仮面ライダークウガのOPのオマージュです
「はぁーーー疲れたああああ」
ダリル・ケイシー先輩と色んなことを話した俺ことライディ・アストラスは疲れていた。
父さんが空の大翼に属していた事と父さんと仲間を殺したISに復讐をするのが目標ってのがバレてたけど今は忘れた方がいいぜって言われて少し怖かった。
で、なんかフォルテ・サファイア先輩に見つかってそのまま練習に参加させられて半分死にかけた。
それはサファイア先輩のISコールド・ブラッドの凍結能力でオルトロスとヴィダールを無効化された後ケイシー先輩のヘルハウンドで燃やされて予備の刀身に着火して爆死しそうになった。
でも二人とも改善点を教えてくれたので助かった。
それで俺は学食に遅れて何とかトレイに今日の夜ご飯をゲットして席を探していた時だった。
「ってあれは………デュノア?」
なんか見覚えのある金髪に目が入ったので近づいてみる
「よっ。」
「アストラス君……」
「隣良いか?」
「うん……」
俺はデュノアの許可を貰い真正面に座った。
「それで?何不機嫌になってんだ?」
「えっ? そ、そう見えちゃった?」
「普段明るいデュノアがそんな顔してたら誰だって怪しむぞ」
「で、でも………」
お互いに食事をしながら俺はデュノアの不機嫌な理由を聞こうとしたら、それを誤魔化そうとデュノアは動揺した。
「一夏以外の異性に悩みを打ち明けるのも一つのリフレッシュだぞ?」
「………誰にも言わない?」
「絶対言わない。」
「分かった。実は放課後に教室掃除することになったんだけどその時に一夏から付き合って欲しいって言われて……」
あーーなんか展開が読めたぞ
「もしかしてその後買い物にって言わなかったか?」
「うん……」
「はァァ………ここまできたら悪い意味であいつすげぇよまじで」
「だよね……ww」
一夏の奴言葉たらず過ぎるんだよなぁ
まぁあいつは悪意でやってるわけじゃないからそこんとこ責められない。
俺が達した考えは一夏の周りに集まってる専用機持ち+αは一夏に好意を抱いている。しかしあの性格と鈍さだ、苦労させられているのだろう。
「それは災難だったな。 じゃあ俺からも一応きつく言っておくわ。」
「そこまでしなくていいよ。期待した僕が悪いんだから」
あーあーデュノアのやつがどんどん暗い表情になりやがる。
モルの心情が女性に優しく(?)に従って俺は言い切り出した
「それなら明日は思いっきりわがままを言うといいぞ。」
「え?」
「あーんな鈍感な一夏でもあいつは男子だ。ちょっぴりわがままを言うだけで変わるかもしれないぞ?」
「でも……」
「大丈夫大丈夫だって。それに二人きりのデートみたいなもんだし神様は許してくれるさ」
まぁあいつらが許すかは言わないでおこう。え?俺やばくね?
「…………だよね!何はどうあれ一夏と二人きりでのデート!よし!明日の僕はわがままになるぞー!!」
「おぉデュノアが復活した。」
「ありがとうアストラス君! あ、呼び方はもうシャルロットで良いよ」
「え、良いのか? じゃあ俺もライディで頼む」
とまぁ相談に乗ったことで俺の呼び方が変わったってモルにLINEで話したら殺すぞって言われたのはまたまた別の話
ーー♢ーー
こうして俺は学食で夜ご飯を食べ終えたのちにシャルロットと別れて自室へ戻った。
俺の最近の謎はノイマン中尉の楽しみにしとけ発言がなんか妙に気になっていた。
でも臨海合宿二日目が運用パッケージのチェックとか聞いてたけどクーゲルのパッケージはそんなワクワクするもんか?
いや待てよ……?あの
まぁ考えても仕方がないかと思い臨海合宿一日目の水着をどうするか考える事にした。
「ただいまー」
「遅かったな一夏」
とまぁなんやかんやで一夏が帰還。シャルロット無しだと篠ノ之達は荒れに荒れまくっただろうな
「聞いてくれよーシャルロットが居ないせいで酷い目にあった…-ライディ何か知らない?」
「知るかよ」
鈍感な奴にはこれぐらいしといた方がいいだろ。
「あぁそう言えば一夏、お前水着どうすんだよ。 良かったら週末行くか?」
「ああ悪い、俺シャルと買いにいく約束してさ」
「シャル……?」
「シャルロットのこと、呼びやすそうで親しみやすいだろ?」
「そうか?」
「でもさ。ちょっと気になる事があってな」
「なんだよ。」
「シャルに買い物に付き合ってくれと言ったんだけど、何故か一瞬シャル落ち込んだんだよな、なんでだろうな?」
………シャルロットから事前に聞いておいて正解だった。
こいつマジかよ。ここ数週間一緒に過ごしてわかったことだが。
いや前々から気づいていたがこの織斑一夏、とても鈍感で朴念仁な男なのである。
でもそんな簡単な言葉で表して良いレベルではない。傍目から見て明らかに「いやそういう意味じゃないだろ!?」「いやなんでそこに行き着く!?」というムーブをする一夏。
こいつ同年代の女子に興味ないんじゃねぇの?
