームが始まる

 

 

 5月1日の朝。

 スマホを起動したオレはポイントの金額を確認する。そこには昨日と変わらないポイントがあった。

(ポイントが昨日から変わっていない。なら0ポイントが支給されたか。他はある程度残している筈だからDは0、いや先月の体たらくを考慮するとマイナス同然のスタートになるか)

 

 気だるさを感じながら準備を終え教室へ向かう。教室への道中、支給されたポイントが少ないことに対する不満や嘆きが聞こえた。

 「貰ったポイントが少ない」、「システムの不備か?」、「ポイントを貰えてないからジュースも買えない」「ポイントを全部使い切った」等々。

 教室へ入っても中は想像通り騒然としていた。中には他クラスの知人に確認して回っている者もいるようで、そんな彼らを冷めた目で見ながらオレは誰に聞かせるでもなく「ダルいな」とひとりごちる。

 

 

 やがてHRの時間になり茶柱先生が入ってくる。不機嫌さを隠さない様子だがそれに気づかなかった池がまごうことなきセクハラ発言をした。

 

「せんせー、ひょっとして生理でも止まりましたー?」

 

 池の問題発言をスルーした茶柱先生はオレ達に問いかける。

 

「これより朝のホームルームを始める。が、その前に何か聞きたいことがあるはずだ。質問のあの生徒はいるか?」

 

 それを受けて1人の生徒が質問する。

 

「あの、ポイントが振り込まれてなかったんですけどどうなっているんですか?毎月1日に振り込まれるって言ってたと思うんですけど」

 

「安心しろ。ちゃんと振り込まれている。このクラスだけ振り込まれていないなんてことはない」

 

「いや、振り込まれてませんよね。昨日からポイントが変わってませんし」

 

 多くの生徒がどういうことかと近くの生徒と顔を見合わせる。

 どうやらほとんどの生徒がまだわかっていないようだった。

 

「───お前達は本当に愚かな生徒だな」

 

 茶柱先生は脇に抱えてポスターの内、片方を黒板に貼り出した。

 

 

 Aクラス:950cp

 

 Bクラス:670cp

 

 Cクラス:450cp

 

 Dクラス: 0cp

 

「さて、これが何かわかるか?」

 

 そこには4つの数字が並んでいた。

 

「これは各クラスのクラスポイントだ。入学時、各クラスにはクラスポイントが1000ポイント与えられていた。このクラスポイントを100倍した金額が毎月の支給額になる」

 

 茶柱先生の淡々とした説明が続く。

 

 

「クラスポイントはクラスに対する評価であり、Aクラスのクラスポイントは950。今月は9万5000プライベートポイントが支給された」

 

 茶柱先生はDクラスの数字を指す。

 

「お前達のクラスポイントは0であり0ポイントが支給されている。」

 

 このクラスポイント他にも重要な意味を持っており、この学校の売り文句である就職・進学率100%は、Aクラスで卒業した者のみがその恩恵を受けることができる。

 その事実に多くの生徒が憤慨する。この学校の生徒の大半がそれを目当てに入学してくる為この反応も無理はない。

 また、この学校では実力順にA~Dにクラス別けがされておりDクラスは不良品が集められた最底辺という事実も明かされる。

 

「俺が不良品だと?冗談じゃない!!」

 

 前の方の席の輝彦が、自身が不良品に分類された事実に怒りに震える。周りを見渡すと堀北、健、千秋等の生徒も同様の様子だった。

 

 茶柱先生は話を次に進める為にもう片方のポスターを貼り出す。

 

「これは先日の小テストの成績だが、先生は嬉しいぞ。お前達は中学校で何を勉強していたんだ?」

 

 ポスターに書かれていた成績は酷いものだった。大半が50~60点台で80点台に届いた生徒は少ない。その中でも酷いのは山内、池、健の3人で点数は順に、24点、18点、14点であり、あの難易度でこの点数の3人には悪い意味で感心してしまった。

 

 茶柱先生がポスターのある部分に赤線を引く。

 

