おいっすーライディだよー…………馬鹿馬鹿しいな
現在IS学園2日目で心がぐちゃぐちゃだ。
そして今はSHR中だ。
黒ウサギ隊に居た時にモルと一緒(と言うかあいつが見たいってせがんできたので)に読んだのだが膨大なISの知識も頭に叩き込んだ。だから授業で遅れることは無いはずだ……うん。
ISを学ぶからIS学園と言っているが実際は普通の高校と変わりない授業内容で専門授業としてISに関する授業があると言った感じだ。
「えー今日のIS授業は2組と合同で第2アリーナを使いますので皆さん遅れないようにしてくださいね」
「それでは日直号令!」
「起立、礼!」
そしてSHRが終わり織斑先生と山田先生が教室を出た直後に一夏がこちらに走ってきた。
「おいライディ! 速く行くぞ!」
「どうしたんだ一夏」
「男子更衣室はすごく遠いんだ! 速く行かないと間に合わない!」
「そんなに遠いのか?」
「あぁ! 第2アリーナとは真逆だ」
嘘だろそんなに遠いのかよ!
俺と一夏は急いで教室を出た瞬間に待ってましたとばかりに各クラスから女子軍団が現れた。
「男子がでたぞーー!!」
「者共であえであえ!!」
「ライディこっちだ!」
「あぁ!」
まるで津波の如く押し寄せてくる女子たち。
「待ちなさーい!」
「待てって言われて待つかよ!」
「おい一夏! あれに捕まったらどうなるんだ!?」
「確実にもみくちゃにされる……そして」
「そして?」
「遅刻が確定する」
「確定するとどうなる?」
「千冬ね、織斑先生の出席簿が振り下ろされる」
出席簿が振り下ろされるだと? ………そう言うことか(理解力レベルマックス)
「と、とにかく走れ!」
「お、おう……ッ! 一夏、前!」
「えっ!?」
しかし現実はそう甘くは無かった。まさかの挟み撃ちである
「「「ぐえっへっへっへっ!!」」」
「……仕方がねぇ、一夏俺に捕まれ!」
「なんで?」
「いいから!」
一夏が俺に捕まるとBLだとか言われたけど俺は否定する
そしてクーゲルの待機形態であるネックレスのアクセサリーが繋がったまんま小型ドローンに変形した
「飛べぇ!!!」
「ってうおわっ!」
俺と一夏の体が宙に浮いてそのまま彼女らを通り越した
「「「「わ、私達を飛び越えた!?」」」」
そんなドムみたいなことあるかいなと思ったが危機が去った訳じゃない
「「「「隙ありだあああ!」」」」
「うわあああ!!」
「何をやっている! お前たち!」
今にも飛びつかんとした女子たちの先頭が怒号によって急ブレーキをかけ止まったが後ろにいた女子たちは停止することが出来ずにぶつかり雪崩のように崩れていった。
「お、織斑先生……」
「お前たち性懲りもなく追い回すのはどうかと思うぞ」
「いや……でも……」
「はぁ。織斑、アストラスはさっさと支度をしろ 遅れたらどうなるかわかってるな」
「「は、はい!」」
「なら行け!」
俺たちは走らずに早歩きでその場を後にした。その後追いかけてきた女子たちが織斑先生に説教をされ移動教室に遅れたものが現れたのは言うまでもない。
ーー♢ーー
「いや〜しかし酷い目にあったな」
「それな、お前俺が来る前こんな目にあってたんだなって驚いたわ」
「いやでもライディのISの待機形態って飛ぶことできるのかよ!」
「あぁこれは……」
俺がアクセサリーに触れるとまた小型ドローン形態になった瞬間俺の頭に頭突きを入れてきた
「(オマエヨクモアンナノモチアゲサセタナ!)」
「ごめんごめんそんなことさせて悪かったって!」
「え!?言ってること分かるのか?」
