かの黄金の獣の君臨を!   作:小説の初心者

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つづき。



第2話

 

ラインハルトside

 

「……おお、本当に異世界だ。」

 

私がこの世界に来て最初に出た言葉はそれだった。

いや本当に、この感覚は久しぶりだ。

これが私の求めていた「未知」なのか。

 

「……っと、一々感傷に浸っている場合じゃないな。情報収集をしないと。」

 

幸いにも、私が転移した場所は街だったので、情報を集めるのは簡単そうだ。

………にしても、この街並みは中世のヨーロッパに似ているな。少し落ち着く。

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

 

「……よし着いた、ここが冒険者ギルドだな。」

 

あの後、色々な人から情報をもらった結果、まずは冒険者ギルドに行って様々な登録をするのが最優先だと考え、私は今ここに来た。

 

ここでは、登録したばっかりの駆け出し冒険者が生活できるように、おすすめの仕事や宿、さらには金の貸し出しもやっているらしい。随分と手厚いサポートである。

とりあえず、私は中に入り、受付係と思われる者の所へ向かった。

4人いたが、正直誰でも良かったので一番空いている受付へ行った。

 

受付「どうもー。今日はどういったご用件でしょうか?」

 

「ああ、冒険者としての登録を頼みたい。なにぶんこの街に来るのは今回が初めてなのでな。あまりそういったことには疎いんだ。」

 

受付「そうですか。では、登録手数料を頂くことになりますがよろしいでそょうか?」

 

登録手数料………あの時もらった金で足りるか?

 

「登録料はいくらくらいで?」

 

受付「お一人ですと1000エリスですね。」

 

1000エリス………あるな。

 

「じゃあこれで。」

 

受付「確かに受け取りました。では、こちらのカードに晴れてください。そのカードで貴方の潜在能力が分かりますので、それを踏まえてなりたいクラスを選んでください。選んだクラスによって専用スキルが習得できるようになったりするので、その辺りも踏まえた上で選んでください。」

 

ほう、潜在能力か。なんか面白そうだな。

私はとりあえずそのカードに触れてみた。

 

受付「……⁉︎!………⁉︎⁉︎」

 

おお、すごい。喋ってないのにとても驚いていることが分かる。

 

受付「ちょ、ちょっと、どんな数値してるんですか貴方。全てのステータスですでにカンストに近い数値を叩き出してますよ。これだったらどんな職業でも選び放題ですよ……!」コゴエ

 

周りに聞こえるのを心配してか、小声で私に伝えてくれる。

そうか、もうそんな所まで到達していたのか。

 

「そうか、なら自由に選ばせてもらおう。職業一覧みたいなものは表示できないか?」

 

受付「あっ、はい、ただいま。」

 

受付の彼女はそう言い、私に職業の一覧を見せてくれる。

………うーむ、多すぎるな。流石に多い。

だが、私に合った職業となればもっぱら戦闘系なので、それでだいぶ絞れるだろう。

槍使い?魔法使い?なんかそこら辺が合ってる気がする。

だが、私の目は、一つの職業に留まった。

 

「……すまん、この「冒険者」という職業はなんだ?」

 

受付「ああ、その職業は選ばないことをお勧めしますよ。確かに冒険者は全てのスキルを習得出来ますが、それら全ては専門職には及ばないですし、スキルを覚えること自体にも専門職の人よりスキルポイントがかかります。なので、「最弱職」と呼ばれてますね。」

 

うーん、全てのスキルを習得できるのは良いことだが、いかんせん代償が大きすぎるな……。

まぁ、候補に入れておいて、他のを見るか。

 

 

──で、見てきたが、これで最後か。

あまり私に合う職業は見つからないな。

やっぱりさっきの冒険者を選ぶか………。

 

受付「……あれ?なんでしょうこの職業。」

 

「どうしたんだ?」

 

受付「あ、いえ。何故か見慣れない職業があるなと思いまして。ほら、一番下にある………。」

 

一番下?

