忍の世界とか割と詰みである 作:こうすけ増田劇場版
「さて、お前達に任務を与える」
自来也さんがナルトを引き連れず、サクラが綱手様に弟子入りと原作でなくアニオリのルートに入った。
ナルトが何回かサスケの行方を探す為に、綱手様も色々と気を利かせて任務を出しているが失敗に終わったりする。
「俺等って……スゲえ戦闘系に偏ってるっすよ?」
「なに、戦闘系の任務だ。カタバミ金山と呼ばれる場所を賊が襲撃してきてな、お前達で始末してこい」
リー、テンテン、ネジ、俺……そしてナルトがこの任務に選ばれた。
明らかに戦闘系の任務に能力が偏っている事を指摘すれば戦闘系の任務だとあっさりと頷いた。
「まぁ、賊と言ってもその辺のゴロツキだ。お前達なら簡単にどうにか」
「俺達で簡単なら他の奴に回して欲しいってばよ……俺ってば、エロ仙人に色々と教わりたいってのに」
「……その簡単な任務ですら手が回らないぐらいに木ノ葉の里は火の車状態なんだ!特にお前には色々と融通しているせいで逆に任務が増えているのだから文句を言うな!!」
ぶっちゃけゴロツキ程度ならばガイ先生率いる……いや、ガイ先生は今回は無しか。
木ノ葉の里は火の車状態で、上忍のエリートであるガイ先生には更に高い難度の任務を与えられてその辺のゴロツキをボコる程度の任務になんぞ回してられない。
綱手様はナルトを依怙贔屓している。だからこそ、その分の皺寄せとかが色々と来ている。
皺寄せが来るならば依怙贔屓をすんなよと思うが、ナルトが人を魅了する力を持っているかと言われればその通りだ。
「辰五郎、お前が主導でゴロツキ退治をしてこい……幸いにも今回は戦いに特化しているメンツを選んでいるからな。心配する事はなにもない」
「綱手様、それをフラグと言うんですよ」
「そんなわけあるか、たかがゴロツキ退治が大きな話になるわけなかろう……なんだったら賭けてもいいぞ?」
「賭けるって、綱手様、流石に辰五郎くん相手にお金は」
「流石にそこまで落ちぶれていない……木ノ葉崩しの影響で遅れていたが辰五郎、お前の新居がもうすぐ完成だそうじゃないか。ならばもしなにかトラブルがあったのならば新居祝いの焼肉代金を全て私が出してやろうじゃないか!!」
ナルトが絡んでいるから絶対にロクな事にならねえよと思っていれば綱手様が賭けを持ち出してくる。
綱手様が五代目就任の際に補佐役になったシズネさんが金賭けるのはマズいと言ってくるので金でなく焼肉を奢るか奢らないかの話になる。
「その代わり負けたら……お前には無限界時空のサインを書いてもらう」
「何故に?」
「実はな……私がこうして五代目火影として就任した為に足取りを掴むことが出来るようになった。そのせいで今まで金を借りていた連中が一気にやってきてな。返そうにも金は無くて困っていたら、奴等はどうやら無限界時空先生の大ファンの様でそれで誤魔化そうと思ってな」
「婆ちゃん、借りた金は返すってばよ!」
「ナルト、この人の借金は洒落にならない額だから……じゃあ、負けたら今度出る新作をサイン付けますよ」
「うむ!では、私の借金を誤魔化すじゃなかった、金山を彷徨いているゴロツキ共を退治して来い!」
いや、せめて本音は隠してくれよ。
距離と任務の詳細な内容からして泊まり込みをしなきゃいけねえとなり、取り敢えず木ノ葉の里を出て歩いていく。
任務の詳細は黒鍬ファミリーとかいうゴロツキが金山を乗っ取って、その時に居た人達を生き埋めにしている。金山の人もセットになってついてきている……護衛と同時に討伐もするという結構難易度高めの任務だ。