「脳内で直接再生されるんだよ ほらテレパシーみたいな」
「へぇー良いなぁ話し相手に困らなそう」
悲しすぎんかって思ったけどこいつ女子校みたいなところで同性の友達居なかったのを思い出してなんか悲しくなった
「ライディのISスーツって黒が主体で水色のラインが入ってんのか」
「良いだろこれ。さてと着替えたし急ぐか」
「おう!」
俺たちは制服をロッカーに入れて第2アリーナへと向かった。
第2アリーナに着くと先に来ていた1組と2組の女子たちが整列していた。
「あっぶね〜ギリギリじゃん」
「何とか間に合ったな」
「てか更衣室増やせないのか?」
「増やして欲しいんだけど何せ男って俺とライディの2人じゃなかなか申請が降りないんだと」
「なるほど……」
すると一組の担任である織斑先生と副担の山田先生に二組の担任と副担任が揃っていた
「全員揃ってるな」
「はい!」
織斑先生の声に全員が揃って返事をした。やっぱり軍隊だよここ
「それでは山田先生お願いします」
「はい!」
そして織斑先生に変わって前に山田先生が来た。
「今日のISの授業はSHRでも言った通り2組との合同となります。最初は訓練機での基本動作の応用で後半は専用機持ちの模擬戦を行ってもらいます」
山田先生が今回の授業何用を説明し終わると2組の桜庭先生が1枚の紙を持って山田先生と変わる形で前に出た。
「これからそれぞれの班分けを行う各専用機持ちは生徒たちの指導をするように、それでは1組から発表していく」
とまぁこんな感じで俺は布仏と
「えー……みなさんこんな人でも専用機持ちなんでしっかり聞いてください」
「そんな卑下しなくてもいいよ、」
「織斑くんと組めなかった分ラッキーだしなんでもするよ! あっ……流石に
なんだこいつって思っていると俺のこと母親大切にしなきゃダメだよってぐうの音も出ない指摘してきた
「あ、そういえばアスちんってこの授業って初めてだよね〜」
「あぁそうだけど。良ければ教えてくれないか?」
「この授業では練習機を使って基本動作の確認などを行います」
「ほぉじゃあ俺の役目は?」
「いわゆるサポートだね」
二組の伊原さんの補足説明あざっす
「あとさあとさ!私達ってすっごく運が良いよね!アストラス君と組めるのは!」
「いや俺他の専用機持ちに比べて付け焼き刃みたいな知識しかなくてお荷物だぞ?」
「「良い!」」
「………」
「あのーみんな?アストラス君困ってるし早くやろうよ。 後ろの織斑先生なんか睨みつけてるし」
鷹月のその言葉に一斉に向こうを見ると織斑先生の鋭い眼光と目が合ってしまった。
「よ、よし。それじゃあ誰が最初に乗る?」
「はい。まずは私からお願いします!」
日本の第二世代型IS【打鉄】に乗り込んだ伊原聖子さん。
実技でやっているからか
起動もすんなりさせて立ち上がった。
「それじゃあ歩いてみようか」
「はい!」
伊原さんは数メートル歩いて往復すると打鉄をしゃがみこませて打鉄から降りた。
「あっ……」
「ん? どうかしたか?」
「えっ!? なんでもないよ! うんなんでも」
「はぁ……」
なんかもう一人の柾崎さんが残念がってたけど何でだろうなうん。
「じゃあ次乗る人」
「はーい私が乗りまーす」
次に手を挙げたのは布仏さんだった。
ふだんの丈にあってない萌え袖の布仏さんの腕は他の子より細く見える。
いや細いんだけど………うん
「と言うか布仏、お前ちゃんとご飯食ってんのか?」
「えへへーアスちんに体調管理指摘された〜でも大丈夫〜」
「なら良かった」
そんな会話をした後布仏さんは打鉄に乗り込んだ。
「飛びまーす」
