仮面ライダージョーカー&名探偵プリキュア!   作:究極の闇に焼かれた男

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何とか出来たので更新します。
タグに風都探偵要素ありを追加しました。


CASE2

 

 

 

探偵になった日から幾つか決めている事がある。

 

受けた依頼は必ず完遂すること。

どんな事があろうとも事実と向き合うこと。

依頼人を危険に晒さないこと。

 

そして仲間を信じ、助けること。

 

一つでも違えたら俺は探偵を名乗る資格を失う。

故に、俺は自分で決めた信条を最後まで貫く。

 

其れが俺の探偵としての在り方であり、己に課した信条でもある。

 

 

 

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CASE2:〖Jの始まり/裏世界の獣〗

 

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聞き込みで手に入れた情報を頼みに住民が聞いたと言う謎の音と男の悲鳴の発生元を捜索していた翔太郎が辿り着いた場所、そこは街外れの裏路地内だった。

 

警戒しながら裏路地内を捜索していると物陰に何かが落ちているのを見つけた。

 

 

「これは・・・・・・財布?」

 

 

それは表面に焦げ目のついた誰かの財布で、恐る恐る中身を確認すると現金と1枚の身分証明証──翔太郎の探していた失踪者の物が入っていた。

 

 

「(間違いない、しるくの言っていた浅見さんの物で間違いなさそうだな)それにしても妙だな? 此処は浅見さんの通勤路から大分逸れている」

 

 

路地裏は通勤路から500メートル近く離れており、普通に考えて立ち寄る理由も皆無である。 にも関わらず浅見の身分証の入った財布が落ちている事に違和感を覚える。

 

 

「(とりあえず、ここら辺を念入りに調べて)・・・っ!?」

 

 

更なる手掛かりを見つけ出すべく念入りに調べようと考えた直後、半ば反射的に後ろに飛び退くと上から高熱を帯びた車輪状のエネルギー体が先程まで立っていた場所に直撃、黒煙を上げながら地面を抉りドロドロに溶かしていた。

 

 

「(何て威力だ!? 咄嗟に避けたからいいものの少しでも反応が遅れていたら危なかったな)いきなり不意打ちとは、誰だが知らないが隠れていないで出て来いよ」

 

「──グルルルッ」

 

 

内心そう思いながら上に視線を向けて言うと、何も無い筈の空間が歪み始めて穴の様なものが開くと獣のような唸り声とともに1体の怪物が姿を現した。

 

 

「やっぱり、ドーパント絡みの事件だったか」

 

 

コンクリートとアスファルトを思わせる白と灰を基調とした仮面のような顔と上半身にボリュームのある人型で、口から夥しい量の唾液を滴らせる怪物──【ロード・ドーパント】が飢餓に陥った獣の如き眼差しで睨みつけてくる。

 

息を荒くしながら唾液を垂らし続けるロード・ドーパントは指先を向けてくると熱を帯び始め、高熱弾を撃ち始めた。

 

 

「グルルルッ、ウオァァァァァッ!!」

 

「うおっ!? クソッ、問答無用かよ!?」

 

 

ロード・ドーパントの高熱弾を躱しながら距離を離す翔太郎が身構えようとした次の瞬間、背後から寒気にも似た感覚が襲ってきた。

 

 

「っ・・・今度は何だ!?」

 

 

思わずそう叫びながら背後に振り返ると、突如として空間が歪み始めると宙空に穴の様なものが出現し翔太郎を引き摺り込もうとする。

 

 

「おいおい、嘘だろ!? ・・・うわあああっ」

 

 

必死に足を踏ん張らせて耐えるも徐々に穴の吸い込む勢いが強まっていき、やがて翔太郎は抵抗虚しく穴の中へと引き摺り込まれるのだった。

 

 

 

────────────────────────

 

 

 

翔太郎side

 

 

「うっ・・・・・・何が、起きたんだ?」

 

 

目を覚ますと見知らぬ場所に居た。

 

少しの痛みと倦怠感を覚えつつも何とか立ち上がった俺は警戒しながら周囲を見回すと、そこは先程まで居た裏路地では無く何処かのビルの屋上だった。

 

 

「ここは・・・・・・まことみらい市、じゃない?」

 

 

屋上から街を見下ろすと、見慣れたまことみらい市と異なる街並みが広がっていた。

 

昼とも夜ともつかぬ妖しく光る紫の空、謎の言語で書かれた看板や標識、青だけの信号機、赤く発光する室外機だらけの建物、倒れたり錆びたりして使い物にならなくなった風車、そして一際目を引いたのは街の象徴の如く建てられた巨大な城を思わせる塔。

 

 

「この街、前に何処かで見たことがある様な・・・っ!?」

 

 

既視感に似た奇妙な感覚を覚えていると、不意に強い頭痛に襲われる。

 

立っているのも億劫に感じる程の痛みに思わず地面に片膝を着いていると頭の中に靄の掛かった何かが過ぎった。

 

 

「はぁはぁはぁはぁ、今のは・・・・・・っ!?」

 

一瞬だけ頭の中を過ぎった何かに俺は疑問符を浮かべ思考の渦に耽りそうになった時、前方から殺気を感じ取り地面を転がる様にして横に避けていた。

 

すると車輪状のエネルギーが通過し背後で爆発する。

 

 

「(危ねぇ、体が消し炭になる所だった)お前、問答無用にも程が有るだろうが!」

 

 

思わず悪態を吐きながら視線を向けた先には路地裏で襲い掛かって来たドーパントが飢えた獣の様に立っていた。

 

 

「ここが何処なのかは知らねーけど、とりあえず今回の事件に何かしら関わりがあるのは間違いなさそうだな。 出来る事なら戦いたくはないが話し合いでの解決は無理そうだな・・・・・・やるしかないか」

 

 

この状況を切り抜ける方法は一つだけある。 しかし、正直に言うならその手を使うのは避けたいのが本音だ。

 

 

「(でも、ここでやられる訳には行かない!)浅見さんを助けて一刻も早くしるくを安心させるのが今回の依頼だ。 俺の信条に賭けて、必ず完遂してみせる!」

 

 

覚悟を決めた俺は懐から二つのアイテム──ロストドライバーとジョーカーメモリを取り出す。

 

ロストドライバーを腰部に当てるとベルトが展開し装着されるとジョーカーメモリのボタンを押して起動した。

 

 

『JOKER』

 

「変身」

 

『JOKER』

 

 

掛け声とともにジョーカーメモリをロストドライバーに装填して横に倒すと一陣の風が吹く。

 

風に乗って舞う粒子が全身を覆うと黒一色の強化皮膚【ガイアーマー】となり、俺を"仮面ライダー"の姿へと変身させる。

 

 

「一応名乗っておくが、俺の名は仮面ライダージョーカー。 フリーランスの探偵であり、お前達ドーパントの天敵だ」

 

 

 

to be continued・・




誤字脱字が御座いましたら報告の程をお願いします。

メインヒロインは誰が良いですか?

  • 明智あんな/キュアアンサー
  • 小林みくる/キュアミスティック
  • 森亜るるか/アルカナ・シャドウ
  • ???/キュアエクレール
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