転生×転生=多重転生? 作:匿名の読む専
数字を日本語表記するとかなり字がかさばるからやっぱし英数字にしとくぜっと。
前回は深夜テンション混じってるのと展開を走らせ過ぎたね…
〜主人公視点〜現在、
ギュイィィィン!!
よう!ふとギターを引きたくなったけどアコギとかじゃ物足りないからエレキをかき鳴らしてるメリオダス(20歳)だ。
因みにギターは才能に物言わせて練習しまくった結果かなりスムーズにコードを切り替えられるようになった、闘級の影響もあって指の硬さや手先のコントロールは簡単だったし弾くためのピックを持ち続ける辛さも無かった。
因みにエレキギターとスピーカーはT◯muでヘッドホンとついでに耳かきを頼もうとした時に上から順に選択したせいで手に入れてしまった物だ…飾りにするには立派過ぎたから一ヶ月くらいYou◯ube見て練習してたけど即飽きた。
今は生前聞いていたJロックやJポップ、ボカロにアニソンなどを頑張って再現してる、才能のおかげで楽ではあるけど流石に見たこともない楽譜を書いたりするのは無理だから自分の耳と記憶力を大分酷使してる…以外と楽しいんだよな…っと、じゃあそろそろ回想に戻りますか。
転生12年目
俺はまだメガドーザに滞在していた、何だかんだ旅を始めて1年以上留まったのは初めてな気がする…あれからドロールや巨人族達とはかなり仲良くなれたと思う。
最初の頃は小さい人間と侮られていたが、ある時ちょっとした事で巨人族の戦士たちと喧嘩した時、思わずノしてしまい、その戦士はかなりの実力者だったようで、今では俺の事をただの人間と侮る者は居ない。
むしろ尊敬の眼差しを向けてくる巨人族も多数いる。
巨人達が言うには
「非力な人間がこれ程までに強くなったのは絶え間なく、凄まじい努力を続けた結果なのだろう。」
「巨人族の様な怪力も妖精族の様な魔力量も無い人間の身でそこまで磨き上げたその不屈、我等はお前さんを尊敬するよ。」
とのことだ。
因みにこの一年でちょくちょくグロキシニアやエリザベスとリュドシエルがここに来る事がある。
ドロールに用がある時だったり、街の開拓だったりで巨人族に依頼しに来たりするついでに俺にも会いに来てくれる様だ。
グロキシニアは気まぐれに来る事もあるが。
そしてドロールにはこの一年間、色々教わった、というのも、どうやらあの宴の後、「巨人の長の友」という称号を獲得していたので、巨人族への変身と共に巨人族の身体的特徴、つまり怪力を手に入れたのだが…その時に思ったんだ、身体的特徴って魔力も含んでるのでは?と。
思えば、女神族に種族を変えなくても光の魔力をある程度使えるし、妖精族の時も変身や自然の魔力を借りる力を使うことが出来る、人間の時だって、闘級はともかく、短い時間で成長を繰り返せる特徴に魔力も含まれていた。
因みにこの世界の人間は初期値が低くて限界値が決まっている代わりにその限界値までの成長はかなり早い、そして何らかの方法で限界を破った時、成長速度はそのまま、自分が納得するまでその力は成長を続ける。まぁ人間ではそこまで行く前に寿命が尽きるのが殆どだがな。
「でもたま〜に超の付くほどの天才ってやつがいたり…力の振れ幅がイかれてるのが惜しいよなぁ…そこを数で補ってるから滅ばないんだろうけど…」
そんな事は置いといて、つまるところ種族を変えずとも身体的特徴の反映である程度その種族特有の魔力を使えるのだ!