そう言うと布仏さんの乗った打鉄は宙を舞ってから降りてきた。だが布仏さんは打鉄をしゃがませず立たせたまま降りてしまった。
「ちょっと布仏さん!これじゃ次の人が乗れないじゃん」
「あちゃ〜やっちった」
「おいおいどうすんだよ」
俺が悩んでいると山田先生かこっちに向かって走ってきた。あの暴力的なたわわなメロンを揺らして。
「どうしたんですか?」
「いやー布仏さんがISをしゃがませないで降りてしまって」
「あー、コックピットが高い位置で固定されてしまった状態ですね。それじゃあ仕方ないのでアストラス君が次の方を乗せてあげてください」
「……はぁ?」
後ろを見ると残った3人は明らかに笑顔を浮かべている。そして布仏さんはその3人に向かって親指を立ててグッと構えていた。
お前やってくれたなマジで(激怒)
「だってそれが1番楽ですし。アストラス君ISを出してください」
「は、はぁ……」
とりあえず俺は言われた通りに自分の専用機であるシュヴァルツェア・クーゲルを展開し装着した。
装着シークエンスが小型ドローン形態のクーゲルが飛び回ったのちにこい!って言うと手のひらにバードストライクして掌痛めたまま装着すると言う無茶苦茶だった
「じゃあ、次は誰が乗る?」
「「はい!」」
すると柾崎さんと鷹月さんが睨み合った。負けられない戦いが始まりそう
「あぁもうめんどくせぇな。じゃんけんで決めな?」
「……確かに!」
「負けたら死ぬ!負けたら死ぬ!負けたら死ぬ!」
死なないから心配すんな。すると二人がじゃんけんでグーを構えた
「じゃん……!」
「けん………!」
「「ポン!!」」
出した手は鷹月さんがグー、柾崎さんはチョキであり、勝ったのは鷹月さんだった
「や、やった!箒と同じだ!!」
「ぬわああああああ!!ぐやじぃぃぃぃぃぃ!!」
なんかところどころおかしな点があったな、てか篠ノ之ってお姫様抱っこ経験あるのかよ。
「それでは決まったことですし、アストラス君は鷹月さんを抱っこしてください」
「えっ!?肩を踏み台にするとかじゃ駄目なんですか?」
「ISは飛べますから、安全にコックピットまで運べますから」
「な、なるほど」
「それではアストラス君は鷹月さんを運んであげてくださいね」
「あ、はい」
そう言うと山田先生は織斑先生の所に行った後に一夏の班の方へ走って行った。
「あー鷹月さんいけるか?」
「あ、うん!」
「よし、しっかり捕まってろよ」
俺は鷹月さんを持ち上げたがその姿はお姫様抱っこの形になってしまい周りのジャンケンに負けた組は悔しそうな顔をこちらに見せてきた。
そのまま打鉄のコックピットに向かって飛んだ。
「ほい到着。そのまま背中から入っていってね、そこの装甲に掴まったら少し楽に入れるかも」
「はい」
「んじゃ手離すけど大丈夫?」
「うん、大丈夫だよ!」
俺は鷹月さんから手をどけ彼女は打鉄のコックピットに入り起動させて歩行を開始した。
その後お約束のように彼女も立ったまま降りてしまった。
「私1人だけいい気分になるのは不公平だと思います!!
「えーーーーー」
そして俺は残りの3人計3往復をする羽目になったのは言わずもがなである。
そんなこんなでISの授業も前半を終えて休憩してた時だった
「お疲れライディ」
「あっ、一夏もお疲れ」
すると一夏がやってきたのだが、その手にはペットボトルが握られていた。
「ほれ」
「え、良いのか?」
「あぁ水で大丈夫だよな?」
「ありがとうな」
俺は一夏の手から水のペットボトルを受け取ると蓋を開けて飲み始めた。
いやぁー久しぶりの水分は段違いだぜ!