「小テストで赤点を取ったのは線から下の8人だが、これが定期テストだった場合この8人は退学になっていた」

 

「退学ってどういうことっすか!?」

 

「この学校では定期テストで赤点を取った者は退学処分になる。それだけだ」

 

「赤点で退学はあんまりっすよ!普通は追試とか補習ですよね!?」

 

「諦めろ。それがこの学校のルールだ。納得するしかない」

 

 この学校では平均点の半分未満が赤点となるようで、今回は36点未満が赤点になる。

 

「まったく、ティーチャーの言う通りこのクラスには愚か者が多いようだね」

 

「なんだと!?高円寺、お前だって愚か者の同類だろうが!!」

 

「どこに目を付けているんだい?よく見たまえ」

 

 六助の点数は90点。クラスで最上位の成績だ。

 

「嘘だろ!?高円寺が、90点だと?」

 

「もっとも、上には上がいたがね。見事なものだよ、清隆ボーイ」

 

 90を取った六助・堀北・輝彦の名前の上には100点を取った生徒、すなわちオレの名前があった。

 多くの生徒が驚愕しオレに視線を向ける。隣の堀北なんかは敵意の眼差しでオレを見ていた。

 

「あ、あの、サエちゃん先生、綾小路の満点ってマジなんですか?カンニングとかじゃ・・・」

 

「我々も採点時にそう思ったので監視カメラを確認したが結果はシロ。綾小路の実力だ」

 

「カンニングじゃないってことは、マジで綾小路くんの実力なんだ」

 

「運動は須藤くん以上で、頭もいいって結構アタリの物件じゃん」

 

 わざわざ手を抜く意味を感じなかったので普通に解いたが大分目立ったな。そう思いはしても既に後の祭りだった。

 

「浮かれた気分は払拭できたようだな。中間テストまで後3週間。お前達なら必ず乗り越えられると思っている」

 

 話すべきことを話し終えた茶柱先生はそう言い残して去っていった。

 先生が去った後の教室は、責任の押し付け合いが始まった。

「あんた達が原因でクラスポイントが減ったじゃない!」 「お前だって授業中喋ってただろうが!」 

そういった努声や罵声が飛び交っており、仕舞いには他の生徒にポイントを集る者まで出る始末。

 金髪ポニーテールの女子、軽井沢恵。クラスリーダー的立ち位置の平田洋介の彼女であり、クラスの女子の中でカーストトップに位置する彼女は、高圧的な態度でもって気の弱い女子を相手にポイントを集っていた。

 そんなクラスの荒れ具合を見て今後どう動くか考えようとしたその時、突如として大きな音がクラスに聞こえた。 

 

 何かを叩きつけるその音は一度で終わらず何度か続いた後途絶える。

 途絶えたのは僅かな時間で今度は窓ガラスに叩きつけるような音が聞こえる。それとほぼ同時に男の苦痛の叫びらしきものも聞こえてきた。

 既に先程までの喧騒は鳴りを潜めていた。

 聞き取れる音を元に発生源がCクラスだと目星をつけたオレは、あの2柱(仮)派手にやらかしたなと思った。

 

(大方、自分がクラスのリーダーか何かと宣った誰かを『黄』がぶちのめした。側近に近い立場の誰かがそれを止めようとして『紫』が介入。拷問に近いことをして叫んだといったところか)

 

 問題児2柱と同じクラスになってしまったCクラスの面々をオレは哀れんだ。

 『紫』と『黄』の性格をある程度把握しているが故に、あの2柱はこれからもやらかすだろうという悪い意味での信頼があったからだ(特に『黄』)

 

 

 

 

 放課後になり洋介が、中間テストを乗り越える為に勉強会を開くのでできるだけ多くの生徒に参加してほしいと呼びかけた。

 女子や学力に不安のある生徒が賛同したが、健がそれに反発した。

 “クラスポイントが増えるわけでもないのに、勉強などしたところで意味がないだろ”というのが健の言い分だ。

 頭に血が上ってやや興奮気味の健を洋介がクラスの為、みんなの為と言って落ち着かせようとしているが、その姿すらも健にとっては反発の燃料になっているようである。

 そんなやり取りの末に洋介の思いを突っぱねて出て行く健の姿を、オレは最後まで目を逸らすことが出来なかった。

 

(オレは何故、健から目を逸らせなかった?)