「辰五郎くん、僕達はともかくカタバミ金山の方々は非戦闘員です。任務内容からして何処かに拠点を置いてからの行動をした方がいいと思います」
「そりゃそうだけど……なんかアテでもあんのか?もうここまで来ちゃってんぞ?」
リーがカタバミ金山の人達が非戦闘員や任務内容からして拠点を置くことを提案する。
そりゃ言っていることは納得が出来るが既に木ノ葉の里を出てそこそこ歩いている。木ノ葉の里だけが火の国じゃねえのは知っているが、基本的には木ノ葉の里でしか生活をしてねえ。土遁の術で家を作るとかいう器用な芸当は出来ねえぞ。
「勿論、アテはあります!……そう、あれは僕がまだ駆け出しの」
「そういう思い出話じゃなくてちゃんと確証はあるんだろうな?人との繋がりとかそういうのじゃなくてさ」
「ええ、大丈夫です!」
「……大丈夫かしら?リーの事だからなんかとんでもない所に連れて行かれそうな気がするんだけど」
アテならばあるとリーが言えば思い出話をしようとするので、そういうのでなく何かしらの確証はあるんだろうと指摘すれば頷く。
テンテンがリーだからなんかとんでもない所に連れてくると警戒している。ネジも口に出さないけど警戒はしていて、こっちですと歩いていけば……香ばしい匂いがする。
「ああ、懐かしい!」
「この匂い……カレー屋か!」
「ゲジマユ、拠点にするってこのカレー屋の事か?」
「ええ、そうです!このカレー屋はまさに命のカレーなのです!」
「……取り敢えず、腹が減ってるしカレーを食うか」
カレーの匂いを嗅いで懐かしいとテンションを上げるリー。
カレー屋が見えたのでナルトがカレー屋を拠点にするのかと聞けば頷き、命のカレーである事を主張すれば腹具合的にもカレーが欲しくなっている。食べるかと決めれば店からお婆さんが出てきてリーは声をかければ、あの時の!と感動の再会をする。
「そうかいそうかい、任務でここに……だったらカレーを食べていきな」
取り敢えず大まかな事情を説明すれば先ずはカレーを食べろと言ってくる。
香ばしい匂いは凄まじく、美味いカレーライスが出てくるだろうと一同は期待して……出てきたのはカレーのルーが黒色のカレーライスだった。
「……ネジ、白眼で内容物を見抜けない?」
「白眼をなんだと思っているんだ……黒い……いい匂いはするが」
「食べていいのかしら……」
ネジに白眼で内容物を見抜けないかを聞けば怒られた。カレーを食べる為のスプーンを俺達は持っているが震えている。
唯一震えていないリーはカレーライスをパクリと食べれば顔を一瞬で真っ赤にして美味い!と叫んだ……黒色のカレーって事はスパイスとかデミグラスとか色々と入っている、そういう風に解釈して食べれば
「「「「かっら!?」」」」
めちゃくちゃ辛いカレーだった。
色々とスパイスが入ってて美味いには美味いんだけども、それを通り越したレベルで辛い。コレは危険だと牛乳を注文して辛味を和らげながら完食する。流石に出された料理を残すのは普通に失礼だからな。
「ゲジマユの奴、平気な顔でおかわりしてるってばよ……カレーもいいけど、俺ってばやっぱラーメンだってばよ」
そもそも忍の世界観でカレーライスがあるってことがおかしいってツッコミは今更である。
ナルト達もヒーヒー言いながらもなんとかカレーライスを完食した。
「そういえば、あの時、僕に命のカレーを注ぎ込んでくれたのはお婆さんでなく確か」
「ああ……あの子はあんたを見習って強くなろうって言い出してね……あたしも普段から強くなれって言ってるんだけど、それが災いしてかあの子は出て行って……黒鍬ファミリーに入るだなんて言い出したんだよ」
「「「!」」」