「うめぇなこりゃ」
「そりゃ随分と動いたからな」
疲れた身体に水分をぶち込んで潤していた。
「それにしても模擬戦って誰がやるんだろう」
「うーん………俺と一夏?」
「いやいやんなわけないだろ 流石に専用機持ちとやるのはごめんだ」
「なんで?前にもやったことあるのか?」
「あぁクラス代表を決める際にセシリアとな」
「決闘したのか……」
「その後、鈴とセシリアのタッグが山田先生とやりあったんだよな」
「えっ!? 山田先生と!?」
「そうなんだよ、あの人ああ見えて元日本代表候補生なんだってさ」
「マジか……」
あの山田先生が元日本代表候補生だと……開いた口が塞がらないとはこの事か。あんな見た感じドジっ娘と言っても過言ではない人がか……人って見かけによらないな……
そんな事を思っていると休憩時間が終了し全員が最初に集まった場所に集合した。
「ではこれより専用機持ちによる模擬戦を行う! 今から呼ぶ者は前に出ろ」
織斑先生が全員の前に立ち次に行われる模擬戦の対戦メンバーを発表し始めた。
「織斑、アストラス。 今日は二人でやってもらうぞ。」
「えっ……はい!」
「分かりました!」
すると周りの女子達はひそひそとざわめき始めた
「男子二人のバトル! 激アツよ!」
「でもアストラス君来たばかりだし行けるのかな…」
しかしボーデヴィッヒだけは俺と一夏を真っ直ぐに見ていた。
「静かにしろ! あと二人はピットで準備を整えろ。残りの者はアリーナの観覧席に移動しろ」
そして1組と2組のメンバーはそれぞれの出口を出て行ったそして俺は一夏にピットの位置を教えてもらい1人ピットへと向かった。
ビットへ向かったのだが,そこに織斑先生と山田先生が到着していた
「織斑先生、この模擬戦どう言うことなんですか?」
「あぁ実は…」
「あっそれは私から説明させてください」
俺の質問に織斑先生ではなく山田先生がふいっと前に出て説明を始めた。
「今回は男性操縦者であるアストラス君と織斑君の戦闘データをIS学園で保管しておきたいのでこのようなことになりました」
「保管? もしかして他の事に使うんですか?」
「あぁ、お前達二人は女にしか使えないIS操縦者の中でイレギュラーだからな。一応IS委員会にもおくるつもりだ」
なるほどねぇ、ISはまだ分かってないところが多いってモルが言ってたけど俺と一夏の存在が重なっていてそれを解明するために必要なのか……
「アストラス、行けるか?」
「いけます!……とは言えませんけどやれるだけやります」
「そうか。なら頑張れ」
「はい!」
そう言い残して俺はカタパルトへ向かったのだった
その頃一夏はと言うと……
「………なぁなんでお前らまで来てんだ? 早く戻んないと千冬姉に怒られるぞ?」
「そ、それはだな」
「わたくしも心配でして……」
「あんたがアストラスにボコボコにされるか心配よ」
「俺そんなに信用ない!?」
「「「うん」」」
模擬戦前だってのに精神が削られた一夏だった。
「でもアストラス君は強いのかなぁ…」
「最近動かしたばっかって聞いたけど多分行けるな」
「いや、奴をそう甘く見るな」
すると声をあげたのはラウラであり,この場にいる箒以外の専用機持ちは目線を向けた
「ラウラそれどう言う意味だ?」
「あいつはクラリッサからによると動かしたばかりにも関わらずEOS四機に対して大立ち回りして無双したしたそうだ」
「い、いおす?」
「あぁそれわたくし聞いたことありますわ。「
主に災害救助活動や平和維持活動等に期待されておりIS学園にも配備されているものですわ」
「え、ライディって地味に凄いじゃないの!」
「しかも シュヴァルツェア・クーゲルは銃撃戦特化のISだから一夏の白式は不利になる。」
「い、一夏!これ聞いて勝てるのか!?」
「これ聞いて相手がどんなのか知れてよかった。余程負けられないな!」