だからドロールには大地の魔力の使い方や技を教わった。
なんて言うかもう…全てが巨大過ぎて中々成功か失敗か判断に困る事もある、一番最初は大きな岩の槍を作ろうとしてメガドーザよりも遥かに大きい柱を形成してしまった…その全長は次元の壁を破って宇宙にまで届くほどでとても槍としては使えない代物だったが、ドロールも巨人族達も凄く驚いていたな…申し訳ない…
今ではかなり繊細に扱える様になった、簡単なフィギュア作れるぞコラ……キノコの魔物なら…。
そんな事もどうでもよくて!大地の魔力の使い方を教わり、巨人族の里に滞在して一年が立つ頃、俺はドロールの舞を教わった。
以外な事にコチラは一週間ほどで習得出来た。
と言うのも、これは大地に対しての感謝や敬意などの心を伝える舞だと言われて特別な形は無いと聞かされたので、要は日本の文化で言う神楽に近いもの…自然体と祈り、そして敬意と感謝が大切なのだろう。
なので体の自然さは才能に任せる、ドロールの舞は固有能力に準ずるものの様で、才能が2つ合わせて仕事してくれているからすぐに出来た。
祈りもそう難しくは無い、己の信じるものに対する祈りは戦うものならば誰もが例え無意識にでも持っている物だからな。
(※作者の感想です)
敬意はこのメガドーザへの敬意を表した、巨人族の圧倒的な生命への敬意、彼らの偉大な生き様に対する敬意は常日頃から感じていたから、その結果俺の舞は何故か巨人族よりも大くて力強い何かに見えるらしい、体格はは人間の子どもなのに踊っていると何故か、とても圧倒されるとかなんとか。
そして感謝はこれまでの旅であった全ての出会いと、この世界そのものへと向けて踊る、そうしたら目を瞑っていても踊っている間は世界を感じ取れる様になった。
巨人族達からの感想はドロールの舞とは形も雰囲気も似つかないが、確かに素晴らしい舞であるとのことだ。
「あぁ…全てを呑み込むかの様な迫力を持っているがけして無茶な動きやぎこち無い動きをしない…その身体操作は見事の一言だな…祈りは誰かに祈るのではなく、ただ己を信じ切り己の大切なモノをも信じ抜く、一種の完成形にも見える…」
「敬意と感謝も見事な物だ、その経緯は恐らく我等を含む戦士達へ向けられた物なのだろう…お前の踊りには生命と巨人族の生き様に対する敬意を感じた…」
「だが敬意の奥には少しの悲しみを感じるな…まぁ、その感性は理解出来んでもない、我等とて大切な友や家族には例え無様でも行きていて欲しいと思う事もある。」
「その気持を持ちながらも、最後には我等の誇りを理解してくれている…嬉しい物だ…それと同時に、必ず生きて帰れと言う感情も混じっている…友にこれ程までに思われて鼓舞されぬ者など居ないであろう。」
「感謝の気持は凄まじく多くの何かに向けられているようですね…世界そのものにすらも、漠然とでは無くハッキリとした感謝をしている、これまでのお前の人生には良い出会いと経験が多くあった様ですね、その舞は力強いだけでは無く…どこか包み込むような温かさがある…。」
なぜ俺の表現したい事が的確に分かるのかは一旦置いとくとして…。
ドロール含めて、数々の巨人達が口々に評価を言葉にして伝えてくる、中には老いた巨人達も混じっており、もし己が戦いで死んだのならこの舞で魂を送ってほしい等と言う巨人達も居る。
どうやらこの舞は巨人達にとってはかなり独特で嬉しい表現に感じられる様だ、そのおかげかこの里の者達との仲はより一層深まった気がする。
ドロール曰く巨人族は、元来歌や踊りを含め、色んなものに美学を持つらしい。
ある者は芸術的な絵だったり、ある者は戦いの死に様であったり、またある者は鍛冶鍛錬により生み出した作品だったり、そしてある者は踊りだったり。
そんな風に色々な美学を持つ巨人族は特に、極まった美学とそれを表現する者へ強い感心を持つと言う。
俺の舞は巨人達にとっても、極まった美学の表現として認められた様だ、俺は言葉に出来ないほどの喜びと感動を感じていた…体が飛び上がってしまわないように拳を握りしめるが、その表情は笑顔を隠しきれない。
その日は再び、巨人達との宴会を楽しんだ、前回と違うのは真ん中で舞うのがドロールだけでは無く、大地の魔力で作ったステージの上で俺も、音に合わせて踊るのだった。
その日、俺達の頭上には夜空は満点の星空に覆われ、炎の光に負けぬほどの輝きと、美しい月の光が降り注ぎ、宴会場の真ん中にある巨大なキャンプファイヤーの炎は以前よりもさらに激しく、まるで炎すらも音に合わせて踊るかのようにうねっていた。
…この広場には普段見かけない巨人達の姿も見え、宴会はこれまでにないほどの盛り上りを見せている。
俺はドロールと共に踊りながらこの光景をスクショしてアルバムに保存する、何だか本当の意味で巨人族に認められた気がするな…改めて、この巨人達を讃えよう。ここは偉大なる王、ドロールと偉大なる巨人族の戦士達の里メガドーザ。
この世の誰よりも誇り高き戦士達の集う里である。
………そうして、俺達はこの宴を楽しみ、最後は酒により酔いつぶれてお開きになるのだった……
翌日、ドロール含めてやっぱり二日酔いに苦しむ巨人族達であった…まぁいつもの光景だな♪
一ヶ月後……
ここには随分長い事滞在したな…だがそろそろ旅を再開する事にした。
「寂しくなりますね…お前が来てからこの一年で我々巨人族は大きく成長した…強くなった…お前のおかげでもあります、改めて感謝をしましょう…ありがとう、メリオダス。」
「あぁ、礼は受け取っとくよ!俺もここで過ごした日々は楽しかったぜ、たったの一年なのに何十年もここに居たように感じるよ…」
「フッ…私もそう感じて居ますよ、ですがこれでお別れではありません、お互いにまだまだ先は長いですから…生きていればまた会えるでしょう。」
そうだな…それに友人帳にも名前はあるしな!
