キミノアイバガーズキュンバキュン(ババン)
「どうも〜!タマモクロスいいます!そしてこっちがー?」
「オグリキャップだ、よろしく頼む。」
「見ての通りの芦毛2人で、漫才始めさせてもらいます!よろしゅうお願いします!」
「あぁ!名前だけでも覚えていってくれ。」
「いやアンタ知らんほうが珍しいわ!!逆になんでこんなことしとんのか心配される立場のウマ娘やでアンタ?」
「大丈夫だタマ。漫才でも、私はオグリキャップだ!」
「…アカンごっつ不安になってきたわ。まぁこんなんですけど、よろしゅうお願いします!」
「なぁオグリ、この前ウチの弟と妹からな、学校の宿題一緒に考えてくれって言われたねん。」
「一緒にか?どんな宿題だ?」
「それがな、『将来の夢』やっちゃうねん!いや〜懐かしいわ、ウチも小さい時にあったあった!」
「タマは今でも小さいぞ。」
「おどれド突いたろか!?誰が今でもチビや!!」
「可愛いのに…。」
「アホぬかせ。いやそれでな、ウチはどんな将来夢やったかって聞いてきてん。」
「なるほど。」
「ウチの夢は、兎に角レースで勝ちまくって有名になって家族の暮らしを楽にさせたいってのが昔からの夢やったわ!」
「おお!夢を叶えてるじゃないかタマ!」
「そうか〜?いや、改めて口に出すと恥いわこれ。」
「タマは凄いな。」
「よせよせ〜。そういうオグリはあったんか?将来の夢?」
「私か?私はな…」
「どて煮」
「………おん?」
「ドテニキャップだ、よろしく頼む!」
「いやいやいやいやいや!?!?分からん分からん分からん!?!?!?」
「落ち着いてくれタマ。」
「いやビックリするやろ!?どて煮ってあれやろ?豚のモツとかを味噌と砂糖で煮込んだやつ?」
「そうだ、美味しいんだ…!」
「好きなのは分かったけども!自分いくら食いしん坊言うたかて、食い物そのものに成りたいとはならんやろ!」
「どて煮は色んな具材を取り込んで美味しくなるんだ。私は色んな人たちからの愛情を沢山貰ってきたから、そんなどて煮のように成りたかったんだ。」
「あ〜、アケボノのちゃんこ鍋みたいな意味でか…。ビックリしたわ…。」
「ああ!しかし、タマを見習って私も夢を叶えたくなってきたな…。」
「よし!今から私は最強のどて煮になるぞ!」
「今から!?」
「シン・ドテニキャップだ、よろしく頼む!」
「それ気に入ったん!?アイドルウマ娘からどて煮は落差エグいで!?」
「まずは鍋だ。なるべくデカいのがいいな…!」
「ほんまに作る気や…。デカいってどれくらい?」
「琵琶湖。」
「バカデカいなぁ!?!?」
「まずは具材からだ。モツは何回も茹でて臭みを抜いていく。」
「なんか下処理ちゃんとしてんの腹立つわ。」
「ちゃんとしないとな臭みが(モゴモゴ)残ってひまう(モゴモゴ)」
「そんなもんつまみ食いすな!!食えたもんちゃうやろ!!」
「入れていくぞ。モツ、こんにゃく、トレーナー、ごぼう…」
「待て待て待て!?!?なんか変なの入った!?トレーナー!?」
「タマ…、今の私がいるのはトレーナーのおかげなんだ。」
「なんかいい話にしようとしてるけど、そのトレーナー鍋にぶち込んでるからな!?」
「次は調味料だ。赤味噌、味醂、クリークから貰った飴。」
「砂糖を飴ちゃんで代用しようとしてる!?」
「ドドドドドドあ、しまった!?甘く成りすぎた!!」
「クリークのやつどんだけあげとんねん!?琵琶湖サイズ甘くするのは相当やで!?」
「具材を追加する形で抑えよう…。えっと…イナリ。」
「どっちの!?なぁそれどっちのイナリ!?」
「そこに住んでたブラックバスとザリガニ。」
「琵琶湖が活用されとる!?」
「よーく煮込んでからネギを置くんだ。最後に、なぁタマ…。」
「なんや。」
「私と一緒の、どて煮に入ってくれ!!」
「入れるかどアホぉ!!!」
「もうやってられんわ!どうも、ありがとうございましたー!!」
「ありがとう。」
どちらかと言うとホンモン系は焼肉にするほうが好き