Resident Rebuilding Kivotos   作:柊 シズク

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Residentキヴォトスでの初陣に臨む

目が覚めた、どうやらアラームがまだ鳴っていないようだった。

 

時間を確認すると『PM8:15』であった。

 

(出発まで後1時間15分有るな、一度STATUSを確認してみるか。)

                                              

SPECIAL

 

S.23(+13)

P.19(+9)

E.8(+4)

C.8(+5)

I.14(+5)

A.15(+5)

L.15(+5)

 

MUTATION

 

イーグルアイ:クリティカルダメージ+60%,PER+4,STR-1

エッグヘッド:INT+6,STR-1,END-1

スピード狂:移動速度+20%,リロード速度+20%,50%空腹,喉の渇き増加

帯電体質:近接被攻撃時に対象に電撃,その時に自傷

治癒因子:非戦闘時にHP自動回復,戦闘時半減,医薬品の効果41%減少

有袋類:所持重量+20,ジャンプ力増加,INT-1

 

ARCANUM

3?(+3?)

 

神秘無き者(+0)

外なる者の祝福(+?)

神が残した地(+1)

神の如き神秘(+1)

 

                                              

 

彼は一つ見た覚えの無い物が増えている事に気づいた。

 

(アルカナム?確か神秘という意味があったはずだが、何故そんな物がSTATUSに何故表示されている?外なる者は俺がここに来た事にかんけいしているのか?ここで悩んでいても解決しないだろう。)

 

彼は物見櫓から下に降りて小屋の裏に置いていたマイアラークスチーマーを確認した。

 

(よし、うまくできているな。さてこれを今夜の夕飯にするとしよう。)

 

スチーマーからマイアラークの肉を取り出して、串に刺して布と紙で包んでおいた。

ついでにニンジンを茹でてスティックにしておいた。

その後荷物の最終確認をしながらユメが起きてくるのを待った。

 

5分後にユメは起きてきた。

 

「おはようございますジョンさん。」

少し寝ぼけた声でユメは銃のメンテナンスをしているジョンに声をかけた。

 

「ああ、おはようユメ。後1時間で出発にするからそれまでに身支度を整えてくれ。」

 

顔を上げて彼は銃を仕舞いながらユメに答えた。

 

ユメは顔を洗ったりして身支度をしてソファに腰掛けた。

 

「身支度が済んだなら出発するか?」

 

そうユメに問いかけると彼女は答えた。

 

「はい、出発しましょう。」

 

「了解、さて行くか。」

 

その後彼らは2日かけてアビドスの郊外にたどり着いた。

 

                       

 

日が登り始めていた。

 

「やっと辿り着きましたね。」

 

「そうだなユメ。じゃあここからアビドス高校までどのくらいかかりそうだ?」

 

「半日も歩けば辿り着けると思います。はぁ〜ようやくホシノちゃんに会える〜。」

 

安堵したユメを尻目に彼は近づいてくる人間がいる事に気づいた。

 

(数は…20人程度か。ユメの話によれば今アビドス高校にいるのはユメと一年生のホシノだと聞いた。更にアビドスには警察機関も殆どいないとも言っていた。つまり囲い込むように近づくコイツらは敵と考えるのが自然だな。)

 

「ユメ、近づいてくる人間が20人程度いる、こっちを包囲しているようだが今から先制攻撃すれば簡単に切り抜けれるはずだ。」

 

「出来れば話し合って解決したいのですが…。」

 

そうユメは少し躊躇いながら言った。

 

「分かった。ならそうしよう、だが準備をさせてくれ。」

 

彼はT-51パワーアーマーを装着し、「ペッパーシェイカー」を構えた。

 

「凄い…。」

 

ユメは少し驚いたようだった。

 

そうしている内にスケバンたちが集まってきた。

 

「おいおいアビドスの生徒会長サマと誰だコイツ、まあいいそれでどうしてアタシらが此処にいると思う?生徒会長サマ。」

 

スケバンたちのリーダー格であろうマスクを着けたスケバンが問いかけた。

 

「話し合うため…かな?」

 

微笑みながらユメはそう言ったがリーダーは嘲笑った。

 

「テメェの頭はお花畑かよ生徒会長サマ、そんなワケねぇだろ!?テメェを人質にしてあのピンク髪のチビに一杯喰らわしてやるためだよ!」

 

「私のことは良いけど…でもホシノちゃんのことは許さないよ!」

 

「ハハッ威勢は良いがこの人数差だぜ?大人しく諦め…

 

『もういい、交渉決裂だ。』

そう冷ややかな声で言いながら彼は「ペッパーシェイカー」をトリガーを引いてスピンアップさせた。

 

スピンアップする銃口を向けられたリーダーが急いで隠れたその刹那、彼女の背後にいたスケバンたちは避けられずにあえなく散弾の餌食となった。

 

「あぐっ!?」

 

「ぐぇ!?」

 

「てめぇらさっさっとあのクソブリキ野郎と生徒会長にありったけの鉛玉喰らわせるんだよ!!」

 

慌てて銃を撃つスケバンたちだったがユメには盾で防がれ、ジョンのパワーアーマーには傷一つ付かなかった。

 

『お返しだ。』

 

ジョンはVATSを起動しながら武器をライトマシンガンに切り替え、顔を出しているスケバンたちの頭に正確無比に弾を撃ち込んだ。

 

「「「「「「ぐふぅ!?」」」」」

 

「隙だらけだよ!」

 

ユメも合わせて拳銃を撃った。

 

「アガッ!?」

 

