Resident Rebuilding Kivotos 作:柊 シズク
ジョンはキヴォトスの金相場を調べていた。
(1g当たり2万円か、俺の持っている金塊全て売ると大体2千万ぐらいか流石に自重しないとな。)
「さて、ガラス工場をさっさっと作ってしまうか。」
ホシノに用意してもらった空き地に向かいワークショップの図面システムを使い瞬く間にガラス工場と事務所が出来た。
(アビドスの所有の土地にある砂とゴミを分別回収するロボットを作るか。
ボディと脚部はロボブレインの物を代用するとして頭部はセントリーボットだな。
有機物、無機物を分別収集する奴と砂を専用のタンクを搭載した奴にさせるか。)
そうして砂を集めるロボットとごみ収集ロボットの二種類をクラフトした。
『『業務を遂行します。』』
ロボットたちが命令を受理し動き出した。
(それでガラス製品の販売方法を考えるか。
移動販売は各学園に許可を取れる可能性はともかく差し出せる対価がほとんど無いな、店舗販売は論外、となると通信販売にするとして宅配方法が必要だな。
宅配便による仲介は出来れば避けたいし、アビドスの車両を使うのが一番良い方法だがこちらが使って良いか聞かなければな。
宅配用の労働力の確保できるまでは俺がやるか。)
ジョンはアビドスの貴金属店に行き少しの金塊を売り、当分の間ポケットマネーを作り、その金でスマートフォンを持つべきと二人に言われたため、携帯ショップで最新機種を購入した。
アビドスに帰る途中、4人のスケバンが彼を取り囲んだ。
「ちょっとおにーさん、アタシら今少しお金に困っててさ…その財布の中身少しくれたら見逃したげるからさっさとくれないかな?」
「金に困ってるなら仕事があるぞ、やるか?」
そうジョンが提案したが
「今って言ったよなアンタ、酷い目に遭いたくなきゃさっさっと金を寄越しな!」
スケバンは銃を向けながらジョンを脅した。
「話の聞かない奴にはお仕置きだな。」
ジョンはすかさず目の前のスケバンの懐に飛び込み鳩尾に拳を叩き込んだ。
「うぐぅ!?」
スケバンはあまりの衝撃に銃を落としうずくまった。
あまりに一瞬の出来事で理解が追いついていない他のスケバンをジョンは倒れ込んだスケバンの銃を奪い、他のスケバンの頭に撃ち込んだ。
「「「あぎゃ!?」」」
「負けを認めるか?」
ジョンがうずくまっているスケバンに問うと
「分かった…アタシらの負けだ。」
「なら一つ俺の言うことを聞いてもらおうか。」
「あんまり無茶なことは無理だぞ。」
「簡単さ、お前達四人にアビドスのパトロールをして欲しい。もちろん報酬は出るぞ。」
「なんでそんな事をアンタがアタシらにやらせるんだ?」
ジョンは教職員証と名刺を渡した。
「なるほど、それで契約書は?」
スケバンは慣れた口ぶりで聞いた。
「待ってろ、今書く。」
ジョンは紙とペンを取り出し5分ほどで書き上げスケバンに渡した。
「こんな高待遇アタシらに良いのかよ。」
「働きに見合った報酬だと俺は思うがな、契約するなら名前を四人分書いてくれ。」
「ねえ!あなたたちもう起きてるんでしょ起きてさっさっと書いてよね!」
(驚いた、今までの口調は作っていたのか。)
声に驚いた三人が飛び起きて全員で契約書にサインした。
「
「「「「はい!!」」」」
その後契約書のコピーを四人に渡した。
そうして四人を雇用したことをモモトークでユメたちに伝えた。
二人は快く了承した後ユメが一つ提案した。
[その子達をアビドスに転入させるのはどうかな?]
[一度学校を退学している人ですよ、素直に入ってくれるとは少し考えられないですけど。]
ホシノは少し心配があるようだった。
[まあ、提案だけはしてみるよ。]
そう答えることしか出来なかった。
そうして彼女達の出勤日になった。
「「「「おはようございます。」」」」
彼女たちはあの時と違い着崩した服ではなくしっかりと着こなした制服でやって来た。
「さて、契約書に書いてあるとおりアビドス高校周辺の警備を君達に任せる、支給品は各自指定量を取っておくこと以上だ。」
「「「「では、行って参ります。」」」」
そうして彼女達を事務所で見送るとガラス製品の配送依頼が届いた
。
(場所は…よりにもよってゲヘナとはな。配送車の装甲と製品の梱包材を強化するか。)
そうして配送車のエンジンを点け、ゲヘナに向かって走り出した。
(
元トリニティ一年生
イジメの被害と校風が合わない同士で集まっていたがやはり耐え切れず中退した後、日雇いで生活費を稼ぎ、土地代が安かったアビドスのボロアパートに住んでいる。
口調は舐められないようにチンピラ風にしていただけで本来の口調は標準語である。
ジョンを襲った理由は3日ほどマトモに飯を食っていなかったため、大人への不信感と空腹による判断力の低下によって行った。
これからオリジナル生徒はどんどん出していくとおもいま