忍の世界とか割と詰みである   作:こうすけ増田劇場版

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第25話

 

 BLUE DRAGON、ドラゴンボールやDr.スランプの作者である鳥山明先生が生涯最後に携わる筈だったアニメだ。

 筈だったのはBLUE DRAGON自体はちゃんと携わっていたんだけども、その後にドラゴンボール改とかに関わって生涯最後に携わったじゃなくなった。

 

「その術……奈良一族秘伝忍術である影を操る術の応用かしら?」

 

「さぁ、どうだろうな」

 

 大蛇丸は他の人よりも才能がある程度の忍だと俺を認識していたが、ブルードラゴンを見て興味を抱いた。

 俺がブルードラゴンについて分かっていることは僅かだ。

 

 ブルードラゴンは俺の影と繋がり影から生まれている。子供に遺伝するかどうかは不明だがクローンを作ってもコピー出来ない。

 

 ブルードラゴンと俺は心の声とかで会話をすることは出来ないが表に出ていない時の普段の光景は見ていて表に出ている時は感覚の一部が繋がっている。

 

 俺の精神世界ではブルードラゴンと対話とかそういうのが出来ない。

 

 ブルードラゴンを戦わせると言うか動かす動力源はチャクラであり、仙術を覚えたりすることでパワーアップさせる事が出来る。

 

 この世界の仕様にブルードラゴンは作り替えられているが、性格的にはBLUE DRAGONのブルードラゴンで間違いはない。

 主人公の相棒であるが最初は傲慢な性格と圧倒的なパワーで言うことが全くと言って聞かなかったが出俺が出した時は口は悪いが話し合いをするぐらいには心を開いている。

 

「頼んだぞ、ブルードラゴン」

 

「いくぜ!」

 

 俺は鞘に刀を納刀し、ブルードラゴンに戦うのを任せる。

 ブルードラゴンと一緒になって戦うことが出来るかと聞かれれば無理……ブルードラゴンにチャクラを送るのに意識を向けなきゃならない。将来的にはそう言うのを気にせずに使いこなせる様にはなりたいが今は無理。ブルードラゴン自身が意思を持ってて勝手に動いてくれるけども、ブルードラゴンを動かしながら自分も忍術で戦うとなれば体のコントロールとかそういうのが……BLUE DRAGONじゃ敵は基本的には自分と同じぐらいのサイズが相手だが、この世界じゃ須佐之男と人柱力を除けば巨大怪獣戦をしなくてもいい。

 

「ふん!」

 

「ぐぅうう!」

 

 ブルードラゴンは大蛇丸を殴った。

 今まで圧倒的強者として余裕を見せていた大蛇丸だったが、ブルードラゴンの拳の一撃を受けて大ダメージに……ならないんだよな……いや、ダメージ自体は成立しているけれども、大蛇丸って肉体と魂というか意識を分離する術を覚えてて、サスケの肉体にその術を使う為に今回やってきたわけで……殺すのが普通に難しい。

 

「この一撃、何発も受けてたらキリが無いわ。口寄せの術!」

 

「おいおい!テメエ、なにを呼び出すかと思えばよ……ただの蛇が、ドラゴンに勝てると思ってんのか!!」

 

 ブルードラゴンの拳骨を受けた大蛇丸はまともに受けていたら厄介だと口寄せの術を使った。

 明らかに現実では見ないサイズの巨大な大蛇だったがブルードラゴンは臆さない。

 

「ラスティーネイル!」

 

 ブルードラゴンの両腕がチャクラの刃を纏う。

 スパンと口寄せの術で呼び出した大蛇を軽々と斬った……こういう時は恐ろしい速度で再生するとかそういうのがないのかと一瞬だけヒヤリと心配したが殺された大蛇はボンと煙を巻き上げて消えた。

 

「口寄せ動物すらも軽々と……チャクラ量は尾獣や五影レベルじゃないけれど、力だけはそのレベルね」

 

「まだ三段階のパワーアップを残していると言えば?」

 

「あら、面白いじゃない……」

 

「辰五郎、あの蛇野郎をぶっ飛ばすぞ!力を寄越せ!」

 

 ブルードラゴンはまだ三段階のパワーアップを残していると言えば大蛇丸の知的好奇心が傾いた。

 ブルードラゴンは大蛇丸を完全に倒すと言って俺に力を寄越せと言うので俺はチャクラを渡す。

 

「ブルーエクスプロージョン!」

 

「口寄せの術!」

 

 ブルードラゴンは青色の咆哮を放つが大蛇丸は再び口寄せの術を使った。

 また大蛇を呼び出すかと思えば大蛇でなく羅生門を3枚口寄せし、1枚を貫き1枚を凹ませた。

 