しかしここぞとばかりはブレない男である一夏。その反応に周りの箒達は少し驚いていた
「一夏、絶対勝ちなさいよ!」
「負けたらお仕置きですわ!」
「嫁の実力見せてやれ!」
「分かってるって、そんじゃ行ってくる」
皆に見送られながらも一夏もカタパルトに向かった。
ーー♢ーー
両者ともカタパルト前に立ち,自身のISを起動する
「来い!白式!!」
一夏のIS、白式はガントレッドが待機形態であり、光に包まれる
「飛び立て……クーゲル!!」
ライディのIS、 シュヴァルツェア・クーゲルの待機形態であるネックレスのアクセサリーを引き千切って投擲すると小型ドローンに変形し、ライディの周りを旋回したのち,ライディが掴むと光に包まれた
そして両者カタパルトに乗り、そのまま発進した
ーー♢ーー
アリーナの発射口から二人のISが出てきた途端、女子達の歓声が上がる
「「「織斑くーーーーーーん!!がんばれぇーーーーー!!」」」
「「「アストラス君も負けないでーーーーーーー!!!」」」
そりゃそうだ。世界で初めて動かした一人目の男子と二人目の男子の模擬戦。
こんなの誰もがワクワクする展開だ
「………来たな。」
【IS反応検知、白式を確認】
「少し遅かったなライディ。準備体操は終わりか?」
一夏を包むのは純白のIS、無駄のないスラッとしたアーマー、腰には獲物である近接ブレードがささり、大型の羽のようなウィングスラスターは高機動型であることを物語っていた。
「俺のISは自我があるんでね。毎回パフォーマンスするのに時間がかかるんだよ」
「ははっ、やっぱりライディのISって凄いな」
「さて、話は終わりにしようぜ。 この戦い負けられないからな!」
そう言い俺は二丁拳銃【オルトロス】を呼び出した途端、一夏も腰にさしていたブレード、雪片弐型を抜いた。
「…………来い!」
「っしゃあぁ!!!」
攻撃を始めたのは俺だった。初撃は俺のオルトロスで一夏に弾丸を浴びせるが一夏はそれをガードした
「このっ!」
「危ねぇ!」
弾丸の雨を強めた途端ガードが耐えれなくなり、避け始める
しかも一夏の奴距離を詰めてきやがった
「もらったぁ!!」
「チッ!」
右手に持ってたオルトロスをバーストサーベル【ヴィダール】に持ち替えて雪片ニ型の攻撃を弾いて銃と剣で一夏を追い詰める
「ハアッ!!」
雪片ニ型による唐竹割りをヴィダールで弾こうとする…-
「刀身に目線が行き過ぎだ」
「何!? うわぁぁっ!!」
当たる瞬間にヴィダールの刀身をパージして雪片二型に触れた途端爆発を起こし、一夏がぶっ飛んだのを見逃さなかった
「隙ありだぜぇぇぇ!!」
「何っ!?」
俺の左腕からソードアンカーが射出され、そのスピードは速く先端のソードが一夏の左腕に突き刺さった
「ねぇこれラウラのワイヤーブレードじゃない!?」
「違うぞ鈴! あんな一直線に飛ばすはずが無い!」
「って抜けねぇ!」
アンカーで繋がれた一夏との距離は射撃圏内に入っており、オルトロスの銃弾を浴びせまくる
「弾丸の雨を浴びやがれぇぇ!!」
ダメージを受け続けて一夏のSE切れで終わりだと皆が思い込んでいた
「うぉぉぉぉ!!このままやられるかぁぁぁぁぁ!!」
「何っ!?」
一夏は
振り解こうと一夏が抵抗した結果、ソードアンカーが離れそうになるためブースターで刺した場所にもっと食い込もうとする
「それならっ!!」
「なに!?」
すると一夏は刺さった左腕を遠心力で振り回して俺は回転し続ける
(ま……まずい! このままじゃソードアンカーが巻き取られてしまう!!)
俺の予感は的中し、ソードアンカーの剣先が一夏の左腕から離れた
「チィィッ!!」
なんとか踏みとどまり、一夏に再び迫る
「ダアアアアア!!!」
突撃しながら撃つも一夏はもう見切っていた
ならこれしかないやろ
「とりゃあああああ!!」
(け、蹴り!?)