「一夏。」
「なんだよ。」
「いっぺん死んでみるか?」
「そんな地獄少女みたいなこと言うなよ!」
「オマエミタイナムトンチャクハハゲニナッテホトケニナレー ってクーゲルも言ってんぞ」
「絶対言わねえよ! と言うかお前が言ってんだろ!!」
ーー♢ーー
⭐︎週末〜だけど〜(探◯ナイトスクープ)
「一夏、次あっち!」
「お、おいシャル!そろそろ水着買わないと」
「水着なんてそうそう無くならないよ。ほら、行こっ!」
「わかった!わかったから引っ張るなって」
約束通りに一夏はシャルロットと一緒に水着を買いに大型ショッピングモール【レゾナンス】に来ていた。
(しかしさっきは不機嫌だったのに、今は凄い元気だな。元気すぎる気もするが)
そう、モノレールから降りたときのシャルロットはそれはもう膨れっ面だったのだ。
だが一夏が「今日はシャルのお願いは可能な限り聞くから」の一言で手を握ることを提案した。
そこからシャルロットは止まらなかった。
あらかじめライディが双方に申告したお陰でストッパーが外れ、様々な店を見て歩き、喫茶店でパフェを食べたり、そしてまたレゾナンス内を見て回るなど、当初の目的をよそにシャルロットは思いっきり一夏との時間を満喫していた。
(一時はどうなるかなと思ったけど。一夏とこんなに一緒に遊べるなんて。ライディには感謝しないと♪)
これ以上ないくらい上機嫌のシャルロット。そんな彼女を見て一夏も釣られて楽しんだ。
が、二人の和気あいあいの姿に、心中穏やかではないものが。一人いた。
端から見たらデートととられるその二人を見る二つの影が自動販売機の後ろから覗いていた。
一人は躍動的なツインテール、もう一人は優雅なブロンドヘアー。
中国代表候補生、別名【チャイナ・ドラゴン】こと凰鈴音とイギリス代表候補生、別名【蒼穹の狙撃手】こてセシリア・オルコットであった。
「ねぇ……」
「何ですの?」
「握ってるわよ。あの二人。」
「に、握ってますわね」
「レゾナンスに来てからずっとよ、ず──っと」
そうがっしりと、一夏とシャルロットの手は繋がれておりシャルロットからは明るいオーラが出ている。
そして対極的にほぉうと赤黒いオーラが鈴から滲み出る。
「あれってデートだよね………」
「そうですわね……」
「つまりこれは夢でもなければ現実でもない。……つまりそう言う関係なんだね……よし殺そう!!!!」
鈴のIS甲龍を部分展開し、戦闘体制になるが……
「ほぉ。二人とも何をしている」
「ってラウラさん!?」
「いやーその……」
ドイツの黒ウサギで有名なラウラ・ボーデヴィッヒが現れた。
ラウラは二人の目線の先を見ると一夏とシャルロットが手を繋いでいるのを目撃した。
「ほぉ……嫁とシャルロットがデートか。なら私達は追うとしよう。」
「は、はぁ?いきなり尾行だなんて」
「何だ?二人はあれを見て追いかけようと思わないのか?」
「でもそれだけで行かないとは言ってませ………ってうわぁぁ!!ラウラさん後ろ!!」
「後ろ?」
振り返ると腕を組みながら直立して見下していたライディが出てきた。
「「ぎゃあああああああああ!!!」」
「そこまで驚くか?」
「驚きますわよ!」
「心臓が止まりかけたじゃないの!!」
鈴とセシリアにがん詰めされた俺だが、ラウラに訳を聞いてみた
「……それで?三人は何してんだよ。」
「少しばかり一夏とシャルロットの監視をな」
「一夏とシャルロットの監視?」
俺は看板裏から顔を出して3人が見てた方角を見ると一夏とシャルロットが手を握っているのが見えた。
シャルロットやるなぁ。昨日言ったことを実現させてるねぇ。
「それで? なんでストーカーまがいなことしてんだ?」
「(シテンダ?)」
「ストーカーとは失礼ね!」
「そうですわ!」
「全くだ」
とりあえず3人から話を聞いたが簡潔に言うと一夏をショッピングに誘おうと会いに行こうとしたらシャルロットと一緒に駅に向かうのを発見し跡をつけていたら途中でラウラに見つかりなんやかんやあって一緒に尾行することになったとのこと。