「尾獣には似ているけれど異なるところがあるみたいね……」

 

「さぁ、どうする?流石のお前もコレは厳しいだろ?」

 

「チャクラを持ってかれてる状態を隠そうとしても無駄よ……貴方のデータは入っている。今の今までコレを隠していたって事はコレにはそれ相応のデメリット……例えば人柱力と違って自分のチャクラで動かしたり、影真似の術の様に範囲制限がある」

 

 尾獣ならば三重の羅生門を破壊することが出来たがブルードラゴンじゃ1枚を破壊して1枚を凹ませる事しか出来なかった。

 ブルーエクスプロージョンとラスティーネイルの2つを使った俺はかなりのチャクラを持っていかれており、大蛇丸はこの場を突破する方法を考えて……印を結んだ。影分身の術だ。

 

「貴方の評価は変えるわ……面白い物を持っているんだから」

 

「マーキングはサスケくんだけどね」

 

「辰五郎!」

 

 影分身の術で大蛇丸が2人になった。

 1人は本物でもう1人は本体でありどっちがどっちなのかは分からない。だが、ブルードラゴンを使っている時の現段階のデメリット、ブルードラゴンを動かしている間はそんなに激しい動きや自分の忍術を使うのにチャクラを回せない。

 

 ブルードラゴンにも何かしらの欠点があると予測した大蛇丸はブルードラゴンの足止めの為に1人が動く。もう1人の大蛇丸は俺、目掛けて飛んできた。

 

「流石は大ベテランだ……だが、それは読まれる事を読んでいた……空裂斬!」

 

「っ……がぁああ!?」

 

「あぁ!?空裂斬が通じるだと?」

 

 まともに動く事が出来ないから、空裂斬にのみ技を絞った。

 大蛇丸には空裂斬が通じる……それにだけずっと賭けていた。鞘に納刀していた刀を抜いて居合斬りの如く刀を振るう。近付いてくる大蛇丸に空裂斬は命中して大蛇丸は苦しみだした。ブルードラゴンが空裂斬が大蛇丸に対して通じる事を驚いた。

 

「この感じ見えないチャクラ刀じゃない……チャクラの流れを断ち切る……いいえ、もっと根底にある」

 

「この空裂斬はただの見えないチャクラ刀じゃねえ、陽遁や陰遁に分類される術によって変化されたり生み出されたりした本来の形じゃない物を変化させるチャクラを流している根本的な部分から斬る技……この技が通じるってことは、何かしらの術で肉体を弄くってる奴に対してはめっぽう強い」

 

「…………私とした事が、とんでもないミスをしたわね」

 

「どうした?百戦錬磨なんだからまだ色々と出来るだろう?」

 

 空裂斬が物凄く通じる相手に直接ぶつけるのは初だが、シカマルの影真似の術に空裂斬を撃ち込んだ事がある。

 その結果、シカマルは上手くチャクラを練ることが出来ない状態になった。少ししたら回復したが、空裂斬は陽遁や陰遁の根底にあるチャクラ、そしてそのチャクラの根底にある不自然な命を斬る。

 

 大蛇丸は他人の体を乗っ取る術を使って他人の体を乗っ取っている。

 それは5つの属性でも血継限界でもなく陽遁か陰遁の分類されていて、大蛇丸は本来はありえない体をしている。肉体を乗っ取っているから多分、精神エネルギーがメインの陰遁だろう。

 

「大蛇丸……あんたは忍術を解き明かす者と言っていたな」

 

「……ええ、そうよ」

 

「ならば1つ交渉だ」

 

「……交渉?……今ここで私を殺して地の書を手に入れれば貴方は忍として華やかしい道が待ち受けているのよ?」

 

 S級犯罪者として国際指名手配犯の大蛇丸。

 その大蛇丸を殺して地の書を手に入れれば中忍試験の不安要素は大きく解消するどころか、俺に忍として明るい道が待ち受けている事を指摘する……と同時に何かを考えている。俺がなにを考えているのかと、この交渉が成功すればこの場を切り抜ける事が可能だと。

 

「そんなもんは今じゃなくていい……死んだ人間と会話をする術はあるか?」

 

「ええ、あるわよ……どうするつもり?九尾のガキに殺された両親に会いたいなら時間をかければどうにかなるけど、今の私には不可能よ」

 

「顔の知らん両親じゃない……初代火影と二代目火影との会話を望む」

 

 ここから原作通りに動かなきゃいけねえから……大蛇丸がバレずに俺達に接触してくるこのタイミングでしか交渉する事が出来ない。

 初代のおっさんと卑劣様との会話を

 

「……どういうつもり?」

 

「お前の目的であるサスケは拉致しに来たのか?それとも絶滅危惧種のうちは一族のサンプルを採取しに来たのか?」

 