「チッ、おいRPGとアレを急いで持って来い!このクソ野郎どもこれでも喰らえ!!」

 

リーダーはグレネードを放り投げ、どこかへ走って行った。

 

『ユメ!盾を構えろ!』

 

飛んできたグレネードをジョンはVATSで撃ちその瞬間爆発した。

 

『ユメ大丈夫か?』

 

「はい大丈夫です。あの子たち逃げたのでしょうか?」

 

『いや、それはないだろう奴らは何か目的があって退いたんだろう。急いで追いかけるぞ。』

 

ユメはうなづくとジョンと一緒に駆け出した。

 

追いかけていたスケバンが見え始めた時、けたたましいエンジン音と履帯の音が聞こえてきた。

 

『「戦車(か)!?」』

 

「クソ野郎ども!コイツの餌食になりたくなきゃ今度こそ降伏するんだなぁ!!」

 

「ジョンさん、あの子たちが欲しがっているのは私の身柄です。ここは私の身柄をひきわたしてしまえば…

 

『却下だ。あの程度の戦車一台大したことない。』

 

「でも!ジョンさんはキヴォトスの外の人だから万が一死んじゃうかもしれないんですよ!」

ユメはそう叫んだが彼は

 

『頼む。俺を信じて欲しい。』

真剣な声で語り掛けた。

 

「おい!どうするんだ!早く決めねぇとぶっ放すぞ!」

 

『作戦を伝える俺がスモークのピンを抜いて3秒後に急いで路地に入って相手の裏に回って欲しい、その間に俺が戦車を引き受けるいいな。』

 

「わ…分かりました。」

 

彼はピンを引き抜いて

 

『3…2…1…行くぞ!』

 

前にスモークを放り投げ、VATSですかさず撃ち抜きスモークが勢いよく爆ぜた瞬間、ユメとジョンは一気に走り出した。

 

「クソ、スモークごとぶちかませ!」

 

その声に応えて戦車は砲弾を撃ち込んだがそこには誰もいなかった。

 

「オイ、アイツ正面から向かってきてるぞ!撃って撃って撃ちまくれ!!」

 

間髪入れずにミサイルと弾丸が雨の如く飛んでくる中を突っ込んで行った。

 

戦車の砲塔がジョンを捉えかけた瞬間、ジョンは戦車を撃ち下ろせるほど高く跳び上がった。

 

『チェックメイトだ。』

 

ジョンは肩に担いだヘルストームミサイルランチャーを全弾発射した。

 

戦車の上部装甲を簡単に粉砕し、戦車は沈黙した

 

「デタラメだ…」

 

そう驚愕するリーダーの後ろを取ったユメが拳銃を突きつけた。

 

「諦めて。」

 

「そんなこと…出来るか!!」

 

リーダーが後ろを向いてアサルトライフルを撃つ前にユメは引き金を引いた。

 

乾いた銃声の後リーダーは倒れ伏した。

 

倒れたスケバンたちに指差してジョンは、

 

『コイツらの処遇はどうするんだ、捕らえるのか?』

 

そう淡々と聞いた。

 

「いえ、捕えてもその後何もできないので捕えないです。」

 

『分かった…待て1人こっちに凄まじいスピードで近づいてくる構えろ!』

 

桃色のショートヘアをした小柄な少女がショットガンを持って走りながらこう告げた。

 

「アビドスで問題起こすのはどこのどいつだ。容赦はしな…

 

「ホシノちゃん!?」

 

「ユ…メ先輩!?」

 

「ホシノちゃ〜ん会いたかったよ〜!」

 

そう言いながらユメはホシノに飛びついた。

 

「ユメ先輩…わたし…あんなこと言って…ごめんなさい…ごめんなさい…」

 

ホシノがユメの胸の中で泣き始めた。

 

「大丈夫だよホシノちゃん。私はここにいるから、だから泣かないで。」

 

ユメがあやすようにホシノに語りかけた。

 

ホシノが泣き止むまで20分ほどかかった。

 

その間にジョンは武器や戦車の残骸を回収した後、パワーアーマーを外した。

                       

 

「えっと、それでこの大人の人はジョンさんなんですよね?ユメ先輩。」

涙で瞼を少し腫らしたホシノが尋ねた。

 

「その通りだ、俺の名前はジョン、ジョン・ウィリアムズだ。君のことはユメから聞いている小鳥遊ホシノだろう、よろしく頼む。」

 

「こちらこそよろしくお願いします、ホシノで構いませんよ。ユメ先輩助けて頂いてありがとうございました。」

 

「構わないさ、倒れている人を見過ごすことなんてできないからな。それで一つ聞きたいんだが、出来たらアビドス高校の場所と部屋を一つ貸してくれないだろうか。無論タダとは言わない、力を貸せることならなんでも言ってくれたらやろう。」

 

「良いですよジョンさん、空き教室はいっぱいあるので、ホシノちゃんもそれで良いよね。」

 

「別にそれぐらいなら私も構わないですよ。」

 

「との事なのでこれからもよろしくお願いしますねジョンさん。なら早速アビドスに向かいま…

 

「ユメ先輩はとりあえず服着替えたりするのに家に私と一緒に行きますよ!ジョンさんには私から道を教えますから。」

 

ユメの汚れた服を見てホシノは少しムッとした顔をしながら言った。

 

「ああ、ありがとうホシノ。先にアビドス高校に向かっておくよ。」

 

ジョンはユメたちと別れてアビドス高校に一足先に向かった。

 

                       

 

ユメ先輩の口調がいまだによく分からない。

そんなことを思いながら書いています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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