脚部プラズマブレードを展開して一夏に蹴りをぶち込もうとしたが、うまくいかなかった。だが
「左ッ!!」
「何!? ぐわあっ!!」
左踵のブレードがなんとかあたり一夏のSEにダメージが入った
「っしゃあ! これなら行ける!!」
(つ……強い!! ライディってこんなに強かったのかよ!!)
一夏は再び雪片ニ型を構え直す。それに合わせてプラズマ手刀を含めたありとあらゆる内蔵武器を展開してヴィダールを構えた
「一つ聞いてもいいか?」
「な、なんだ?」
「銃撃戦特化のISってラウラから聞いたんだけど………なんでそんなに近接武装多いんだよ!」
「備えあれば憂いなしとか聞くだろ。」
一夏は以前セシリアと決闘後の授業を思い出した。たしかインターセプターを呼び出すのに時間がかかったのをセシリアは遠距離でカバーしますわ!って言って一夏に追い詰められていたのを織斑先生に指摘されていたのを思い出した。
「そうか……なら本気で戦える!!」
「望むところだ!! 来い!一夏ァッ!」
啖呵を切った後俺と一夏はバチバチの近接戦闘に持ち込み,互いにダメージを負いながらも拮抗していた
「ならこいつで止めを刺す!」
すると一夏と白式が黄金に輝き出し、オーラが変わったと同時に雪片ニ型の刀身が開いて水色のビームサーベルが出てきた。
何か来るのではないかと俺は身構える
「来る!」
「もらったああああ!!」
俺は咄嗟にヴィダールで塞ぐも奴は刀身ごと叩っ斬った。
「ぐわあああ!!」
刀身による爆発を一夏もろとも喰らうも一夏の奴はまだ生きていた
「一夏!!お前それずるいだろ!!」
「ライディが強いから怖くて使って悪いか!!」
なんか喧嘩しちゃってるなぁでギャラリーも観ていた
「止めだああああああああ!!!!!」
(ま、まずい! 次の攻撃をもらうと俺が負ける!)
皆の前で話した自分自身の過去と目的。その為にはまず強くならないといけない
だが今はどうだ?織斑千冬教官の弟である一夏に負けてしまったらもう後がない! それに黒うさぎ隊の仲間に嫌われるのは間違いない!モルに馬鹿にされる!!
こんな……こんなところで…………
「負けてたまるかぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!」
雪片二型を掌で受け止めようとした瞬間、俺はその光景に驚いていた
「ライディお前……それ隠していたのかよ!」
「そ、それって……これか?」
なんと一夏の雪片二型が掌との間の空中でフリーズしており、ここで俺は即座に理解した
レーゲンにも搭載されているドイツの第三世代兵器であるAICのことだ!
なら今がチャンスだと思い、俺は即座にオルトロスを展開し,銃弾を浴びせる!!
「ぐぁぁぁ!!!」
AICに固定されたまま一夏は蜂の巣になり、SEが全部無くなった事で試合が終了した
ビーーーーーー!!
『勝者! ライディ・アストラス!!』
その様子に俺や周りのみんなは唖然としていた
嘘だろ………俺が……一夏に勝ったのか!?
俺はその事実を受け止めながら、地面に着地し、倒れている一夏を起こしたのだった
ーー♢ーー
先生の指示でビットに戻れって言われて待っていると一夏がやって来た。
「ライディ!!」
「一夏?」
「そのー………ごめん!」
え?なんで俺が謝られてんだ?
