仮面ライダージョーカー&名探偵プリキュア!   作:究極の闇に焼かれた男

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何とか出来たので更新します。
今回は原作と異なる展開が有ります。

それとアンケートの結果、メインヒロインはるるかさんに決定しました! 投票に御協力して下さった皆様、本当にありがとう御座います。

追記.アンケートの結果を見て色々と考えた末にくれあさんをサブヒロインにする事にしました。


CASE8

 

 

 

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CASE8:〖天才発明家J/ようこそキュアット探偵事務所へ Part III〗

 

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「着いたぞ。 この先が研究室だ」

 

 

事務所内に突如として鳴り響いたアラームを聞いた翔太郎達一行は事務所の地下へと続く階段を下って行き、研究室の扉の前まで来ていた。

 

 

「俺が先に中に入って安全を確保する。 安全が確保出来たら来てくれ。 いいな?」

 

「「はい!」」

 

「翔太郎、頼んだぞ」

 

 

あんなとみくる、ジェットが返事をすると翔太郎は慎重に扉を開き研究室の中へと一気に突入して行く。

 

翔太郎が研究室へと足を踏み入れると中には作業台と幾つもの研究器具、そして山の如く積み上がった菓子の上を浮遊する小さな影を見つけた。

 

 

「翔太郎さん、大丈夫ですか?」

 

「・・・・・・みんな、来てくれ。 侵入者を見付けた」

 

 

どこか呆れた様子で言う翔太郎の合図を聞き、あんな達は慎重な足取りで研究室の中へと入って来る。

 

 

「あーっ、僕のお菓子が!?」

 

「すっ、凄い量のお菓子・・・!?」

 

「飴にチョコ、それにクッキーまで沢山ある」

 

 

研究室の中に入って来た3人は山の如く積み上がった菓子を見て声を上げていると、ふと菓子の山の上を特徴的な声を上げながら浮遊する存在に気が付く。

 

 

「ポチ〜♪」

 

「「あっ、ポチタン!?」」

 

「ぽ、ポチタン? ・・・・・っ!? まさか、"時空の妖精"!?」

 

 

菓子の山を浮遊する小さな影──ポチタンの姿を目にした直後、驚愕した様子でジェットが声を上げた。

 

 

「「時空の妖精?」」

 

「時間の妖精ってのは、時間と空間をワープする事が出来る珍しい妖精だ。 明智さんの話を聞いてもしやと考えてはいたが本当にポチタンが時空の妖精だったとは・・・・・・」

 

「でも、どうして時空の妖精が居るんだよ!?」

 

「そういや言ってなかったな。 ここに居る明智さんは2027年からポチタンに連れられてタイムスリップして来たんだ」

 

「それを先に言えよ!」

 

「すまん、忘れてた」

 

 

乾いた笑みを浮かべながらそう返す翔太郎に青筋を浮かべたジェットが捲し立てていると、翔太郎が「それよりも!」と言いながらあんなへと視線を向ける。

 

 

「ポチタンの時空を超える力があれば明智さんを元の時代に帰す事が出来る」

 

「本当ですか!?」

 

「間違いないと断言出来る。 だけど、一つだけ問題がある」

 

「問題・・・ですか?」

 

 

みくるが思わず聞き返すと翔太郎は頷きながら答える。

 

 

「明智さん、初めて出会った時のポチタンは赤ん坊の姿じゃなかったんじゃないか?」

 

「えっと、うん。 初めて会った時のポチタンは普通に喋れてたよ」

 

「それって、つまり・・・」

 

「ジェットの考えてる通りだ。 恐らくだが、何らかの理由でこの時代に明智さんを連れて来た時にポチタンは力の殆どを失ってしまった可能性が高い。 そうなると明智さんを元の時代に戻すのは難しいだろう」

 

「そんな・・・!?」

 

 

翔太郎が告げた事実にみくるは動揺し、元の時代に戻れないと聞いてあんなの体が微かに震え始める。 そんな2人に対し翔太郎は「だけど」と言葉を続けた。

 

 

「ポチタンの力を取り戻す方法が無い訳じゃない」

 

「っ、本当ですか!」

 

「一体どうすればいいんですか!」

 

 

ポチタンを元の姿に戻す方法があると聞いてあんなとみくるが食いつくように聞き返すと、翔太郎の口にした方法が何なのか気付いた様子のジェットが口を開く。

 

 

「翔太郎の言ってる方法って、もしかしてマコトジュエルの力を使うのか?」

 

「その通り! マコトジュエルには真実の力が秘められてる。 マコトジュエルの力ならポチタンを元の姿に戻せるだろう」

 

「でもマコトジュエルを見つけるのは一筋縄じゃいかないんだぞ。 どうやって探すんだよ?」

 

「マコトジュエルって、これの事だよね?」

 

 

2人の話を聞いていたあんなが懐から一つの小さな宝石──マコトジュエルの欠片を取り出した。

 

 

「持ってるのー!?」

 