命のカレーと言う店の店主である山椒婆さんの孫が黒鍬ファミリーに入ってしまった。
その話を聞けば俺達は表情を僅かに動かしてしまう……が、何かが今すぐに出来るわけじゃねえ。命のカレーの一室を借りる事が出来て、具体的にはどういう風に倒すとかの会議を始めようとするとリーは何かを思い出したのか手をポンッとした。
「思い出しました!」
「思い出したってなにを?」
「黒鍬ファミリーのボスですよ!」
「それは雷牙って奴だろ?情報はちゃんと」
「その雷牙、確か忍刀七人衆の1人なんです!」
ガイ先生から聞いたことがあります!とメモを取り出したリー。
やっぱりロクな任務が待ち受けていねえなとコレで綱手様に新居祝いの焼肉代を奢らせる事が出来るが喜んでいる場合じゃねえ。相手は忍刀七人衆だ。
「忍刀七人衆……」
「ガイ先生の情報が確かなら、それは危険な相手だ……ガイ先生の情報が確かならな」
「どうした?」
「ガイ先生、時々勢いとノリに身を任せていい加減な事を言うのよ」
既に忍刀七人衆の内の2人に出会っているナルトは彼奴等レベルの忍が居るのかよと想像する。
ネジはガイ先生の情報が確かならばと2回言うので何かあるのかと聞けば、ガセネタの可能性もあるとテンテンが補足する。
「まぁ、取り敢えず黒鍬ファミリーが支配しようとしているカタバミ金山は目の前だし明日にでもボコりに行って」
「た、大変だぁ!!」
「とは、いかないか……なにがありました?」
黒鍬ファミリーに襲われたカタバミ金山の人がやって来た。
次から次へとトラブルが起きやがるなと思いつつも何があったかを聞けば、生き埋めにされているカタバミ金山の人を助けにカタバミ金山に向かったと言った。こりゃヤバいなと予定を変更して俺達はカタバミ金山に向かえば、勝手に向かった人とは別のカタバミ金山の人が黒鍬ファミリーと思わしき連中に囲まれている。
「ふん……賊と言っても、この程度ですか。大丈夫ですね」
囲まれているので誰かが助けに行かなければならず、リーが助けに行った。
黒鍬ファミリーのメンバーは軽々とリーが倒して大丈夫とサインを出したので俺達は表に出た。
「大丈夫ですか?」
「ああ、あんた」
「もう安心してください。この木ノ葉の碧い」
「殴ってくれ!!」
「は?」
「こいつらみたいに、殴って気絶させてくれ!してくれなきゃ自分で!このっ!このっ!」
「な、なにしてるんだってばよ!?」
助けた人がリーに殴ってくれとなんともトンチキな事を頼んできて、内容が内容だけに意味がわからなかった。
無抵抗どころか助けなきゃいけない相手であるカタバミ金山の人を気絶させなきゃいけないのはよくわからずリーも殴る気にはなれず、自分自身で殴りだしたのでナルトが驚いていると銅鑼の音が響いた。
「終わった……」
「終わったって、なにがだ?」
「黒鍬ファミリーの奴等に、生き埋めにされるんだ……だから気絶していたかったのに」
「なんだそんな事か……安心してくれってばよ。俺達はその黒鍬ファミリーをぶっ飛ばす為にやって来たんだからな!!」
黒鍬ファミリーに怯えているカタバミ金山の人。
生き埋めにされている話なんかは聞いていて、起きていたら生き埋めにされる感じだなと予測すればナルトが怯える必要は無いと笑う。
「ネジ、テンテン、あのレベルの奴等なら余裕か?」
「ああ、あの程度の奴等なら束になってこようが意味は無い」
「あれぐらいならボコボコに出来るわ……けど……」
黒鍬ファミリーを倒すという問題を解決する方向に移行するかと思い、ネジとテンテンにあのレベルの奴等を倒せるかを聞いた。