「実は零落白夜使うつもりなかったんだ。 あれシールドバリアー貫通して絶対防御を解除する能力で下手したらライディが大怪我を負う可能性があったんだ。本当にすまん!!」
「いや良いよ一夏、それに俺はお前と全力で戦えてよかったよマジで。」
「ライディ……ありがとうな」
そう言い一夏がほっとした瞬間だった
「一夏ぁ!! あんた零落白夜使って何負けてんのよ!」
「り、鈴!?」
すると凰がズカズカとツインテール揺らしながら一夏に迫っていた
「あんた勝つぞって宣言しといて凡ミス犯して負けるとか情けないわよ!」
「そ……それは……」
篠ノ之、オルコット,デュノアの三人もやって来てくれた
「アストラス君が勝ってびっくりしたよ!」
「このままだとまずいですわよ一夏さん!」
「セシリアやめてくれ〜!!」
なんか護身開花みたいなポーズで絶望してる一夏だった。
「情けない」
「な、なぁ篠ノ之。流石に言い過ぎじゃないか?」
「何をいうアストラス、お前は勝ったんだからあまり遠慮しなくて良いぞ。」
だけど俺達から離れて少佐は俺の事を見ていた後、その場から立ち去った。
「………なぁデュノア、ボーデウィッヒの奴ってあんなんだっけ?」
「えーどうだろう。一夏に助けられた後はすっごく明るくなったんだけどね」
やっぱり俺のせいかと勝ったけど心の中で落ち込んだのだった
「あっ!アストラス君と皆さん!」
そんな話をしていると奥から山田先生があの凶暴な胸囲を揺らしながら走ってきた。
「皆さん集まってますのでアリーナに集合してください」
「はい!」
そうして俺たちは先頭を行く山田先生の後を追ってアリーナに向かった。
集合時間な為アリーナに向かっていたラウラだが、そこで織斑千冬とばったり出くわす。まるでラウラを待っていたかのように。
「どうだ?ドイツからやって来た新しい部下の実力は。」
「教官!」
「織斑先生だ」
「あぅ」
ラウラの頭に出席簿でチョップをお見舞いした。
「それで、アストラスの戦いを見てどう思った?」
「………はい。クラリッサから聞いた通り彼はEOS4機を倒しただけあって実力は折り紙付きかと。」
「ほぅ……」
「でも私はまだ認めていません!あの男は私の嫁を倒しましたけど一夏の方が不利でした。」
ドイツ空軍時代、それはラウラにとって織斑千冬以外興味が無かったのだが,その時に毎回自分に当たって来た男があんなにも強くなって再会したから無理もない。
「そうか。それで答えは出たか?」
「………はい!」
ラウラは千冬の耳に耳打ちをした。それは千冬にとって初めての頼み事である
「なら直接本人に言うんだな」
そう言うと千冬は後ろを振り向きアリーナに向かった。そのあとをラウラは追った。
ーー♢ーー
アリーナ中央に着くと反対側から織斑先生とボーデヴィッヒ少佐が歩いてきていた。
「それでは今回のIS授業を終了とする全員解散!」
「後日今回のレポートを提出してもらいますので皆さん忘れないように」
「はい!」
一斉に更衣室に向かう女子たち俺と一夏はまたあの遠い更衣室へと歩みだそうとした時に呼び止められた。
「中尉!」
「はっ!」
咄嗟に姿勢を正して振り向くとそこにはボーデヴィッヒ隊長が立っていた。
「………何か用ですか少佐」
「我が嫁を倒したのは褒めてやろう、だがまだ私が残っている!」
ビシッと俺の方へ指を指してこう宣言した。
「私と決闘しろライディ・アストラス中尉! 期限は5日後!決定事項だ!! 異論は…………認めん!!」
「えっ………はぁ!?」
少佐は一夏の方へ向いて手を取った。こいつ俺と一夏で態度が違うんだけど
「見ていろ一夏!嫁の仇は私が取ってやるからな!」
「いやだから俺は嫁なんかじゃねぇよ!!!!」
はたしてどうなることやら……
やっとかけたああああああ!!
みなさんこんばんわランクラニキです
最近起きたことといえばシンフォギアを見始めてそれ関連のツイートしたら百いいねを超えていたことですね
因みにこれ→https://x.com/rankra0216/status/2077394313500319939?s=46
どうか復讐の弾丸を応援してください!