 

 須藤健。バスケ部に所属する男子生徒。授業態度はお世辞にもいいとは言えず、遅刻や授業中の居眠りは日常茶飯事。

 運動能力は高いものの気性が荒い為、彼を避けたり、腫れ物扱いするクラスメイトは多い。

 そんな彼は大した付き合いは無く、オレにとっては退学になっても構わない相手。その筈なのだ。

 

(健から目を逸らせなかったのは単なる気の迷いだ。あいつがどうなろうとオレには関係ない)

 

 頭を振って切り替えようとして─────『ある御仁』がオレの脳裏を過った。

 

(?何故だ?何故『彼』の姿が脳裏を過ったんだ?)

 

 何故『彼』の姿が浮かんだのかはわからない。

 疑問を解消する為にオレは『あの世界』での記憶を探った。

 西側諸国、ロッゾ一族、シルトロッゾ王国等『彼』に関係しそうなものを片っ端からピックアップしていき、遂に答えにたどり着いた。

 思い浮かぶのは西方動乱で対峙した時の『彼』。

 天魔大戦で見た『彼』の背中。

それに付随するように思い浮かぶのは、ゴブタ達に剣術の指南をするハクロウと、同じく『黄』やエスプリに剣術の指南をするアゲーラ。

 

(そうか。だから『彼』の姿が浮かんだのか)

 

 答えにたどり着いたオレの耳に校内放送が聞こえた。

 

『1年Dクラスの綾小路清隆くん。茶柱先生がお呼びです。職員室までお越しください』

 

 

 

 

 職員室に向かったオレはそこで1人の教師に捕まった。

 

 

「あれ〜君は確かサエちゃんのところの生徒だよね?放送で呼び出された生徒は君だったりする?」

 

 セミロングで軽くウェーブのかかった髪形の教師、星之宮知恵は『白』達と思しき3柱がいるBクラスの担任だと記憶している。

 

 「ええ、茶柱先生に呼ばれて来ました」

 

 「ふ~ん。ねえねえ、サエちゃんには何で呼び出されたの?」

 

 「オレも知りません。問題行動とかはしてなかったと思うんですが」

 

 星之宮先生と一言二言交わす中で、その声に聞き覚えを感じていたオレは、サリオンの天帝陛下の声似ているなと益体もないことを考えながらあることを確認する。

 

「星之宮先生、1つお聞きしたいことがあります」

 

「ん~?それって私に答えられること?」

 

「そうです。Bクラスのテスタロッサ・ベリアル、ミザリー・ヴェルト、レイン・ミストの3柱ですが、この3柱の容姿は順に白い髪に赤い瞳、緑の髪に翡翠色の瞳、青い髪に青の瞳で合っていますか?」

 

「そうだけど、……君ってベリアルさん達と知り合いなの?」

 

「そうですね………古い知り合いですよ。『緑』達は同じ『原初』なので」

 

「ヴェ、『緑』?『原初』?」

 

 どうやら思いの他口が滑ったな。『白』達らしき名の人物が『原初』だとほぼ断定できたからだろうか。

 

「忘れてください。『原初』だの『緑』だのは貴女に関係無い話なので」

 

「いやいや、そんな意味深な感じで言われたら気になるって。」

 

 食いついてきた星之宮先生をどうやって引き剥がそうか考えていると、いつの間にか後ろにいた茶柱先生がクリップボードで頭を叩いた。

 

「いった~。ちょっとサエちゃん何するの!」

 

「お前がウチの生徒に絡んでいるからだ」

 

「ちょっとお話してただけじゃん。それで、その子は何の用で呼び出したの?」

 

「お前には関係の無い話だ。綾小路、生徒指導室まで着いてこい」

 