あの程度のレベルの奴等ならば問題は無いとネジもテンテンも頷くが……問題として黒鍬ファミリーのボスが本当に忍刀七人衆の1人だった場合は……
「はぁ……しゃあねえ。必殺技を使うか」
サスケ奪還の一件を関与せずに見過ごして何度も何度も使う機会を逃していた必殺技がある。
銅鑼の音が響けば誰かが生き埋めにされているんだと分かれば先ずはそいつらから叩くと生き埋めをしようとしている場所を見る。
「白眼!……生き埋めになっているだけで早急に助け出せば間に合う」
「じゃあ、チンタラ作戦練るよりも力技で突破するぞ……ナルト、影分身での人海戦術だ」
「おうよ!」
さっさと終わらせないといけない時間制限があるが、今回は戦闘特化のパーティだ。
ナルトが影分身、リー達は体術を使って黒鍬ファミリーの面々を軽々と倒していけば
「芥子くん!?」
命のカレー屋の山椒婆さんの孫である芥子が居た。
黒鍬ファミリーに入ると言っていたから居ることについてはなんらおかしくはないが、リーは驚いておりどうしてこんな事をと聞けば色々と語り出すが……直ぐに厄介な出来事が、辺り一帯が霧を包み込む。
「辰五郎、コレって再不斬が使ってた」
「ああ、霧隠れの術だ」
「霧隠れの術……霧隠れの里の忍が主に使う術ですね」
「でも、大丈夫よ。こっちにはネジが居るんだから!」
辺り一帯が霧に包まれた事で再不斬の事を思い出すナルト。
霧隠れの術だと言えばリーがメモ帳を取り出し霧隠れの里の術であることを教えてくれて、テンテンが問題ないと言う。霧隠れの術は音も姿も消しているが、こっちには白眼がある。
「まずい……なにも見えん」
「どういう事だ?」
「そのままだ。白眼状態でも視界がおかしい……コレはどうなっているんだ?」
「白眼は物をよく見ることが出来る血継限界だから……相手側に妨害系の術に特化してる奴がって、これもうただのチンピラ退治じゃねえ!」
白眼状態でも周りを上手く見渡せないと驚くネジ。
考えられる事として白眼に対して強い忍術を相手が持っている事で、そのレベルの忍術を使ってくると言う事はその辺のチンピラ退治の限度が越えている。
「辰五郎、あんたチャクラ探知とか出来ないの?」
「出来るには出来るが、白眼がこの状態だから無理ぃいいいい!?」
テンテンがチャクラ探知が出来ないのかを聞いてくるのだが、白眼で探知出来ないのならば普通に無理だと答えようとすれば体に電気が流れる。物凄い激痛というかピリピリとした痛みを感じ意識は失わないが体の変なところが麻痺して思う様に動けない。
俺に雷の攻撃が当たったのかと思えば、ナルト達に雷の攻撃が当たり痺れて倒れて……誰かが上から跳び下りて来た足音が聞こえた。
霧のせいで視界は悪くて音もあまり役立たない。
受けた雷はおそらくは雷遁系の忍術だろうと思いながらも体にチャクラを流して波紋擬きの呼吸をして自然回復する速度を上げていくがその間に何度かキンキンと金属が鳴り響く音が聞こえる。
「蘭丸!」
「っつ……」
「大丈夫か、辰五郎」
「ああ、なんとかな……霧隠れも大分晴れてきてなんか知らんがチャクラ探知も出来る」
男の大声が聞こえると同時になんとか動ける所にまで回復をした。
ネジが大丈夫かを聞いてくるが大丈夫だと言い……霧隠れの術が消えかけているのとバチバチと放電しているおかげか、今回の事件の首謀者であり黒鍬ファミリーのボスである忍刀七人衆の1人、雷牙を目視することが出来た。
2本の刀から雷撃を出しているから雷刀・牙か……
「悪いが色々とあるだろうが、こっちも仕事なんでな……一気に終わらせてもらう」
「チャクラ刀使いか?そんなもんで、この雷刀に敵うわけが……な、なんだそれは!?」
