ハシッイッテーハシイッテーアコガーレモ(デデン)
「やー、諸君!私はアグネスタキオン。本日はお集まりいただき、実に感謝するとも!そらっ!」(ポイッ)
「…マンハッタンカフェです。何故よりにもよってこの人と横並びなのでしょうか、私は…。」
「そんなこと言わないでおくれよカフェ(ポイッ)。こうして同じ舞台に立った以上、私たちは一蓮托生だとも(ポイッ)」
「…ところでタキオンさん、何を投げてるんですか?」
「これかい?はい、カフェにもあげようねぇ〜。」
「…?飴玉?」
「舐めると上唇が発光する飴だとも!」
「フンッッ!!」(ドゴォッ)
「痛ぁいっ!?」(肩へのダメージ)
「あっ、いっ、飴配ってるだけだろぉ!?」
「ばっちぃですね…」(フキフキ)
「私の白衣で手を拭くのはやめてくれないかな!?そっちの方が傷ついたよ私は!」
「まったく…カフェ、君はそんなんで大丈夫なのかい?こんな暴力的だったら君の将来の夢は上手く行かないんじゃないかな?」
「私の夢…?」
「…お嫁さん?」
「ブライダルイベント引きずってるねぇ!?」
「そうじゃないよ喫茶店だろ君ぃ!」
「…あ、そっちですか」
「そっちしかないだろぉ!?そんなんで大丈夫かい?」
「大丈夫ですよそっちも…」
「そっちも!?本当かい?じゃあ今から、私が客をやるから。カフェは実際に店員になったつもりでやっておくれよ。」
「いいですよ。」
「おや?こんな所に喫茶店が出来てるじゃないか。入ってみるか(ウィーン)」
「自動ドアじゃないです。」
「面倒くさいねぇ!?」
「ベル付きの引き扉がいいです。」
「分かったよ、ベル付きだね」
「喫茶店があるじゃないか、入ってみるか(カランカラン)」
「次は入ってすぐ自動ドアです。」
「痛ったぁ!?!?」
「なんで扉入ってすぐ扉があるんだい!?鼻ぶつけたよ!?」
「防犯意識を高めた結果です…。」
「防犯で2重扉にはしないだろ!?まったくもう(ウィーン、カランカラン)」
「(ピロロロロ)ご乗車ありがとうごさいます。次の駅は『喫茶まんはったん』…『喫茶まんはったん』でございます。」
「なんか乗せられてる!?」
「喫茶店だろ!?なんで喫茶店行きの電車に乗せられてるのかな私は!?」
「えー…お客様、機内販売でこざいます。」
「続けるのかい!?」
「お食事、お飲み物を用意しております…」
「えー…じゃあ紅茶をひとつ…」
「紅茶付きデラックス豚カツごつ盛り弁当ですね?」
「紅茶付きデラックス豚カツごつ盛り弁当!?!?」
「そんなギトギトしてそうな弁当いらないよ!?紅茶だけでいいよ!?」
「すみません、紅茶はデラックス豚カツごつ盛り弁当にしか付いていないんです…」
「単品で分けたまえよぉ!?合わせるにしても組み合わせ最悪だよこれ!というか喫茶店行く前に食べる物じゃないねぇ!?」
「今ならお口直しの飴もサービスしています…」
「レストランとかで最後に貰うやつ…あ、違うこれ最初に私がばら撒いてたやつだ!?危ない!?」
「あー、あー、皆様、この度はご乗車いただき誠にありがとうございます。」
「あ、車内放送だ。」
「まもなく、『喫茶まんはったん』に到着いたします。」
「いやまったく…喫茶店行くのに時間をかけ過ぎだよ…」
「降りられる際には、忘れ物と足元の油にご注意ください」
「足元汚いねぇ!?!?」
「ギットギト!?絶対あの弁当のせいだろ!?まったくやっと着いたよ(ウィーン)」
「自動ドアの次はベル付き扉です。」
「痛ったぁ!?忘れてた!?面倒くさいねぇ!?」
「いらっしゃいませタキオンさん…、ご注文は?」
「…紅茶をひとつ貰えるかな?」
「うちはコーヒー専門店です。」
「ここまで来た意味ないねぇ!?」
「どうでしょうか…タキオンさん?」
「…喫茶店よりお嫁さんのほうがいいかもしれないねぇ!」
「いぇい。どうも…ありがとうございました。」
「ご拝聴どうも。」
このコンビの漫才が公式の二番煎じという事実