仮面ライダージョーカー&名探偵プリキュア!   作:究極の闇に焼かれた男

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何とか出来たので更新します。
それと今回はオマケ話として、あるキャラクターの視点の話を執筆してみました。


CASE11

 

 

 

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CASE11:〖天才発明家J/ペンを取り戻せ〗

 

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-翔太郎side-

 

 

パティスリーを後にした俺達は、奪われたペンを取り戻すべく逃げた犯人を追って人混みで溢れる商店街へと来ていた。

 

時刻は昼前という事もあってか沢山の人が行き交っており、その中からエリザのペンを盗んだ老婆の姿に扮した怪盗団を探すのは至難の業かに思われた。

 

 

「こんなに人が多いいと見つけるのが大変だよ」

 

「安心しろ、こういう時の俺の探偵道具の出番だ」

 

「それって昨日のデジカメの事ですか?」

 

 

みくるにそう尋ねられるも俺は「それとは違う」と答えると、懐から一つのメモリガジェットを取り出した。

 

 

「翔太郎さん、それって」

 

「ゴーグル・・・ですか?」

 

「こいつも俺の探偵道具の一つで、名前をデンデンセンサーって言うんだ」

 

 

【デンデンセンサー】──翔太郎の所有するメモリガジェットの一つで、通常形態のゴーグルモードは対象物までの距離を測定し肉眼では捉えることの出来ないものすら鮮明に見る事が可能。 また透視・熱源感知・暗視などの機能も備えており、探知機としても使用可能である。

 

 

「これを使えば・・・・・・っ、見つけた!」

 

 

目元に当てたデンデンセンサーを使って商店街を見渡すと、1人の老婆の姿を捉えた。 直ぐさま熱源感知に切り替えると服の下に隠されたペンの形をした物を見つける。

 

 

「あんな、みくる。 アイツを追え!」

 

 

そう言って俺が1人の老婆に向けて指で指し示すと、2人は直ぐさま老婆の元へと駆け寄り声を掛ける。

 

 

「あの、すみません」

 

 

あんなに呼び止められた老婆が足を止めて振り返り、あんなとみくるの顔を目にした途端に体を反転させて物凄い速さで逃げ出した。

 

 

「あっ、逃げた!」

 

「こら、待ちなさーい!」

 

 

慌てて追い掛ける2人だったが距離は近付く所か徐々に離れていき、このままでは逃がしてしまうかに思われた。

 

 

「(待てよ、この先は確か・・・)っ! 2人とも、この先は公園だ! 俺が裏から回り込んで退路を断つ」

 

 

あんなとみくるに老婆の追跡を任せて俺は脇道を通って反対側にある公園の出入り口に向かう。

 

 

(こんな時の為に脇道とか調べておいて正解だったな)

 

 

そんな風に思っていると不意に背後から聞き慣れた声に名前を呼ばれる。

 

 

「おい、翔太郎!」

 

「ジェット!? どうして此処に」

 

「そんなの決まってるだろ、あの2人が本当にプリキュアなのか確かめに来たんだ」

 

「お前まだ信じて無かったのかよ!?」

 

「僕は自分の目で見たものしか信じないって言ったろ」

 

「たく・・・頑固にも程があるだろうが。 とりあえず戦うことになったら安全な所に身を隠せよな?」

 

「言われなくたってそうするさ」

 

 

そう返すジェットに俺は並走しながら軽く状況説明を行い、暫くして公園の出入り口の一つへと辿り着いた。

 

だが公園に辿り着いた俺達が目にしたのは反対側の出入り口で困惑した様子を見せるあんなとみくる、そして元々公園内に居たであろう人々だけで老婆の姿は無かった。

 

 

 

to be continued‥

 

 

 

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オマケ:〖微かな違和感〗

 

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-くれあside-

 

 

「頑張って、翔太郎くん」

 

 

ペンを奪った犯人を探しにパティスリー後にする翔太郎くんの後ろ姿を見て自然とそう零していた。

 

以前、私は翔太郎くんに探偵のお仕事がどういうものなのか尋ねた事が一度だけある。

 

その時の翔太郎くんはどこか懐かしむ様でいて悲しそうにも見える表情をしながら、「大変だし相応の危険も伴う。 けれど、依頼を果たせた時に見れる依頼人の笑顔を見ると不思議と頑張って良かったなって思えるんだ。 だから俺にとって探偵の仕事は凄くやり甲斐のある仕事だよ」と優しさを湛えた目をしながら答えてくれたのを覚えている。

 

自分のお仕事に誇りを持ち、頼ってくれた人達の笑顔の為に受けた依頼は必ず成し遂げる心優しき探偵。

それが彼・・・鳴瀬翔太郎くんなんだと私は感じた。

 

そんな優しい名探偵である"翔太郎"に私は・・・いや、"私達"は心を惹かれたのだろう。

 

 

(あれ? どうして私、翔太郎くんの事を呼び捨てで? それに私"達"って・・・・・・)

 

 

ふとした心の呟きに私は奇妙な違和感を感じ、思わず思考の海に耽る。

 

この違和感から目を背けてはいけないと私の心のキラメキが叫んでいる様な気がして、必死に「どうして?」と考える。

 

だけど幾ら考えても一向に答えは出ず、暫くして私は考えるのを辞めていた。

 

その選択が私と"翔太郎"、そして"彼女"の運命に何れ程の影響を齎すのかを知らずに。

 

 

 

-くれあside END-




今回の話は楽しんで頂けましたか?
良ければ感想の方をお待ちしております。

それと、誤字脱字が御座いましたら報告して下さると大いに助かります。

番外編をやるとしたら何の話が読んでみたいですか?

  • 翔太郎が初めて仮面ライダーに変身した事件
  • 翔太郎とジェットが初めて会った日の出来事
  • コメディ要素多め:〖Oの脅威編〗
  • 前日譚/とある仮面ライダーの記録
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