私はその言葉の指示に従ってスクロールしてみる。

するとそこには、こう書いてあった。

 

 

『黒円卓第一位首領』

 

 

……いやそれ職業じゃないから。

どちらかと言うと私の立場の話だから。

あれ?いやでも特性があるな……

 

『全てのスキルを独学で習得可能。スキル獲得に必要なスキルポイントが1/2。完成度も専門職に勝る。』

 

「これでお願いします。」

 

即決だった。

流石に文章が魅力的すぎる。

メリットしか書いてない。

 

受付「あ、はい。………よし、これで登録完了ですね!今後の活躍を期待しています!」

 

かくして、私はめでたく冒険者の仲間入りを果たしたのだ。

 

 

────────────────────

 

 

受付「──それて、どうします?早速何かクエストを受けますか?」

 

「ええ、そうしようかと。……私が受けられるクエストの中で一番稼げそうなクエストってなんですかね?」

 

受付「うーん、初心者の方ですと普通は日雇い労働とかそんな感じになるんですけど………。貴方ならこれができるかもしれません。」

 

そう言って受付嬢は、一枚の紙を取って見せてくれる。

 

「「ジャイアントトードの討伐」……ですか。」

 

受付「はい。本来は初心者、それも装備も何も整えていない人に勧めるクエストではないんですけど……。」

 

「……ちなみに、報酬は?」

 

受付「1匹につきだいたい5000エリスくらいですかね?」

 

「分かりました、そのクエスト受けます。」

 

受付「いいんですか?」

 

「えぇ、大丈夫です。」

 

別に、倒す手段なんていくらでもあるからな。

相手がどれだけ強いかは不明だが、流石にあの波旬を超えてくるようなことはあるまい。

私はそんな心持ちで、初のクエストに出かけた。

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

 

街を出て気づいたが、周りに魔物がほとんどいない。ここは平和な街なんだな。

……いや、逆か。平和な街にするために周りの魔物を駆除したのか。

まぁどうでも良い、私の目的はジャイアントトードだけだ。

 

 

──と思っていたら、それっぽいヤツ発見。

受付嬢によると、どうやら巨大なカエルみたいな奴らしい。

ならば、私の目の前にいる奴がそれに当てはまるのだろう。

 

「よし、まずは小手調べだな。」

 

私は何も纏わず、純粋なフィジカルで殴ってみた。

だが、ダメージが入っている様子はない。

となると、物理攻撃無効なのか。

 

      形成

「仕方ない。Yetzirah―

 

ここに神の子 顕現せり

Vere filius Dei erat iste

 

聖約・運命の神槍

Longinuslanze Testament」

 

流石にこれだったらいけるだろう。

私は目の前にいるジャイアントトードに向かって投擲し、直撃して消滅させた。

どうやらこの世界でも聖遺物と永劫破壊の強さは健在らしい。

 

その日は調子に乗って20匹くらい狩った。

ギルドに帰ったら10万エリスもらった。

 

 

────────────────────

 

 

翌日、魔物討伐の依頼はないという事なので、日雇いの仕事をやり始めた。

こういうのはあまり私の性格にあわないが、経験することは大切なのでありがたくやらせてもらってる。

結果としての稼ぎは昨日の方が上だったが、充分稼がせてもらったのでまたやるのも悪くはないかなと思った。

様々な仕事を請け負ったおかげでコネやツテが増えたしな。

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

 

受付「そろそろ仲間を募集してみてはいかがですか?」

 

ここへ来て二度目の魔物討伐クエストを終えて帰ってきて早々、いつもの受付嬢にそんな事を言われた。

確かに、仲間なんて考えたこともなかったな。

この世界では、別に私1人でも大丈夫そうだったから……。

でも、人脈のことを考えれば仲間は最低限いた方が良いのか?

 

「分かった、少し募集してみる。」

 

 

というわけで、張り紙を貼ってみた。

 

適当に座って待つことにした。

ついでに、スキルポイントの確認をしている。

 

(うーん、だいぶスキルポイントが溜まってきたな。私の職業の効果もあるから、いくつかスキルを習得してみるのもいいかもしれないな。)

 

?「あの、募集を見てきたのだが。面接はここで合ってるか?」

 

 

 

続く!

 

 

 




中途半端すぎる終わり方。
ラインハルトズルすぎ問題。
でも仲間いないとこれからの展開が面白くなさそうだから仲間作る。
アクア?知らんどっか行った。
でもいつか出す。

good bye.
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