「ねえサエちゃん、貴女が新入生を生徒指導室に呼び出すなんて珍しいじゃない。どういう風の吹き回しなの?」

 

 気のせいだろうか。これまでのやり取りから星之宮先生はDクラス、あるいは茶柱先生に思うところがあるのではと感じてしまった。

 

「もしかしてサエちゃん、下克上を狙ってたりする?綾小路くんを使って」

 

「そんなわけないだろう。優秀な生徒が1人いたところで変わりはしない」

 

「うんうん、そうだよね~。サエちゃんには“Dクラス”がお似合いだもんね~」

 

 星之宮先生のDクラスを強調する言い方には刺を感じるな。

 顔は笑っているが目が笑ってないように見える。

 2人の間、というよりは星之宮先生が茶柱先生に確執らしき感情を抱いているようなので、面倒なものを見てしまったと思った。

 

 生徒指導室に向かおうとすると星之宮先生も付いてきたので、これはどうしたものかと考えたがストロベリーブロンドの女子が星之宮先生を訪ねてきたので、彼女に押し付けて今度こそ生徒指導室に向かった。

 生徒指導室に入ると隣の給湯室に入れと言われた。

 

「それで、ここで何をすればいいんですか?」

 

「私が出てこいと言うまでここにいろ」

 

 そう言って茶柱先生は給湯室の扉を閉めた。

 そのまま待っていると誰かが生徒指導室を訪れたようである。

 

「それで、私に話とは何だ?堀北」

 

「率直にお聞きします。何故私がDクラスに配属されたのでしょうか」

 

 どうやらやってきたのは堀北のようだった。

 壁は薄いのか、ほとんど遮られずに会話が聞こえてくる。

 

「不満なのか?」

 

「ええ、先生は実力順にAクラスに配属させるとおっしゃいました。そしてDクラスが不良品が集められた最底辺だと」

 

「どうやらお前は自分が優秀だと思っているようだな」

 

「入学試験も面接も、大きなミスをした覚えはありません」

 

「確かにお前は試験の結果は良かった。面接も好印象ではある」

 

「では何故っ」

 

「質問するが、どうしてDクラスでは不満なんだ?」

 

「正当な評価がされないのですから当たり前でしょう」

 

「正当な評価、か。随分と自己評価が高いんだな」

 

 確かにこの一月の間に見た堀北鈴音という少女は優秀だった。勉学では先の小テストでトップ層に入り、運動面でも身体能力は高く、100点満点で評価をすればどちらも80点は堅いだろう。

 十分優秀だがそれは学生でいる間だけ。

 社会に出れば、対人能力が壊滅な彼女は直ぐ様給料泥棒の不良になるだろう。

 

 茶柱先生と堀北の話は進み。

 

「残念だがDクラスに配属されたことはこちらのミスではない。お前はなるべくしてDクラスになった」

 

「そうですか。改めて学校に聞くことにします」

 

 茶柱先生では話にならないと思った堀北は出て行こうとするようだ。

 

「まあ待て。お前に紹介したい奴がいる。出て来い綾小路。出て来なければ退学にするぞ」

 

 やっと呼ばれたなと思い、出て行く。

 堀北はすぐ近くにオレがいるとは思っていなかったようで驚き戸惑っていた。

 

「私の話を…聞いていたの?」

 

「聞いていたよ。いや、お前のどうでもいい話を聞かされた、が正しいか」

 

「…先生、何故このようなことを?」

 

「必要なことだと判断したからだ。おっと、出て行こうとするな。最後まで聞いていれば、Aクラスに上がるためのヒントを聞けるかもしれないぞ」

 

 堀北は出て行くのをやめ、聞く姿勢を取った。

 堀北が聞く姿勢になったので茶柱は話始める。

 

「綾小路、お前はとても優秀だな。入試と小テスト、どちらも全て満点だ」

 

「そうですか。それで?」

 

「なんだ?褒めているのに喜ばないのか?」

 

