NARUTOはNARUTOでもアニナルなのでややこしい(この作品の執筆がね)   作:こうすけ増田劇場版

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第1話

 

「お前さんを転生させる!安心しろ、大人気漫画のNARUTOだ!転生特典はちょっとマニアックかもしれないがコレだ!」

 

 的な感じの事を言われて転生させられた。

 どうせ転生するのならばイナズマイレブンとかの方が良かったりする……NARUTOって考えようによっては和風ダークファンタジーな世界でもあるから。

 

 俺の意思は無視かいなとなり、NARUTOの世界に転生させられた。

 よっしゃあ!!と喜ぶ奴は喜ぶだろうが冷静に考えてみろ、物語序盤の方で素手で岩を破壊する奴等が当たり前で更には倒すんじゃなくて殺す世界だ。

 

 バトル漫画でよくある敵を倒すとかあるけど、ホントに倒すだけのものもあれば文字通り命を奪う殺すもある。

 NARUTOは主人公のうずまきナルトSideは極力人を殺さない様にしていてもう1人の主人公でもあるうちはサスケは迷いなく殺している。どっちが正しいかと言われればどっちも正しいとしか言えないのが厄介だ。

 

 結果的には世界を滅ぼすタイプの悪人達と違って人類の発展の為や気になった疑問や謎を解き明かしたいから倫理観バグってるタイプの悪人と言い難い学者肌な敵キャラとかそういうのは殺すのか殺さないのか……倫理観バグってるタイプはともかく世界を滅ぼすタイプは殺すべきだとは思っている。百害あって一利無しだから。

 

 そんなこんなで転生して数年、木の葉の里の忍者アカデミーに入った。

 正確に言えば入らざる負えなかった……九尾の襲来事件の際に孤児になった子供A、要するにイルカ先生と同じ立ち位置でありなんか自動的に忍になることが決まっている。幸いとも言うべきことは老害達に利用されないこと、三代目はまだギリギリだけども他はなんかもうはよくたばれよと思っている。

 

「ざっくりだな」

 

 忍になるのが嫌だなんだと断ったとしても行く宛も何もないのが事実だ。

 放置していたらしていたで木の葉の里にペイン六道がやってくるのだけは確定だから真面目に頑張るしかない。

 

 今は図書室で本を読んでいる……理由?公式が色々と語っていないのが多すぎるからだ。

 NARUTOは岸影様が担当編集との激闘の末に成り立っている作品、具体的に言えば水遁とかの属性系の術をしっかりと位置付けたりせずにスゴいざっくりとしていた。初期の頃に水龍弾の術とか氷遁とか色々とやっている。

 

 30巻過ぎた辺りでやっと属性の概念を教えてくれる作品ってどうよ?

 まぁ、それ言い出すとナルトの必殺技の代名詞である螺旋丸が出たのは連載4年目ぐらいとか言う中々の狂気……NARUTOの世界は公式が説明してない所とか絶対になんにも考えてない所とかある。紙パックとかカップ麺とかエンジン付きのモーターボードとかクレーン車とか普通にある癖にテレビゲームとかそういうのが無い。昭和初期頃のざっくりとした世界観だ。

 

 その中でも特にざっくりとしているなと言うか公式ガイドブックとかを買わなきゃ説明してくれない事、陰遁と陽遁だ。

 火、風、雷、土、水の基本の属性にそれを複合させた属性があるがそれとは別の方向に陰遁と陽遁がある。シカマルの影真似の術やチョウジの倍加の術なんかの属性が分からない感じの術は大体はコレに該当している。

 

 無から形を作るのが陰遁で創造を司り、精神エネルギーを元に作られている。形に命を吹き込む陽遁は生命を司り身体エネルギーを元に作られている。概念的なざっくりとしている感じだ。

 チョウジのは陽遁、チャクラで生命力を一時的に活性化させたりしていて体を弄くってる。逆にシカマルのは陰遁、本来は質量もなにも持っていない筈の影にチャクラと言うエネルギーを与える事で形を作っている……そんなところか?