そして3人で追いかけて駅の看板裏で俺に見つかって今に至る。
「はぁ………まぁ頑張れよ。」
「あ、あんたも手伝いなさいよ!」
「いやだ。それと凰、一夏の奴動いたぞ」
「何だと!?」
「置いていきますわよ!」
「えっ? ああもう!」
一夏とシャルロットが移動しそれを3人が跡を追うのを見届けた俺は1人ショッピングモールへと歩みだした。
「………一人は寂しいなぁ」
「(オレオルヤン。)」
「たしかに」
このショッピングモールは交通網の中心でもあり電車に地下鉄、バス、タクシーと何でもありのそろい踏み。
市のどこからでもアクセス可能、そして市のどこへでもアクセス可能である。
そして駅舎を含み周囲の地下街全てと繋がる当ショッピングモール【レゾナンス】は食べ物は欧・中・和を問わずに完備、衣服も量販店から海外の一流ブランドまで網羅している。さらに各種レジャーは抜かりなく子供から御年寄まで対応可能。曰く『ここに無ければどこにも無い』と言われるほどだ。
すげぇなおい。
「………でも一人なんだよなぁ」
「(オレガイ…)」
「うるせえ」
しかしクーゲルを怒らせたせいで玩具店に連れて行かされてナーフ銃を数分間見回る事になったのはさておき、俺は男性の水着コーナーに何とか到着したが……
「ぐぁぁぁ〜〜〜俺ごと引っ張るなぁ〜〜〜〜」
「(ウルセェ。)」
クーゲルはまだ怒っていて二番目の男性操縦者がネックレス型のISの待機形態に振り回されると言う異様な光景が出来上がっていた。
まぁクーゲルをタップする事で何とか止まってくれた。
店に着き中で男性用水着を物色。
「これでいいか」
俺は1つの水着を手に取った。
カラーはブラックで右側に水色の1本線が施されているシンプルなデザインの水着。
「………でも悩まないで済むし良いか」
そう。ISが普及した事で女性用コーナーが大幅に増加し、男性用コーナーが端に追いやられていると言うご時世だが、普通にあるのはなかなか珍しい事だ。
するとクーゲルが異様にゆらゆらし始めて聞いてみた
「(ウシロ!ウシロ!)」
「………」
「(エ?ムシ??)」
「そこのあなた」
「………」
突然名前も知らない女性に声をかけられた。逆ナン? な訳ないな。
それにこんなトゲがあるような声するわけが無い。
俺じゃない、きっと俺じゃない。
「聞いてるの、そこの貴方よ」
「あぁ?」
俺でした。
出来るだけ表情に出さないように取り繕って女性に顔を向けた。
「まぁ酷い態度。 これだから男は……」
「………それで?俺になんか用ですか?」
「この水着、片付けておいて」
脈絡もなく、女はそういってバンと持っていた買い物かごを俺の足元に放り投げた。かごが俺のつま先に当たった。
ーー♢ーー
ライディと別れたセシリア、鈴、ラウラの3人は一夏とシャルロットを追っていたが、途中で勘づいたシャルロットに撒かれ各員3方向に別れ捜索に入っていた。
そしてラウラはふと並べられている色とりどりの水着が目に入った。
(ふむ。そういえば私も水着を持っていなかったな、しかし学園指定の水着があるから別に良いが)
IS学園の指定水着というのは今では絶滅危惧種を通り越して保護指定種へとランクアップした紺色の芸術ことスクール水着である。ちなみに名札付き。
(まぁ泳げればなんでもいいだろう。あの水着は機能的に優れているから代わりのものは必要ないな)
そう思い赤い瞳で水着の列を眺めるラウラだったが、次の瞬間ラウラの白い肌がボッと赤く染まる。
「ラウラは可愛いよ」
いきなり一夏の声がーーその言葉が聞こえたのであった。
どうも千冬と2人で話しているというところまでは把握できたが盗み聞きをする趣味はないので会話を意識していなかったところへの不意打ちだった。
「…………………」
突然の言葉に顔は熱を放って紅潮し心臓の動悸は一気に加速し鼓動が早くなる。ドキドキとバクバクと胸が高鳴って止まらない。
褒めるがいいーーと何度も一夏に言ってきたラウラであったが、実際に褒めてもらったことはなく、もちろん『可愛い』と言われたこともない。