「生憎とオレにはどうでもいいので。堀北の言う『正当な評価』も、この学校で行っているゲームも、その特典も大して興味が湧きませんね」

 

「はははっ。聞いたか?お前の言う『正当な評価』とやらを求めていない奴がここにいるぞ」

 

 堀北は信じられないものを見たようにオレを見ている。

 いやそれは堀北に限った話ではない。

多くの生徒がゲームの特典を求めて入学してくることを考えれば、大抵は堀北と同じ反応になるだろうな。

 

「そろそろ職員会議の時間なのでな。退室してもらうぞ」

 

 そう言って茶柱先生は俺と堀北を廊下に出した。

 オレは堀北に用は無いので帰ろうとすると呼び止められた。

 

「待ちなさい」

 

「何だ?」

 

「貴方はAクラスに上がることに興味がないの?」

 

「それ関してはさっきも言った通りだ。それはオレに限った話じゃない。同じクラスなら六助も該当する筈だ。他クラスに視野を広げればBクラスの『原初』3柱も興味無いと思うぞ。」

 

(もっとも『緑』に関しては真面目にやると思うが)

 

「『原初』?それは何なの?」

 

「お前が知らなくていいことだ」

 

 後ろで堀北が何か言っているが、オレは無視してそのまま帰った。

 これ以上彼女と関わっても益は無いと判断したからだ。

 

 

 

 今日、オレはやりたいことができたがそれをやった経験が無く、見たことしかない。

 その為不安も抱え今日という一日が終わった。

 

 

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
※参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。


  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

読者層が似ている作品 総合 二次 オリ

櫛田の中学に転校した(作者:スクラップドラゴン)(原作:ようこそ実力至上主義の教室へ)

▼よう実の世界に転生したオリ主が櫛田の中学に転校する話


総合評価:3176/評価:7.27/連載:20話/更新日時:2026年06月14日(日) 15:33 小説情報

よう実世界に超絶天才美少女にTS転生(作者:アークナイツ民1)(原作:ようこそ実力至上主義の教室へ)

超絶天才美少女にTS転生したけど、そんなに上手くは行かないようで...


総合評価:757/評価:6.74/短編:9話/更新日時:2026年06月06日(土) 12:35 小説情報

ようこそ死んだはずの俺が行く教室へ(作者:ホムンクルス至上主義者)(原作:ようこそ実力至上主義の教室へ)

振り返れば75点くらいの人生を送っていた男▼忘年会帰り酒に酔い頭を打つという死に方で人生の幕を閉めた▼と思ったらようこそ実力至上主義の教室への世界の松雄栄一郎に転生していた▼原作知識ほぼなし、知力体力そこそこ、松雄バフ大ありの一般中年男性が行くようこそ実力至上主義の教室へ


総合評価:2210/評価:7.95/連載:9話/更新日時:2026年06月12日(金) 21:29 小説情報

魔法科世界の術式蒐集者(作者:パラレル・ゲーマー)(原作:魔法科高校の劣等生)

魔法が技術として体系化された世界――『魔法科高校の劣等生』の世界に転生した主人公・水瀬悠。▼彼が持つ固有魔法は《万象術式目録/アカシック・ライブラリ》。▼一度でも発動を直接観測した魔法式を完全複写し、精神領域内の目録へ永久保存するチート能力。▼しかも、魔法式を登録するたびにサイオン量、干渉力、演算速度、並列処理能力まで成長していく。▼強い。どう考えても強い。…


総合評価:7658/評価:8.26/連載:14話/更新日時:2026年06月02日(火) 19:37 小説情報

殺せんせーの教え子たち(作者:宇津木 沙坂)(原作:ようこそ実力至上主義の教室へ)

▼ 実地テスト的な感じで椚ヶ丘に放り込まれた綾小路が、E組卒業してから高育に入学する話。▼ なお、堀北櫛田もE組にいたものとする。


総合評価:4145/評価:8.92/連載:33話/更新日時:2026年06月29日(月) 17:00 小説情報


小説検索で他の候補を表示>>