「確かに其れもマコトジュエルには違いないんだが、正確に言うと・・・(説明するより実際に見てもらった方が早いか。) 明智さん、マコトジュエルをポチタンに翳してみてくれ」

 

「うん。 やってみるね」

 

 

そう言って持っていたマコトジュエルを翳すと、ポチタンの首元と胸元の間にあるハートの形を模した石が施されたリボンが共鳴し、眩い輝きを発しながらマコトジュエルを吸い込み、次第にポチタンの体も震えはじめる。

 

 

「ぽっ、ポチタン!?」

 

「この反応は・・・もしかして!?」

 

「ああ。 これで元の姿に戻るはずだ!」

 

「そうだと良いが・・・」

 

「ポポポポポ────ポチー!」

 

 

ポチタンが声を上げ輝きが収まった次の瞬間、軽快な音とともにポチタンの頭上に赤ちゃん用と思しき小さな哺乳瓶が飛び出した。

 

 

「ポチポチ〜♪」

 

「・・・」

 

「・・・・・・」

 

「・・・・・・・・・」

 

「やっぱこうなるか・・・・・・その、ドンマイ」

 

 

期待の斜め上どころか下に行くという結果に何とも言えない空気が流れる中、哺乳瓶が出現した事で喜ぶポチタンの姿の傍らで気まずそうな表情を浮かべながら慰めの言葉を発する翔太郎だった。

 

 

 

────────────────────────

 

 

 

斜め下の結果に意気消沈となった一行を連れて翔太郎はリビングへ戻るも、依然として気まずい空気が流れていた。

 

 

「まさか元の姿に戻る代わりに哺乳瓶が出てくるなんて思いもしなかったな」

 

「もっとマコトジュエルが必要なのかな?」

 

 

予想外の結果にジェットが呟き、あんなは思ったことを口にした。

 

 

「それでも一歩前進したことに変わりない! そうですよね、翔太郎さん」

 

「みくるの言う通りだ。 まだ一つ目だから元の姿に戻らないだけで、これから探して見つけていけば帰れるようになる。 だから最後まで諦めるな」

 

「みくる、翔太郎さん・・・・・・うん、そうだよね!」

 

 

みくると翔太郎から励ましの言葉を受けて元気を取り戻したあんなが勢いよく立ち上がった。

 

 

「わたし、頑張ってマコトジュエルを探すよ!」

 

「その意気だよ、あんな。 わたしと翔太郎さんも力をかすし、プリキュアの先輩も居るから大丈夫!」

 

 

意気込む2人だったが、翔太郎が浮かない顔となっている事に気付いたみくるが声を掛ける。

 

 

「翔太郎さん、どうかしましたか?」

 

「先に伝えるべきだったな。 彼女は・・・元々この事務所に所属していたプリキュアは、もう居ない」

 

 

それは余りにも予想外の内容で、まるで頭をハンマーで殴られたかの様な衝撃が2人を襲った。

 

 

「今から数ヶ月前に起きた事件を最後に彼女は失踪した。 この事務所に残っているのは家主である俺と増援としてロンドンから送られて来たジェットだけだ」

 

 

そう語る翔太郎の表情は悲しみをたたえており、既に名探偵が居ない事を告げられたみくるの瞳に動揺が走る。

 

 

「そんな、ここでプリキュアの先輩と事件の調査をするのが夢だったのに・・・・・・」

 

 

憧れていた名探偵が・・・プリキュアが既に居ないという事実を知ったみくるは精神的ショックを受けて倒れそうになるも、既のところで翔太郎が支える。

 

 

「けどな、名探偵プリキュアは此処に居る」

 

「えっ?」

 

「そうだよ! みくる、わたし達で名探偵を!」

 

「で、でも・・・あんなは元の時代に戻らないと」

 

「どの道、マコトジュエルを集めないといけない事に依然として変わりはないんだ。 それに俺としても怪盗団の連中からマコトジュエルを守る為にも協力して欲しい。 俺の方からも頼む」

 

「翔太郎さん・・・・・・うん! やろう、わたし達で名探偵を!」

 

「決心が付いたようだな。 ジェットも構わないな」

 

「どうせ何を言ったって聞かないんだろ。 それに翔太郎の言う通り人手が欲しいのも事実だからな」

 

「それじゃあ決まりだ。 今日から宜しく頼むぞ、2人とも」

 

「「はい!」」

 

 

こうしてキュアット探偵事務所に新たなプリキュアが加わる事となった。

 

それは物語の始まりを意味すると同時に、1人の探偵の運命が静かに加速し始めた瞬間でもあったのだった。

 

 

 

to be continued・・




感想お待ちしております。

追記:メインヒロインが決定しただけで他のキャラがヒロインになれる可能性が無くなった訳ではないので悪しからず。

以下の中で今後(必殺技専用ですが)ジョーカーが使用するメモリは何がいいですか?

  • サイクロン
  • ヒート
  • メタル
  • ルナ
  • トリガー
  • オリジナルメモリ
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