 

「はぁ、萎える……」

 

 ナルトと同じ年齢で何処かの忍の家系かと聞かれればそうとも言えるしそうとも言えない。

 うちは一族みたいな忍を生業にしていた一族じゃなくて何処にでもいる忍の家系、要するに四代目火影みたいなもの……故に誰かから指導を受けるみたいな事は無い。ボルト世代じゃ最終回発情期(ファイナルファンタジー)のおかげかナルト達がこれから時間をかけて覚えないといけない事をサラリと覚えている。単純にナルト達の指導がいいのと才能の塊なんだろうな。

 

「チャクラは……なんだ?」

 

 身体エネルギーと精神エネルギーを合成した物がチャクラだ。

 こう、誰にでも見えるし感じる質量を持っているエネルギーってのは実際のところは存在しない……科学の世界じゃ重力と電気磁力、後はちょっと分かりづらくて俺も正直に言えばよく分からん強い力と弱い力しか存在しない筈だ。

 

 陰の力で質量を作り、陽の力で何かしらのただの塊でなく何かしらのエネルギーを作っている……

 

「あのオカマの知的探究心はバカに出来ねえな」

 

 質量を持ったり消したり出来て色々な物に変換することが出来る万能なエネルギー、チャクラ。

 大蛇丸が世界征服とかそういうのじゃなくて純粋な探究心とか好奇心とかで忍術に関して色々と研究している。研究の為のやり方や倫理観が終わってる所を除けば大蛇丸が忍術に関して色々と研究していて知的探究心を満たして満足しているのも無理は無い。とは言えやり方は汚いのは事実だが。

 

「印は……プログラミングか」

 

 チャクラがなんなのかをざっくりと学んだ後、印について学ぶ。

 多分、岸本先生と担当編集がいちいち印を作るのが面倒とか手間がかかるとかで出番はあるけど特にコレと言って言及が無くてアニオリとかで少し説明された忍が忍術を発動する時に使う印に関してはあっさりと分かる。ただのプログラミングだ。

 

 チャクラという様々な物に変化することが出来る万能なエネルギーを何かしらの形に変換する……そこまでを聞けばただの性質変化じゃないのか?となるが、それよりも一歩踏み込んだ先にある。

 分かりやすく言えば右回転の渦潮と左回転の渦潮がある。印を結ばない場合は自前のチャクラとチャクラコントロールで回転させ続けなければならない、クシャミとかしたら一瞬かもしれないが渦が止まる。だが、印を挟めばその忍術に使ったチャクラが消えるもしくは行動が終わるように命じるまで自動的に右回転の渦潮と左回転の渦潮を起こし続けることが出来る。

 

 コントロール技術は意識してやるもんで印を結べばそれを解消する事が出来る。

 そしてアカデミーで習う変化の術や分身の術みたいに何属性に分類されるの?とよく分からんのも陰遁と陽遁を印を結んで色々とややこしいプログラミングをして行っている。じゃあ、性質変化修行とか無駄じゃないのと思えるがそうもいかない。

 

 印を結ばなくてもチャクラコントロールさえ出来れば可能な忍術の境地にある螺旋丸とその正統進化系の螺旋手裏剣。

 アレは使用者のチャクラが完全に物を言うタイプの冷静に考えればチャクラゴリ押しの忍術……元となってるのがチャクラの塊である尾獣の必殺技である尾獣玉だから発想を得たからそりゃそうなる。尾獣とか一族秘伝忍術とかを除けば誰でも理論上は会得出来る術で一番強いのは多分だが螺旋丸だろう。ただし製作者が想定していた使い方をしてない感じやそもそもで途中段階の忍術だが。

 

 色々とあるが考えられることとして性質変化の修行は大事。

 最終的には四代目が別の場所に飛ばした尾獣玉をどうにかしようとして岩隠れの忍に簡単な土遁を教えてくれ的な事を言っているシーンがある。それで皆で土遁系の術で壁を展開したが、全員が全員が土の性質変化を持っているとは考えられない。

 

 そうなれば考えられることとして適性とかレベルとかがあると考えられる。

 スゴくざっくり言えばポケモンで言うところのタイプ一致技だ。

 多分、システムとしてはこうだろう。

 風遁の適性がある忍は風遁系の術を風遁の適性が無い奴よりも高度に幅広く使える。複数の竜巻を起こしたりする高レベルの術からナルトの風遁螺旋手裏剣やアスマみたいに風遁のチャクラ刀みたいな印を結ばなくても使えるチャクラコントロールが物を言う技術を風遁の適性を持っていてしっかりとした修行をしている奴なら使える。

 そして印を結んで発動するタイプの風遁を発動する場合、発動者のチャクラが風遁に変化させやすくて風遁の適性が無い忍よりもより強い風遁が使える。

 