「いいえ、違うわ……マーキングに来たのよ」

 

「おい、コイツキモいぞ」

 

「ちょっと黙れ、マトリフ」

 

 大蛇丸の発言に対してキモいと言うマトリフ。

 今、大事な話だから余計な事は言うなと睨みを聞かせたが大して通じない……

 

「うちは一族の遺伝子サンプルなら一応は持っているわ……でも、私が欲しいのはカカシの様な写輪眼そのものじゃなくて写輪眼と写輪眼の本来の持ち主であるうちは一族であるサスケくんよ。拉致しようと思えば出来なくもないけれど五月蝿いのが多いし……なによりサスケくんはまだ熟していないわ」

 

「熟してない、ね……」

 

「ええ……今の段階ではその龍を除いても忍としては貴方の方が上よ。でも、サスケくんの才能ならばもっと高い所に行ける。最高の状態でサスケくんを手に入れないといけない。その為の準備についででやって来たのよ」

 

 まだ熟してないサスケを拉致するつもりはない、頃合いな時を待っている……言い方が言い方だけにオカマの発言にしか聞こえない。

 

「私が目的を言ったのだから、貴方が目的を言うのが筋じゃないかしら?」

 

「……今に繋がる大蛇丸にとってもサスケにとっても面白い情報を初代火影と二代目火影が持っている」

 

「私はともかく、サスケくんの?……初代も二代目も貴方達とは全くと言って対面は無いでしょう」

 

「だが、きっとお前にとって面白い情報だと思えるものがある……初代火影と二代目火影とサスケの経歴から面白い情報が見つかる」

 

「……」

 

 親を呼び出せというのはまだ分かるが、初代のおっさんと卑劣様を呼び出せという発言に対してなにかがあると大蛇丸は確信している。面白い情報はあるにはある……それだけの価値があるのか?と言う疑問を持っている。

 

「辰五郎!」

 

「なんだそれは!?」

 

「あ?んだよ、ビビリどもか」

 

 殿を務めると言ったのに戻ってきたナルトとサスケとサクラ。

 ブルードラゴンは一連のやりとりを見ていたのでビビリと言った。ナルト達は……草隠れの里の忍を抱えている。

 

「俺の文字通りの隠し玉だ……つか、なんで戻ってきた」

 

「なんでもあるか!!仲間を見捨てるなんざ俺は絶対にしねえ!!」

 

「そうか……」

 

「コレを見て!……貴方の仲間が殺されたくないなら、巻物を渡してこの場から引きなさい!」

 

 サクラが苦無を両手に草隠れの忍を人質に取った。

 大蛇丸にとっては使い捨ての駒かなんかだろう……大蛇丸が逃げるのには都合の良い展開といえば展開だが……どうする?

 

「まだまだ甘いわね」

 

「サクラっ!」

 

 どういう風に動くかと思えば大蛇丸は3人の背後から飛び出してきた。

 ブルードラゴンには感知能力なんかはないのでこういう奇襲に対しては弱くサスケがサクラの名を呼べば……大蛇丸はサクラでなくサスケを狙い首元に噛み付いた。

 

「っぐ……」

 

「サスケくん!まさか、毒を」

 

「毒も使いようによっては薬となるわ……さっきの話だけれど、いいわよ」

 

「なにがいいだ!サスケに攻撃しやがって!俺が一発」

 

「!」

 

「「!?」」

 

「馬鹿野郎……クソっ……辰五郎、まだ戦えるか!」

 

「まだ行けるには行けるが……大蛇丸、さっきの話の返事は?」

 

「さっき言ったでしょ……色々とやっているけれど、コレでも三忍の中じゃ色々と融通が利く方よ。貴方としても2人が居たら邪魔でしょ」

 

 幻術で軽く眠っているサクラとナルトを見ると同時に草隠れの忍を回収する大蛇丸。

 さっきの話を受けるか受けないかについて答えを貰おうとすれば……胃袋の中からポコォっと地の書を取り出した……ヌルヌルじゃねえか。

 

「2つの約束はしっかりと守るわ……先ずはこの地の書、そしてこの術は生贄が必要なのよ……貴方達は本当に運がいいわね」

 

「「大蛇丸様!?」」

 

 大蛇丸はこちらに向かって襲ってくる気配は無い。

 印を結んでいて草隠れの忍を押さえている。草隠れの忍は助けてくれたんじゃないのかと慌てた声を出し……術が発動したのを見たのでマトリフを消す。

 

「穢土転生の術!」

 

 大蛇丸がそういう地面に掌をつければ草隠れの2人の忍に塵が舞い……初代火影、千手柱間と二代目火影、千手扉間が呼び出された。

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