そこへきて突然のこの言葉なのだから冷静沈着で『ドイツの冷水』と呼ばれたラウラが取り乱すのは仕方ないことだった。
(か、か、可愛い………? 私が、可愛い……可愛い……)
意味もなくキョロキョロと周囲を見やってからラウラは胸に手を当てて瞼を閉じる。そしてポケットからスマホを取り出し震える手でタッチパネルを操作し何度もコールする番号を間違えながらとある人物に電話をした。
同時刻、ホルツドルフ基地、
今日も今日で副隊長のクラリッサが部下に指示を飛ばしていた
「何をしている!現時点で37秒の遅れだぞ! ……ん?」
怒号を隊員たちに向けていると懐に入れていたスマホが震えたので画面を見ると敬愛しているラウラからの着信だった。
「はいクラリッサ・ハルフォーフ大尉です。どうされましたか隊長」
『く、クラリッサ……』
電話口から聞こえるラウラの声はどことなく覇気がなく愛しささえ感じてしまうような声だった。
「ボーデヴィッヒ隊長!?どうしたんですか!?何か問題でも!」
『あぁ……とても重大な問題が発生している……』
その声の様子からクラリッサは作業している隊員たちにハンドサインで『訓練中止・総員集合』を伝えた。
集まる隊員たちは何事かと不思議な顔を浮かべているのをよそにクラリッサはラウラに話しかけていた。
「それで何があったのですか?」
『うむ……その……私は可愛いらしい』
「えっ?」
『そう一夏が言っていたのだ』
「あぁなるほど」
なんとなくラウラがこんな状態になった理由を察したクラリッサ。
「それで? 私で良ければお話を聞きましょう」
『あぁ今度臨海学校に行くのだが……その……水着の選び方がわからんのだ』
「了解しました隊長。それで現在隊長が所有されている装備は?」
『学校指定の水着が1着のみだが』
「ッ!?」
クラリッサは驚愕し開いた口が塞がらない状況に陥る。
しかしそんなことよりもドイツが誇るオタク魂がこれは許せないと叫んでいた。
そして大きく息を吸うと電話口に向かって
「何を馬鹿なことを!」
『うぇッ!?』
急な副官の怒声にラウラ自身聞いたこともないような声がでる。
「確かIS学園は旧型スクール水着でしたね?」
『あ、あぁ……』
「確かにそれも悪くはないでしょう……だがしかしそれでは……」
『それでは?』
「色物の域をでない!」
「「「おぉ〜!!」」」
クラリッサの迫真の叫びに集まっていた隊員たちは一斉に歓声をあげていた。
「さすが副隊長」
「伊達に日本のアニメや漫画を愛好されておられない!」
「そこに痺れる」
「憧れるぅ!」
そんな隊員たちの目は憧れの眼差しと言っても過言では無い。
「確かに隊長は確かに豊満なボディで男を籠絡するタイプではありません。ですが、そこで際物に逃げるようでは『織斑一夏』には振り向いてもらえません」
『な、ならば……どうする?』
「ライディに頼んでみたらどうですか?」
『な、何故だ?』
「彼は結構ファッション通らしいので参考になるかと。」
『成程……助かったクラリッサ!ありがとう!』
ツーツーツー
電話が切れクラリッサはスマホを耳から離して画面を切り替えていた。
そして周りにいた隊員たちに解散命令をした。
(あぁ……どうして本国にいる間にこうして心を通わせあえなかったのだろう……)
上を向き、会った時とは打って変わった隊長のことを思い少し目頭に涙を浮かべたクラリッサだったがすぐに拭い切り替え、ライディに連絡をとったのだった……
現時刻、日本、レゾナンス
(なら先ずは私の直感で行く!)
ラウラが選んだの1つは白色のレースを不断につけられた水着で一見すると
2つ目は黒のビキニでこちらは紫のレースを使っているが1つ目に比べて少なく普通のビキニタイプ。
(よし!私にしてはセンスが高い筈だ!)
こいつさっきまで学校指定のスク水で臨海合宿に臨もうとした奴とは思えないほどのファッションセンスで取り、ライディを探しに駆け出した。
「ライディー!ライディーー! ………うん?」
見つけたのは良いけど何やら女性と会話していた。
こう言うモブって原作3巻以降見なくなりましたね。