 仮に風遁の適性が無いのならば風遁の術は印を結ばなきゃ出来ないし、チャクラが風属性に性質変化しにくい。よって実戦に使えないもしくは使えるには使えるがクーラー程度の風を起こす程度で忍術として扱えないものになってしまう……そう考えれば5つの属性を完璧に使いこなせる三代目、卑劣様、大蛇丸、カカシ先生と、同じ事を標準装備出来る写輪眼ってチートだな。

 

「うーす……なにやってんだ?」

 

「勉強だよ、勉強」

 

「熱心だね」

 

 色々と頭の中で考えたりしていたら図書室にシカマルとチョウジがやって来た。

 大人になったシカマルならともかくまだ子供のシカマルが図書室なんて明らかにありえない事だが一応は理由はある。

 

「読書感想文ってめんどくせえ」

 

「文字ばっか読んでるとお腹が空くし甘い物を食べたくなるよね……」

 

 アカデミーの宿題である読書感想文を出す為に本を読みに来た。

 一応はこの読書感想文には意味がある。課題図書に暗号が仕込まれているからそれを見つけ出すこと、それが出来れば満点を貰える。それ以外にも普通に本で読解力を鍛えろってこと。

 

 ナルトが最終的には火影になるけど、明らかに事務処理能力とかは低い。

 初代のおっさんは多分やることは出来るし、勉強も頑張ろう!と言う意識はあるけど情に流されたりして組織運営をする上であんまやっちゃいけない特例を作ろうとする。卑劣様は問題無いどころか完璧以上に出来る……ただコレに関しては多分、初代のおっさんが盛大な事を考えて実行し卑劣様がそれを上手くフォローする感じの政策だったから卑劣様が嫌でも上手くなった感じがある。

 

 冷静に考えて尾獣をタダで売ろうとした初代のおっさんが悪い。

 卑劣様の事だから一尾と九尾以外の尾獣をエグい額で売ったんだろう。力による支配での制御じゃなくてキラービーと八尾みたいな関係性で力を貸してくれる状態ならば戦術じゃなくて戦略兵器として使えるけども、当時それが出来る奴が居ないし考えることもしない。その時代で出来る可能性がある存在はネームドならギリギリ初代のおっさんか分福だけで、基本的にはコントロール不可能で場合によっては自滅する兵器をエグい額で売るのは流石の卑劣だ。

 

 三代目に関してはなんとも言えない。具体的に言うとダンゾウと大蛇丸が余計なことばかりし腐っててそれを見て見ぬふりしてる所が大きい。三代目自身が悪いとは言わないけど結果的には三代目の周りに居る奴等がロクな事をしない。あの2人と相談役2人が居なければ三代目は普通に優秀だが汚点の部分がデカすぎる。

 

 四代目に関しては問題点を探す方が難しいぐらいに問題点は無い。

 普通に頭良くて忍術の才能もあって人格にも優れていて、時には情に流される事もあるがそれもまた人間らしいしその分のフォローをしっかりとしている。四代目が生存してるかしてないかで色々と情勢変わるし、そもそもで本来はこれからの木ノ葉の里を引っ張っていくフレッシュな火影だったのに九尾の一件で死んだからな。

 

 五代目に関してはまぁ、一応は問題無い。叩き上げとかじゃなくて血筋も能力も普通にエリート忍者だ

 ただギャンブル……弱いのにギャンブル中毒になってる。

 火影になって遊びに行けなくなるからか宝くじを買ってたがアレはもう病気だよ。そしてその原因を作った諸悪の根源は初代のおっさんである。億単位の借金をヤクザ相手に背負ってる。投資とかじゃなくてギャンブルで無くしてる……え、五代目様は錬金術師?それはパチンカスの名言。

 

 カカシ先生は……まぁ、今までの火影が色々と濃かったのと大きな戦いをする時代から戦争はしないけどもそれはそうと富国強兵とかの時代に切り替わっていくから頑張ってるし、一応は多方面でエリート忍者でその上でシカマルが頭を貸してくれてるから問題無し。

 

 まぁ、色々とあるが文武両道は大事ということ。

 

「この課題図書の暗号なら解読したけど、使うか?」

 

「お、サンキュー」

 

「暗号なんか書いてるんだ」

 

 課題図書のホントの意味を知っているシカマルは課題図書に隠されている暗号さえ書いとけば点数は貰えるとありがたくいただく。

 チョウジは暗号がなんてあったんだなと驚いていたが、貰えるものは貰うと答えを貰った。

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