実は旅を再開すると話た時に、この友人帳に名を書いて欲しいと、友人帳の効果を説明して、ドロールに頼んだのだ…かなり苦労した…最終的に物のサイズを大きくしたり小さくしたりする魔力を持つ巨人族に協力してもらった。
そうしてドロールの名前を書いてもらった後、他の巨人族達が我等の名は要らんのかと言いながら書く気満々で集まってきたが、例のごとく巨人族達から魔力が少量吸われて、友人帳のドロールの名が書かれたページに、メガドーザを背景に宴を楽しむ巨人族の姿が浮かび上がったのだった。
ドロールはこんな風に浮かび上がるなら私が筆を使う必要無かったのでは…?という顔をしていたが、多分お前の名前が無いとこの絵は浮かび上がらなかったと思うから…多分。
「じゃあ、お互い死なずに、また会おうぜ!」
「えぇ、また此処に立ち寄ってください、メリオダス、お前なら我等はいつでも歓迎しましょう。」
巨人族達は口々に別れを惜しみながらも、見送ってくれる。
「さてさてさ〜て…次は何処に向かいますかね…♪」
慣れない口調でそうつぶやきながら、歩を進めるのであった。
転生15年目
俺は今…ある者と煉獄に閉じ込められていた…
そのある者とは…
「オイ…メリオダス!本当にその作戦でここを抜け出せるのだろうな!?…腹立たしいが、信じるぞ…!」
「心配すんな!
そう…事の発端は2年前の事だ。
転生13年目…
俺はブリタニアの大陸の西側、魔神族が居る方面にいた…というのも最近、どういう訳か魔神族が東側に出てくるようになったのだ…その魔神族を、叩きのめして、そのまま逃げ帰るのを尾行してみると、どうやら初歩的な幻術で隠されている様だが…魔界への入口があった…
…そういやこんなんあったな…忘れてた。
その入口をくぐると、魔界の穴(ゲート)に出た、どうやらゲートは作られて間もないらしいな…ピッカピカだし年季を感じない、それに開いてる穴も数十個位だ、かなり少ない。
だが後ろからの突風は標準機能の様だ、飛び出さないように踏ん張ってはいたが風の音で見張りと思わしき魔神族達に気づかれた。
「ゲッ…今回は偵察だけのつもり何だけど…多分魔神王にも気づかれたよな〜…さっきそれっぽい使い魔いたし…」
しょうがねえ…此処に居る奴ら全員ぶっ飛ばしてこのゲートをいくつか破壊するか…と、そう考えて構えを取る。
〜数分後〜
とりあえず辺りの魔神族…ざっと2000は片付いたかな…魔力による威圧は使うとベヒモスとか刺激しかねんし…武力のみで叩きのめした、これでもう大丈夫だよな…?
そう思いながらゲートに戻ろうとすると、遠方から凄まじい咆哮と共に炎の雨が降り注いだ、えぇ…魔力使って無くても異変に気づくの…?
「災いの獣とか巨獣とか言われてるクセに繊細すぎ無いかな…行くか…眠らせ方は分からんが瘴気に関しては魔法で吹き飛ばせるし…とりあえず殴り飛ばして黙らせりゃ良いだろ…」
眠りって気絶も含まれるよな…そんな事を考えながらベヒモスの元へ向かう。
数分後〜
ベヒモスの元へ向かうその途中でなぜか倒れているゼルドリスを発見した…一体何があったんだ…?
一体何があったんだろう…作者にも分からない…だって何も考えてないもん。
そんなこんなで巨人の里を出たメリオダスでした、今までで一番滞在期間が長かった気がする…。
そんじゃあ、11話はこれで終わり、次回でまた会いましょうかね…