「安心しろよ。空間がねじ曲がっているだけで特別な事はしてねえよ」
ナルトが影分身の術での人海戦術で雷牙と戦っている中で俺は刀を抜いてチャクラを込める。
相手が忍刀七人衆の1人で忍同士での戦いになった以上はやることはもう決まっている。刀と刃を中心に空間が捻じれ曲がっており光を一切通さない。そのせいかチャクラ刀が闇を纏っているかの様に見えるが、やっているのは時空間忍術を用いたチャクラ刀だ。
俺は刀を振り上げる。雷牙は雷で出来たボールを作ろうとしているが……俺は気にせずに刀を振り下ろした。
「時空間忍剣術 次元斬り」
黒い靄のチャクラ刀が飛んでいった。
雷牙が作ろうとしていた雷撃及び雷牙はパカっと割れた……飛雷神の術を改造に改造をして、空間に干渉する忍術を覚えて、空間を歪ませる術を覚え……そして今いる次元ごと叩き切る。絵面は完全に闇纏・次元斬りだが雷牙は左右丁度、綺麗に真っ二つになった。
「ダメ!!」
「もう、遅えよ……この忍術は次元ごと叩き斬る忍術なんだよ」
ぐるぐる巻きの蛹かと思えるなにかからダメと声が聞こえたがもう遅いと言った。
この術は次元ごと叩き斬る術、防ぐには空間を捻じ曲げるぐらいのなにかをするか回避するかのどちらかの防御は基本的には出来ねえ技だ。
「……辰五郎……」
「コレが忍の仕事だ」
次元斬りで真っ二つになった雷牙を見てナルトは殺ったんだなと感じ取るが、コレが忍の仕事だと述べる。
もっと他に方法は無かったのか!等の糾弾の様なものは無く、ぐるぐる巻きの蛹を解放すれば1人の少年が居た……黒鍬ファミリーを倒せという事だからこいつもか?と考えたが、まだ事件は終わっていないと金山の近くに居る黒鍬ファミリーを倒していく。
その過程で蛹の様な状態になっていた子供が再不斬と一緒にいた白の様な存在だと分かったりした。
ナルトは物とかじゃなくて自分の足でしっかりと考えるんだと言って子供もとい蘭丸を元気付けて、芥子を山椒婆さんの元に連れていけば杓文字で叩かれた。大きくなるのも強くなるのもいいことだが、人様に迷惑をかけるんじゃないと命のカレー屋に戻り、蘭丸は命のカレー屋の婆さんの言葉を聞いて、自分の意思という物を持ち始めて……命のカレー屋に弟子入りした。蘭丸は引き取ると芥子と山椒婆さんが言う。木ノ葉の里に戻ったとしてもロクなことにならないからとそれでいいかとなり、この任務は無事に終わった。
「つーわけで、新築祝いの焼肉代を出してくださいね」
「まさか、そんな事があるとはな……賭けに負けたのは私だ!好きなだけ食べればいい……ただし、外ではなく家焼肉でだ!」
「新築でそれは無いっしょ……雷刀・牙はどうしますか?霧隠れの交渉道具に使います?」
賭けは俺の勝ちだと言えば焼肉は焼肉でも外で食べる焼肉でなく自分の家で食べる焼肉をするという。
新築を焼肉の匂いで満たす気かと少しだけ呆れた後に戦利品として奪った雷刀・牙について聞いた。
「忍刀七人衆、と言っているが既に全滅したも同然の存在だからな……2本があるのだから1本は研究に回してもう1本は辰五郎、お前が使うといい」
「俺以外にも武器に精通してる人が居る……って言いたいっすけど、これチャクラ流すだけである程度は雷遁に変化するんで見た目を普通の刀に改造したら使わせて貰いますね」
「ああ……ところでサインを貰えるか?」
「……それ狙いっすか……」
雷刀・牙をあっさりと譲るなと思えば、例の借金取り達の魔の手から逃れる為のサインを求めた。
先に雷刀・牙を譲ってからサインを求めるとは……卑劣な真似を。取り敢えずはサインを書いた。